OpenFrame Batchの環境設定
本章では、OpenFrame Batchの環境設定項目について説明します。
1. 概要
OpenFrame Batch(以下、Batch)を運用するために必要な設定は、openframe_batch.confの各セクション(SECTION)のキー(KEY)の「VALUE」項目に設定し、ofconfigツールを使用して保存します。
デフォルト値が「(NONE)」であるキー項目が一部あります。そのキー項目の値(VALUE項目)を「(NONE)」に指定した場合の動作については備考欄を参照してください。 |
以下は、各サブジェクトのセクションの説明です。各セクションのキー項目の値の詳細ついては、各節を参照してください。
-
ADRDSSUユーティリティを起動するための設定を行います。
セクション 説明 DUMPコマンドでTSAMデータセットを保存する場合は、Tiberoのtbexport、tbimportユーティリティを使用します。このユーティリティで使用する情報を設定します。
-
データベース・コマンドを実行するユーティリティを使用するために必要な設定を行います。
セクション 説明 データベース・ユーティリティが使用するディレクトリのパスを設定します。
DSNUTILBが終了処理に使用するプログラムを設定します。
DB2ユーティリティで使用するログイン情報を設定します。
DB2HPUを使用するために必要な情報を設定します。
DSNUTILBユーティリティで使用する情報を設定します。
Oracle用のDSNUTILBユーティリティを使用するために必要な情報を設定します。
DB2の接続に必要な情報を設定します。
DB2のコマンド処理に関する設定を行います。
DSNUTILUユーティリティの設定を行います。
データベース・ユーティリティの特定のエラーコードやリターンコードを別のリターンコードに変更したい場合に設定します。
-
データベースのシステム名とデータベースの接続に必要な設定を行います。
セクション 説明 接続するデータベース・システムの情報を設定します。
-
EZACIの実行に必要な設定を行います。
セクション 説明 EZACIE2Aプログラムが使用するCPM名を指定します。
EZACIA2Eプログラムが使用するCPM名を指定します。
-
EZTPA00ユーティリティを起動するための設定を行います。
セクション 説明 EZTPA00ユーティリティが接続するデータベース・システムの情報を設定します。
EZTPA00ユーティリティが使用する環境設定値を設定します。
-
FTPプログラムの実行に必要な設定を行います。
セクション 説明 FTPプログラムが使用するディレクトリ情報を設定します。
FTPプログラムが使用するユニット情報を設定します。
サーバーから返されたエラー・メッセージがある場合、FTPプログラムが出力するメッセージを設定します。
FTPプログラムのコマンド処理に必要な設定を行います。
FTPの基本動作に必要な情報を設定します。
-
データベースのシステム名とデータベースの接続に必要な設定を行います。
セクション 説明 接続するデータベース・システムの情報を設定します。
IKJEFT01ユーティリティが共有オブジェクト・ファイルを直接閲覧するための設定を行います。
データベース接続に関する別途のログを作成したい場合に、共有オブジェクトで作成したログ記録関数を登録します。
IKJEFT01ユーティリティで実行するプログラムのTACF設定を行います。
-
ISRSUPCユーティリティの実行に必要な設定を行います。
セクション 説明 行単位で文字列を比較する際の設定を行います。
-
IDCAMSまたはKQCAMSユーティリティの動作を設定します。
セクション 説明 OpenFrameのセキュリティ製品であるTACFとIDCAMS/KQCAMSを連携する場合に使用される基本的なユーザー情報を設定します。
TACFの動作に関する設定を行います。
AMSの動作に関する設定を行います。
-
出力処理に関する設定を行います。
セクション 説明 プリンター情報を設定します。PRINTER1からPRINT9まで設定できます。
内部読み取りプログラムの起動に必要な情報を設定します。
外部書き出しプログラムの起動に必要な情報を設定します。
ofrpmsvrサーバーのTPスケジュールの時間間隔と再試行回数のしきい値を設定します。
SSPRT書き出しプログラムを使用する場合に必要な情報を設定します。
-
ジョブ・ステップで実行したバッチ・プログラムのリターンコード処理を設定します。
セクション 説明 プログラムの名前ごとにリターンコードを設定します。
プログラムのタイプごとにリターンコードを設定します。
-
textrunツールの実行に必要な設定を行います。
セクション 説明 textrunツールの実行時に使用するTACFのデフォルト・ユーザー情報を設定します。
リターンコードを設定します。
ジョブ・モニタリングの設定を行います。
Control-M AutoEdit機能を使用するかどうかを設定します。
textrunツールの実行時に使用するオプションを設定します。
-
tjclrunの実行に必要な設定を行います。
セクション 説明 TJESでジョブを処理するために要求される最小限のJCL JOB文のパラメータが省略された場合に使用するデフォルト値を設定します。
CPUの優先順位の変更有無と優先順位を設定します。
JCLでインストリーム・データセットのDCB情報とスプール・データセットに書き込めるレコード数の制限を設定します。
ジョブを実行時に使用されるJCL DD文の情報を設定します。
tjclrunが実行するプログラムのサブバッチ実行プログラムや共有ライブラリなどを検索時に使用されるデフォルト・ディレクトリを設定します。
tjclrunが特定のプログラムを実行する前にLD_LIBRARY_PATH環境変数に追加するライブラリ・パスを設定します。
共有ライブラリにコンパイルされたバッチ・アプリケーションを使用するためにtjclrunが利用する間接制御ユーティリティのPGMRTS00の設定を行います。
ジョブの実行に必要なユーザー・アカウント情報を設定します。
tjclrunのTACF対応機能のうち、データセットに対するTACFアクセス権限チェックと主要ユーティリティに対するTACF実行権限チェックを使用するかどうかを設定します。
ランナーの実行中のAMS処理に関する情報を設定します。
tjclrunがJCLファイル・スクリプトを処理するために必要な情報を設定します。
tjclrunの追加機能を設定します。
tjclrunの動作の分析に必要な情報を設定します。
tjclrunの動作の分析に必要な情報を設定します。
-
OpenFrame TJESの環境設定を行います。
セクション 説明 ノード情報を設定します。
TJESのジョブ管理情報を設定します。
TJESのジョブ・クラスのデフォルト属性情報を設定します。
TJESのジョブ・スケジューリング情報を設定します。
ジョブの実行に必要なデータセット情報を設定します。
ユーザー・ライブラリが変更された場合に設定します。
TJESのスプール情報を設定します。
TJESの内部読み取りプログラム情報を設定します。
TJESのランナーの初期値を設定します。
SYSOUTの出力クラスに応じてOUTPUT DISPOSITIONとデフォルト・レコードの長さを設定します。
TJESの出力処理情報を設定します。
TACFを使用してジョブとスプールの権限チェックを行うかどうかを設定します。
-
tjesmgrの実行に必要な設定を行います。
セクション 説明 tjesmgrのコマンドを実行時に参照する情報を設定します。
tjesmgrを実行する際に、tjesmgrのオプションやtacfloginでユーザー情報を入力していない場合に使用されるユーザー情報を設定します。
tjesmgrでTACFの環境を設定します。
-
TSOユーティリティの実行に必要な設定を行います。
セクション 説明 TSOの全般的な情報を設定します。
プリンター出力のための記録装置と出力クラスの情報を設定します。
メニュー画面を表示するためのマップ情報を設定します。
画面処理とジョブ管理を行うTSOMGRの情報を設定します。
DEFAULT_PROCキーを設定しない場合に、ログイン・ユーザーが実行するデフォルト・プロシージャを設定します。
SMTP機能を使用するために必要な情報を設定します。
2. adrdssu
ADRDSSUユーティリティを起動するための設定項目について説明します。
2.1. DUMP_VSAM
DUMPコマンドでTSAMデータセットを保存する場合は、Tiberoのtbexport、tbimportユーティリティを使用します。このユーティリティで使用する情報を設定します。
2.1.1. USERNAME
tbexport、tbimportユーティリティで使用するユーザー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tibero |
有効な値 |
|
備考 |
2.1.2. PASSWORD
tbexport、tbimportユーティリティで使用するパスワードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tmax |
有効な値 |
|
備考 |
PASSWORDキーまたはENPASSWDキーのいずれかを設定します。 |
2.1.3. ENPASSWD
tbexport、tbimportユーティリティで使用する暗号化されたパスワードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
AA68690384C8042F154AEDF2A7B9F2A52B27EB63AF0777D67076195863248D2A |
有効な値 |
|
備考 |
PASSWORDキーまたはENPASSWDキーのいずれかを設定します。 |
2.1.4. DATABASE
tbexport、tbimportユーティリティで使用する暗号化されたデータベース名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tb_rb71 |
有効な値 |
|
備考 |
2.1.5. PORT
tbexport、tbimportユーティリティで使用するポート番号を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
8629 |
有効な値 |
1024~49151 |
備考 |
3. dbutil
データベース・コマンドを実行するユーティリティを使用するために必要な設定項目について説明します。
3.1. DIRECTORY
データベース・ユーティリティが使用するディレクトリのパスを設定します。
3.1.1. DBUTIL_CONTROL_DIR
スクリプトなどを呼び出すパスを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/temp |
有効な値 |
|
備考 |
3.1.3. DBUTIL_DATA_DIR
必要な場合にダウンロードしたデータを保存するパスを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/temp |
有効な値 |
|
備考 |
3.2. EXIT_PROGRAM
DSNUTILBが終了処理に使用するプログラムを設定します。
3.3. DB_LOGIN
DB2ユーティリティで使用するログイン情報を設定します。
3.3.1. USERNAME
データベースの接続に使用するユーザー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tibero |
有効な値 |
|
備考 |
3.3.2. PASSWORD
データベースの接続に使用するパスワードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tmax |
有効な値 |
|
備考 |
3.4. DB2HPU
DB2HPUを使用するために必要な情報を設定します。
3.4.1. USERNAME
データベースの接続に使用するユーザー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tibero |
有効な値 |
|
備考 |
3.4.2. PASSWORD
データベースの接続に使用するパスワードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tmax |
有効な値 |
|
備考 |
3.4.3. DATABASE
データベースの接続に使用するデータベース名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tb_rb71 |
有効な値 |
|
備考 |
3.4.4. INSTANCE
データベースの接続に使用するインスタンス名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tb_rb71 |
有効な値 |
|
備考 |
3.5. DB2LOAD
DSNUTILBユーティリティで使用する情報を設定します。
3.5.1. PROFILE_PATH
ユーティリティでプロファイル情報を保存するファイルのパスを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/temp/db2profile |
有効な値 |
|
備考 |
4. dsnmtv01
データベースのシステム名とデータベースの接続に必要な設定項目について説明します。
4.1. SYSTEM:{system}
接続するデータベース・システムの情報を設定します。
4.1.1. DATABASE
接続するデータベース名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SAMPLE |
有効な値 |
|
備考 |
4.1.2. INSTANCE
データベースのインスタンス名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SAMPLE |
有効な値 |
|
備考 |
4.1.3. USERNAME
データベースに接続するためのユーザー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
db2inst1 |
有効な値 |
|
備考 |
6. ezplus
EZTPA00ユーティリティを起動するための設定項目について説明します。
6.1. SYSTEM:{system}
EZTPA00ユーティリティが接続するデータベース・システムの情報を設定します。
6.1.1. DBAUTH
データベースの認証方法を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
PUBLIC |
有効な値 |
PUBLIC, INDIVIDUAL |
備考 |
|
6.1.2. DATABASE
接続するデータベース名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tb_rb71 |
有効な値 |
|
備考 |
6.1.3. INSTANCE
接続するデータベース・インスタンスの名前を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tb_rb71 |
有効な値 |
|
備考 |
6.1.4. USERNAME
認証方法をPUBLICに指定した場合に、データベースに接続するためのユーザー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tibero |
有効な値 |
|
備考 |
7. ftp
FTPプログラムの実行に必要な設定項目について説明します。
7.2. UNIT
FTPプログラムが使用するユニット情報を設定します。
7.2.1. DEFAULT
FTPプログラムがデータを送受信する際に使用するデフォルト・ユニット情報を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
3840 |
有効な値 |
|
備考 |
JCLのDD文のUNITパラメータの値を使用できます。この値としては、デバイス・タイプとエソテリック・デバイス・グループ名を指定できます。 デバイス・タイプは数字、エソテリック・デバイス・グループ名は文字列を指定しますが、内部で両方を一緒に処理するために数字も文字列として処理します。 GET/PUTコマンドで「//DD:ddname」形式を使用する場合は、使用されません。 |
7.5. OPTION
FTPの基本動作に必要な情報を設定します。
7.5.1. SECURE_FTP
FTPプログラムをlftpのsftpモードで使用するかどうかを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
7.5.2. SECURE_FTP_LIST
FTPプログラムをlftpのsftpモードで使用するターゲット・サーバーのIPまたはホスト名を設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
0.0.0.0 |
有効な値 |
|
備考 |
|
7.5.3. NON_SECURE_FTP_LIST
FTPプログラムをlftpのsftpモードで使用しないターゲット・サーバーのIPまたはホスト名を設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
0.0.0.0 |
有効な値 |
|
備考 |
|
7.5.4. USE_EXIT
JCLにEXIT文が記述されており、FTPを使用する場合、ERRORセクションに登録したエラーが発生したときにリターンコードを0ではなく16で終了するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
EXIT文は、PARMのパラメータで記述します。 |
7.5.5. FTP_HANDLE_DATASET
FTPが受信するデータの改行文字処理とデータがデータセット・レコードの長さと異なる場合の処理方法を設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
8. ikjeft01
データベースのシステム名とデータベースの接続に必要な設定項目について説明します。
8.1. SYSTEM:{system}
接続するデータベース・システムの情報を設定します。
8.1.1. DBTYPE
データベースの種類を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
TIBERO |
有効な値 |
TIBERO, ORACLE, DB2 |
備考 |
8.1.2. DBAUTH
データベースの認証方法を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
PUBLIC |
有効な値 |
PUBLIC, INDIVIDUAL |
備考 |
|
8.1.3. DATABASE
TSO(TSS)セッションの接続中に使用されるデータベース名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tb_rb71 |
有効な値 |
|
備考 |
8.1.4. INSTANCE
TSO(TSS)セッションの接続中に使用されるデータベース・インスタンスの名前を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tb_rb71 |
有効な値 |
|
備考 |
8.1.5. USERNAME
認証方法をPUBLICに指定した場合に、データベースに接続するためのユーザー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
tibero |
有効な値 |
|
備考 |
8.3. REPORT_DBCONN
データベース接続に関する別途のログを作成したい場合に、共有オブジェクトで作成したログ記録関数を登録します。
8.3.1. MODULE
OpenFrameのログを記録する共有オブジェクト・モジュールを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/lib/IKCONN.so |
有効な値 |
|
備考 |
共有オブジェクト・モジュールの拡張子(IKCONN.so)は、システム・デバイスによってIKCONN.so、またはIKCONN.slになります。インストールされたOpenFrameのライブラリ・ディレクトリでIKCONNモジュールの拡張子を確認してファイル名とフルパスを指定します。 一般的に、HPデバイスのうちItanium(IA)系はIKCONN.slファイルを使用し、その他の場合はIKCONN.soファイルを使用します。 以下は、ログ記録関数のプロトタイプを示します。IKJEFT01/KEQEFT01ユーティリティが実行されるたびにREPORT_DBCONN関数が呼び出され、ログに必要な情報を受けられます。 int REPORT_DBCONN(char *job_id, char *job_name, char *step_name, char *pgm_name); |
9. isrsupc
10. idcams
IDCAMSまたはKQCAMSユーティリティの動作を調整するために使用する設定項目について説明します。
10.1. DEFAULT_USER
OpenFrameのセキュリティ製品であるTACFとIDCAMS/KQCAMSユーティリティを連携した場合、コマンドラインでIDCAMS/KQCAMSを実行すると、ユーザー名、デフォルト・グループ名、パスワードを入力するように要求されます。これらの情報を毎回入力しないためには、以下のキーに基本的なユーザー情報を設定します。
10.1.1. USERNAME
ログインに使用されるTACFのユーザー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
ROOT |
有効な値 |
|
備考 |
10.1.2. PASSWORD
ログインに使用されるTACFのパスワードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1 |
有効な値 |
|
備考 |
PASSWORDキーまたはENPASSWDキーのいずれかを設定します。 |
10.3. AMS
AMSの動作に関する設定を行います。
10.3.1. VOLSER_OVERRIDE_STORCLAS
ストレージ・クラスで指定したボリュームをVOLUMEパラメータで指定した値で上書きするかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
YES |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
10.3.2. USE_MULTI_VOLUME_SELECTION
VOLUMEパラメータで複数のボリュームを指定した場合に、ボリューム情報をすべて確認するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
11. print
出力処理に関する設定項目について説明します。
11.1. PRINTER{n}
プリンター情報を設定します。セクション名は、PRINTER1からPRINTER9まで9つを設定できます。
11.1.1. CLASS
PRINTERnで処理できる出力の出力クラスを指定します。連続する英大文字、または数字で構成された文字列を指定できます。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
AB |
有効な値 |
|
備考 |
12. rc
ジョブ・ステップで実行したバッチ・プログラムのリターンコード処理に関する設定項目について説明します。
ジョブ・ステップで実行したバッチ・プログラムとOpenFrame環境設定のリターンコードの値を比較して、設定した範囲内に含まれる場合にはエラー処理します。
JCLにはジョブ・ステップの終了後にリターンコードを確認して以降のステップを実行するかどうかを決める条件を指定するCONDオペランドがあります。rcの設定はCONDオペランドの設定より優先順位が高いので、rcの設定によりステップがエラー処理される場合は、COND条件によって以降のステップが実行される状況であってもステップを実行せずに終了します。 |
12.1. PGM_NAME
プログラム名ごとにリターンコードを設定します。
12.1.1. {program-name}
特定のプログラム名にリターンコードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
12~4095 |
有効な値 |
|
備考 |
リターンコードは0~4096までの数字です。
|
以下の例では、IKJEFT01、MYPGM1プログラムは8~255のリターンコードをエラー処理し、MYPGM2プログラムは8と16~4096のリターンコードをエラー処理するように設定しています。
$ ofconfig list -n NODE1 -s rc -sec PGM_NAME
===================================================================================
SUBJECT | SECTION | KEY | VALUE
===================================================================================
rc | PGM_NAME | IKJEFT01 | 8-255
| | MYPGM1 | 8-255
| | MYPGM2 | 8,16-4096
===================================================================================
12.2. PGM_TYPE
プログラムのタイプごとにリターンコードを設定します。
12.2.1. COBOL
COBOLコンパイラーで作成したプログラムのリターンコードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
12~4095 |
有効な値 |
|
備考 |
リターンコードは0~4096までの数字です。
|
12.2.2. PLI
PLIコンパイラーで作成したプログラムのリターンコードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
12~4095 |
有効な値 |
|
備考 |
リターンコードは0~4096までの数字です。
|
12.2.3. OTHER
プログラムの種類が不明な場合やその他のプログラムのリターンコードを指定します。Cやアセンブリ言語で作成されたプログラムがここに該当します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
12~4095 |
有効な値 |
|
備考 |
リターンコードは0~4096までの数字です。
|
12.2.4. ALL
タイプに関係なく、すべてのプログラムのリターンコードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
12~4095 |
有効な値 |
|
備考 |
リターンコードは0~4096までの数字です。
|
ALLキーは、他のキーで該当するリターンコードがなかった場合に使用されます。ALLキーによるリターンコードの比較はオプションであり、必ず指定する必要はありません。 |
以下のようにrcサブジェクトを設定した場合、COBOLプログラムがリターンコード8で終了したとすると、ALLキーのリターンコード設定によりエラー処理されます。ALLキーの設定がない場合は、このプログラムはDoneで処理されます。
$ ofconfig list -n NODE1 -s rc -sec PGM_TYPE
===================================================================================
SUBJECT | SECTION | KEY | VALUE
===================================================================================
rc | PGM_TYPE | COBOL | 16-4096
| | ALL | 8-255
===================================================================================
13. textrun
textrunツールの実行に必要な設定項目について説明します。
13.1. DEFAULT_USER
textrunツールの実行時に使用するTACFのデフォルト・ユーザー情報を設定します。textrunの-iオプションやtacfloginでユーザー情報を入力していない場合は、このセクションに設定されたTACFユーザーで認証を行います。
13.1.1. USERNAME
TACF認証を行うユーザーを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
ROOT |
有効な値 |
|
備考 |
13.1.2. PASSWORD
TACF認証を行うユーザーのパスワードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1 |
有効な値 |
|
備考 |
PASSWORDキーまたはENPASSWDキーのいずれかを設定します。 |
13.2. EXIT_CODE
リターンコードを設定します。
13.2.1. USE_RC_CODE
ジョブの状態によってリターンコードを指定するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
13.2.2. ERROR
ジョブがERROR状態の場合に返されるリターンコードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
252 |
有効な値 |
1~255 |
備考 |
USER_RC_CODEキーの値が「YES」に設定された場合にのみ有効です。 |
13.3. MONITORING
ジョブ・モニタリングの設定を行います。
14. tjclrun
tjclrunの実行に必要な設定項目について説明します。
14.1. JOB
TJESでジョブを処理するために要求される最小限のJCL JOB文のパラメータが省略された場合に使用するデフォルト値を設定します。
以下は、JOBセクションの設定例です。
$ ofconfig list -n NODE1 -s tjclrun -sec JOB
===================================================================================
SUBJECT | SECTION | KEY | VALUE
===================================================================================
tjclrun | JOB | CLASS | A
| | MSGCLASS | A
| | MSGLEVEL[1] | 1
| | MSGLEVEL[2] | 1
| | TIME | NOLIMIT
===================================================================================
14.1.1. CLASS
JOB文のCLASSパラメータが省略された場合に使用するデフォルトのジョブ・クラスを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
A |
有効な値 |
|
備考 |
英字A-Z、数字0-9の1文字を指定します。 |
14.1.2. MSGCLASS
JOB文のMSGCLASSパラメータが省略された場合に使用するデフォルトのメッセージ・クラスを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
X |
有効な値 |
|
備考 |
英字A-Z、数字0-9の1文字を指定します。 |
14.1.3. MSGLEVEL[1]
JOB文のMSGLEVELパラメータの最初のサブパラメータが省略された場合に使用するデフォルトのメッセージ・レベルを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
0 |
有効な値 |
0~2 |
備考 |
OpenFrameでは有効な値であるかだけチェックし、現在は使用していません。 |
14.1.4. MSGLEVEL[2]
JOB文のMSGLEVELパラメータの2番目のサブパラメータが省略された場合に使用するデフォルトのメッセージ・レベルを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
0 |
有効な値 |
0~1 |
備考 |
|
14.1.5. TIME
JCL JOB文のTIMEパラメータが省略された場合に使用するデフォルトのジョブ時間を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
NOLIMIT |
有効な値 |
|
備考 |
CPU使用時間を測定する時間間隔が5秒なので、実際の制限時間と最大5秒までの差が発生する可能性があることに注意してください。 |
14.2. PERFORM
CPUの優先順位の変更有無と優先順位を設定します。
14.2.1. USE_PERFORM
JCLのPERFORMパラメータを使用してCPUの優先順位を変更するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
値を指定しない場合、JCLのPERFORMパラメータは無視されます。 |
14.2.2. 1-10
JCLのPERFORMパラメータの設定値1~10に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
1 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.3. 11-20
JCLのPERFORMパラメータの設定値11-20に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
2 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.4. 21-30
JCLのPERFORMパラメータの設定値21-30に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
3 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.5. 31-40
JCLのPERFORMパラメータの設定値31-40に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
4 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.6. 41-50
JCLのPERFORMパラメータの設定値41-50に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
5 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.7. 51-60
JCLのPERFORMパラメータの設定値51-60に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
6 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.8. 61-70
JCLのPERFORMパラメータの設定値61-70に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
7 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.9. 71-80
JCLのPERFORMパラメータの設定値71-80に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
8 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.10. 81-90
JCLのPERFORMパラメータの設定値81-90に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
9 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.11. 91-100
JCLのPERFORMパラメータの設定値91-100に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
10 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.12. 101-110
JCLのPERFORMパラメータの設定値101-110に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
11 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.13. 111-120
JCLのPERFORMパラメータの設定値111-120に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
12 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.14. 121-130
JCLのPERFORMパラメータの設定値121-130に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
13 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.15. 131-140
JCLのPERFORMパラメータの設定値131~140に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
14 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.16. 141-150
JCLのPERFORMパラメータの設定値1~10に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
15 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.17. 151-160
JCLのPERFORMパラメータの設定値151-160に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
16 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.18. 161-170
JCLのPERFORMパラメータの設定値161-170に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
17 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.19. 171-180
JCLのPERFORMパラメータの設定値171-180に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
18 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.20. 181-190
JCLのPERFORMパラメータの設定値181-190に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
19 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.21. 191-200
JCLのPERFORMパラメータの設定値191-200に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
20 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.22. 201-210
JCLのPERFORMパラメータの設定値201-210に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
21 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.23. 211-220
JCLのPERFORMパラメータの設定値211-220に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
22 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.24. 221-230
JCLのPERFORMパラメータの設定値221-230に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
23 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.25. 231-240
JCLのPERFORMパラメータの設定値231-240に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
24 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.26. 241-250
JCLのPERFORMパラメータの設定値241-250に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
25 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.27. 251-260
JCLのPERFORMパラメータの設定値251-260に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
26 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.28. 261-270
JCLのPERFORMパラメータの設定値261-270に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
27 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.29. 271-280
JCLのPERFORMパラメータの設定値271-280に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
28 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.30. 281-290
JCLのPERFORMパラメータの設定値281-290に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
29 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.31. 291-300
JCLのPERFORMパラメータの設定値291-300に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
30 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.32. 301-310
JCLのPERFORMパラメータの設定値301-310に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
31 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.33. 311-320
JCLのPERFORMパラメータの設定値311-320に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
32 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.34. 321-330
JCLのPERFORMパラメータの設定値321-330に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
33 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.35. 331-340
JCLのPERFORMパラメータの設定値331-340に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
34 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.36. 341-350
JCLのPERFORMパラメータの設定値341-350に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
35 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.37. 351-360
JCLのPERFORMパラメータの設定値351-360に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
36 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.2.38. 361-370
JCLのPERFORMパラメータの設定値361-370に対するCPUの優先順位を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
37 |
有効な値 |
|
備考 |
USE_PERFORMキーの値を「YES」に指定した場合には必ず指定します。 JCLのPERFORMパラメータの設定値の範囲は1~999で、UNIXでのCPUの優先順位(ナイス値)の範囲は0-39です。それに合わせてマッピング・テーブルを指定します。 |
14.3. DD
JCLのインストリーム・データセットのDCB情報、スプール・データセットに書き込めるレコード数の制限を設定します。
14.3.1. INSDSET_LRECL
JCLのインストリーム・データセットのレコード長を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
80 |
有効な値 |
1~4096 |
備考 |
tjclrunはインストリーム・データセットのデータの長さが指定した長さより短い場合はスペースで埋めて、長い場合は超える部分を切り捨てます。 |
14.4. DDTAB
ジョブの実行時に使用されるJCL DD文の情報を設定します。
14.4.1. DDTAB_MAX
ジョブの実行時に使用される、処理可能なJCL(JCLプロシージャを含む)DD文の最大数を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
512 |
有効な値 |
512~65535 |
備考 |
たとえば、この値を1024に指定した場合は、INPJCLおよびそのジョブで呼び出されるJCLプロシージャを含めて1つのジョブで1024のDD文を使用することができます。それ以上のDD文が存在する場合はエラーとして処理され、ジョブは異常終了し、SYSMSGに「No free DD entry in ddtab」というエラー・メッセージが出力されます。そのような場合は、DDTAB_MAX値を増やすことを考慮する必要があります。 |
14.5. SYSLIB
tjclrunが実行するプログラムのサブバッチ実行プログラムや共有ライブラリなどを検索時に使用されるデフォルト・ディレクトリを設定します。
14.5.1. BIN_PATH
環境変数のPATHに対応する値です。tjclrunが実行するバッチ・プログラムを検索するデフォルト・ディレクトリ・パスのリストを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/bin:${OPENFRAME_HOME}/util:${COBDIR}/bin:/ usr/local/bin:/bin:/usr/bin |
有効な値 |
|
備考 |
JCLにJOBLIBまたはSTEPLIB DDが設定されている場合は、最初にJOBLIBまたはSTEPLIBから実行ファイルを検索し、その場所にない場合は、BIN_PATHに設定されたディレクトリから検索します。 |
14.5.2. LIB_PATH
環境変数のLIBPATH (IBM AIX)、SHLIB_PATH (HPUX)、LD_LIBRARY_PATH (SunOSやLinux)に対応する値です。tjclrunが実行するバッチ・プログラムで使用される共有ライブラリを検索するデフォルト・ディレクトリ・パスのリストを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/lib:${TB_HOME}/client/lib:${PROSORT_HOME}/lib: ${TMAXDIR}/lib:${TCACHE_HOME}/lib:${OFCOB_HOME}/lib:${COBDIR}/lib:/usr/lib:/lib:/usr/local/lib |
有効な値 |
|
備考 |
JCLにJOBLIBまたはSTEPLIB DDが設定されている場合は、最初にJOBLIBまたはSTEPLIBから共有ライブラリを検索し、その場所にない場合は、LIB_PATHに設定されたディレクトリから検索します。 |
14.5.3. COB_PATH
MFCOBOLで使用する環境変数のCOBPATHに対応する値です。tjclrunが実行するCOBOLプログラムで使用するMFCOBOLプログラム用の共有ライブラリやサブプログラムを検索するデフォルト・ディレクトリ・パスのリストを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${COBPATH} |
有効な値 |
|
備考 |
JCLにJOBLIBまたはSTEPLIB DDが設定されている場合は、最初にJOBLIBまたはSTEPLIBからMFCOBOLプログラム用の共有ライブラリやサブプログラムを検索し、その場所にない場合は、COB_PATHに設定されたディレクトリから検索します。 |
設定値のパス・リストは、絶対パスを指定します。複数のパスを指定する場合は、それぞれのパスをコロン(:)で区切ります。パス・リストの値が長くても1行に入力する必要があります。パス・リストの最大長は4096バイトです。
メインフレームではオブジェクトに対してバッチ・プログラムや共有ライブラリといった区分がありませんが、OpenFrame(UNIX)ではそれぞれが区分されているため、JCLに設定されたJOBLIBやSTEPLIB DDはBIN_PATH、LIB_PATH、COB_PATHにすべて影響を及ぼします。
tjclrunセクションにBIN_PATH、LIB_PATH、COB_PATHを別々に設定するようにした理由は、各OpenFrame(UNIX)でバッチ・プログラムや共有ライブラリなどのオブジェクト・タイプごとに検索するディレクトリを別々に設定することで、オブジェクトをより効率的に探せるようにするためです。
特定のUNIX環境で(現在まで確認されたのはIBM AIXシステム)tjclrunプログラムにsetuid root権限を付与してインストールして運用する場合、セキュリティ上の理由でtjclrunプログラムを実行時に運用システムが環境変数のLIBPATH(IBM AIXの場合)をクリアする問題があります。そのような場合は、お客様のOpenFrame環境でtjclrunプログラムを直接再リンクする必要があります。また、BIN_PATH、LIB_PATH、COB_PATHの環境設定も省略せずに明示的に指定する必要があります。詳細については、OpenFrame Batch『TJESガイド』の「セキュリティ」のsetuid root tjclrunの説明を参照してください。
14.6. PRELOAD
tjclrunが特定のプログラムを実行する前にLD_LIBRARY_PATH環境変数に追加するライブラリ・パスを設定します。
14.6.1. {program-name}
特定のプログラムを実行する前にLD_LIBRARY_PATH環境変数に追加するライブラリ・パスを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/lib/libofdlopen.so |
有効な値 |
|
備考 |
以下は、PRELOADセクションにIKJEFT01ユーティリティを設定した例です。
$ ofconfig list -n NODE1 -s tjclrun -sec PRELOAD -key IKJEFT01
==================================================================================
SUBJECT | SECTION | KEY | VALUE
==================================================================================
tjclrun | PRELOAD | IKJEFT01 | ${OPENFRAME_HOME}/lib/libofdlopen.so
==================================================================================
14.7. PGM
共有ライブラリにコンパイルされたバッチ・アプリケーションを使用するためにtjclrunが利用する間接制御ユーティリティのPGMRTS00の設定を行います。
14.7.1. USE_PGMRTS00
tjclrunがPGMRTS00ユーティリティを利用して共有ライブラリにコンパイルされたバッチ・アプリケーションを呼び出せるようにするかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
14.8. ACCOUNT
ジョブの実行に必要なユーザー・アカウント情報を設定します。
14.8.1. SETUID
tjclrunプロセス、およびtjclrunがジョブの実行のために呼び出すバッチ・プログラムのプロセスの所有者(owner userid)をJCL JOB文に記述されたUSERパラメータの値で指定するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
14.9. TACF
tjclrunのTACF対応機能のうち、データセットに対するTACFアクセス権限チェックと主要ユーティリティに対するTACF実行権限チェックを使用するかどうかを設定します。
14.11. JCL
tjclrunがJCLファイル・スクリプトを処理するために必要な情報を設定します。
14.11.1. IGNORE_TRAIL
JCLファイルのトレイル(最後の部分)を「//SYSIN DD *」が省略された入力ストリーム・データセットとして見なすか、無視するかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
YES |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
JCLファイルのトレイルがJCLステートメントでない場合、メインフレームでは「//SYSIN DD *」が省略された入力ストリーム・データセットとして処理されます。 OpenFrameではマイグレーションの際に空白行や不要な行が追加されることが頻繁にあります。そのような場合に、JCLファイルのトレイルを「//SYSIN DD *」が省略された入力ストリーム・データセットとして見なすか、無視するかを設定します。
|
内容がない空白のトレイルは、この設定に関係なく常に無視されます。 |
14.11.2. SYMBOL_DELIM
デリミターがある場合にのみシンボルの置き換え処理を行うかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
14.12. OPTION
tjclrunの追加機能を設定します。
14.12.1. USE_MAX_RC
tjclrunの終了時にジョブのリターンコード(RC)を処理されたステップの最も大きいRCにするか、最後に処理されたステップのRCにするかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
XSPではこの設定に関係なく、最後のステップのRCを返します。 |
14.12.2. PGM_NOT_FOUND
ジョブ・ステップに設定されているプログラムが見つからなかった場合にエラーまたはフラッシュ処理します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
FLUSH |
有効な値 |
FLUSH, ERROR |
備考 |
|
14.12.3. IGNORE_USER_ABEND
ユーザー・アベンドを無視するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
14.12.4. FIXED_USER_ABEND_CODE
バッチ・アプリケーションでILBOABN0ユーティリティを呼び出す際に適用する固定されたユーザー・アベンド・コードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
255 |
有効な値 |
1~255 |
備考 |
このキーを設定しない場合は、バッチ・アプリケーションでILBOABN0を呼び出す際にUSING句を指定する必要があります。USING句を省略するとエラーが発生します。 このキーを設定すると、バッチ・アプリケーションでILBOABN0を呼び出す際のUSING句の指定の有無に関係なく、このキーに指定したアベンド・コードを適用します。したがって、USING句を使用した場合も入力パラメータは無視されます。 |
14.12.5. TIME_CONTROLLER
メインフレームのHourGlassと似たTIME CONTROLLER機能を使用するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
HourGlassは、JCLの特定のDD文の値でアプリケーションの日付と時間などを指定して使用する機能です。 |
14.12.6. TIME_CONTROLLER_PREFIX
TIME CONTROLLERを使用するために2バイトの接頭辞を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
TC |
有効な値 |
|
備考 |
この設定は、TIME_CONTROLLERキーの値を「YES」に指定した場合にのみ有効です。 |
14.12.7. PUT_DD_INFO
ジョブ・ステップのDD情報を環境変数に保存するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
14.12.8. SYSOUT_DS_ADD_ASA
SYSOUT DDに設定されたデータセットにASA制御文字を追加するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
14.12.9. SEPARATE_STDOUT_BY_LRECL
アプリケーションのSTDOUTによって送信されたバッファーのサイズがSYSOUT DDのデータセットのレコード長より長い場合、バッファーをデータセットのレコードの長さに分けて出力するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
たとえば、出力するメッセージの長さが133バイトで、データセットのレコードの長さが80バイトであるとしたら、SYSOUT DDへの出力動作は以下のようになります。
|
14.12.10. SYSOUT_DS_SPACE_PADDING
アプリケーションのSTDOUTによって送信されたバッファーのサイズがSYSOUT DDのデータセットのレコード長より短い場合、足りない部分を半角スペース(0x20)で埋めるか、NULL(0x00)で埋めるかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
この設定は、SYSOUTデータセットのレコードの形式が「F」、「FB」の場合にのみ有効です。 |
15. tjes
OpenFrame TJESの環境設定を行います。
15.1. NODEINFO
ノード情報を設定します。
15.1.1. DOMAINNAME
現在のドメイン名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
DOM1 |
有効な値 |
|
備考 |
ドメイン名はTmax環境設定のDOMAINセクションに設定されたドメイン名と同じである必要があります。 |
15.1.2. DOMAINLIST
すべてのドメイン名を指定します。各ドメインはセミコロン(;)で区切ります。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
DOM1 |
有効な値 |
|
備考 |
ドメイン名はTmax環境設定のDOMAINセクションに設定されたドメイン名と同じである必要があります。 |
15.2. JOBDEF
TJESのジョブ管理情報を設定します。
15.2.1. STARTNUM
ジョブIDの開始番号を指定します。
STARTNUMキーとENDNUMキーの変更値をシステムに適用するには、tjesinitツールを利用して初期化操作を行う必要があります。初期化操作を行うとJOBQのすべての情報が削除されるので、現在のJOBQの情報を保存したい場合はSPOOL BACKUPコマンドでスプールをバックアップすることを推奨します。
JOBQのサイズが大きいほど一度に多くのジョブ情報を溜められますが、各ジョブの状態の変更および確認性能は低下する可能性があるので、JOBQのサイズを適切に調整して使用してください。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
1 |
有効な値 |
1~999999 |
備考 |
STARTNUMはENDNUMより小さいか等しい必要があります。 |
15.3. JOBGDEF
TJESでJOBGのデフォルト値に関する情報を設定します。
15.3.1. SYSGRP
JOBGを指定しない場合に設定されるデフォルトのジョブ・グループです。
システムに適用するには、tjesinitツールを使用して初期化を再実行する必要があります。初期化を実行すると、JOBQのすべての情報が削除されるため、現在のJOBQの情報を保持したい場合は、SPOOL BACKUPコマンドを使用してスプールをバックアップしておくことをお勧めします。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
2,1,N,(N,N,,) |
有効な値 |
|
備考 |
|
15.3.2. ENDNUM
ジョブIDの終了番号を指定します。
デフォルトではSTARTNUM=1、ENDNUM=99999に設定されるので、ジョブIDはJOB00001からJOB99999まで作成でき、JOBQには99999のジョブ情報を保存できます。ENDNUMが99999を超える場合のジョブIDの形式はJ0nnnnnnで、99999を超えない場合のジョブIDの形式はJOBnnnnnになります。ENDNUMに指定可能な数字は999999までです。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
99999 |
有効な値 |
1~999999 |
備考 |
ENDNUMはSTARTNUMより大きいか等しい必要があります。 |
15.4. JOBCLASS
TJESのジョブ・クラスのデフォルト属性情報を設定します。
15.4.1. {class}
ジョブ・クラスごとにデフォルト属性を設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
START |
有効な値 |
START, HOLD |
備考 |
|
以下は、ジョブ・クラスA、Bのデフォルト属性を設定した例です。
$ ofconfig list -n NODE1 -s tjes -sec JOBCLASS
===================================================================================
SUBJECT | SECTION | KEY | VALUE
===================================================================================
tjes | JOBCLASS | A | START
| | B | START
===================================================================================
15.6. SCHEDULING
TJESのジョブ・スケジューリング情報を設定します。
15.6.1. DUPL_JOBNAME
同じジョブ名を持つジョブを同時に実行するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
15.6.2. PRTYJECL
サブミットしたJES2(MVS) / JES(MSP) JCLのPRIORITYパラメータを使用するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
YES |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
15.6.3. PRTYJOB
サブミットしたJCLのPRTYパラメータを使用するかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
15.6.4. PRTYHIGH
スケジューラーで優先順位の最大値を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
10 |
有効な値 |
0~15 |
備考 |
最大値より大きい優先順位はエイジング処理を行いません。 |
15.6.5. PRTYLOW
スケジューラーで優先順位の最小値を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
5 |
有効な値 |
0~15 |
備考 |
最小値より小さい優先順位はエイジング処理を行いません。 |
15.7. PROCLIB
ジョブの実行に必要なデータセット情報を設定します。複数のデータセットを指定する場合は、それぞれのデータセットをコロン(:)で区切ります。
15.7.1. JCLLIB
JCLを検索するユーザーPDSを指定します。JCLをJCLLIBに格納しておくと、JCL名だけでジョブをサブミットできます。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1.JCLLIB |
有効な値 |
|
備考 |
PDS名を指定します。JCLLIBとUSERLIBのうち、USERLIBに設定したデータセットからまずJCLを検索します。 |
15.7.2. USERLIB
JCLを検索するユーザーPDSを指定します。JCLをUSERLIBに格納しておくと、JCL名だけでジョブをサブミットできます。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1.USERLIB |
有効な値 |
|
備考 |
PDS名を指定します。JCLLIBとUSERLIBのうち、USERLIBに設定したデータセットからまずJCLを検索します。 |
15.7.3. EPARMLIB
「キー=値」形式でファイルに指定されている外部パラメータを見つけるためのPDSデータセットを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1.EPARMLIB |
有効な値 |
|
備考 |
PDSデータセット名を指定します。 |
15.7.4. MACLIB
マクロ・ファイルを見つけるためのPDSデータセットを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1.MACLIB |
有効な値 |
|
備考 |
PDSデータセット名を指定します。 |
15.9. SPOOL
TJESのスプール情報を設定します。
15.9.1. SPOOL_VOLUME_SER
スプールのボリューム・シリアル番号を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
VSPOOL |
有効な値 |
|
備考 |
15.9.2. SPOOL_BACKUP_DIR
バックアップ機能を使用する場合に、スプールのバックアップ・データを保存するディレクトリを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/spbackup |
有効な値 |
|
備考 |
15.9.3. SPOOL_UNPACK_DIR
バックアップされたスプール・データを閲覧する際に一時的に使用するディレクトリを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/spunpack |
有効な値 |
|
備考 |
15.9.4. USE_DATABASE
スプールのメタ情報をファイルに保存するか、システム・データベースに保存するかを設定します。
スプールのメタ情報をファイルに保存する場合は、STEPINFO、WAITINFO、TEMPINFO、RESUSAGE、IOREPORT、JESQ、.spool.idファイルがそれぞれ生成されます。システム・データベースに保存する場合は、それぞれのファイルに対応するデータベース・テーブルに保存されます。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
YES |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
15.9.5. SYSOUT_AS_A_FILE
スプールに生成されるSYSOUTデータをUNIXファイル形式で生成するか、データセット形式で生成するかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
15.10. INTRDR
TJESの内部読み取りプログラム情報を設定します。
15.10.1. HOLD
内部読み取りプログラムでJCLをサブミットする際にジョブの状態をHOLDにするかどうかを設定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
|
15.10.2. NODENAME
内部読み取りプログラムでJCLをサブミットする際にジョブを実行するノードを指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
NODE1 |
有効な値 |
|
備考 |
15.10.3. USERNAME
内部読み取りプログラムでJCLをサブミットする際にTACF認証を受けるユーザーを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
ROOT |
有効な値 |
|
備考 |
15.10.4. GROUPNAME
内部読み取りプログラムでJCLをサブミットする際にTACF認証を受けるユーザー・グループを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1 |
有効な値 |
|
備考 |
15.10.5. PASSWORD
内部読み取りプログラムでJCLをサブミットする際にTACF認証を受けるユーザーのパスワードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1 |
有効な値 |
|
備考 |
PASSWORDキーかENPASSWDキーのいずれか1つを設定します |
15.11. INITDEF
TJESのランナーの初期値を設定します。
15.11.1. INITNUM
該当するノードの全体のランナー・スロット数を指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
11 |
有効な値 |
11~499 |
備考 |
メモリのサイズによって256以下に制限があることがあります。その理由は、ランナーの数が1つ増えるたびに、obmjinitによって割り当てられるメモリが約256バイトさらに必要になるためです。しかし、ランナーの数が増えると、該当するノードで同時に実行できるジョブの数が増えることを意味するので、適切に数を調整する必要があります。 256未満のランナー・スロットを使用しながら、クラスやステータスの値(ACTIVE/INACTIVE)で管理するのが適切です。 |
15.11.2. INIT{nnnn}
それぞれのランナー・スロットを設定します。
name、classes、statusの形式で指定します。INITnnnnのnnnnには、ランナー・スロットの番号を指定します。同じ設定を持つ連続した多数のランナーは、INITnnnn-mmmmキーで一度に設定できます。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
|
有効な値 |
|
備考 |
|
以下は、ランナー・スロットの設定例です。
$ ofconfig list -n NODE1 -s tjes -sec INITDEF
===================================================================================
SUBJECT | SECTION | KEY | VALUE
===================================================================================
tjes | INITDEF | INIT0000 | INITA,A,ACTIVE
| | INIT0001 | INITB,B,ACTIVE
| | INIT0002 | INITC,C,ACTIVE
| | INIT0003 | INITZ,Z,ACTIVE
| | INIT0004-0005 | INITAB,AB,ACTIVE
| | INIT0006-0007 | INITCZ,CZ,ACTIVE
| | INIT0008 | A-F,ABCDEF,ACTIVE
| | INIT0009 | INIT1,1,INACTIVE
| | INIT0010 | INIT9,9,INACTIVE
===================================================================================
15.12. OUTCLASS
SYSOUTデータセットの出力クラスに応じてデフォルトのOUTPUT DISPOSITION、レコード長、レコード形式を設定できます。
15.12.1. {class}
OUTPUT DISPOSITIONを設定するクラス名とDISPOSITIONを指定します。
JCLに設定されている出力クラスのうち、本設定で設定していない出力クラスのOUTPUT DISPOSITIONはデフォルトの「PURGE,PURGE」で動作します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
XSPの場合、OUTCLASSはAからTの間のアルファベットまたは0から9の間の数字で指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
PURGE,PURGE:80 |
有効な値 |
|
備考 |
|
以下は、出力クラスA、B、C、D、I、ZのOUTPUT DISPOSITIONの設定例です。
$ ofconfig list -n NODE1 -s tjes -sec OUTCLASS
===================================================================================
SUBJECT | SECTION | KEY | VALUE
===================================================================================
tjes | OUTCLASS | A | WRITE,WRITE:133
| | B | WRITE,WRITE:133
| | C | 133
| | D | WRITE,WRITE
| | I | WRITE,WRITE
| | Z | WRITE,WRITE
===================================================================================
15.13. OUTDEF
TJESの出力処理情報を設定します。
15.13.1. USE_OUTPUTQ
出力処理の実行の有無を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
NO |
有効な値 |
YES, NO |
備考 |
15.13.2. OUTNUM
OUTPUTQのサイズを指定します。
OUTNUMの値が99999を超える場合に発行されるOUTPUT IDの形式はOTnnnnnnであり、そうでない場合はOUTnnnnnになります。
OUTPUTQのサイズが大きいほど一度に多くの出力情報が溜められますが、それぞれの出力状態を変更および確認する性能は低下する可能性があるので、OUTPUTQのサイズを適切に調整して使用してください。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
8000 |
有効な値 |
1~999999 |
備考 |
16. tjesmgr
tjesmgrの実行に必要な設定項目について説明します。
16.1. DEFAULT_OPTION
tjesmgrのコマンドを実行時に参照する情報を設定します。
16.1.1. SPOOL_LIST
tjesmgrのPOSPOOLコマンドを実行時にスプール・リストを表示する基準を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
ALL |
有効な値 |
ALL,EXIST,GTZERO |
備考 |
|
16.2. DEFAULT_USER
tjesmgrを実行する際に、tjesmgrのオプションやtacfloginでユーザー情報を入力していない場合に使用されるユーザー情報を設定します。このセクションを設定すると、tjesmgrの実行時にこのセクションに設定されたユーザー情報でログインします。
17. tso
TSOユーティリティの実行に必要な設定項目について説明します。
17.1. COMMON
TSOの全般的な情報を設定します。
17.1.1. EXECLIB
CLISTリソース・ディレクトリを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1.TSOLIB |
有効な値 |
|
備考 |
17.1.2. COBLIB
COBOLリソース・ディレクトリを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1.COBLIB |
有効な値 |
|
備考 |
17.1.3. PLF_DIRECTORY
パラメータ・ファイルが存在するディレクトリを指定します。この設定はFEXPORT文とFIMPORT文で参照されます。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
${OPENFRAME_HOME}/shared/TSO |
有効な値 |
|
備考 |
17.1.4. DEFAULT_FEXPORT_PLF
FEXPORT文にUSINGオペランドが指定されていない場合に使用されるパラメータ・ファイルを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
DEFEXP.PRM;1 |
有効な値 |
|
備考 |
17.1.5. DEFAULT_FIMPORT_PLF
FIMPORT文にUSINGオペランドが指定されていない場合に使用されるパラメータ・ファイルを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
DEFIMP.PRM;1 |
有効な値 |
|
備考 |
17.1.6. IPF_ERRCODE
COBOLプログラムが確認しないIPFエラー・コードを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
-92065,-92062,-92068,-92067 |
有効な値 |
|
備考 |
COBOLでRCAをチェックする際に特定のコードだけチェックしてその他のコードは処理しなかったり、無限ループに陥いたりする場合があります。これを防ぐために、サブルーチンで指定したエラー・コードが発生すると、COBOLを終了して続きの処理を行うようにします。 複数のエラー・コードを指定するときはコンマ(,)で区切ります。 |
17.1.7. LASTCC_ERROR_CODE
CLISTがエラーと見なすLASTCCの値を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
12 |
有効な値 |
|
備考 |
17.1.8. ASC2EBC_CPM
ASCIIデータをEBCDICデータに変換するときに使用するCPMマップ・ファイルを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
ASCJEFK.cpm |
有効な値 |
|
備考 |
17.1.9. ASCFILE_KEEP_IMPLIES
この値をCATLGに指定すると、ASCFILE文でデータセットを作成する際にKEEPオペランドが指定されていても、CATALOGオペランドが指定されているかのように動作します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
KEEP |
有効な値 |
KEEP, CATLG |
備考 |
17.1.10. LOGOFF_AID
SMRモードまたはTSOモードでログオフを実行するときに使用するファンクションキーを指定します。SMRモードの場合はジョブの選択画面に戻り、TSOモードの場合はログオフされます。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
PF04 |
有効な値 |
PF01~PF24, PA01~PA03 |
備考 |
他のファンクションキーと重複しないようにします。 |
17.3. MAP
メニュー画面を表示するためのマップ情報を設定します。
17.3.1. DEFAULT_LIB
コンパイルされたメニュー定義ファイル(map)がある区分データセット(PDS)の名前を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
SYS1.TSOMAP |
有効な値 |
|
備考 |
17.3.2. DEFAULT_LOGIN
ログイン画面のためのIPFメニュー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
LOGIN |
有効な値 |
|
備考 |
17.3.3. DEFAULT_LOGOFF
ログオフ画面のためのIPFメニュー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
LOGOFF |
有効な値 |
|
備考 |
17.3.4. DEFAULT_NEWPASS
ログイン画面でパスワード期限切れエラーが発生した場合に、パスワードの再設定のためのIPFメニュー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
NEWPASS |
有効な値 |
|
備考 |
17.3.5. DEFAULT_COMMAND
初期画面のためのIPFメニュー名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
INIT |
有効な値 |
|
備考 |
17.4. TSOMGR
画面処理とジョブ管理を行うTSOMGRの情報を設定します。
17.4.1. DEFAULT_PROC
JCLで処理するデフォルト・プロシージャ名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
INITPROC |
有効な値 |
|
備考 |
XSPでは使用されません。 |
17.4.2. USING_CLASS
JCLをサブミットする際に設定されるジョブのデフォルト・クラスを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
A |
有効な値 |
A~Z, 0~9 |
備考 |
XSPでは使用されません。 |
17.4.3. USING_OUTCLASS
JCLをサブミットする際にTSO JCLのSYSOUTパラメータに設定するデフォルト・クラスを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
A |
有効な値 |
A~Z, 0~9 |
備考 |
17.4.4. EXEC_NODE
JCLをサブミットする際に設定されるノード名を指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
* |
有効な値 |
|
備考 |
アスタリスク(*)は、ジョブを実行するノードを特定しない場合に指定します。 |
17.4.5. CHECK_JOB_INTERVAL
TSOジョブをチェックする間隔を秒単位で指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
数値 |
デフォルト値 |
10 |
有効な値 |
|
備考 |
17.5. LOGIN_PROC
ログイン・ユーザーが実行するデフォルト・プロシージャを設定します。
TSOMGRセクションのDEFAULT_PROCキーを設定していない場合にのみ有効です。 |
17.5.1. {user-id}
ログインするユーザーIDを指定し、そのユーザーが実行するデフォルト・プロシージャを指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
INITPROC |
有効な値 |
|
備考 |
|
以下は、ROOTユーザーが実行するデフォルト・プロシージャをINITPROCに指定した例です。
$ ofconfig list -n NODE1 -s tso -sec LOGIN_PROC -k ROOT
===================================================================================
SUBJECT | SECTION | KEY | VALUE
===================================================================================
tso | LOGIN_PROC | ROOT | INITPROC
===================================================================================
17.6. SMTP
SMTP機能を使用するために必要な情報を設定します。
17.6.1. DOMAIN_NAME
SMTPNOTE文の内部でHELO文を使用するためにホスト・ドメイン名を指定します。マルチノード環境ではすべてのノードの設定が一致する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
デフォルト値 |
TMAXSOFT |
有効な値 |
|
備考 |