TSOコマンド

本書では、TSOコマンドの使用方法について説明します。

1. 概要

以下は、TSOコマンド文の一覧です。

TSOコマンド文 説明

ACTNET文

指定したワークステーションを有効にします。

AIMALLOC文

PEDおよびリソースを割り当てます。

AIMFREE文

PEDおよびリソースを解放します。

ALLOCATE文

プログラムの実行に必要なデータセットを割り当てます。

ALTDATE文

現在の日付を変更します。

ALTJOB文

ジョブの属性を変更します。

ALTWTR文

停止状態のライターの属性を変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

ASCFILE文

プログラムの実行に必要なデータセットを割り当てます。

ASCLP文

SYSOUTデータセットを割り当て、プリンターへの出力情報を設定します。

ATTRIB文

データセットの属性を定義します。

CALL文

外部プログラムを実行します。

CANCEL文

実行されたジョブをキャンセルします。

CLSTWS文

AIMに接続されている特定のワークステーションの接続を終了します。

COMMAND文

記述したOSコマンドを実行します。

COPY文

データセットのメンバーをコピーします。

CPYDS文

データセットまたはデータセットのメンバーをコピーします。

CPYFILE文

データセットをコピーします。

CPYTAP文

テープ・ボリューム間の複製を行います。

CRTDS文

データセットを作成します。

CRTFILE文

データセットを作成するか、カタログに登録します。

CRTJOBS文

ジョブの開始を予約します。

CTLWTR文

出力中または一時停止状態のライターを操作します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

CVTFPD文

フロッピーディスクのファイルを一般的なボリュームにコピーするか、その逆を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

CVTTAP文

テープ・ボリュームのファイルを一般的なボリュームにコピーするか、その逆を行います。

DELETE文

データセットのメンバーをカタログから削除します。

DFNFATR文

データセットの属性を定義します。

DFNWTR文

ライターを定義します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

DISPLAY文

データセットの状態を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

DLTDS文

データセットまたはデータセットのメンバーを削除します。

DLTFILE文

データセットまたはデータセットのメンバーを削除するか、データセットをカタログから削除します。

DLTFPD文

フロッピーディスクのファイルを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

DLTJOB文

実行中のジョブを停止し、実行待ちのジョブはキャンセルします。

DLTWTR文

停止状態のライターを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

DROP文

EVENT文とWAIT文で指定したイベントへの監視を解除します。

DSN文

DSNセッションを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

EVENT文

イベントへの監視を開始します。

EXCCL文

コマンド・プロシージャを呼び出します。

EXCEFI文

PSAMマップを使用して画面処理を行います。

EXCEFW文

PSAMマップを呼び出します。

EXCPGM文

外部プログラムを実行します。

EXCSCMD文

指定したOSコマンドを実行します。

EXEC文

コマンド・プロシージャを呼び出します。

FEXPORT文

fexportを実行します。

FIMPORT文

fimportを実行します。

FREE文

ALLOCATE文とATTRIB文によって割り当てられたデータセットを解放します。

FREFILE文

ASCFILE文とDFNFATR文によって割り当てられたデータセットを解放します。

FTP文

ホストの間でファイルを転送します。

INANET文

指定したワークステーションを無効にします。

INFWTR文

ライタの処理状況と、DFNWTRまたはALTWTRコマンドで指定された属性を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

INANET文

指定したワークステーションを無効にします。

INTFPD文

フロッピーディスクを初期化します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

INTTAP文

テープ・ボリュームを初期化します。

LIBRARY文

ジョブ・ライブラリにデータセットを登録または解除します。

LISTCAT文

カタログ情報を出力します。

LOGOFF文

TSOセッションを終了します。

LPALLOC文

SYSOUTデータセットを割り当て、プリンターへの出力情報を設定します。

LSTDS文

データセットの内容をスプールまたはデータセットに出力します。

LSTFILE文

データセットの内容や属性を端末またはプリンターに出力します。

LSTVOL文

ボリューム情報とボリューム内のファイル情報を出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

MRGDS文

ソート済みの複数の入力データセットをマージするか、特定のレコードを選択するなどの操作を行い、その結果を出力データセットに保存します。

NOP文

何も行いません。一般的には、IF文またはGOTO文が分岐する位置にラベルと一緒に記述します。

OUTPUT文

出力を制御します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

PANEL文

PSAMマップを使用して画面処理を行います。

PAUSE文

Web端末またはコンソールにメッセージを出力し、応答を受信します。

PROFILE文

各ユーザーの端末運用に関する属性を設定します。

PRTFILE文

データセットの内容をプリンターに出力します。

PUTOVL文

データセットからフォーム・オーバーレイ・パターンを取得します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

RELEASE文

実行保留状態のジョブの処理を再開します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

RNMDS文

データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。

RNMFILE文

データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。

RUN文

ソースプログラムをコンパイル、アセンブルまたは実行します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

SEND文

他のユーザーにメッセージを送信します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

SNDTMSG文

アプリケーション・プログラムまたはAIMに接続されている特定のワークステーションにメッセージを伝送します。

SRTDS文

入力データセットを並び替えするか、特定のレコードを選択するなどの操作を行い、その結果を出力データセットに保存します。

STPWTR文

出力中、ジョブ待ち、一時停止状態のライターを停止します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

STRWTR文

停止状態のライターを起動します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

SUBMIT文

ジョブを実行します。

VERIFY文

VSAMデータセットのカタログ情報を更新します。

WAIT文

指定されたイベントが発生するまで待機します。

2. ACTNET文

指定したワークステーションを有効にします。

  • 構文

    ACTNET ID(id)
           [SCOPE(ALL|ONLY|U)]
           [LOAD(YES|NO|U)]
  • オペランド

    以下は、ACTNET文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    ID

    有効にするワークステーションのIDを最大32バイトの文字列で指定します。

    SCOPE

    有効にするワークステーションのスコープを指定します。OpenFrameではALLへの動作のみ対応しており、それ以外は構文エラーのみチェックします。

    LOAD

    有効にするワークステーションのロード条件を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、ACTNETの使用例です。

    ACTNET ID(OIVPWS01)
    ACTNET ID(OIVPWS01) SCOPE(ALL)

3. AIMALLOC文

PEDとPEDで定義したリソース(データベース、拡張インデックス・データセットなど)を割り当てると同時に、それらをAPGと結合します。

  • 構文

    AIMALLOC PED(ped_name) APG(apg_name) [DID(dir_id)]
  • オペランド

    以下は、AIMALLOC文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    PED

    割り当てるPED名をped_nameに指定します。

    APG

    結合するAPG名をapg_nameに指定します。

    DID

    PEDが登録されているAIMディレクトリIDをdir_idに指定します。

  • 使用例

    以下は、TSOジョブにPED1を割り当てながらAPG1を結合する例です。

    AIMALLOC PED(PED1) APG(APG1)

4. AIMFREE文

AIMALLOCコマンドによって割り当てられたPEDおよび関連リソースを解放し、APGとの結合を解放します。

  • 構文

    AIMFREE [PED(ped_name)]
  • オペランド

    以下は、AIMFREE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    PED

    解放するPED名をped_nameに指定します。

  • 使用例

    AIMFREEコマンドを使用して、割り当てられているPED1を解放する例です。

    AIMFREE PED(PED1)

5. ALLOCATE文

プログラムの実行に必要なデータセットを動的に割り当てます。各種のオペランドを使ってデータセットの属性を指定することもできます。(略語:ALLOC)

  • 構文

    ALLOCATE {DATASET|DSNAME}(*|dsname[,...])
             {DDNAME|FILE}(ddname)
             [DSORG(DA|DAU|PO|POU|PS|PSU)]
             [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V[,...])]
             [LRECL(record_length)]
             [NEW|OLD|SHR|MOD|RENEW|SYSOUT(outclass)]
             [BLKSIZE(blksize)|CYLINDERS|TRACKS]
             [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE]
             [INPUT|OUTPUT]
             [VOLUME(volser[,...])]
             [SPACE(quantity[,increment])]
             [UNIT(unit)]
             [USING(attr_list)]
             [DEST(destination)]
             [DIR(dir_blocks)]
             [DUMMY]
             [HOLD]
             [RELEASE]
             [REUSE]
             [ROUND]
             [VESQ(volser)]
             [WRITER(writer)]
  • オペランド

    以下は、ALLOCATE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DATASET

    データセットまたはファイルの名前をdsnameに指定します。(略語:DA)

    DSNAME

    データセットまたはファイルの名前をdsnameに指定します。(略語:DSN、DS)

    DDNAME

    データセットのDD名またはファイルのFD名をddnameに指定します。(略語:DDN、DD)

    FILE

    データセットのDD名またはファイルのFD名をddnameに指定します。(略語:FI、F)

    DSORG

    データセットの構造を指定します。

    • DA:直接アクセス・データセット

    • DAU:移動不可直接アクセス・データセット

    • PO:区分編成のデータセット

    • POU:移動不可区分編成のデータセット

    • PS:物理順次のデータセット

    • PSU:移動不可物理順次のデータセット

    RECFM

    レコードの形式と特性を指定します。

    • A:ANSI制御文字がレコードの先頭に存在

    • B:ブロック化されたレコード

    • D:D形式のレコード

    • F:固定長レコード

    • L:ライン単位のレコード

    • M:マシン制御文字がレコードの先頭に存在

    • S:スパン・レコード

    • T:トラック・オーバーフロー・レコード(TSOで指定できますが、この特性はサポートされません)

    • U:長さ未指定のレコード

    • V:可変長レコード

    LRECL

    レコードの長さをrecord_lengthに指定します。

    NEW

    新しいデータセットを作成します。(略語:NE)

    OLD

    既存のデータセットを読み込みます。

    SHR

    既存のデータセットであり、他のユーザーが同時に使用することを許可します。(略語:SH)

    MOD

    既存のデータセットを拡張(追加書き込み)します。

    RENEW

    既存のデータセットを削除して新規作成します。(略語:REN)

    SYSOUT

    SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみをチェックします。(略語:SY)

    BLKSIZE

    ブロックの長さをblksizeにバイト単位で指定します。(略語:BLK、BL)

    CYLINDERS

    スペース割り当ての初期値および追加値の単位がシリンダーであることを意味します。(略語:CYLINDER、CYL、CY)

    TRACKS

    スペース割り当ての初期値および追加値の単位がトラックであることを意味します。(略語:TRACK、TRA、TR、T)

    CATALOG

    データセットをカタログに追加します。(略語:CAT、CA)

    UNCATALOG

    データセットをカタログから削除します。

    KEEP

    ジョブの終了後、データセットを保存します。

    DELETE

    ジョブの終了後、データセットを削除します。(略語:DEL)

    INPUT

    入力処理を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OUTPUT

    出力処理を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    VOLUME

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:VOL、VO)

    SPACE

    新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SP)

    • quantity:データセットを作成する際、最初に割り当てるスペースの量です。

    • increment:データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。

    UNIT

    データセットを割り当てる装置名unitに指定します。

    USING

    使用する属性リストの名前をattr_listに指定します。(略語:US)

    DEST

    SYSOUTデータセットの出力先をdestinationに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DIR

    区分データセット(PDS)を作成する際、ディレクトリ領域のスペース割り当て量をdir_blocksに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DUMMY

    データセットが ダミー・データセットであることを意味します。(略語:DU)

    HOLD

    SYSOUTデータセットを出力保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    RELEASE

    データセットを閉じる際に未使用スペースを解放します。

    REUSE

    すでに割り当てられているDD名を解放後に再度割り当てます。(略語:REU)

    すでに割り当てられているDDのDisposition StatusがOLDで、新しく割り当てるDDのDisposition StatusがSHRの場合は、REUSEオペランドを使用できません。

    そのような場合には、FREEコマンドを使用して解放した後、再びALLOCATEコマンドを使用して割りてます。

    ROUND

    データセットの初期および追加割り当てをシリンダー単位で行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:RO)

    VSEQ

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:VSE)

    WRITER

    外部ライター名をwriterに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、ALLOCATE文の使用例です。

    ALLOC DSN(NEW.DATA),NEW,USING(ATTR1),VOL(VOL1)

6. ALTDATE文

現在の日付を変更します。TSOセッション内でのみ有効です。

  • 構文

    ALTDATE [(yymmdd)]
            [STANDARD|DOMESTIC]
  • オペランド

    以下は、ALTDATE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    (yymmdd)

    現在の日付をyy年mm月dd日(YYMMDD形式)に変更します。指定しない場合は、変更した日付を以下のように戻します。

    • OpenFrame環境設定のtjclrunサブジェクトのOPTIONセクションのSPARM_DATEキーの値が設定されている場合は、SPARM_DATEの値に戻します。

    • OpenFrame環境設定のtjclrunサブジェクトのOPTIONセクションのSPARM_DATEキーの値が設定されていない場合は、システムの日付に戻します。

    STANDARD

    西暦で指定します。

    DOMESTIC

    和暦で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、ALTDATE文の使用例です。現在の日付を2016年3月1日に変更します。

    ALTDATE STANDARD(160301)

7. ALTJOB文

指定した条件を満足するジョブの属性を変更します。

  • 構文

    ALTJOB jobname
           [NEWCLASS(newclass)]
           [NEWJGROUP(newjgroup)]
           [NEWOGROUP(newogroup)]
           [PRIORITY(priority)]
           [JOBCODE(code)]
           [USER(userid)]
           [CLASS(outclass)]
           [JGROUP(jgroup)]
           [OGROUP(ogroup)]
           [IN|EXEC|OUT]
  • オペランド

    以下は、ALTJOB文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    jobname

    指定したジョブ名を持つジョブの属性を変更します。アスタリスク(*)を使用した場合は、ジョブ名に関係なく属性を変更します。

    NEWCLASS

    ジョブの出力クラスをnewclassに指定された値に変更します。変更対象は、出力待ちのジョブのみです。

    NEWJGROUP

    ジョブの出力ジョブ・グループをnewjgroupに指定された値に変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NEWOGROUP

    ジョブのジョブ・グループを newogrouに指定された値に変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PRIORITY

    ジョブの優先順位を priorityに指定された値に変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    JOBCODE

    指定したジョブ・コードを持つジョブの属性をcodeに指定された値に変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    USER

    useridに指定されたユーザーが所有するジョブの属性を変更します。アスタリスク(*)を使用した場合は、ジョブの所有権に関係なく属性を変更します。

    CLASS

    outclassに指定された出力クラスに含まれているジョブの属性を変更します。変更対象は、出力待ちのジョブのみです。

    JGROUP

    jgroupに指定されたジョブ・グループに含まれている属性を変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OGROUP

    ogroupに指定された出力ジョブ・グループに含まれているジョブの属性を変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IN

    変更対象は、待機中のジョブのみです。

    EXEC

    変更対象は、実行中のジョブのみです。

    OUT

    変更対象は、出力待ちのジョブのみです。

  • 使用例

    以下は、ALTJOB文の使用例です。

    ALTJOB * NEWCLASS(B) OUT CLASS(A)

8. ALTWTR文

停止状態のライターの属性を変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    ALTWTR name
           [PAPERCUT(YES|NO)]
           [FORM(str str str)]
           [PAGELEN(n)]
           [MARGIN(n n)]
           [FFEED(str str)]
           [PRINT(str str str)]
           [OUTPUT(n n)]
           [JOB(jobname1 jobname2 jobname3)]
           [OLIMIT(n)]
           [SLIMIT(n)]
           [SEPARATOR({TOPEND|TOP|END|NO|*} [SIGN|NOSIGN])]
           [SYSLIST(syslist)]
           [TESTPRINT(n)]
           [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}]
           [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)]
           [BIND(bind {{w x y}|/})]
           [SIDE(side)]
           [HOPPER(hopper)]
           [STACKER(stacker)]
           [OFFSET(offset)]
           [MODE(str str str)]
           [PPCODE(KANA|ASCII|ENGLISH)]
           [ECHARACTER(echaracter)]
           [EFROM(str str)]
           [FONT(n)]
           [JOURNAL(YES|NO)]
           [CANCELKEY(cancelkey)]
           [PAKEY1(pakey1)]
           [PAKEY2(pakey2)]
           [DEVICECHECK(PAUSE|STOP)]
           [DATACHECK({PAUSE|CONT|*} {PARA|DYNLOAD|NODYNLOAD})]
           [DOCUMENTS(n)]
           [COMPATI(compati)]
           [SYNC(sync)]
    項目 説明

    name

    nameに変更するライター名を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

9. ASCFILE文

プログラムの実行に必要なデータセットを動的に割り当てます。各種のオペランドを使ってデータセットの属性を指定することもできます。

  • 構文

    ASCFILE [DDNAME(ddname)]
            [DSNAME(*|dsname[,...]|DUMMY)]
            [NEW|OLD|SHR|MOD]
            [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE]
            [AVBLOCK(avblock)|{BLKSIZE|BLOCK}(blksize)]
            [VOLUME(volser[,...])]
            [DEFER]
            [DIR(dir_blocks)]
            [LABEL(SL|NSL|NL)]
            [POSITION(position|*)|ADD]
            [RETAIN|UNLOAD]
            [REUSE]
            [RELEASE]
            [SPACE(quntity[,increment])]
            [UNIT(unit)]
            [UCOUNT(ucount)]
            [USING(attr_list)]
            [VPOSITION(vposition)]
  • オペランド

    以下は、ASCFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DDNAME

    データセットのDD名をddnameに指定します。(略語:DDN、DD)

    DSNAME

    データセット名をdsnameに指定します。(略語:DSN、DS)

    データセット名を指定せずにNEWが指定された場合は、一時データセットとして作成されます。

    NEW

    新しいデータセットを作成します。

    OLD

    既存のデータセットを読み込みます。

    SHR

    既存のデータセットであり、他のユーザーが同時に使用することを許可します。

    MOD

    既存のデータセットを拡張(追加書き込み)します。指定されたデータセットが存在しない場合、ボリューム指定がなければ、データセットを新規に作成します。データセットが存在しないのにボリューム指定がある場合は、エラーとして処理します。

    CATALOG

    データセットをカタログに追加します。

    UNCATALOG

    データセットをカタログから削除します。

    KEEP

    ジョブの終了後、データセットを保存します。

    DELETE

    ジョブの終了後、データセットを削除します。(略語:DEL)

    AVBLOCK

    ブロックの平均長さをバイト単位で指定します。(略語:AVB)

    BLKSIZE

    ブロックの長さをバイト単位で指定します。

    BLOCK

    ブロックの長さをバイト単位で指定します。

    VOLUME

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:VOL)

    REUSE

    使用するDDが既に割り当てられている場合、解除後に再度割り当てます。

    RELEASE

    データセットを閉じるとき、未使用のスペースを解放します。

    LABEL

    ラベルのタイプを指定します。

    • SL : 標準ラベル

    • NSL : 標準外ラベル

    • NL : ラベルなし

    DEFER

    データセットの開くとき、磁気テープのボリュームを装置に取り付けます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DIR

    区分データセット(PDS)の作成時、ディレクトリ部へのスペース割り当て量を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DUMMY

    データセットがダミー・データセットであることを意味します。

    cylinders

    スペース割り当て量の初期値および追加値の単位がシリンダーであることを意味します。(略語: CYLINDER, CYL, CY)

    tracks

    スペース割り当ての初期値および追加値の単位がトラックであることを意味します。(略語:TRACK、TRA、TR、T)

    POSITION

    磁気テープ・ボリュームに格納されているファイルの順序番号を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ADD

    磁気テープ・ボリュームにファイルを追加作成します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    RETAIN

    割り当てられたデータセットの解放時に、磁気テープのボリュームを装置から取り外しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    UNLOAD

    データセットを閉じるとき、磁気テープのボリュームを装置から取り外します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SPACE

    新規データセットのスペース割り当てを指定します。(略語:SPA)

    • quantity: データセットの作成時、最初に割り当てるスペース量です。

    • increment: データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加する量です。

    UNIT

    データセットを割り当てるデバイス名をunitに指定します。

    UCOUNT

    データセットを割り当てるデバイスの最大数をucountに指定します。

    USING

    使用する属性リストの名前をattr_listに指定します。

    VPOSITION

    データセットが複数のボリュームにまたがっている場合、一番最初に処理するボリュームのシリアル番号を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、ASCFILE文の使用例です。

    ASCFILE DSN(NEW.DATA),NEW,USING(ATTR1),VOL(VOL1)

10. ASCLP文

SYSOUTデータセットを割り当てて、プリンターへの出力情報を設定します。

  • 構文

    ASCLP ddname
          [AVBLOCK(avblock)]
          [BIND(LEFT|RIGHT|UPPER|LOWER)]
          [CHARS(cs[,...])]
          [CODE(code)]
          [COPIES(copies)]
          [FLASHCOUNT(flashcount)]
          [HOPPER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)]
          [GROUPVALUE(group[,...])]
          [LANDSCAPE(A3|A4|A5|B4|B5|LTR)]
          [LINEPRINTER(A4|LTR)]
          [LPCI(lpci)]
          [LZOOM(A4|A5|B4|B5|LTR)]
          [MODIFY(modify)]
          [MODTRC(modtrc)]
          [OGROUP(ogroup)]
          [OVERLAYNAME(overlayname)]
          [PORTRAIT(A3|A4|A5|B4|B5|LTR)]
          [PZOOM(A4|A5|B4|B5|LTR)]
          [PAGE(page)]
          [PGM(pgmname)]
          [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)]
          [REPEAT]
          [SIDE(BOTH|FRONT)]
          [SPACE(quantity[,increment])]
          [STACKER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)]
          [SYSOUT(outclass)]
          [UCS(ucs)]
          [USING(attr_list))]
  • オペランド

    以下は、ASCLP文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    ddname

    SYSOUTデータセットの出力クラスを指定します。省略できません。

    AVBLOCK

    ブロックの平均の長さをavblockに数字で指定します。(略語:AVB)

    BIND

    用紙を製本する位置を指定します。

    • LEFT : 左綴じで製本します。

    • RIGHT : 右綴じで製本します。

    • UPPER : 上綴じで製本します。

    • LOWER : 下綴じで製本します。

    CHARS

    文字配列テーブルと追加文字セットの識別名をcsに指定します。

    CODE

    用紙の書式番号をcodeに指定します。

    COPIES

    印刷部数をcopiesに数字で指定します。(略語:COP)

    FLASHCOUNT

    フォーム・オーバーレイ・パターンのコピー部数をflashcountに数字で指定します。

    GROUPVALUE

    ページ単位の印刷部数をgroupに数字で指定します。

    HOPPER

    給紙口の位置を指定します。

    • PRIME : 用紙によって給紙口1、または給紙口2を使用します。

    • PRIME1 : 給紙口1(上部の大容量の給紙口)を使用します。

    • PRIME2 : 給紙口2(下部の大容量の給紙口)を使用します。

    • SECOND : サブの給紙口を使用します。

    LANDSCAPE

    SYSOUTデータセットを横書きで印刷します。

    • A3 : A3サイズの用紙を使用します。

    • A4 : A4サイズの用紙を使用します。

    • A5 : A5サイズの用紙を使用します。

    • B4 : B4サイズの用紙を使用します。

    • B5 : B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。

    LINEPRINTER

    SYSOUTデータセットをLP(ライン・プリンター)モードで印刷します。

    • A4 : A4サイズの用紙を使用します。

    • LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。

    LPCI

    用紙制御イメージ識別名をlpciに指定します。

    LZOOM

    SYSOUTデータセットを80%に縮小して横書きで印刷します。

    • A4 : A4サイズの用紙を使用します。

    • A5 : A5サイズの用紙を使用します。

    • B4 : B4サイズの用紙を使用します。

    • B5 : B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。

    MODIFY

    コピー修正モジュールの識別名をmodifyに指定します。

    MODTRC

    修正データを印刷する際に使用するテーブル参照番号をmodtrcに指定します。

    OGROUP

    出力ジョブ・グループ名をogroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OG)

    OVERLAYNAME

    フォーム・オーバーレイ・モジュールの識別名overlaynameに指定します。

    PAGE

    指定されたページ数に達すると、出力が分割され、新しい出力リストになり、出力を待ちます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PGM

    出力プログラム名をpgmnameに指定します。

    PORTRAIT

    SYSOUTデータセットを縦書きで印刷します。

    • A3 : A3サイズの用紙を使用します。

    • A4 : A4サイズの用紙を使用します。

    • A5 : A5サイズの用紙を使用します。

    • B4 : B4サイズの用紙を使用します。

    • B5 : B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。

    PZOOM

    SYSOUTデータセットを80%に縮小して縦書きで印刷します。

    • A4 : A4サイズの用紙を使用します。

    • A5 : A5サイズの用紙を使用します。

    • B4 : B4サイズの用紙を使用します。

    • B5 : B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。

    PRTAREA

    印字不可領域の有無を指定します。

    • LIMIT : 印字不可領域を設定します。

    • NOLIMIT : 印字不可領域を設定しません。

    REPEAT

    印刷したリストを再印刷します。

    SIDE

    印刷したい用紙の面を指定します。

    • BOTH : 両面印刷を行います。

    • FRONT : 片面印刷を行います。

    SPACE

    新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SP)

    • quantity: データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。

    • increment: データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合は、一度に追加するスペースの量です。

    STACKER

    排紙口を指定します。

    • PRIME : 用紙によって排紙口1、または排紙口2を使用します。

    • PRIME1 : 排紙口1(上部の大容量の排紙口)を使用します。

    • PRIME2 : 排紙口2(下部の大容量の排紙口)を使用します。

    • SECOND : サブの排紙口を使用します。

    SYSOUT

    SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。

    UCS

    文字セットの識別名をucsに指定します。

    USING

    使用する属性リスト名をattr_listに指定します。

  • 使用例

    以下は、ASCLP文の使用例です。

    ASCLP LIST1 USING(ATTRLIST)

11. ATTRIB文

ALLOCATE文より使用できるように、データセットの属性リストを定義します。ALLOCATE文では、ATTRIB文で定義した属性リストを、USINGオペランドを使って使用できます。(略語:ATTR)

  • 構文

    ATTRIB name
           [LRECL(lrecl)]
           [BLKSIZE(blksize)]
           [BUFL(buflen)]
           [BUFNO(bufno)]
           [DSORG(DA|DAU|PO|POU|PS|PSU)]
           [NCP(ncp)]
           [LIMCT(limct)]
           [DIAGNS(TRACE)]
           [EXPDT(expdt)]
           [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V)]
           [INPUT|OUTPUT]
           [RETPD(retpd)]
           [BUFOFF(bufoff)]
           [DEN(density)]
           [REUSE]
           [BFALN(F|D)]
           [BFTEX(S|A|R)]
           [EROPT(ACC|SKP|ABE)]
           [OPTCD(A|B|C|E|F|H|J|Q|R|T|U|W|Z[,...])]
           [KEYNEN(keylen)|MODE(K|AN)|TRTCH(C|E|T|ET)]
  • オペランド

    以下は、ATTRIB文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    name

    属性リスト名を指定します。省略できません。

    DSORG

    データセットの構造を指定します。(略語:DS)

    • DA:直接アクセス・データセット

    • DAU:移動不可直接アクセス・データセット

    • PO:区分編成のデータセット

    • POU:移動不可区分編成のデータセット

    • PS:物理順次のデータセット

    • PSU:移動不可物理順次のデータセット

    RECFM

    レコードの形式と特性を指定します。(略語:REC)

    • A:ANSI制御文字がレコードの先頭に存在

    • B:ブロック化されたレコード

    • D:D形式のレコード

    • F:固定長レコード

    • L:ライン単位のレコード

    • M:マシン制御文字がレコードの先頭に存在

    • S :スパン・レコード

    • T:トラック・オーバーフロー・レコード

    • U:長さが未指定のレコード

    • V:可変長レコード

    LRECL

    レコード長をlreclに数字で指定します。(略語:LR)

    BLKSIZE

    ブロックのサイズをblksizeに数字で指定します。(略語:BLK, BL)

    BUFL

    バッファーのサイズをbuflenに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BUFNO

    使用するバッファーの数をbufnoに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BUFN)

    INPUT

    入力処理をします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:I)

    OUTPUT

    出力処理をします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OU)

    NCP

    CHECKの実行前のREAD/WRITEの最大数をncpに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    BFALN

    バッファーの境界を合わせます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BFA)

    BFTEK

    バッファーの制御方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BFT)

    LIMCT

    検索するトラック/ブロックの数をlimctに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LI)

    EROPT

    データのエラーを検出する際の処理方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:ER)

    DIAGNS

    ジョブ領域とDCBの内容をトレースします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DI)

    EXPDT

    データセットの満了日をexpdtに指定します。(略語:EX)

    RETPD

    データセットの保存期間をretpdに指定します。(略語:RET)

    OPTCD

    オプション機能を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OP)

    BUFOFF

    ブロックの接頭語の長さをbufoffに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BUFO)

    DEN

    テープの記録密度をdensityに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DE)

    KEYLEN

    キーの長さをkeylenに数字で指定します。(略語:K)

    MODE

    漢字プリンターの使用モードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)

    TRTCH

    テープの記録方式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)

    REUSE

    使用するDD名が既に割り当てられている場合は解放し、再度割り当てます。(略語:REU)

  • 使用例

    以下は、ATTRIB文の使用例です。

    ATTRIB DCB1 RECFM(F,B),LRECL(80),DSORG(PO)

12. CALL文

アプリケーション・プログラムや動的ライブラリを実行します。プログラムの終了コードがCALLコマンドのリターンコードとして設定されます。

  • 構文

    CALL dsname [parameters]
         [CAPS|ASIS]
         [TIME(second)]
  • オペランド

    以下は、CALL文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    PDSメンバーとして保存されているアプリケーション・プログラムや動的ライブラリの名前をデータセット名(メンバー名)形式で指定します。省略できません。

    parameters

    プログラムに渡すパラメータ値を文字列で指定します。

    TIME

    CPU時間を制限する値をsecondに秒単位で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: T)

    CAPS

    パラメータの一覧を大文字に変換します。

    ASIS

    パラメータの一覧を大文字に変換しません。

  • 使用例

    以下は、CALL文の使用例です。

    CALL 'SYS1.LINKLIB(JLAASSY)' '12,ALL',ASIS

13. CANCEL文

SUBMIT文などによってサブミットされたジョブをキャンセルします。

  • 構文

    CANCEL jobname[(jobid)]|(jobname[jobid],jobname[jobid][,...])
           [PURGE|NOPURGE]
  • オペランド

    以下は、SUBMIT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    jobname

    キャンセルするジョブ名を指定します。

    jobid

    同じ名前のジョブが同時に実行されている場合、キャンセルするジョブのIDを指定します。

    PURGE

    実行がキャンセルされたジョブの出力データセットを削除します。(略語: P)

    NOPURGE

    実行がキャンセルされたジョブの出力データセットを削除しません。(略語: N)

  • 使用例

    以下は、CANCEL文の使用例です。

    CANCEL (D58BOBTA,D58BOBTB(JOB00051),D58BOBTC)

14. CLSTWS文

AIMに接続されている特定のワークステーションの接続を終了します。

  • 構文

    CLSTWS WS(ws)
           [MODE(FLASH|EMG)]
  • オペランド

    以下は、CLSTWS文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    WS

    AIMから終了するワークステーション名をwsに指定します。

    MODE

    終了モードを指定します。

    • FLASH : 同期化終了(デフォルト値)

    • EMG : 強制終了

  • 使用例

    以下は、CLSTWS文の使用例です。

    CLSTWS WS(OIVPWS01)
    CLSTWS WS(OIVPWS01) MODE(EMG)

15. COMMAND文

記述したOSコマンドを実行します。

  • 構文

    COMMAND 'command'
            [,CONS=cons]
            [,PSW=psw]
            [,ID=id]
  • オペランド

    以下は、COMMAND文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    command

    実行するOSコマンドとそのパラメータを単一引用符で囲んだ文字列として指定します。

    CONS

    コンソールの論理番号を指定します。OpenFrameでは、構文エラーが発生しないように構文解析のみをサポートしています。

    PSW

    コマンドにパスワードを指定します。OpenFrameでは、構文エラーが発生しないように構文解析のみをサポートしています。

    ID

    コマンドにIDを指定します。OpenFrameでは、構文エラーが発生しないように構文解析のみをサポートしています。

  • 以下は、COMMANDでJALTコマンドを発行する例です。

    COMMAND 'JALT AIM,RESTRICT,RDB,MD=RDBII100,RCVL=(NOTUSED),DID=00,+
             DBSN=FG\FNO*_R_\FNM*_DTBL'

16. COPY文

順次データセットまたは区分データセットのメンバーを他の順次データセットまたは区分データセットのメンバーにコピーします。

  • 構文

    COPY src_dsname dst_dsname
         [{BLOCK|BLKSIZE}(blksize)]
         [LRECL(lrecl)]
         [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V,space)]
         [NUM(src_pos,src_len)]
         [NUM2(dst_pos,dst_len)]
         [NONUM]
         [RENUM(start(,incr))]
         [CONVERT]
         [ASCII]
         [ALIAS]
         [ERCODE]
  • オペランド

    以下は、COPY文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    src_dsname

    入力データセット名を指定します。

    dst_dsname

    出力データセット名を指定します。

    BLOCK

    出力データセットのブロック長を blksizeに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:B)

    BLKSIZE

    出力データセットのブロック長をblksizeに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LRECL

    出力データセットのレコード長をlreclに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:L)

    RECFM

    出力データセットのレコード形式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:REC)

    NUM

    入力データセットの行番号フィールドを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • src_pos:入力データセットの行番号フィールドの開始位置を指定します。

    • src_len:入力データセットの行番号フィールドの長さを指定します。

    NUM2

    出力データセットの行番号フィールドを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • dst_pos:出力データセットの行番号フィールドの開始位置を指定します。

    • dst_len:出力データセットの行番号フィールドの長さを指定します。

    NONUM

    入力データセットの行番号を表示しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NO)

    RENUM

    行番号の初期値と増加量を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:REN)

    • start:行番号の初期値を指定します。

    • incr:行番号の増加量を指定します。

    CONVERT

    各レコードの内容をラベルなしでテープに出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:C)

    ASCII

    各レコードの内容をラベルなしでテープに出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AS)

    ALIAS

    PDSのメンバーをコピーする際のエイリアスも一緒にコピーします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AL)

    ERCODE

    入力データセットのブロック長が出力データセットのブロック長より大きい場合、エラーコードを返します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:E)

  • 使用例

    以下は、COPY文の使用例です。

    COPY TEST1(MEM1) TEST2(MEM2)

17. CPYDS文

指定したSDS、PDSデータセットをコピーします。PDSデータセットのメンバーのコピーはサポートされていません。

  • 構文

    CPYDS src_dsname dst_dsname
          [REPLACE | NOREPLACE]
          [FORCE | NOFORCE]
  • オペランド

    以下は、CPYDS文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    src_dsname

    入力データセット名を指定します。

    dst_dsname

    出力データセット名を指定します。

    REPLACE

    出力データセットがすでに存在する場合は上書きします。(略語:REP)

    NOREPLACE

    出力データセットがすでに存在する場合はエラーを発生させます。

    FORCE

    入力データセットと出力データセットの両方がPDSの場合、入力データセットにレコードがない場合は出力データセットも空のデータセットで出力されます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOFORCE

    入力データセットと出力データセットの両方がPDSの場合、入力データセットにレコードがない場合はコピー処理は行われません。OOpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、CPYDSステートメントを使用して「USER01.SEQ.IFILE」データセットを「USER01.SEQ.OFILE」にコピーし、ターゲット・データセットが存在する場合は上書きするように指定する例です。

    CPYDS 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE' REPLACE

18. CPYFILE文

指定したSDS、PDS(区分データセット)をコピーします。PDSメンバーのコピーはサポートされません。

  • 構文

    CPYFILE src_dsname dst_dsname
            [REPLACE|NOREPLACE]
            [ALIAS|NOALIAS]
            [INSFIELD(pos len)|NOINSFIELD]
            [OUTSFIELD(pos len)|NOOUTSFIELD]
            [TRUNCATE|NOTRUNCATE]
            [MPASSWORD(mpassword)]
            [INFPASSWORD(infpassword)]
            [OUTFPASSWORD(outfpassword)]
            [INVOLUME(volser)]
            [OUTVOLUME(volser)]
            [MOVE]
  • オペランド

    以下は、CPYFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    src_dsname

    入力データセット名を指定します。

    dst_dsname

    出力データセット名を指定します。

    MPASSWORD

    GEMファイル・メンバーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MP)

    INFPASSWORD

    入力データセットーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:INF)

    OUTFPASSWORD

    出力データセットーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OUTF)

    INVOLUME

    入力データセットが含まれているボリュームのシリアル番号を指定します。カタログに入力データセットが存在しない場合にのみ有効です。(略語:INV)

    OUTVOLUME

    出力データセットが含まれているボリュームのシリアル番号を指定します。カタログに出力データセットが存在しない場合にのみ有効です。(略語:OUTV)

    MOVE

    データセットを移動させます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MO)

    NOREPLACE

    出力データセットがすでに存在する場合はエラーが発生します。(略語:NOR)

    REPLACE

    出力データセットがすでに存在する場合は上書きします。(略語:REP, R)

    NOALIAS

    メンバー名が指定された場合、エイリアスはコピーしません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOA)

    ALIAS

    メンバー名が指定された場合、エイリアスもコピーします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:A)

    INSFIELD(pos len)

    入力データセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文 エラーのみチェックします。(略語:I)

    • pos:入力データセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • len:入力データセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOINSFIELD

    入力データセットの行番号が存在しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOI)

    OUTSFIELD(pos len)

    出力データセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)

    • pos:出力データセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • len:出力データセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOOUTSFIELD

    出力データセットの行番号が存在しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOO)

    TRUNCATE

    出力データセットのレコード長に合わせてレコード長を調整します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TR)

    NOTRUNCATE

    入力データセットのレコード長が出力データセットのレコード長より大きい場合はエラーが発生します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOT)

  • 使用例

    以下は、CPYFILE文の使用例です。

    CPYFILE 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE' REPLACE

19. CPYTAP文

テープ・ボリューム間の複製を行います。

  • 構文

    CPYTAP [REP]
           [ADD]
           [IVOLUME(volser)]
           [INL]
           [OVOLUME(volser)]
           [ONL]
           [IUNIT(unit)]
           [OUNIT(unit)]
           [DEN(density)]
           [COMPRESS]
           [BYPASS]
    項目 説明

    volser

    ボリュームのシリアル番号です。

    unit

    テープ装置の装置名またはモデル名です。

    density

    出力テープボリュームの記録密度です。

  • オペランド

    以下は、CPYTAP文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    REP

    入力テープ・ボリュームのファイルを出力テープ・ボリュームの先頭ファイルに上書きします。

    ADD

    入力テープ・ボリュームのファイルを出力テープ・ボリュームの末尾に追加します。

    IVOLUME

    入力テープ・ボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。

    INL

    ラベルのない入力テープ・ボリュームです。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OVOLUME

    出力テープ・ボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。

    ONL

    ラベルのない出力テープ・ボリュームです。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IUNIT

    入力テープ装置名またはモデル名をunitに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OUNIT

    出力テープ装置名またはモデル名をunitに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DEN

    出力テープ・ボリュームの記録密度をdensityに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    COMPRESS

    出力テープ・ボリュームを圧縮します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BYPASS

    出力テープ・ボリュームの先頭ファイルの有効期限をチェックしません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、CPYTAP文の使用例です。

    CPYTAP REP IVOLUME(VOL1) OVOLUME(VOL2) IUNIT(UNIT1) OUNIT(UNIT2)

20. CRTDS文

データセットを作成します。

  • 構文

    CRTDS dsname
          [VOLUME(volser)]
          [SPACE(quantity [increment])]
          [MEMBER(n)]
          [FORMAT(FIXED|VARIABLE|UNDEFINED)]
          [CONTROL(ANSI|MACHINE)]
          [LRECL(lrecl)]
          [BLKSIZE(blksize)]
          [LIKE(dsname)]
  • オペランド

    以下は、CRTDS文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    新しく作成するデータセット名を指定します。

    VOLUME

    データセットを作成するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。

    SPACE

    新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SP)

    • quantity:データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。

    • increment:データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。

    MEMBER

    このオペランドを指定すると、作成するデータセットがPDSであることを明示します。dsnameにPDSとメンバーを明示すると、このオペランドは無視されます。

    FORMAT

    レコード形式を指定します。

    • FIXED:固定長レコード

    • VARIABLE:可変長レコード

    • UNDEFINED:長さが未指定のレコード

    CONTROL

    制御文字を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LRECL

    最大レコード長をlreclに指定します。

    BLKSIZE

    ブロック・サイズをblksizeに指定します。

    LIKE

    dsnameで指定されたデータセットの属性に基づいて新しいデータセットを作成します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、CRTDS文を使用してFB 80バイトの「USER001.SEQ.FILE」というデータセットをボリューム「VOL01」に作成する例です。

    CRTDS 'USER001.SEQ.FILE' VOL(VOL01) FORMAT(FIXED) LRECL(80)

21. CRTFILE文

データセットを作成するか、カタログに登録します。

  • 構文

    CRTFILE dsname
            [VOLUME(volser)]
            [SEQUENTIAL|PARTITIONED(n)]
            [SPACE(quantity(,increment))]
            [FORMAT(FIXED|VARIABLE|UNDEFINED)]
            [RLENGTH(rlength)]
            [BLENGTH(blength)]
            [BLOCKS|TRACKS|CYLINDERS]
            [LIKE(dsname)]
            [CATALOG]
            [CONTROL(ANSI|MACHINE|FACOM)]
            [DFORMAT(SHORT|LONG)]
  • オペランド

    以下は、CRTFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    新しく作成するデータセット名を指定します。

    VOLUME

    データセットがあるボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:VOL、V)

    SPACE

    新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SP)

    • quantity:データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。

    • increment:データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。

    FORMAT

    レコード形式を指定します。(略語:F)

    • FIXED :固定長レコード

    • VARIABLE :可変長レコード

    • UNDEFINED :長さが未指定のレコード

    RLENGTH

    最大レコード長をrlengthに指定します。(略語:RL、R)

    BLENGTH

    ブロックの長さをblengthに指定します。(略語:BLE)

    LIKE

    dsnameに指定されたデータセットの属性に従ってファイルを作成します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:L)

    CATALOG

    データセットをカタログに登録します。(略語:CAT、CA)

    SEQUENTIAL

    順次データセットを作成するように指定します。(略語:SEQ、SE)

    PARTITIONED

    nが0より大きい場合、区分データセットを作成するように指定します。(略語:P)

    BLOCKS

    スペースの割り当て量の初期値および追加値の単位がブロックであることを意味します。(略語:BLO)

    TRACKS

    スペースの割り当て量の初期値および追加値の単位がトラックであることを意味します。(略語:TR)

    CYLINDERS

    スペースの割り当て量の初期値および追加値の単位がシリンダーであることを意味します。(略語:CY)

    CONTROL

    制御文字を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします. (略語:CO)

    DFORMAT

    区分データセットのディレクトリ形式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

  • 使用例

    以下は、CRTFILE文の使用例です。

    CRTFILE 'USER001.SEQ.FILE' VOL(VOL01) CA

22. CRTJOBS文

特定のイベントの発生とジョブの開始を連携して予約します。

  • 構文

    CRTJOBS JOBNAME(jobname) DSNAME(dsname)
            [TIME(HH.MM)]
            [DATE(date)]
            [WEEK(week)]
            [MESSAGE('message')]
            [SYSTEM(event)]
            [ENDJOBNAME(jobname[,...])]
            [MSGID(msgid[,...])]
            [DATASET(dsname[,...])]
            [KEEP|ONCE]
  • オペランド

    以下は、CRTJOBS文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    JOBNAME

    開始するジョブ名をjobnameに指定します。(略語: JOBN)

    DSNAME

    開始するジョブが格納されているPDS名をdsnameに指定します。(略語: DSN)

    TIME

    指定した時刻にジョブを開始します。HH.MM形式で指定します。

    DATE

    dataに指定した日時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    WEEK

    weekに指定した曜日にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MESSAGE

    messageに指定したメッセージの出力時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SYSTEM

    eventに指定したシステム・イベントの発生時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ENDJOBNAME

    jobnameで指定したジョブの終了時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MSGID

    msgidに指定された識別番号を持つメッセージの出力時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DATASET

    dsnameで指定されたデータセットの作成時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    KEEP

    イベントが発生しても予約を維持します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ONCE

    イベントが発生したら予約を解除します。

  • 使用例

    以下は、CRTJOBS文の使用例です。

    CRTJOBS JOBN(JOB01) DSN('SYS1.JCLLIB') TIME(18.00) ONCE

23. CTLWTR文

出力中または一時停止状態のライターを操作します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    CTLWTR name
           [FREEZE]
           [HALT(halt)]
           [HOLD]
           [CONTINUE]
           [PAGE(page)]
           [KEY(key)]
           [BACKFILE]
           [SKIPFILE]
           [BACKJOB]
           [SKIPJOB]
           [TESTPRINT(testprint)]
           [PAPERCUT(YES|NO)]
           [FORM(str str str)]
           [CHARACTERS(characters)]
           [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}]
           [SIDE(side)]
    項目 説明

    name

    nameに操作するライター名を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    HALT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BACKFILE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKF)

    SKIPFILE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SKIP)

    BACKJOB

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKJ)

    SKIPJOB

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SKIPJ)

24. CVTFPD文

フロッピーディスクのファイルを一般的なボリュームにコピーするか、その逆を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    CVTFPD parameters

25. CVTTAP文

テープ・ボリュームのファイルを一般的なボリュームにコピーするか、その逆を行います。

  • 構文

    CVTTAP [MTDSNAME(dsname)]
           [DSNAME(dsname)]
           [ODSNAME(dsname)]
           [IUNIT(unit)]
           [OUNIT(unit)]
           [IVOLUME(volser)]
           [INL]
           [OVOLUME(volser)]
           [ONL]
           [IRECFM(recfm)]
           [IRECL(lrecl)]
           [IBLKSIZE(blksize)]
           [OBLKSIZE(blksize)]
           [POSITION(n)]
           [ORETPD(n)]
           [ADD]
           [RETAIN]
           [DDNAME(ddname)]
           [SYSPRINT(outclass)|PRINT(dsname)|NOPRINT]
  • オペランド

    以下は、CVTTAP文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    MTDSNAME

    テープ・ボリュームに含まれている入力ファイル名をdsnameに指定します。

    DSNAME

    アクセス・ボリュームに含まれている入力ファイル名をdsnameに指定します。

    ODSNAME

    出力ファイル名をdsnameに指定します。

    IUNIT

    入力ファイルが含まれているテープ・ボリュームの装置名またはモデル名をunitに指定します。

    OUNIT

    出力ファイルが含まれているテープ・ボリュームの装置名またはモデル名をunitに指定します。

    IVOLUME

    入力ファイルが含まれているテープ・ボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。

    INL

    入力ファイルが含まれているテープ・ボリュームがラベルのない形式です。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OVOLUME

    出力ファイルが含まれているテープ・ボリュームのシリアル番号を指定します。

    ONL

    出力ファイルが含まれているテープ・ボリュームがラベルのない形式です。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IRECFM

    入力ファイルのレコード形式をrecfmに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IRECL

    入力ファイルのレコード長をlreclに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IBLKSIZE

    入力ファイルのブロック長をblksizeに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OBLKSIZE

    出力ファイルのブロック長をblksizeに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    POSITION

    テープ・ボリューム内ファイルの順序番号を数字nで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ORETPD

    出力ファイルの保存期間を数字nで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ADD

    出力ファイルがテープ・ボリュームに含まれている場合、テープ・ボリュームにすでに存在しているファイルの後ろに追加します。指定しない場合は、テープ・ボリュームの先頭に追加します。

    RETAIN

    処理の終了時にテープ・ボリュームの自動分離を迂回します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DDNAME

    DD名をddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SYSPRINT

    メッセージの出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PRINT

    メッセージを出力するファイルをddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOPRINT

    メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、CVTTAP文の使用例です。

    CVTTAP MTDSNAME('A.MT') IUNIT(U1) ODSNAME('A.OUT')

26. DELETE文

順次データセットや区分データセットのメンバーをカタログから削除します。(略語:DEL)

  • 構文

    DELETE dsname|(dsname,dsname[,...])
           [CATALOG(catname)]
           [FILE(ddname)]
           [PURGE|NOPURGE]
           [ERASE|NOERASE]
           [SCRATCH|NOSCRATCH]
           [FORCE|NOFORCE]
           [WITHSECURITY|WITHOUTSECURITY]
           [PATH|ALTERNATEINDEX|CLUSTER|PAGESPACE|NONVSAM|ALIAS|GENERATIONDATAGROUP|SPACE|USERCATALOG]
  • オペランド

    以下は、DELETE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    データセットまたはファイルの名前を指定します。

    CATALOG

    削除する項目が登録されているカタログ名をcatnameに指定します。(略語:CAT)

    FILE

    削除する項目を含むボリュームのDD名をddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PURGE

    保存期間が残っていても削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PU)

    NOPURGE

    保存期間が残っている場合は削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NPRG)

    ERASE

    クラスターを削除する際にデータ・コンポーネントを0x00に設定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:ERAS)

    NOERASE

    クラスターを削除する際にデータ・コンポーネントを0x00に設定しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NERAS)

    SCRATCH

    カタログを解放する際にボリューム・スペースも削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOSCRATCH

    カタログを解放する際にボリューム・スペースは削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NSCR)

    FORCE

    VSAMデータ・スペースに項目があっても強制的に削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:FRC)

    NOFORCE

    VSAMデータ・スペースに項目がある場合は削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NFRC)

    WITHSECURITY

    NOSCRATCHが指定されている場合、TRUST安全情報を削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:WSEC)

    WITHOUTSECURITY

    NOSCRATCHが指定されている場合、TRUST安全情報を削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:WOSEC)

    PATH

    補助索引のアクセス・パスを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ALTERNATEINDEX

    補助索引のクラスターおよび構成要素を削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AIX)

    CLUSTER

    クラスターおよび構成要素を削除します。(略語:CL)

    PAGESPACE

    ページ・スペースのクラスターおよび構成要素を削除します。(略語:PGSPC)

    NONVSAM

    非VSAMのデータセットを削除します。(略語:NVSAM)

    ALIAS

    エイリアスを削除します。

    GENERATIONDATA GROUP

    世代別データ・グループを削除します。(略語:GDG)

    SPACE

    VSAMデータ・スペースを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SPC)

    USERCATALOG

    ユーザー・カタログを削除します。(略語:UCAT)

  • 使用例

    以下は、DELETE文の使用例です。

    DELETE (DS1,DS2)

27. DFNFATR文

ASCFILE文とASCLP文で使用されるデータセットの属性リストを定義します。DFNFATR文で定義した属性リストは、ASCFILE文とASCLP文でUSINGオペランドを利用して使用できます。

  • 構文

    DFNFATR name
            [BLKSIZE(blksize)]
            [RECFM(A|B|F|M|U|V)]
            [LRECL(lrecl)]
            [DSORG(PO|PS)]
            [EXPDT(expdt)]
            [RETPD(n)]
            [BUFNO(n)]
            [BFALN(D|F)]
            [KEYLEN(keylen)]
            [PTCODE(ptcode)]
            [OPTCD({J|M|U|X}[,...])]
            [EROPT(ACC|SKP|ABE)]
  • オペランド

    以下は、DFNFATR文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    name

    属性リストの名前を指定します。

    BLKSIZE

    ブロックのサイズを指定します。

    RECFM

    レコードの形式と特性を指定します。

    • A : ANSI制御文字がレコードの先頭にある

    • B : ブロック化されたレコード

    • F : 固定長レコード

    • M : マシン制御文字がレコードの先頭にある

    • U : 長さが未指定のレコード

    • V : 可変長レコード

    LRECL

    レコード長を指定します。

    DSORG

    データセットの構造を指定します。

    • PO : 区分編成のデータセット

    • PS : 物理順次のデータセット

    EXPDT

    データセットの満了日をexpdtに指定します。

    RETPD

    データセットの保存期限を数字nで指定します。

    BUFNO

    使用するバッファーの数を数字nで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BFALN

    バッファーの境界合わせをします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    KEYLEN

    キーの長さをkeylenに指定します。

    PTCODE

    紙テープの識別名をptcodeに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OPTCD

    オプション機能を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    EROPT

    データ・エラー検出時の処理方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、DFNFATR文の使用例です。

    DFNFATR DCB1 RECFM(F),LRECL(80),DSORG(PS)

28. DFNWTR文

ライターを定義します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    DFNWTR name
           [UNIT(unit[,...])]
           [ASSORTWTR(assortwtr)]
           [OVERLAY(n)]
           [GRAPH]
           [IMAGE]
           [COLOR]
           [FEEDER]
           [PAPERCUT(YES|NO)]
           [EXTENSION(extension)]
           [SPOOL]
           [FORM(str str str)]
           [CHARACTERS(characters)]
           [APPDEVICE]
           [BOTHMODE(bothmode)]
           [SERVER(server)]
           [TERMOVERLAY(termoverlay)]
           [CUNIT(cunit)]
           [PAGELEN(n)]
           [MARGIN(n n)]
           [FFEED(str str str)]
           [SETUPMSG(YES|NO)]
           [PRINT(str str str)]
           [SETUPSW(setupsw)]
           [OUTPUT(str str str)]
           [LDWTR(YES|NO)]
           [JOB(jobname1 jobname2 jobname3)]
           [OLIMIT(n)]
           [SLIMIT(n)]
           [SEPARATOR({TOPEND|TOP|END|NO|*} [SIGN|NOSIGN])]
           [SYSLIST(syslist)]
           [TESTPRINT(testprint)]
           [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}]
           [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)]
           [BIND(bind {{w x y}|/})]
           [SIDE(side)]
           [HOPPER(hopper)]
           [STACKER(stacker)]
           [OFFSET(offset)]
           [SHOPPER(shopper)]
           [BINDHOLE(bindhole)]
           [MODE(str str str)]
           [PPCODE(KANA|ASCII|ENGLISH)]
           [ECHARACTER(echaracter)]
           [EFROM(str str)]
           [FONT(n)]
           [JOURNAL(YES|NO)]
           [CANCELKEY(cancelkey)]
           [PAKEY1(pakey1)]
           [PAKEY2(pakey2)]
           [RETRY(str str)]
           [DEVICECHECK(PAUSE|STOP)]
           [DATACHECK({PAUSE|CONT|*} {PARA|DYNLOAD|NODYNLOAD})]
           [RUCHAIN(ruchain)]
           [DOCUMENTS(n)]
           [DLOGMODE(dlogmode)]
           [COMPATI(compati)]
           [SYNC(sync)]
           [DISPLAY(YES|NO)]
           [FILEADD]
    項目 説明

    name

    定義するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    UNIT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:U)

    OUTPUT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OUT)

29. DISPLAY文

データセットの状態を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

  • 構文

    DISPLAY [JOBS=jobname]
            [DATASET,{DSNAME=dsname|JOBNAME=jobname|WAIT}]
  • オペランド

    以下は、DISPLAY文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    JOBS

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:J)

    DATASET

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DS)

    DSNAME

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DSN)

    JOBNAME

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:J)

    WAIT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:W)

30. DLTDS文

データセットまたはデータセットのメンバーを削除します。削除するデータセットが存在しない場合は、エラーコードとして4を返します。

  • 構文

    DLTDS dsname
    項目 説明

    dsname

    データセット名を指定します。PDSのメンバーを削除するときは、メンバー名を括弧で囲んで指定します。

  • 使用例

    以下は、DLTDS文の使用例です。

    DLTDS 'A.PDS(MEMBER1)'

31. DLTFILE文

データセットまたはデータセットのメンバーをカタログから削除します。

  • 構文

    DLTFILE dsname
            [ALIAS]
            [NOALIAS]
            [CATALOG]
            [MPASSWORD(password)]
            [VOLUME(volser)]
  • オペランド

    以下は、DLTFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    データセット名を指定します。PDSのメンバーを削除する場合は、メンバー名を括弧で囲んで指定します。

    ALIAS

    指定したメンバーのエイリアスも削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:A)

    NOALIAS

    指定したメンバーのみ削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    CATALOG

    カタログ情報のみ削除します。(略語:C)

    MPASSWORD

    GEMファイル・メンバーのパスワードをpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)

    VOLUME

    データセットが含まれているボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:V)

  • 使用例

    以下は、DLTFILE文の使用例です。

    DLTFILE 'USER001.SEQ.FILE'

32. DLTFPD文

フロッピーディスクのファイルを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    DLTFPD [FPDDSNAME(dsname)]
           [UNIT(unit)]
           [VOLUME(volser)]
           [VPASSWORD(password)]
           [PROTECT(BYPASS|WRITE|EXPDT)]
           [NOFEED]
  • オペランド

    以下は、DLTFPD文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    FPDDSNAME

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    UNIT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    VOLUME

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    VPASSWORD

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PROTECT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOFEED

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

33. DLTJOB文

実行中のジョブを停止し、実行待ちのジョブはキャンセルします。また、JOBQから該当するジョブを削除します。

  • 構文

    DLTJOB jobname
           [JOBCODE(code)]
           [USER(userid)]
           [CLASS(outclass)]
           [OGROUP(ogroup)]
           [JGROUP(jgroup)]
           [IN|EXEC|OUT]
           [STEP|NOSTEP]
  • オペランド

    以下は、DLTJOB文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    jobname

    指定したジョブ名を持つジョブをJOBQから削除します。アスタリスク(*)を使用した場合は、ジョブ名に関係なくJOBQから削除します。

    JOBCODE

    codeに指定されたジョブ・コードを持つジョブをJOBQから削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    USER

    useridに指定されたユーザーが所有するジョブをJOBQから削除します。アスタリスク(*)を使用した場合は、ジョブの所有権に関係なくJOBQから削除します。

    CLASS

    outclassに指定された出力クラスに含まれているジョブをJOBQから削除します。

    OGROUP

    ogroupに指定された出力ジョブ・グループに含まれているジョブをJOBQから削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    JGROUP

    jgroupに指定されたジョブ・グループに含まれているジョブをJOBQから削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IN

    実行待ちのジョブのみ削除します。

    EXEC

    実行中のジョブのみ削除します。

    OUT

    出力待ちのジョブのみ削除します。

    STEP

    現在のジョブ・ステップのみ削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOSTEP

    ジョブ全体を削除します。

  • 使用例

    以下は、DLTJOB文の使用例です。

    DLTJOB JOBA USER(USER01) EXEC

34. DLTWTR文

停止状態のライターを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    DLTWTR name
    項目 説明

    name

    nameに削除するライター名を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

35. DROP文

監視中の特定のイベントへの監視を解除します。

  • 構文

    DROP [MESSAGE('outmsg')]
         [READYJOBNAME(jobname[,...])]
         [ENDJOBNAME(jobname[,...])]
         [MSGID(msgid[,...])]
         [SYSTEM(event[,...])]
         [USEREVENT(event[,...])]
         [DATASET(dsname[,...])]
         [MOUNT(volser[,...])]
         [SYSOUT(outclass[,...])]
  • オペランド

    以下は、DROP文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    MESSAGE

    outmsgに指定された特定のメッセージの出力を監視している場合、その監視を解除します。

    READYJOBNAME

    jobnameで指定された特定のジョブが開始されるのを監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ENDJOBNAME

    jobnameで指定された特定のジョブが終了するのを監視している場合に、その監視を解除します。

    MSGID

    msgidに指定された特定の識別番号を持つメッセージの出力を監視している場合、その監視を解除します。

    SYSTEM

    eventで指定された特定のシステム・イベントの発生を監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    USEREVENT

    eventで指定された特定のユーザー・イベントの発生を監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DATASET

    dsnameで指定された特定のデータセットの作成を監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MOUNT

    volserで指定された特定のボリュームがマウントされるのを監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SYSOUT

    出力クラスがoutclassに指定された特定のジョブの出力終了を監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、DROP文の使用例です。

    DROP ENDJOBNAME(JOBA JOBB)

36. DSN文

新しいDSN(DB2 Command Processor)セッションを開始します。

DSN文の詳細については、OpenFrame Batch『ユーティリティリファレンスガイド』の「IKJEFT01」のコマンドの設定を参照してください。

37. EVENT文

特定のイベントへの監視を開始します。イベントの発生履歴は内部に保存されます。STACKオペランドを指定すると、イベントの発生履歴を保存しておくことができます。

監視は、EVENTコマンドを実行したIKJEFT(KEQEFT)プログラムが終了されるまで有効であり、イベントが発生するまで待機しません。ジョブが終了される前に指定したイベントが発生した場合は、内部でその履歴を更新するだけで別の動作は行いません。同じイベントに対してはWAIT文を使用してそのイベントが発生するまで待機することができます。

  • 構文

    EVENT [MESSAGE('outmsg')]
          [READYJOBNAME(jobname[,...])]
          [ENDJOBNAME(jobname[,...])]
          [MSGID(msgid[,...])]
          [SYSTEM(event[,...])]
          [USEREVENT(event[,...])]
          [DATASET(dsname[,...])]
          [MOUNT(volser[,...])]
          [SYSOUT(outclass[,...])]
          [STACK(YES|NO)]
  • オペランド

    以下は、EVENT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    MESSAGE

    outmsgに指定されたメッセージの出力を監視します。

    READYJOBNAME

    jobnameに指定されたジョブの開始を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ENDJOBNAME

    jobnameに指定された特定のジョブの終了を監視します。(略語:END)

    MSGID

    msgidに指定された識別番号を持つメッセージの出力を監視します。

    SYSTEM

    eventに指定された特定のシステム・イベントの発生を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    USEREVENT

    eventに指定されたユーザー・イベントの発生を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DATASET

    dsnameに指定されたデータセットの作成を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MOUNT

    volserに指定されたボリュームのマウントを監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SYSOUT

    出力クラスがoutclassに指定された特定のジョブの出力終了を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    STACK

    イベントが発生した場合、イベントの発生履歴を処理する方法を指定します。

    • YES : イベントが発生するたびに発生履歴を保存します。

    • NO : イベントが発生したら、そのイベントへの監視を解除します。

  • 使用例

    以下は、EVENT文の使用例です。

    EVENT ENDJOBNAME(JOBA JOBB) STACK(YES)

38. EXCCL文

コマンド・プロシージャを呼び出します。

  • 構文

    EXCCL member
          [FILE(pdsname)]
          [PARAM(params)]
          [JOBNAME(jobname)]
          [ACCOUNT(account)]
          [REGION(region)]
          [TIME(m[,s])]
          [SPOOLPRTY(out_prty)]
          [EXECPRTY(exec_prty)]
          [JOBGROUP(jgroup)]
          [DATE(YY-MM-DD)]
          [OGROUP(ogroup)]
          [CAPS|ASIS]
          [DIRECT|INDIRECT]
          [MSGCLASS(outclass)|NOMSGCLASS]
          [SLANG(ENGLISH|JAPANESE)]
  • オペランド

    以下は、EXCCL文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    member

    PDSのメンバーとして保存されているコマンド・プロシージャの名前を指定します。

    FILE

    コマンド・プロシージャが保存されているPDS名をpdsnameに指定します。(略語:F)

    PARAM

    コマンド・プロシージャ内にPROC文で定義されている記号パラメータに渡す文字列をparamsに指定します。(略語:P)

    JOBNAME

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブ名をjobnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ACCOUNT

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のアカウント名をaccountに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    REGION

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のメモリ使用量をregionに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:RE)

    TIME

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブの終了時間をm(分)、s(秒)で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SPOOLPRTY

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブの出力優先順位をout_prtyに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    EXECPRTY

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブの実行優先順位をexec_prtyに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    JOBGROUP

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブ・グループ名をjgroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DATE

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合、アプリケーション・ プログラムのリストをプリンターで出力するYY(年)-MM(月)-DD(日)形式の日付を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OGROUP

    出力ジョブ・グループ名をogroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CAPS

    パラメータ・リストを大文字に変換します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ASIS

    パラメータ・リストを大文字に変換しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DIRECT

    コマンド・プロシージャを直接実行します。

    INDIRECT

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行します。(略語:IND、I)

    バッチ・ジョブが正常にサブミットされると、「TSO0211M JOB STACKED — {ジョブ名} --」という通知メッセージをコンソールに表示します。

    MSGCLASS

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合の出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOMSGCLASS

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合の出力クラスを指定しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SLANG

    コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合の出力メッセージの言語を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、EXCCL文の使用例です。

    EXCCL EX1 FILE('SYS1.PROCLIB') PARAM('''ABC''')

39. EXCEFI文

PSAMマップを使用して画面処理を行います。画面の入力フィールドから入力値を受け取り、その値はCLISTで処理されます。

  • 構文

    EXCEFI parameters

    EXCEFIでは、以下のメイン・パラメータを使用して画面処理を行います。

    EXCEFI [INIT|OPEN|PUT|WRITE|READ|GET|CLOSE|END] {parameters}
    項目 説明

    INIT

    画面処理のための環境および変数を初期化します。

    OPEN

    初期化された値で画面処理を行います。

    PUT

    CLISTで宣言された値を指定された変数に割り当てます。

    WRITE

    指定された画面と変数を出力フィールドに出力します。

    READ

    画面を介して入力フィールドに入力された値を読み込みます。

    GET

    入力された値をCLISTの指定変数に割り当てます。

    CLOSE

    画面処理を終了します。

    END

    画面処理のための環境および変数をメモリからクリアします。

  • オペランド

    以下は、EXCEFI文の各パラメータの使用法とオペランドについての説明です。

    • INIT

      EXCEFI INIT [MESSAGE(var_name)]
                  [DIRECT|NODIRECT]
                  [MENU(ddname)]

      以下は、オペランドについての説明です。

      オペランド 説明

      MESSAGE

      メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)

      DIRECT | NODIRECT

      • DIRECT :画面の出力機能が呼び出された時点で画面を出力します。

      • NODIRECT :画面の入力機能が呼び出される時点まで画面を出力しません。

      省略可能であり、OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

      MENU

      出力するマップファイルが割り当てられたDD名をddnameに指定します。省略可能です。

    • OPEN

      EXCEFI OPEN ddname MESSAGE(var_name)

      以下は、オペランドについての説明です。

      オペランド 説明

      ddname

      出力するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。

      MESSAGE

      メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)

    • PUT

      EXCEFI PUT ddname menu_name [MESSAGE(var_name)]
                                  [VAR(var_name[,...])]

      以下は、オペランドについての説明です。

      オペランド 説明

      ddname

      出力するマップファイルが割り当てらたDD名を指定します。

      menu_name

      出力するマップファイル名を指定します。

      MESSAGE

      メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)

      VAR

      画面の入出力フィールドの変数名をvar_nameに指定します。

    • WRITE

      EXCEFI WRITE ddname menu_name MESSAGE(var_name)

      以下は、オペランドについての説明です。

      オペランド 説明

      ddname

      出力するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。

      menu_name

      出力するマップファイル名を指定します。

      MESSAGE

      メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。 OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)

    • READ

      EXCEFI READ ddname menu_name [AID]
                                   [MESSAGE(var_name)]

      以下は、オペランドについての説明です。

      オペランド 説明

      ddname

      出力するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。

      menu_name

      出力するマップファイル名を指定します。

      AID

      ファンクションキー入力を処理します。

      MESSAGE

      メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)

    • GET

      EXCEFI GET ddname menu_name [MESSAGE(var_name)]
                                  [VAR(var_name[,...])]

      以下は、オペランドについての説明です。

      オペランド 説明

      ddname

      出力するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。

      menu_name

      出力するマップファイル名を指定します。

      MESSAGE

      メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)

      VAR

      画面で入力された値を返す変数名をvar_nameに指定します。

    • CLOSE

      EXCEFI CLOSE ddname MESSAGE(var_name)

      以下は、オペランドについての説明です。

      オペランド 説明

      ddname

      終了するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。

      MESSAGE

      メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)

    • END

      EXCEFI END MESSAGE(var_name)

      以下は、オペランドについての説明です。

      オペランド 説明

      MESSAGE

      メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)

  • 使用例

    以下は、EXCEFIステートメントの使用例です。

    EXCEFI INIT MESSAGE(INM) DIRECT MENU(FGIFMT)
    EXCEFI OPEN FGIFMT MESSAGE(INM)
    EXCEFI PUT FGIFMT TMENU M(INM) VAR(NINUSI,KENSYU)
    EXCEFI WRITE FGIFMT TMENU M(INM)
    EXCEFI READ FGIFMT TMENU AID M(INM)
    EXCEFI GET FGIFMT TMENU M(INM) VAR(NINUSI,KENSYU)
    EXCEFI CLOSE FGIFMT MESSAGE(INM)
    EXCEFI END MESSAGE(INM)

40. EXCEFW文

PSAMマップを使用して画面処理行います。入力値はPSAMマップに返され、その入力値に応じて他のマップを出力するか、CLISTを実行するか、あるいはCOBOLプログラムなどを実行します。

  • 構文

    EXCEFW dsname ['parameter']
                  [PED(ped_name)]
                  [APG(apg_name)]
                  [DID(dir_id)]
                  [DIRECT|NODIRECT]
                  [LOG|APLTEST]
                  [COMP|NOCOMP]
                  [DISP|NODISP]
                  [TRACE|NOTRACE]
                  [RDBII]
                  [SEARCH]
  • オペランド

    以下は、EXCEFW文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    画面に表示するPSAMマップ名を指定します。

    parameter

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PED

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    APG

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DID

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DIRECT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NODIRECT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LOG

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    APLTEST

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    COMP

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOCOMP

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DISP

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NODISP

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    TRACE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOTRACE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    RDBII

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SEARCH

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、EXCEFW文の使用例です。

    EXCEFW GCMENU

41. EXCPGM文

アプリケーション・プログラムや動的ライブラリを実行します。プログラムの終了コードがEXCPGMコマンドのリターンコードとして設定されます。

  • 構文

    EXECPGM member
            ['parameter[,...]']
            [FILE(pdsname)]
            [CAPS|ASIS]
  • オペランド

    以下は、EXCPGM文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    member

    PDSメンバーとして保管されているアプリケーションまたは動的ライブラリ名を指定します。

    parameter

    プログラムに渡すパラメータ値を指定します。

    FILE

    外部プログラムが格納されているPDS名をpdsnameに指定します。(略語:F)

    CAPS

    パラメータ・リストを大文字に変換します。

    ASIS

    パラメータ・リストを大文字に変換しません。

  • 使用例

    以下は、EXCPGM文の使用例です。

    EXCPGM JLAASSY '12,ALL' FILE(SYS1.LINKLIB) ASIS

42. EXCSCMD文

指定したOSコマンドを実行します。

  • 構文

    EXCSCMD 'command'
            [SYNCH(YES|NO|READY)]
            [MSGSELECT(YES|NO)]
            [CHECK|NOCHECK]
  • オペランド

    以下は、EXCSCMD文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    command

    実行するosコマンドとコマンドのパラメータを一重引用符で囲まれた文字列で指定します。

    SYNCH

    コマンド実行モードを設定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • NO : コマンドを非同期モードで実行します。(デフォルト値)

    • YES : コマンドを同期モードで実行します。

    • READY : コマンドを同期モードで実行します。

    MSGSELECT

    コマンド・プロセッサーの出力メッセージをコンソールに出力するかどうかを設定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • NO : コマンド・プロセッサーの出力メッセージをコンソールに出力します。(デフォルト値)

    • YES : コマンド・プロセッサーの出力メッセージを端末に出力します。

    CHECK|NOCHECK

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、EXCSCMDを使用してJALTコマンドを発行する例です。

    EXCSCMD 'JALT AIM,RESTRICT,RDB,MD=RDBII100,RCVL=(NOTUSED),DID=00,+
             DBSN=FG\FNO*_R_\FNM*_DTBL' NOCHECK

43. EXEC文

コマンド・プロシージャを呼び出します。(略語:EX)

  • 構文

    EXEC dsname
         ['patameters']
         [LIST]
         [NOLIST]
         [PROMPT]
         [NOPROMPT]
         [ASIS]
         [CAPS]
  • オペランド

    以下は、EXEC文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    実行するコマンド・プロシージャ名を指定します。

    parameters

    コマンド・プロシージャ内にPROC文で定義されている記号パラメータを入れる文字列を指定します。

    NOLIST

    コマンドを表示しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOL)

    LIST

    コマンドを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:L)

    NOPROMPT

    端末プロンプトを使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOP)

    PROMPT

    端末プロンプトを使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:P)

  • 使用例

    以下は、EXEC文の使用例です。

    EXEC 'TSO1.EX1.CLIST' 'ABC'

44. FEXPORT文

FEXPORT文の実行プロセスは以下のとおりです。

  1. fexportを実行します。fexportはアプリケーション・プログラムまたはシェルスクリプトであり、パラメータと一緒に実行されます。

    fexport [現在接続されている端末名] [一時ファイル名] [パラメータファイル名] [順番]

    fexportによって作成される一時ファイル名の形式です。

    FEXPORT_[現在接続されている端末名][データセット名][現在の時刻]
  2. 一時ファイルの内容をデータセットに記録します。

 

  • 構文

    FEXPORT dsname
            [REPLACE|ADD]
            [USING(using_filename section_id OPERATE|NOOPERATE)]
            [PLIST(plist_parameters(,...))]
            [DMLOG [(NEW|OLD|REP|ADD|n)]]
            [TLIMIT(n)]
  • オペランド

    以下は、FEXPORT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    データセット名を指定します。

    REPLACE

    既存のデータセットを一時ファイルのデータで置き換えます。(略語:R、REP)

    ADD

    一時ファイルのデータを既存のデータセットに追加します。(略語:A)

    USING

    パラメータ・ファイル名と順番を指定します。オペランドが指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのDEFAULT_FEXPORT_PLFキーのVALUE項目を参照します。(略語:U)

    • using_filename:fexportの3番目のパラメータです。ファイルのパスは、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのPLF_DIRECTORYキーのVALUE項目を参照します。

    • section_id:fexportの4番目のパラメータです。

    • OPERATE:パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)

    • NOOPERATE:パラメータ・ファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    PLIST

    USINGを指定していない場合は、PLISTを使用してパラメータを直接指定することができます。PLISTパラメータには、USINGで指定したファイルに記述されるパラメータをコンマで区切って指定します。

    • FN :ファイル名を指定します。

    • FF :ファイル形式を指定します。テキスト形式の場合は「T」、バイナリ形式の場合は「B」を指定します。

    • RF :レコード・タイプを指定します。FBタイプの場合は「F」、VBタイプの場合は「V」を指定します。

    • RL :レコード長を指定します。

    • TS :TSC(Tab Stop Change)値を指定します。0から20までの整数で指定します。

    • KO :SOSIデータかどうかを指定します。SOSIデータの場合は「Y」、そうでない場合は「N」を指定します。

    DMLOG

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

    TLIMIT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)

    フォアグラウンド・モードで画面を介してコマンドを実行したとき、USINGとPLISTのいずれも指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、MAPセクションのFEXPORT_MAPキーのVALUE項目に定義されたマップを画面に表示し、ユーザーからの値の入力を要求します。

  • 使用例

    以下は、FEXPORT文の使用例です。

    FEXPORT MY.DATA ADD USING(PARMLIST 1)

45. FIMPORT文

FIMPORT文の実行プロセスは以下のとおりです。

  1. データセットの内容を一時ファイルに記録します。一時ファイル名は以下の形式で保存されます。

    FIMPORT_[現在接続されている端末名][データセット名][現在の時刻]
  2. fimportを実行します。fimportはアプリケーション・プログラムまたはシェルスクリプトであり、以下のようなパラメータと一緒に実行されます。

    fimport [現在接続されている端末名] [一時ファイル名] [パラメータファイル名] [順番]

 

  • 構文

    FIMPORT dsname
            [USING(using_filename section_id OPERATE|NOOPERATE)]
            [PLIST(plist_parameters(,...))]
            [DMLOG [(NEW|OLD|REP|ADD|n)]]
            [TLIMIT(n)]
  • オペランド

    以下は、FIMPORT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    データセット名を指定します。

    USING

    パラメータ・ファイル名と順番などを指定します。オペランドが指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのDEFAULT_FIMPORT_PLFキーのVALUE項目を参照します。(略語:U)

    • using_filename: fimportの3番目のパラメータです。ファイルのパスは、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのPLF_DIRECTORYキーのVALUE項目を参照します。

    • section_id: fimportの4番目のパラメータです。

    • OPERATE: パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)

    • NOOPERATE: パラメータファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    PLIST

    USINGを指定していない場合は、PLISTを使用してパラメータを直接指定することができます。PLISTパラメータには、USINGで指定したファイルに記述されるパラメータをコンマで区切って指定します。

    • FN:ファイル名を指定します。

    • FF:ファイル形式を指定します。テキスト形式の場合は「T」、バイナリ形式の場合は「B」を指定します。

    • RF:レコード・タイプを指定します。 FBタイプの場合は「F」、VBタイプの場合は「V」を指定します。

    • RL:レコード長を指定します。

    • TS:TSC(Tab Stop Change)値を指定します。0から20までの整数で指定します。

    • KO:SOSIデータかどうかを指定します。SOSIデータの場合は「Y」、そうでない場合は「N」を指定します。

    OPERATE

    パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)

    NOOPERATE

    パラメータ・ファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    DMLOG

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

    TLIMIT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)

    フォアグラウンド・モードで画面を介してコマンドを実行したとき、USINGとPLISTのいずれも指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、MAPセクションのFIMPORT_MAPキーのVALUE項目に定義されたマップを画面に表示し、ユーザーからの値の入力を要求します。

  • 使用例

    以下は、FIMPORT文の使用例です。

    FIMPORT MY.DATA USING(PARMLIST 1)

46. FREE文

ALLOCATE文とATTRIB文によって割り当てられたデータセットを解放します。

  • 構文

    FREE [DSNAME|DATASET(dsname[,...])]
         [DDNAME|FILE(ddname[,...])]
         [ATTRLIST(listname[,...])]
         [ALL]
         [HOLD|NOHOLD]
         [DEST(station_id)]
         [SYSOUT(outclass)]
         [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE]
  • オペランド

    以下は、FREE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DSNAME

    dsnameに指定された名前のデータセットを解放します。(略語:DS)

    DATASET

    dsnameに指定された名前のデータセットを解放します。(略語:DA)

    DDNAME

    ddnameに指定されたDD名のデータセットを解放します。(略語:DDN、DD)

    FILE

    ddnameに指定されたDD名のデータセットを解放します。(略語:FI、F)

    ATTRLIST

    ATTRIBコマンドによってlistnameとして定義された属性リストを削除します。(略語:ATTR、AT、A)

    ALL

    割り当てられたデータセットをすべて解放します。(略語:AL)

    HOLD

    SYSOUTデータセットを出力保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:H)

    NOHOLD

    SYSOUTデータセットを出力保留状態にしません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    DEST

    SYSOUTデータセットの出力先をstation_idに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DES)

    SYSOUT

    SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:S)

    CATALOG

    データセットをカタログに追加します。カタログを参照してデータセットを割り当てた場合、再度カタログに追加します。(略語:C)

    UNCATALOG

    データセットを保存しますが、カタログからは削除します。(略語:U)

    KEEP

    データセットを保存します。(略語:K)

    DELETE

    データセットを削除します。(略語:DEL)

  • 使用例

    以下は、FREE文の使用例です。

    FREE DA(FILE1.ASM)

47. FREFILE文

ASCFILE文やDFNFATR文などによって割り当てられたデータセットを解放します。

  • 構文

    FREFILE [DSNAME(dsname[,...])]
            [DDNAME(ddname[,...])]
            [ATTRLIST(listname[,...])]
            [ALL]
            [SYSOUT(outclass)]
            [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE]
  • オペランド

    以下は、FREFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DDNAME

    ddnameに指定されたDD名のデータセットを解放します。(略語:DDN)

    DSNAME

    dsnameに指定された名前のデータセットを解放します。

    ATTRLIST

    DFNFATRコマンドによってlistnameとして定義された属性リストを解放します。

    ALL

    割り当てられたデータセットをすべて解放します。

    SYSOUT

    SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassとして指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CATALOG

    データセットをカタログします。カタログを参照してデータセットを割り当てた場合は、再カタログします。

    UNCATALOG

    データセットを保存しますが、カタログからカタログ情報を削除します。

    KEEP

    データセットを保存します。

    DELETE

    データセットを削除します。

  • 使用例

    以下は、FREFILE文の使用例です。

    FREFILE DDNAME(INDD)

48. FTP文

ホストの間でファイルを送受信します。

  • 構文

    FTP HOST(host) [ATTRDS(dsname)] [data_prompt] ftp_subcommands END
    項目 説明

    host

    ファイルを転送するためのリモート・ホスト名を指定します。(略語:H)

    dsname

    リモート・ホストごとに登録された属性データセット名を指定します。(略語:A)

    data_prompt

    コマンド文を実行する前に表示する確認のためのプロンプト・データが記述されます。

    • syntax : DATA PROMPT user passwd ENDDATA

    FTP文は、以下のサブコマンドで構成されます。

    CD cd_subcommands | SEND send_subcommands | RECV recv_subcommands
    サブコマンド 説明

    CD

    リモート・ホストの作業ディレクトリを変更します。

    SEND

    リモート・ホストにファイルを転送します。

    RECV

    リモート・ホストからファイルを受信します。

48.1. CDサブコマンド

FTPのCDサブコマンドは、リモート・ホストの作業ディレクトリを変更します。

  • 構文

    CD directory
    項目 説明

    directory

    変更するリモート・ホストの作業ディレクトリを指定します。

  • 使用例

    以下は、FTP文のCDサブコマンドの使用例です。

    FTP A('SYS.TISP.ATTR') H(localhost)
      CD /home6/data/recv
      SEND NOADD IN('NDBHEN4J.CHK') OUT(JSB.FTP.TEST) SYN TYPE(BINARY)
      END

48.2. SENDサブコマンド

FTPのSENDサブコマンドは、リモート・ホストにファイルを転送します。

  • 構文

    SEND [ADD|NOADD]
         [CNVT(YES|NO)]
         [DISP(OLD|SHR)]
         [EROPT(CONTINUE|STOP)]
         [IN('infile')]
         [OUT(outfile)]
         [PADDING(ASCII|EBCDIC|NULL|NON)]
         [SYN|ASY]
         [TYPE(BINARY|TEXT)]
         [EXTCNVT(JTSJS|JTSJSK|SJSTJ|NONE)]
  • オペランド

    以下は、FTP文のSENDサブコマンドのオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    ADD | NOADD

    • ADD : リモート・ホストの既存データの後にデータを追加する拡張モードに指定します。(略語:AD)

    • NOADD : リモート・ホストの既存データを削除して受信したデータを保存する置換モードに指定します。(略語:NOA)

    CNVT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DISP

    転送するデータセットの割り当て方法を指定します。(略語:D)

    • OLD : 他のジョブと共有できないように割り当てます。(exclusive)

    • SHR : 他のジョブと共有できるように割り当てます。(shared)

    EROPT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IN

    ファイルを転送するホストのデータセット名を単一引用符で囲んで指定します。(略語:I)

    OUT

    ファイルを受信するリモート・ホストのファイル名を指定します。(略語:O)

    PADDING

    FBタイプのデータセットを転送する際、パディング機能を使用するかどうかと、削除するパディング文字を指定します。(略語:P)

    • ASCII : パディング文字をASCIIコードのスペース(X'20')で指定します。

    • EBCDIC : パディング文字をEBCDICコードのスペース(X'40')で指定します。

    • NULL : パディング文字としてNULL(X'00')を指定します。

    • NON : パディング機能を使用しません。

    • TYPE(TEXT)の場合にのみ有効であり、TYPE(BINARY)の場合は動作しません。

    SYN | ASY

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    TYPE

    転送モードのタイプを指定します。(略語:T)

    • BINARY : バイナリ・タイプの転送モード

    • TEXT : テキスト・タイプの転送モード

    EXTCNVT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、FTP文のSENDサブコマンドの使用例です。

    FTP A('SYS.TISP.ATTR') H(localhost)
      SEND NOADD IN('NDBHEN4J.CHK') OUT(JSB.FTP.TEST) TYPE(BINARY) END

48.3. RECVサブコマンド

FTPのRECVサブコマンドは、リモート・ホストからファイルを受信します。

  • 構文

    RECV [ADD|NOADD]
         [BLKSIZE(blksize)]
         [CNVT(YES|NO)]
         [CRLF(DEL|PASS)]
         [EROPT(CONTINUE|STOP)]
         [IN(infile)]
         [OUT('outfile')]
         [LRECL(lrecl)]
         [PADDING(ASCII|EBCDIC|NULL|NON)]
         [RECFM(recfm)]
         [SPACE(quantity(,increment)) BLOCK|TRACKS|CYLINDERS]
         [SYN|ASY]
         [TYPE(BINARY|TEXT)]
         [UNIT(unit)]
         [VOLUME(volser)]
         [EXTCNVT(JSTJS|JSTJSK|SJSTJ|NONE)]
  • オペランド

    以下は、FTPのRECVサブコマンドのオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    ADD | NOADD

    • ADD : リモート・ホストの既存データの後にデータを追加する拡張モードに指定します。(略語:AD)

    • NOADD : リモート・ホストの既存データを削除して受信したデータを保存する置換モードに指定します。(略語:NOA)

    BLKSIZE

    新しく保存するデータセットのブロック・サイズを指定します。(略語:BLK)

    CNVT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CRLF

    TEXTモードで転送する場合、レコードの最後のCRおよびLFをデータセットに保存するかどうかを指定します。(略語:CR)

    • CRLF=DEL : CRおよびLFをデータセットに保存しません。(デフォルト値)

    • CRLF=PASS : CRおよびLFをデータセットに保存します。

    EROPT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IN

    ファイルを転送するリモート・ホストのファイル名を指定します。

    OUT

    ファイルを受信するホストのデータセット名を単一引用符で囲んで指定します。(略語:O)

    LRECL

    新しく保存するデータセットのレコード長を指定します。(略語:L)

    PADDING

    FBタイプのデータセットを転送する際、パディング機能を使用するかどうかと、削除するパディング文字を指定します。(略語:P)

    • ASCII : パディング文字をASCIIコードのスペース(X'20')で指定します。

    • EBCDIC : パディング文字をEBCDICコードのスペース(X'40')で指定します。

    • NULL : パディング文字としてNULL(X'00')を指定します。

    • NON : パディング機能を使用しません。

    • TYPE(TEXT)の場合にのみ有効であり、TYPE(BINARY)の場合は動作しません。

    RECFM

    新しく保存するデータセットのレコード形式を指定します。

    SPACE

    新しく保存するデータセットのスペース量を指定します。

    BLOCK | TRACKS | CYLINDERS

    SPACEオペランドの単位を指定します。

    • BLOCK : SPACEとして指定された値がブロック数であることを示します。XSPの場合、1から32760までの10進数で指定します。

    • TRACKS : SPACEとして指定された値がトラック数であることを示します。

    • CYLINDERS : SPACEとして指定された値がシリンダー数であることを示します。

    SYN | ASY

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    TYPE

    転送モードのタイプを指定します。(略語:T)

    • BINARY : バイナリ・タイプの転送モード

    • TEXT : テキスト・タイプの転送モード

    UNIT

    データセットがカタログに登録されていない場合にデータセットが存在するデバイスのグループ名を指定します。

    VOLUME

    データセットがカタログに登録されていない場合にデータセットが存在するボリュームのシリアル番号を指定します。

    EXTCNVT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、FTP文のRECVサブコマンドの使用例です。

    FTP A('SYS.TISP.ATTR') H(localhost)
       RECV NOADD  CNVT(NO)
         IN(JSB.FTP.TEST)
         OUT('SIGI.FTPTEST')
         SPACE(150,1) TRACKS
         RECFM(FB)
         BLKSIZE(1000) LRECL(1840)
         UNIT(SYSDA) VOLUME(100000)
         TYPE(TEXT)
       END

48.4. PASSIVEサブコマンド

FTPのPASSIVEサブコマンドは、接続とデータ転送モードとしてパッシブ・モードを使用するようにします。

  • 構文

    PASSIVE
    項目 説明

    PASSIVE

    接続とデータ転送モードとしてパッシブ・モードを使用します。

  • 使用例

    以下は、FTP文のPASSIVEサブコマンドの使用例です。

    FTP A('SYS.TISP.ATTR') H(localhost)
      PASSIVE
      END

49. INANET文

指定したワークステーションを無効にします。

  • 構文

    INANET ID(id) [OPT(N|I|F)]
  • オペランド

    以下は、INANET文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    ID

    無効にするワークステーションをidに指定します。

    OPT

    無効にする方法を指定します。OpenFrameでは、Fへの動作のみ対応しており、それ以外は構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、INANET文の使用例です。

    INANET ID(OIVPWS01)
    INANET ID(OIVPWS01) OPT(F)

50. INFWTR文

ライターの処理状況とDFNWTRまたはALTWTRコマンドによって指定された属性を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    INFWTR name|*
           [ACTIVE]
           [VIEW(n [n])]
    項目 説明

    name

    表示するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

51. INTFPD文

フロッピーディスクを初期化します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    INTFPD parameters

52. INTTAP文

テープ・ボリュームを初期化します。

  • 構文

    INTTAP [VOLUME(volser)]
           [NL]
           [UNIT(unit))]
           [DEN(density)]
           [COMPRESS]
           [AUTOMNT]
           [OWNER(name)]
           [ERASE]
  • オペランド

    以下は、INTTAP文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    VOLUME

    初期化するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。

    NL

    ラベルのない形式で初期化します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    UNIT

    テープ装置名をunitに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DEN

    初期化するボリュームの記録密度を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    COMPRESS

    圧縮メディア・フォーマットを行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    AUTOMNT

    テープ・ボリュームを初期化した後、テープをマウント状態にしておきます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OWNER

    ボリューム・ラベルの所有者をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ERASE

    初期化の前にボリューム全体を削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、INTTAPの使用例です。

    INTTAP VOLUME(VOL1)

53. LIBRARY文

ジョブ・ライブラリとして使用するライブラリ・データセット(PDS)を登録または解除します。(略語:LIB)

  • 構文

    LIBRARY libname|(libname,libname[,...])
            [ADD(TOP|BOTTOM)]
            [DELETE]
            [LIST]
            [PUSH]
            [POP]
  • オペランド

    以下は、LIBRARY文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    libname

    ライブラリ名をlibnameに指定します。複数の名前を指定する場合は、括弧で囲みます。

    ADD

    ジョブ・ライブラリのデータセットを追加します。ADDとDELETEオペランドが省略された場合は、既に登録されているデータセットをすべて解放した後、ジョブ・ライブラリにデータセットを登録します。(略語:A)

    TOP

    ジョブ・ライブラリの先頭にデータセットを追加します。TOPとBOTTOMを省略した場合は、TOPが指定されたように動作します。(略語:T)

    BOTTOM

    ジョブ・ライブラリの末尾にデータセットを追加します。(略語:B)

    DELETE

    ジョブ・ライブラリからデータセットを解放します。(略語:D)

    LIST

    現在有効なジョブ・ライブラリのデータセットを表示します。

    PUSH

    ジョブ・ライブラリの先頭にデータセットを追加します。(略語:PU)

    POP

    ジョブ・ライブラリからデータセットを解放します。(略語:PO)

  • 使用例

    以下は、LIBRARY文の使用例です。

    LIBRARY (LIB1.LOAD,LIB2.LOAD)

54. LISTCAT文

カタログに定義されている項目の名前と関連情報を出力します。(略語:LISTC)

  • 構文

    LISTCAT [CATALOG(catname)]
            [OUTFILE(dsname)]
            [ENTRIES|DSNAME|DATASET(dsname(,...))]
            [LEVEL(n)]
            [CREATION(n)]
            [EXPIRATION(n)]
            [NOTUSABLE]
            [CLUSTER]
            [DATA]
            [INDEX]
            [ALIAS]
            [SPACE]
            [NONVSAM]
            [USERCATALOG]
            [GENERATIONDATAGROUP]
            [PAGESPACE]
            [ALTERNATEINDEX]
            [PATH]
            [ALL]
            [NAME]
            [HISTORY]
            [VOLUME]
            [ALLOCATION]
            [FILE(ddname)]
            [SUMMARY]
  • オペランド

    以下は、LISTCAT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    CATALOG

    表示する項目が登録されているカタログをcatnameに指定します。(略語:CAT)

    OUTFILE

    出力データセットをdsnameに指定します。(略語:OFILE)

    ENTRIES

    表示する項目名を指定します。(略語:ENT)

    DSNAME

    表示する項目名を指定します。(略語:DS)

    DATASET

    表示する項目名をdsnameに指定します。

    LEVEL

    表示する項目名のレベルを数字nで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LVL)

    CREATION

    指定された日付より前に作成した項目を数字nで表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:CREAT)

    EXPIRATION

    指定日が過ぎて有効期限に達している項目を数字nで表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:EXPIR)

    NOTUSABLE

    使用できない項目を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NUS)

    CLUSTER

    クラスターを表示します。(略語:CL)

    DATA

    データの構成要素を表示します。

    INDEX

    索引の構成要素を表示します。(略語:IX)

    ALIAS

    エイリアスを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SPACE

    カタログに定義されているデータ・スペースを含むボリューム項目を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SPC)

    NONVSAM

    非VSAMのデータセットを表示します。(略語:NVSAM)

    USERCATALOG

    ユーザー・カタログを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:UCAT)

    GENERATIONDATA GROUP

    世代別データ・グループを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:GDG)

    PAGESPACE

    ページ・スペースを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PGSPC)

    ALTERNATEINDEX

    代替索引クラスターを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AIX)

    PATH

    パスを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ALL

    すべての情報を表示します。

    NAME

    項目名を表示します。

    HISTORY

    項目名、所有者の識別名、作成日、満了日を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HIST)

    VOLUME

    項目名、項目のタイプ、割り当てられた装置のタイプ、ボリュームのシリアル番号を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:VOL)

    ALLOCATION

    ボリューム情報および割り当てに関する情報を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:ALLOC)

    FILE

    ボリュームを定義したDD名をddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SUMMARY

    データセット名、タイプ、日付などを表示します。(略語:SUM)

  • 使用例

    以下は、LISTCAT文の使用例です。

    LISTCAT CATALOG('SYS1.MASTER.ICFCAT'),ENTRIES('SYS1.JCLLIB')

55. LOGOFF文

TSOセッションを終了します。

  • 構文

    LOGOFF [DISCONNECT|HOLD]
  • オペランド

    以下は、LOGOFF文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DISCONNECT

    接続を切断します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: D)

    HOLD

    接続を維持します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: H)

  • 使用例

    以下は、LOGOFF文の使用例です。

    LOGOFF

56. LPALLOC文

SYSOUTデータセットを割り当て、プリンターへの出力情報を設定します。

  • 構文

    LPALLOC ddname [BIND(LEFT|RIGHT|UPPER|LOWER)]
                   [BURST|NOBURST]
                   [USING(attr_list)]
                   [CHARS(cs[,...])]
                   [CODE(code)]
                   [COPIES(copies)]
                   [DEST(dest)]
                   [FCB(fcb)]
                   [FLASHCOUNT(flashcount)]
                   [GROUPVALUE(group[,...])]
                   [HOLD|NOHOLD]
                   [HOPPER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)]
                   [LANDSCAPE(A3|A4|A5|B4|B5|LTR)]
                   [LAYOUT(1|2|4|8)]
                   [LINEPRINTER(A4|B4|LTR)]
                   [LZOOM(A4|A5|B4|B5|LTR)]
                   [MODIFY(modify)]
                   [MODTRC(modtrc)]
                   [ORIGINAL(A0|A1|A2|A3|A4|A5|B1|B2|B3|B4|B5|LP|LTR)]
                   [OGROUP(ogroup)]
                   [OUTLIM(outlim)]
                   [OVERLAYNAME(overlayname)]
                   [PGM(pgmname)]
                   [PORTRAIN(A3|A4|A5|B4|B5|LTR)]
                   [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)]
                   [PRTYPE(LP|PP)]
                   [PZOOM(A4|A5|B4|B5|LTR)]
                   [REUSE]
                   [SIDE(BOTH|FRONT)]
                   [STACKER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)]
                   [SYSOUT(outclass)]
                   [UCS(ucs)]
  • オペランド

    以下は、LPALLOC文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    ddname

    SYSOUTデータセットのDD名を指定します。

    REUSE

    データセットがすでに割り当てられている場合、解放後に再度割り当てます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:REU, R)

    SYSOUT

    SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。(略語:SY)

    USING

    使用する属性リスト名をattr_listに指定します。(略語:US)

    CODE

    用紙の書式番号をcodeに指定します。(略語:COD)

    FCB

    用紙制御するイメージの識別名をfcbに指定します。(略語:FC)

    COPIES

    コピー回数をcopiesに指定します。(略語:COP)

    UCS

    文字セットの識別名をucsに指定します。(略語:UC)

    PGM

    出力プログラム名をpgmnameに指定します。(略語:P)

    OVERLAYNAME

    フォーム・オーバーレイ・モジュールの識別名をoverlaynameに指定します。(略語:OV)

    FLASHCOUNT

    フォーム・オーバーレイ・パターンのコピー部数をflashcountに指定します。(略語:FL)

    OUTLIM

    出力する論理レコード数の上限値をoutlimに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OU)

    DEST

    SYSOUTデータセットの出力先をdestに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

    HOLD

    データセットの解放時にそのデータセットを出力保留キューに登録します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:H)

    NOHOLD

    データセットの解放時にそのデータセットを出力保留キューに登録しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOH)

    BURST

    印刷済みの出力用紙をBTSに入れます。(略語:BU)

    NOBURST

    印刷済みの出力用紙をCFSに入れます。(略語:NOB)

    MODIFY

    修正されたコピー・モジュールの識別名をmodifyに指定します。(略語:MODI)

    MODTRC

    修正されたデータを印刷する際に使用するテーブルの参照番号をmodtrcに指定します。(略語:MODT)

    CHARS

    文字配列テーブルと追加文字セットの識別名をcsに指定します。(略語:CH)

    GROUPVALUE

    ページ単位のコピー回数をgroupに指定します。(略語:G)

    LANDSCAPE

    SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、横書式モードで印刷します。(略語:LA)

    • A3:A3サイズの用紙を使用します。

    • A4:A4サイズの用紙を使用します。

    • A5:A5サイズの用紙を使用します。

    • B4:B4サイズの用紙を使用します。

    • B5:B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)

    LINEPRINTER

    SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、LP(ライン・プリンター)モードで印刷します。(略語:LI)

    • A4:A4サイズの用紙を使用します。(略語:A)

    • B4:B4サイズの用紙を使用します。(略語:B)

    • LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)

    PORTRAIT

    SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、縦書式モードで印刷します。(略語:PO)

    • A3:A3サイズの用紙を使用します。

    • A4:A4サイズの用紙を使用します。

    • A5:A5サイズの用紙を使用します。

    • B4:B4サイズの用紙を使用します。

    • B5:B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)

    LZOOM

    SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、横書式モードで80%に縮小して印刷します。(略語:LZ)

    • A4:A4サイズの用紙を使用します。

    • A5:A5サイズの用紙を使用します。

    • B4:B4サイズの用紙を使用します。

    • B5:B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)

    PZOOM

    SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、縦書式モードで80%に縮小して印刷します。(略語:PZ)

    • A4:A4サイズの用紙を使用します。

    • A5:A5サイズの用紙を使用します。

    • B4:B4サイズの用紙を使用します。

    • B5:B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)

    ORIGINAL

    プログラムに設計済みの出力帳票のサイズを指定します。(略語:OR)

    • A0:A0サイズに設計された出力帳票です。

    • A1:A1サイズに設計された出力帳票です。

    • A2:A2サイズに設計された出力帳票です。

    • A3:A3サイズに設計された出力帳票です。

    • A4:A4サイズに設計された出力帳票です。

    • A5:A5サイズに設計された出力帳票です。

    • B1:B1サイズに設計された出力帳票です。

    • B2:B2サイズに設計された出力帳票です。

    • B3:B3サイズに設計された出力帳票です。

    • B4:B4サイズに設計された出力帳票です。

    • B5:B5サイズに設計された出力帳票です。

    • LP:ライン・プリンターのサイズに設計された出力帳票です。

    • LTR:封筒サイズに設計された出力帳票です。

    LAYOUT

    用紙1枚に配置される出力スライドのページ数を指定します。(略語:LAY)

    • 1:用紙1枚に出力スライド1ページを配置します。

    • 2:用紙1枚に出力スライド2ページを配置します。

    • 4:用紙1枚に出力スライド4ページを配置します。

    • 8:用紙1枚に出力スライド8ページを配置します。

    BIND

    用紙を製本する位置を指定します。(略語:BI)

    • LEFT:左綴じで製本します。(略語:LE)

    • RIGHT:右綴じで製本します。(略語:R)

    • UPPER:上綴じで製本します。(略語:U)

    • LOWER:下綴じで製本します。(略語:LO)

    SIDE

    印刷したい用紙の面を指定します。(略語:SI)

    • BOTH:両面印刷を行います。(略語:B)

    • FRONT:片面印刷を行います。(略語:F)

    PRTAREA

    印字不可領域の有無を指定します。(略語:PR)

    • LIMIT:印字不可領域を設定します。(略語:L)

    • NOLIMIT:印字不可領域を設定しません。(略語:N)

    HOPPER

    給紙口の位置を指定します。(略語:HOP)

    • PRIME:用紙によって給紙口1、または給紙口2を使用します。

    • PRIME1:給紙口1(上部の大容量の給紙口)を使用します。

    • PRIME2:給紙口2(下部の大容量の給紙口)を使用します。

    • SECOND:サブの給紙口を使用します。(略語:S)

    STACKER

    排紙口を指定します。(略語:ST)

    • PRIME:用紙によって排紙口1、または排紙口2を使用します。

    • PRIME1:排紙口1(上部の大容量の排紙口)を使用します。

    • PRIME2:排紙口2(下部の大容量の排紙口)を使用します。

    • SECOND:サブの排紙口を使用します。(略語:S)

    PRTYPE

    出力データのレコード書式を指定します。(略語:PRTY)

    • LP:ライン・プリンター装置のデータレコードを出力します。(略語:L)

    • PP:ページ・プリンター装置のデータレコードを出力します。(略語:P)

    OGROUP

    出力ジョブ・グループ名をogroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OG)

  • 使用例

    以下は、LPALLOC文の使用例です。

    LPALLOC LIST1 USING(ATTRLIST)

57. LSTDS文

データセットの内容を出力します。

  • 構文

    LSTDS dsname[(member)]
          [SYSPRINT(outclass)|PDDNAME(ddname)]
          [RNUMBER(start [end])]
          [EBCDIC | HEXADECIMAL]
  • オペランド

    以下は、LSTDS文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    出力するデータセット名を指定します。

    member

    出力するPDSメンバー名を指定します。

    SYSPRINT

    データセットの内容をスプールに出力します。(略語:SY)

    PDDNAME

    データセットの内容をddnameとして指定されたデータセットに出力します。(略語:P)

    RNUMBER

    指定された相対行番号範囲のみを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:R)

    • start: 指定された行から出力します。

    • end: 指定された行まで出力します。

    EBCDIC

    データセットの内容をそのまま出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:E)

    HEXADECIMAL

    データセットの内容を16進数で出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HE)

  • 使用例

    以下は、LSTDS文を使用してPDS 'USER01.PAR.FILE’のメンバー 'MEMBER1’の内容をSYSOUT出力クラスのAに出力する例です。

    LSTDS 'USER01.PAR.FILE(MEMBER1)' SY(A)

58. LSTFILE文

データセットの内容または属性を出力します。

  • 構文

    LSTFILE dsname|(dsname,dsname[,...])
            [DATA|ATTRIBUTE]
            [LEVEL(level)]
            [SFIELD(pos len)]
            [LCOUNT(lcount)]
            [CCOUNT(ccount)]
            [FPASSWORD(fpassword)]
            [MPASSWORD(mpassword)]
            [HOLD]
            [SYSPRINT(sysprint)|PDDNAME(pddname)]
            [TITLE('title')|NTITLE('ntitle')|NOTITLE]
            [VOLUME(volser)]
            [EBCDIC|HEXADECIMAL]
            [RNUMBER(r_start [r_end])|ANUMBER(a_start [a_end])]
            [NFIELD(NO|ABSOLUTE|RELATIVE)]
            [TRUNCATE|NOTRUNCATE]
  • オペランド

    以下は、LSTFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    指定したデータセットの内容または属性を出力します。PDSのメンバーを指定する場合は、PDS名の後ろにメンバー名を括弧で囲んで指定します。

    メンバー名を「+」と指定した場合は、PDS内のすべてのメンバーの内容または属性を出力します。

    DATA

    データセットの内容を出力します。(略語:D)

    ATTRIBUTE

    PDSデータセット・メンバーの属性を出力します。出力される属性は、メンバー名、メンバーの更新日、最終更新時刻です。(略語:ATまたはATT)

    LEVEL

    GEMファイルのメンバー・レベルをlevelに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LE)

    SFIELD

    絶対行番号が指定された場合は、出力するデータセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SF)

    • pos: 絶対行番号が指定された場合、出力するデータセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 *len: 絶対行番号が指定された場合、出力するデータセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LCOUNT

    1ページに出力される行数をlcountに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LC)

    CCOUNT

    1行に出力される桁数をccountに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:C)

    FPASSWORD

    データセットのパスワードをfpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:F)

    MPASSWORD

    GEMファイルのメンバー・パスワードをmpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)

    HOLD

    SYSPRINTオペランドがある場合は、出力を保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HO)

    SYSPRINT

    データセットの内容または属性をスプールに出力します。(略語:SY)

    PDDNAME

    データセットの内容または属性をddnameに指定されたデータセットに出力します。(略語:P)

    TITLE

    出力リストの各ページの上部にtitleで指定されたタイトルを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TI)

    NTITLE

    出力リストの各ページの上部にntitleで指定された日本語のタイトルを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NT)

    NOTITLE

    出力リストの各ページの上部にタイトルを表示しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOTI)

    VOLUME

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:V)

    EBCDIC

    データセットの内容をそのまま出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:E)

    HEXADECIMAL

    データセットの内容を16進数で出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HE)

    RNUMBER

    指定された相対行番号の範囲のみを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:R)

    • r_start: 指定された相対行番号から出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • r_end: 指定された相対行番号まで出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ANUMBER

    指定された絶対行番号の範囲のみを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AN)

    • a_start: 指定された絶対行番号から出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • a_end: 指定された絶対行番号まで出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NFIELD

    出力リストの左端に行番号を出力するかどうかを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NF)

    NOTRUNCATE

    行を切り詰めません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOTR)

    TRUNCATE

    行を切り詰めます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TR)

  • 使用例

    以下は、LSTFILE文を使用してPDS 'USER01.PAR.FILE’のメンバー 'MEMBER1’の内容をSYSOUT出力クラスのAに出力する例です。

    LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(MEMBER1)' SY(A)

    以下は、LSTFILE文を使用してPDS 'USER01.PAR.FILE’のメンバー全体の内容をDD(FD)名 'WORK02’のデータセットに出力する例です。

    LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(+)' P(WORK01)

    以下は、LSTFILE文のオペランドとしてATTRIBUTEを指定し、'USER01.PAR.FILE’PDSのすべてのメンバーの名前、最終更新日時をDD(FD)名「WORK02」のデータセットとして出力する例です。

    LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(+)' ATTRIBUTE PDDNAME(WORK02)

ATTRIBUTEオペランドを使用してメンバー・リストの属性を出力するとき、メンバー名のprefixに「lib」が記述されているか、postfixに「.so」が記述されているメンバーがある場合は、メンバー名からそのprefixとpostfixを除いて出力します。

59. LSTVOL文

ボリューム情報とボリューム内のファイル情報を出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    LISTVOL parameters

60. MRGDS文

ソート済みの複数のデータセットを1つのデータセットにマージするか、特定のレコードを選択するなどの操作を行い、その結果を出力データセットに保存します。

  • 構文

    MRGDS [IDSNAME('dsname1' 'dsname2' [... 'dsname8'])]
          [IDDNAME(ddname1 ddname2 [... ddname8])]
          [ODSNAME('dsname')]
          [ODDNAME(ddname)]
          [OVOLUME(volser)]
          [REGION(region)]
          [MERGE('MERGE operands')]
          [RECORD('RECORD operands')]
          [INCLUDE('INCLUDE operands')]
          [OMIT('OMIT operands')]
          [OUTREC('OUTREC operands')]
          [SUM('SUM operands')]
          [ALTSEQ('ALTSEQ operands')]
          [AVBLOCK(avblock)]
          [SPACE(quantity [increment])]
          [PRINT(dsname)|NOPRINT|SYSPRINT(outclass)]
          [JEF|NOJEF]
  • オペランド

    以下は、MRGDS文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    IDSNAME

    入力データセット名を指定します。8個まで指定できます。(略語:IDSN)

    IDDNAME

    入力データセットのDD名を指定します。8個まで指定できます。(略語:IDDN, IDD)

    ODSNAME

    出力データセット名をdsnameに指定します。(略語:ODSN)

    ODDNAME

    出力データセットのDD名をddnameに指定します。(略語:ODDN, ODD)

    OVOLUME

    出力データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:OVOL)

    REGION

    ソートに使用されるメモリ容量をリージョンに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MERGE

    MERGE文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    RECORD

    RECORD文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    INCLUDE

    INCLUDE文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    OMIT

    OMIT文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    OUTREC

    OUTREC文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    SUM

    SUM文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    ALTSEQ

    ALTSEQ文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    AVBLOCK

    出力データセットのブロック平均長をavblockに指定します。(略語:AVB)

    SPACE

    新規データセットのスペースを割り当てます。

    • quantity: データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。

    • increment: データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。

    PRINT

    メッセージを出力するデータセットを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SYSPRINT

    メッセージ出力クラスをoutclassに指定します。

    NOPRINT

    メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    JEF

    漢字ソート機能を使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOJEF

    漢字ソート機能を使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、MRGDS文を使用してINPUT1とINPUT2をマージし、レコードの12バイトから4バイト分の領域をZD形式で逆順に並べ替え、その結果をOUTPUTに出力する例です。

    MRGDS * IDDN(INPUT1 INPUT2) ODDN(OUTPUT) MERGE('FIELDS=(12,4,ZD,D)')

61. NOP文

何も行いません。一般的には、IF文またはGOTO文が分岐する位置にラベルと一緒に記述します。

  • 構文

    NOP

62. OUTPUT文

出力を制御します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    OUTPUT parameters

63. PANEL文

PSAMマップを使用して画面処理を行います。

  • 構文

    PANEL mapname
          [CURSOR(var_name(,LOW|HIGH))]
          [PRIMARY|NOPRIMARY]
  • オペランド

    以下は、PANEL文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    mapname

    画面に出力するマップファイル名を指定します。

    CURSOR

    画面に出力されるカーソルの位置に対応するフィールドの変数名と属性を指定します。

    • var_name : カーソルを出力するフィールドの変数名を指定します。

    • LOW : 画面の明るさを暗くします。指定がない場合のデフォルト値です。

    • HIGH : 画面の明るさを明るくします。

    PRIMARY

    画面表示中にRETURNキーが入力されても画面を表示し続けます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOPRIMARY

    画面表示中にRETURNキーが入力されると、画面表示をせずに終了します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、PANEL文の使用例です

    PANEL GHBM0010 CURSOR(SN,LOW)

64. PAUSE文

Web端末にメッセージを出力し、応答を受け取ります。バッチ・モードの場合は、メッセージをコンソールに出力し、OpenFrame Managerやtconmgrなどでそのメッセージを確認および応答することができます。

  • 構文

    PAUSE 'message' var_name
    項目 説明

    message

    Web端末またはコンソールに送信するメッセージを指定します。

    var_name

    Web端末またはコンソールから応答した値を保存する変数名を指定します。

  • 使用例

    以下は、PAUSE文を使用して画面に「INSERT OK」というメッセージを出力し、ANS変数で応答を受け取る例です。

    PAUSE 'INSERT OK' ANS

65. PROFILE文

各ユーザーの端末運用に関する属性を設定します。(略語:PROF)

  • 構文

    PROFILE [CHAR(char)|NOCHAR]
            [CPROF[(dsname)]]
            [INTERCOM|NOINTERCOM]
            [LIBRARY(libname[,...])|NOLIBRARY]
            [LINE(line)|NOLINE]
            [LIST]
            [MODE|NOMODE]
            [MSGID|NOMSGID]
            [PAUSE|NOPAUSE]
            [PREFIX(prefix)|NOPREFIX]
            [PROC|NOPROC]
            [PROMPT|NOPROMPT]
            [RECOVER|NORECOVER]
            [SLANG(slang)]
            [TLANG(tlang)]
            [WTPMSG|NOWTPMSG]
  • オペランド

    以下は、PROFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    CHAR

    文字削除キーをcharに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:C)

    NOCHAR

    文字削除キーを解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOC)

    CPROF

    コマンド・プロファイル・データセットをdsnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:CP)

    INTERCOM

    他の端末からのメッセージを受信します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:I)

    NOINTERCOM

    他の端末からのメッセージの受信を拒否します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOI)

    LIBRARY

    拡張ライブラリを使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIB)

    NOLIBRARY

    拡張ライブラリを使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOLIB)

    LINE

    行削除キーを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIN)

    NOLINE

    行削除キーを解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOLIN)

    LIST

    ユーザー・プロファイルの設定情報を端末に表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIS)

    MSGID

    メッセージIDを含むメッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MS)

    NOMSGID

    メッセージIDなしでメッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOMS)

    MODE

    モードの変更に関係なくモード・メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MO)

    NOMODE

    モードの変更時にモード・メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOMO)

    PAUSE

    詳細メッセージを表示するかどうか尋ねられます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PA)

    NOPAUSE

    詳細メッセージを表示するかどうか尋ねられません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOPA)

    PREFIX

    データセット名に付ける接頭語を指定します。(略語:PRE)

    NOPREFIX

    データセット名に接頭語を付けません。(略語:NOPRE)

    PROC

    コマンド・プロシージャがあるデータセットをライブラリに割り当てます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOPROC

    コマンド・プロシージャがあるデータセットをライブラリに割り当てません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PROMPT

    パラメータが正しくない場合、ユーザーに通知します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PROM)

    NOPROMPT

    パラメータが正しくない場合もユーザーに通知しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOPROM)

    RECOVER

    EDITコマンドのチェックポイントのリカバリ機能を使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:R)

    NORECOVER

    EDITコマンドのチェックポイントのリカバリ機能を使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOR)

    SLANG

    SYSOUT出力メッセージの言語をslangに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SL)

    TLANG

    端末出力メッセージの言語をtlangに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TL)

    WTPMSG

    WTOマクロのルートコード11のメッセージを端末に出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:W)

    NOWTPMSG

    WTOマクロのルートコード11のメッセージを端末に出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOW)

  • 使用例

    以下は、PROFILE文の使用例です。

    PROFILE NOPREFIX

66. PRTFILE文

データセットの内容をプリンターに出力します。

  • 構文

    PRTFILE FILE(dsname)|DDNAME(ddname)
            [ADDRESS('addr_1'[,'addr_2',...])]
            [BIND({UPPER|LOWER|LEFT|RIGHT}[bind_w bind_x bind_y])]
            [CHARSET(cs(,...))]
            [COLUMN(c_from:c_to,...)]
            [COMPRESS(MR4|MH)]
            [COPIES(copies)]
            [EXTRA]
            [FORM(form)]
            [HOPPER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)]
            [IMAGEDENSITY(STANDARD)]
            [KEEP(SUPPRESS|NOSUPPRESS)|NOKEEP(CUT|FREE)]
            [LAYOUT(1|2|4|8)]
            [LINE(l_from:l_to)]
            [MANUAL]
            [MARGIN(m_top(m_bottom))]
            [MSG|NOMSG]
            [NETWORK(TELEPHONE|{GROUP(group)})]
            [NOCONVERT]
            [NOTE('note')]
            [ORGN(A0|A1|A2|A3|A4|A5|B1|B2|B3|B4|B5|LP|LTR)]
            [OVCOPIES(ovcopies)]
            [OVERLAY(overlay)]
            [PAGELEN(p_lines(p_lpi))]
            [PCOLUMN(pc_from:pc_to(,...))]
            [PLINE(pl_from:pl_to(,...))]
            [PRINTMODE(PORT|LAND|LP|ZOOM|LZOOM|PZOOM)]
            [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)]
            [REQNAME(reqname)]
            [SEPARATOR(TOPEND|TOP|END|NO)]
            [SHEETSIZE(A3|A4|A5|A6|B4|B5|LTR)]
            [SIDE(FRONT|BOTH)]
            [SKIP(skip)]
            [STACKER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)]
            [TERMINAL(terminal)]
            [STANDARD|HEX|CHAR|VECTOR]
  • オペランド

    以下は、PRTFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    FILE

    出力するデータセット名をdsnameに指定します。(略語:F)

    DDNAME

    出力するデータセットのDD名をddnameに指定します。

    ADDRESS

    プリンターのネットワーク・アドレスとCFCIII記憶装置名を’addr_1'[,'addr_2',…​などの文字列で指定します。合計60バイトまで記述できます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BIND

    製本の方向と幅および出力基本位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • bind_w:製本幅を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • bind_x:出力基本位置のX方向を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • bind_y :出力基本位置のY方向を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CHARSET

    UCS、文字セット、追加文字セット、文字配列テーブルなどの識別名をcsに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    COLUMN

    出力する列の範囲をc_from〜c_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:COL)

    COMPRESS

    CFCIII装置からファックス装置に送信するデータの圧縮方式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    COPIES

    コピー回数を1から255の符号なし整数でcopiesに指定します。OpenFrameでは、255を指定すると1とみなします。(略称:COP)

    EXTRA

    20MB以上のデータを処理します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    FORM

    紙送り制御コードを1から4バイトの文字列でformに指定します。(略称:FO)

    HOPPER

    給紙口を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IMAGEDENSITY

    CFCIIIの保有ピクセルの密度を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    KEEP

    データが指定された出力桁数を超えると、次の行に出力されます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOKEEP

    データが指定した出力桁数を超えても、次の行に出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LAYOUT

    縮小して出力する場合、用紙1枚にレイアウトするスライド数を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LINE

    出力する行の範囲をl_from ~ l_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MANUAL

    手動で給紙します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MARGIN

    上下余白を、それぞれm_topとm_bottomに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MSG

    出力開始と終了メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOMSG

    出力開始と終了メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NETWORK

    CFCIII装置が使用する回線の種類TELEPHONEまたはGROUPで指定し、GROUPの場合は回線グループ番号をgroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOCONVERT

    無効な文字を空白に変換しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOTE

    noteに指定されたコメントを区切り文字に加えて出力します。

    ORGN

    縮小出力を行う場合、縮小前の用紙サイズを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OVCOPIES

    フォーム・オーバーレイの出力回数をovcopiesに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OVERLAY

    フォーム・オーバーレイの識別名をoverlayに指定します。

    PAGELEN

    1ページ当たりの最大行数とLPIを、それぞれp_linesとp_lpiに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PA)

    PCOLUMN

    データ出力先の列の範囲をpl_from ~ pl_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PLINE

    データ出力先の行の範囲を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PRINTMODE

    印刷モードを指定します。

    • PORT:縦書きで印刷します。

    • LAND:横書きで印刷します。

    • LP:LP縮小印刷モードで印刷します。

    • ZOOM:横書きで80%縮小して印刷します。

    • LZOOM:横書きで80%縮小して印刷します。

    • PZOOM:縦書きで80%縮小して印刷します。

    PRTAREA

    印字不可領域の有無を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    REQNAME

    出力要求の識別名をreqnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    STACKER

    排紙口を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SEPARATOR

    区切り文字の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SHEETSIZE

    用紙サイズを指定します。

    • A3:A3サイズの用紙を使用します。

    • A4:A4サイズの用紙を使用します。

    • A5:A5サイズの用紙を使用します。

    • A6:A6サイズの用紙を使用します。

    • B4:B4サイズの用紙を使用します。

    • B5:B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR:封筒サイズの用紙を使用します。

    SIDE

    印刷したい用紙の面を指定します。

    • FRONT:片面印刷を行います。

    • BOTH:両面印刷を行います。

    SKIP

    行間隔をskipに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    TERMINAL

    プリンター装置に対応する記憶装置名をterminalに指定します。(略語:T)

    OpenFrame環境設定のtsoサブジェクトのTERM_CLASSセクションを参照して、このオペランドに対応する出力クラスが決定されます。

    STANDARD

    入力データを変換しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    HEX

    入力データを16進データに変換して出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CHAR

    出力可能な文字サイズを増やします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    VECTOR

    32KB以上のベクタデータを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、PRTFILE文の使用例です。

    PRTFILE FILE('USER01.SEQ.FILE') TERMINAL(WTR1)

67. PUTOVL文

データセットからフォーム・オーバーレイ・パターンを取得します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    PUTOVL parameters

68. RELEASE文

実行保留状態のジョブの処理を再開します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:REL)

  • 構文

    RELEASE parameters

69. RNMDS文

データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。

  • 構文

    RNMDS src_dsname dst_dsname
  • オペランド

    以下は、RNMDS文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    src_dsname

    名前を変更するデータセットの既存の名前を指定します。

    dst_dsname

    変更する新しいデータセット名を指定します。新しいメンバー名を指定した場合、新しいデータセット名は既存のデータセット名と同じである必要があります。

  • 使用例

    以下は、RNMDS文の使用例です。

    RNMDS 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE'

70. RNMFILE文

データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。

  • 構文

    RNMFILE src_dsname dst_dsname
            [MPASSWORD(mpassword)]
            [VOLUME(volser)]
            [ALIAS|NOALIAS]
  • オペランド

    以下は、RNMFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    src_dsname

    入力データセット名を指定します。PDSのメンバー名を変更する場合は、PDS名の後ろにメンバー名を括弧で囲んで指定します。

    dst_dsname

    出力データセット名を指定します。

    MPASSWORD

    GEMファイルのメンバーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)

    VOLUME

    データセットが含まれているボリュームのシリアル番号を指定します。データセットがカタログにない場合にのみ有効です。(略語:V)

    ALIAS

    PDSのメンバーにエイリアスを追加します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:A)

    NOALIAS

    データセットまたはPDSのメンバー名を変更します。(略語:N)

  • 使用例

    以下は、RNMFILEの使用例です。

    RNMFILE 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE' VOLUME(VOL1)

71. RUN文

DSNのサブコマンドとしてユーザー・アプリケーションを実行します。

RUN文の詳細については、OpenFrame Batch『ユーティリティリファレンスガイド』の「IKJEFT01」のコマンドの設定を参照してください。

72. SEND文

システムのコンソールにメッセージを送信します。OpenFrame Managerやtconmgrなどでそのメッセージを確認することができます。(略語:SE)

  • 構文

    SEND 'message'
    項目 説明

    message

    コンソールに送信するメッセージを指定します。

  • 使用例

    以下は、SEND文の使用例です。

    SEND 'TEST MESSAGE'

73. SNDTMSG文

アプリケーション・プログラムまたはAIMに接続されている特定のワークステーションにメッセージを送信します。

  • 構文

    SNDTMSG {WS(ws)|ACTWS|APL(apl)} MSG('message') [MODE(EMG|URG)]
  • オペランド

    以下は、SNDTMSG文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    WS

    AIMに接続されているメッセージを送信するワークステーションをwsに指定します。

    ACTWS

    AIMに接続されているすべてのワークステーションにメッセージを送信するときに指定します。

    APL

    メッセージを送信するアプリケーション・プログラムをaplに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MSG

    送信するメッセージを一重引用符で囲んでmessageに指定します。

    MODE

    メッセージのタイプを指定します。

    • EMG : 強制メッセージ(デフォルト値)

    • URG : 緊急メッセージ

  • 使用例

    以下は、SNDTMSG文の使用例です。

    SNDTMSG WS(OIVPWS01) MSG('TESTMSG_001')
    SNDTMSG WS(OIVPWS01) MODE(URG) MSG('TESTMSG_002')
    SNDTMSG ACTWS MSG('TESTMSG_003')
    SNDTMSG ACTWS MODE(EMG) MSG('TESTMSG_004')

74. SRTDS文

入力データセットを並び替えするか、特定のレコードを選択するなどのジョブを実行し、その結果を出力データセットに保存します。

  • 構文

    SRTDS *
          [IDSNAME('idsname')]
          [IDDNAME(iddname)]
          [ODSNAME('odsname')]
          [ODDNAME(oddname)]
          [OVOLUME(ovolume)]
          [REGION(region)]
          [SORT('SORT operands')]
          [RECORD('RECORD operands')]
          [INCLUDE('INCLUDE operands')]
          [OMIT('OMIT operands')]
          [OUTREC('OUTREC operands')]
          [SUM('SUM operands')]
          [ALTSEQ('ALTSEQ operands')]
          [AVBLOCK(avblock)]
          [SPACE('quantity(,increment)')]
          [PRINT(dsname)|SYSPRINT(outclass)|NOPRINT]
  • オペランド

    以下は、SRTDS文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    IDSNAME

    入力データセット名をidsnameに指定します。(略語:IDSN)

    IDDNAME

    入力データセットのDD名をiddnameに指定します。(略語:IDDN、IDD)

    ODSNAME

    出力データセット名をodsnameに指定します。(略語:ODSN)

    ODDNAME

    出力データセットのDD名をoddnameに指定します。(略語:ODDN、ODD)

    OVOLUME

    出力データセットが含まれているボリュームのシリアル番号をovolumeに指定します。(略語:OVOL)

    REGION

    並べ替えに使われるメモリ容量をregionに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SORT

    SORT文のオペランドを指定します。 詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    RECORD

    RECORD文のオペランドを指定します。 詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    INCLUDE

    INCLUDE文のオペランドを指定します。 詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    OMIT

    OMIT文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    OUTREC

    OUTREC文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    SUM

    SUM文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    ALTSEQ

    ALTSEQ文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。

    AVBLOCK

    出力データセットが含まれているブロックの平均の長さをavblockに指定します。(略語:AVB)

    SPACE

    新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SPA)

    • quantity: データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。

    • increment: データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。

    PRINT

    メッセージを出力するデータセットをdsnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SYSPRINT

    メッセージの出力クラスをoutclassに指定します。

    NOPRINT

    メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    JEF

    漢字の並べ替え機能を使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOJEF

    漢字の並べ替え機能を使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、SRTDS文を使用してINPUTをレコードの12バイトから4バイト分の領域をZD形式で逆順に並べ替え、その結果をOUTPUTに出力する例です。

    SRTDS * IDDN(INPUT) ODDN(OUTPUT) SORT('FIELDS=(12,4,ZD,D)')

75. STPWTR文

出力中、ジョブ待ち、一時停止状態のライターを停止します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    STPWTR name
           [CANCEL]
           [SAVE [QUICK] [TOPJOB]]
           [PAGE([+|-]n)]
           [KEY(key key_from)]
           [BACKFILE]
           [SKIPFILE]
           [BACKJOB]
    項目 説明

    name

    停止するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CANCEL

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SAVE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    QUICK

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    TOPJOB

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PAGE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    KEY

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BACKFILE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKJ)

    SKIPFILE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BACKJOB

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKJ)

76. STRWTR文

停止状態のライターを起動します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    STRWTR name
           [JOB(jobname1 jobname2 jobname3)]
           [FORM(form1 form2 form3)]
           [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}]
           [CHARACTERS]
           [SEPARATOR({TOPEND|TOP|END|NO|*} [SIGN|NOSIGN])]
           [TESTPRINT(n)]
           [DEVICECHECK(PAUSE|STOP)]
           [DATACHECK({PAUSE|CONT|*} {PARA|DYNLOAD|NODYNLOAD})]
           [VOL(volser)]
    項目 説明

    name

    起動するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    JOB

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    FORM

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CHARACTERS

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SEPARATOR

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SEPA)

    TESTPRINT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DEVICECHECK

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DATACHECK

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    VOL

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

77. SUBMIT文

バッチ・ジョブをTJESシステムにサブミットします (略語:SUB)。TJESシステムについては、OpenFrame Batch『TJESガイド』を参照してください。

  • 構文

    SUBMIT dsname|(dsname,...)
           [NOTIFY|NONOTIFY]
           [RUN|NORUN]
  • オペランド

    以下は、SUBMIT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dataset

    実行するJCLデータセット名を指定します。数の名前を指定する場合は、括弧で囲んで指定します。

    NOTIFY

    ジョブの終了を端末に通知します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: NOT)

    NONOTIFY

    ジョブの終了を端末に通知しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: NON)

    RUN

    ジョブの実行を保留しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: R)

    NORUN

    ジョブの実行を保留します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: NOR)

  • 使用例

    以下は、SUBMIT文の使用例です。

    SUBMIT 'SYS1.JCLLIB(SORT01)'

78. VERIFY文

VSAMデータセットのカタログ情報を更新します。(略語:VFY)

  • 構文

    VERIFY DATASET(dsname)|FILE(ddname)
  • オペランド

    以下は、VERIFY文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DATASET

    クラスターまたは構成要素の名前をdsnamneに指定します。(略語: DS)

    FILE

    クラスターまたは構成要素のDD名をddnameに指定します。(略語: F)

  • 使用例

    以下は、VERIFY文の使用例です。

    VERIFY FILE(IN)

79. WAIT文

EVENT文によって監視されているイベントに対してWAIT文を実行する場合、監視の開始点を基準にして監視対象のイベントが発生するまで待機します。

WAIT文で指定したイベントがEVENT文によって監視されていない場合、現在の時点を基準にして監視対象のイベントが発生するまで待機します。すなわち、WAIT文の直前にEVENT文が指定されたかのように動作します。この場合、EVENT文にSTACK(NO)が指定されたのと同様に動作します。

WAIT文は、イベントの発生履歴(スタックで実装されている)を照会します。イベントを登録するとき、STACK(YES)が指定されていると、スタックから項目を取り出します。また、STACK(NO)に指定されている場合は、スタック項目の照会のみ行います。

WAIT文でスタックの項目を取り出したり照会したりすると、イベントの情報が制御変数(例: &SYS#EVENT)に保存されます。制御変数については、コマンド・プロシージャを参照してください。

  • 構文

    WAIT [TIME(hh.mm)]
         [DATE(date)]
         [WEEK(week)]
         [INTERVAL(second[S]|minuteM)]
         [MESSAGE('message')]
         [DSPMESSAGE('dspmessage')]
         [READYJOBNAME(readyjobname(,...))]
         [ENDJOBNAME(endjobname(,...))]
         [MSGID(msgid(,...))]
         [SYSTEM(event(,...))]
         [USEREVENT(userevent(,...))]
         [DATASET(dsname(,...))]
         [MOUNT(mount(,...))]
         [ONDEVICE(ondevice(,...))]
         [SYSOUT(outclass(,...))]
  • オペランド

    以下は、WAIT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    TIME

    指定した時刻まで待機します。hh.mm形式で指定します。

    • hh : 24時間形式で時間を2桁で指定します。(0~24)

    • mm : 分を2桁で指定します。(0~59)

    DATE

    指定日まで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    WEEK

    weekに指定された曜日まで待機します。

    INTERVAL

    指定した期間の間待機します。

    • second : 指定した期間の間待機します。秒単位であり、数字の後に「S」を付けます。

    • minute : 指定した期間の間待機します。分単位であり、数字の後に「M」を付けます。

    MESSAGE

    messageに指定されたメッセージが出力されるまで待ちます。

    DSPMESSAGE

    イベント待機状態画面に表示するメッセージをdspmessageに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    READYJOBNAME

    readyjobnameに指定されたジョブが開始されるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ENDJOBNAME

    endjobnameに指定されたジョブが終了されるまで待機します。(略語:END)

    MSGID

    msgidに指定された識別番号を持つメッセージが出力されるまで待機します。

    SYSTEM

    eventに指定されたシステム・イベントが発生するまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    USEREVENT

    usereventに指定されたユーザー・イベントが発生するまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DATASET

    dsnameに指定されたデータセットが作成されるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MOUNT

    mountに指定されたボリュームがマウントされるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ONDEVICE

    ondeviceに指定されたフロッピーディスク装置が準備されるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SYSOUT

    outclassに指定されたジョブの出力が終了されるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、WAIT文の使用例です。 MSGID、WEEK、INTERVALのいずれかを満たす条件が発生するまで待機します。コマンドの発行時点が水曜日であると仮定し、MSGIDが出力されなかった場合は、5秒後に待機を終了します。

    WAIT MSGID(XDX1000I) WEEK(THU) INTERVAL(5S)