TSOコマンド
本書では、TSOコマンドの使用方法について説明します。
1. 概要
以下は、TSOコマンド文の一覧です。
TSOコマンド文 | 説明 |
---|---|
指定したワークステーションを有効にします。 |
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PEDおよびリソースを割り当てます。 |
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PEDおよびリソースを解放します。 |
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プログラムの実行に必要なデータセットを割り当てます。 |
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現在の日付を変更します。 |
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ジョブの属性を変更します。 |
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停止状態のライターの属性を変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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プログラムの実行に必要なデータセットを割り当てます。 |
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SYSOUTデータセットを割り当て、プリンターへの出力情報を設定します。 |
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データセットの属性を定義します。 |
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外部プログラムを実行します。 |
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実行されたジョブをキャンセルします。 |
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AIMに接続されている特定のワークステーションの接続を終了します。 |
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記述したOSコマンドを実行します。 |
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データセットのメンバーをコピーします。 |
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データセットまたはデータセットのメンバーをコピーします。 |
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データセットをコピーします。 |
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テープ・ボリューム間の複製を行います。 |
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データセットを作成します。 |
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データセットを作成するか、カタログに登録します。 |
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ジョブの開始を予約します。 |
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出力中または一時停止状態のライターを操作します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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フロッピーディスクのファイルを一般的なボリュームにコピーするか、その逆を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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テープ・ボリュームのファイルを一般的なボリュームにコピーするか、その逆を行います。 |
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データセットのメンバーをカタログから削除します。 |
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データセットの属性を定義します。 |
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ライターを定義します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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データセットの状態を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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データセットまたはデータセットのメンバーを削除します。 |
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データセットまたはデータセットのメンバーを削除するか、データセットをカタログから削除します。 |
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フロッピーディスクのファイルを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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実行中のジョブを停止し、実行待ちのジョブはキャンセルします。 |
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停止状態のライターを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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EVENT文とWAIT文で指定したイベントへの監視を解除します。 |
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DSNセッションを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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イベントへの監視を開始します。 |
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コマンド・プロシージャを呼び出します。 |
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PSAMマップを使用して画面処理を行います。 |
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PSAMマップを呼び出します。 |
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外部プログラムを実行します。 |
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指定したOSコマンドを実行します。 |
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コマンド・プロシージャを呼び出します。 |
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fexportを実行します。 |
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fimportを実行します。 |
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ALLOCATE文とATTRIB文によって割り当てられたデータセットを解放します。 |
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ASCFILE文とDFNFATR文によって割り当てられたデータセットを解放します。 |
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ホストの間でファイルを転送します。 |
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指定したワークステーションを無効にします。 |
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ライタの処理状況と、DFNWTRまたはALTWTRコマンドで指定された属性を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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指定したワークステーションを無効にします。 |
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フロッピーディスクを初期化します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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テープ・ボリュームを初期化します。 |
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ジョブ・ライブラリにデータセットを登録または解除します。 |
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カタログ情報を出力します。 |
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TSOセッションを終了します。 |
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SYSOUTデータセットを割り当て、プリンターへの出力情報を設定します。 |
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データセットの内容をスプールまたはデータセットに出力します。 |
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データセットの内容や属性を端末またはプリンターに出力します。 |
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ボリューム情報とボリューム内のファイル情報を出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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ソート済みの複数の入力データセットをマージするか、特定のレコードを選択するなどの操作を行い、その結果を出力データセットに保存します。 |
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何も行いません。一般的には、IF文またはGOTO文が分岐する位置にラベルと一緒に記述します。 |
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出力を制御します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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PSAMマップを使用して画面処理を行います。 |
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Web端末またはコンソールにメッセージを出力し、応答を受信します。 |
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各ユーザーの端末運用に関する属性を設定します。 |
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データセットの内容をプリンターに出力します。 |
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データセットからフォーム・オーバーレイ・パターンを取得します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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実行保留状態のジョブの処理を再開します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。 |
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データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。 |
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ソースプログラムをコンパイル、アセンブルまたは実行します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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他のユーザーにメッセージを送信します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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アプリケーション・プログラムまたはAIMに接続されている特定のワークステーションにメッセージを伝送します。 |
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入力データセットを並び替えするか、特定のレコードを選択するなどの操作を行い、その結果を出力データセットに保存します。 |
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出力中、ジョブ待ち、一時停止状態のライターを停止します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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停止状態のライターを起動します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 |
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ジョブを実行します。 |
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VSAMデータセットのカタログ情報を更新します。 |
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指定されたイベントが発生するまで待機します。 |
2. ACTNET文
指定したワークステーションを有効にします。
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構文
ACTNET ID(id) [SCOPE(ALL|ONLY|U)] [LOAD(YES|NO|U)]
-
オペランド
以下は、ACTNET文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 ID
有効にするワークステーションのIDを最大32バイトの文字列で指定します。
SCOPE
有効にするワークステーションのスコープを指定します。OpenFrameではALLへの動作のみ対応しており、それ以外は構文エラーのみチェックします。
LOAD
有効にするワークステーションのロード条件を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、ACTNETの使用例です。
ACTNET ID(OIVPWS01) ACTNET ID(OIVPWS01) SCOPE(ALL)
3. AIMALLOC文
PEDとPEDで定義したリソース(データベース、拡張インデックス・データセットなど)を割り当てると同時に、それらをAPGと結合します。
-
構文
AIMALLOC PED(ped_name) APG(apg_name) [DID(dir_id)]
-
オペランド
以下は、AIMALLOC文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 PED
割り当てるPED名をped_nameに指定します。
APG
結合するAPG名をapg_nameに指定します。
DID
PEDが登録されているAIMディレクトリIDをdir_idに指定します。
-
使用例
以下は、TSOジョブにPED1を割り当てながらAPG1を結合する例です。
AIMALLOC PED(PED1) APG(APG1)
4. AIMFREE文
AIMALLOCコマンドによって割り当てられたPEDおよび関連リソースを解放し、APGとの結合を解放します。
-
構文
AIMFREE [PED(ped_name)]
-
オペランド
以下は、AIMFREE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 PED
解放するPED名をped_nameに指定します。
-
使用例
AIMFREEコマンドを使用して、割り当てられているPED1を解放する例です。
AIMFREE PED(PED1)
5. ALLOCATE文
プログラムの実行に必要なデータセットを動的に割り当てます。各種のオペランドを使ってデータセットの属性を指定することもできます。(略語:ALLOC)
-
構文
ALLOCATE {DATASET|DSNAME}(*|dsname[,...]) {DDNAME|FILE}(ddname) [DSORG(DA|DAU|PO|POU|PS|PSU)] [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V[,...])] [LRECL(record_length)] [NEW|OLD|SHR|MOD|RENEW|SYSOUT(outclass)] [BLKSIZE(blksize)|CYLINDERS|TRACKS] [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE] [INPUT|OUTPUT] [VOLUME(volser[,...])] [SPACE(quantity[,increment])] [UNIT(unit)] [USING(attr_list)] [DEST(destination)] [DIR(dir_blocks)] [DUMMY] [HOLD] [RELEASE] [REUSE] [ROUND] [VESQ(volser)] [WRITER(writer)]
-
オペランド
以下は、ALLOCATE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 DATASET
データセットまたはファイルの名前をdsnameに指定します。(略語:DA)
DSNAME
データセットまたはファイルの名前をdsnameに指定します。(略語:DSN、DS)
DDNAME
データセットのDD名またはファイルのFD名をddnameに指定します。(略語:DDN、DD)
FILE
データセットのDD名またはファイルのFD名をddnameに指定します。(略語:FI、F)
DSORG
データセットの構造を指定します。
-
DA:直接アクセス・データセット
-
DAU:移動不可直接アクセス・データセット
-
PO:区分編成のデータセット
-
POU:移動不可区分編成のデータセット
-
PS:物理順次のデータセット
-
PSU:移動不可物理順次のデータセット
RECFM
レコードの形式と特性を指定します。
-
A:ANSI制御文字がレコードの先頭に存在
-
B:ブロック化されたレコード
-
D:D形式のレコード
-
F:固定長レコード
-
L:ライン単位のレコード
-
M:マシン制御文字がレコードの先頭に存在
-
S:スパン・レコード
-
T:トラック・オーバーフロー・レコード(TSOで指定できますが、この特性はサポートされません)
-
U:長さ未指定のレコード
-
V:可変長レコード
LRECL
レコードの長さをrecord_lengthに指定します。
NEW
新しいデータセットを作成します。(略語:NE)
OLD
既存のデータセットを読み込みます。
SHR
既存のデータセットであり、他のユーザーが同時に使用することを許可します。(略語:SH)
MOD
既存のデータセットを拡張(追加書き込み)します。
RENEW
既存のデータセットを削除して新規作成します。(略語:REN)
SYSOUT
SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみをチェックします。(略語:SY)
BLKSIZE
ブロックの長さをblksizeにバイト単位で指定します。(略語:BLK、BL)
CYLINDERS
スペース割り当ての初期値および追加値の単位がシリンダーであることを意味します。(略語:CYLINDER、CYL、CY)
TRACKS
スペース割り当ての初期値および追加値の単位がトラックであることを意味します。(略語:TRACK、TRA、TR、T)
CATALOG
データセットをカタログに追加します。(略語:CAT、CA)
UNCATALOG
データセットをカタログから削除します。
KEEP
ジョブの終了後、データセットを保存します。
DELETE
ジョブの終了後、データセットを削除します。(略語:DEL)
INPUT
入力処理を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OUTPUT
出力処理を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
VOLUME
データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:VOL、VO)
SPACE
新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SP)
-
quantity:データセットを作成する際、最初に割り当てるスペースの量です。
-
increment:データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。
UNIT
データセットを割り当てる装置名unitに指定します。
USING
使用する属性リストの名前をattr_listに指定します。(略語:US)
DEST
SYSOUTデータセットの出力先をdestinationに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DIR
区分データセット(PDS)を作成する際、ディレクトリ領域のスペース割り当て量をdir_blocksに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DUMMY
データセットが ダミー・データセットであることを意味します。(略語:DU)
HOLD
SYSOUTデータセットを出力保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
RELEASE
データセットを閉じる際に未使用スペースを解放します。
REUSE
すでに割り当てられているDD名を解放後に再度割り当てます。(略語:REU)
すでに割り当てられているDDのDisposition StatusがOLDで、新しく割り当てるDDのDisposition StatusがSHRの場合は、REUSEオペランドを使用できません。
そのような場合には、FREEコマンドを使用して解放した後、再びALLOCATEコマンドを使用して割りてます。
ROUND
データセットの初期および追加割り当てをシリンダー単位で行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:RO)
VSEQ
データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:VSE)
WRITER
外部ライター名をwriterに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、ALLOCATE文の使用例です。
ALLOC DSN(NEW.DATA),NEW,USING(ATTR1),VOL(VOL1)
6. ALTDATE文
現在の日付を変更します。TSOセッション内でのみ有効です。
-
構文
ALTDATE [(yymmdd)] [STANDARD|DOMESTIC]
-
オペランド
以下は、ALTDATE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 (yymmdd)
現在の日付をyy年mm月dd日(YYMMDD形式)に変更します。指定しない場合は、変更した日付を以下のように戻します。
-
OpenFrame環境設定のtjclrunサブジェクトのOPTIONセクションのSPARM_DATEキーの値が設定されている場合は、SPARM_DATEの値に戻します。
-
OpenFrame環境設定のtjclrunサブジェクトのOPTIONセクションのSPARM_DATEキーの値が設定されていない場合は、システムの日付に戻します。
STANDARD
西暦で指定します。
DOMESTIC
和暦で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、ALTDATE文の使用例です。現在の日付を2016年3月1日に変更します。
ALTDATE STANDARD(160301)
7. ALTJOB文
指定した条件を満足するジョブの属性を変更します。
-
構文
ALTJOB jobname [NEWCLASS(newclass)] [NEWJGROUP(newjgroup)] [NEWOGROUP(newogroup)] [PRIORITY(priority)] [JOBCODE(code)] [USER(userid)] [CLASS(outclass)] [JGROUP(jgroup)] [OGROUP(ogroup)] [IN|EXEC|OUT]
-
オペランド
以下は、ALTJOB文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 jobname
指定したジョブ名を持つジョブの属性を変更します。アスタリスク(*)を使用した場合は、ジョブ名に関係なく属性を変更します。
NEWCLASS
ジョブの出力クラスをnewclassに指定された値に変更します。変更対象は、出力待ちのジョブのみです。
NEWJGROUP
ジョブの出力ジョブ・グループをnewjgroupに指定された値に変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NEWOGROUP
ジョブのジョブ・グループを newogrouに指定された値に変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PRIORITY
ジョブの優先順位を priorityに指定された値に変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
JOBCODE
指定したジョブ・コードを持つジョブの属性をcodeに指定された値に変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
USER
useridに指定されたユーザーが所有するジョブの属性を変更します。アスタリスク(*)を使用した場合は、ジョブの所有権に関係なく属性を変更します。
CLASS
outclassに指定された出力クラスに含まれているジョブの属性を変更します。変更対象は、出力待ちのジョブのみです。
JGROUP
jgroupに指定されたジョブ・グループに含まれている属性を変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OGROUP
ogroupに指定された出力ジョブ・グループに含まれているジョブの属性を変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IN
変更対象は、待機中のジョブのみです。
EXEC
変更対象は、実行中のジョブのみです。
OUT
変更対象は、出力待ちのジョブのみです。
-
使用例
以下は、ALTJOB文の使用例です。
ALTJOB * NEWCLASS(B) OUT CLASS(A)
8. ALTWTR文
停止状態のライターの属性を変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
構文
ALTWTR name [PAPERCUT(YES|NO)] [FORM(str str str)] [PAGELEN(n)] [MARGIN(n n)] [FFEED(str str)] [PRINT(str str str)] [OUTPUT(n n)] [JOB(jobname1 jobname2 jobname3)] [OLIMIT(n)] [SLIMIT(n)] [SEPARATOR({TOPEND|TOP|END|NO|*} [SIGN|NOSIGN])] [SYSLIST(syslist)] [TESTPRINT(n)] [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}] [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)] [BIND(bind {{w x y}|/})] [SIDE(side)] [HOPPER(hopper)] [STACKER(stacker)] [OFFSET(offset)] [MODE(str str str)] [PPCODE(KANA|ASCII|ENGLISH)] [ECHARACTER(echaracter)] [EFROM(str str)] [FONT(n)] [JOURNAL(YES|NO)] [CANCELKEY(cancelkey)] [PAKEY1(pakey1)] [PAKEY2(pakey2)] [DEVICECHECK(PAUSE|STOP)] [DATACHECK({PAUSE|CONT|*} {PARA|DYNLOAD|NODYNLOAD})] [DOCUMENTS(n)] [COMPATI(compati)] [SYNC(sync)]
項目 説明 name
nameに変更するライター名を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
9. ASCFILE文
プログラムの実行に必要なデータセットを動的に割り当てます。各種のオペランドを使ってデータセットの属性を指定することもできます。
-
構文
ASCFILE [DDNAME(ddname)] [DSNAME(*|dsname[,...]|DUMMY)] [NEW|OLD|SHR|MOD] [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE] [AVBLOCK(avblock)|{BLKSIZE|BLOCK}(blksize)] [VOLUME(volser[,...])] [DEFER] [DIR(dir_blocks)] [LABEL(SL|NSL|NL)] [POSITION(position|*)|ADD] [RETAIN|UNLOAD] [REUSE] [RELEASE] [SPACE(quntity[,increment])] [UNIT(unit)] [UCOUNT(ucount)] [USING(attr_list)] [VPOSITION(vposition)]
-
オペランド
以下は、ASCFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 DDNAME
データセットのDD名をddnameに指定します。(略語:DDN、DD)
DSNAME
データセット名をdsnameに指定します。(略語:DSN、DS)
データセット名を指定せずにNEWが指定された場合は、一時データセットとして作成されます。
NEW
新しいデータセットを作成します。
OLD
既存のデータセットを読み込みます。
SHR
既存のデータセットであり、他のユーザーが同時に使用することを許可します。
MOD
既存のデータセットを拡張(追加書き込み)します。指定されたデータセットが存在しない場合、ボリューム指定がなければ、データセットを新規に作成します。データセットが存在しないのにボリューム指定がある場合は、エラーとして処理します。
CATALOG
データセットをカタログに追加します。
UNCATALOG
データセットをカタログから削除します。
KEEP
ジョブの終了後、データセットを保存します。
DELETE
ジョブの終了後、データセットを削除します。(略語:DEL)
AVBLOCK
ブロックの平均長さをバイト単位で指定します。(略語:AVB)
BLKSIZE
ブロックの長さをバイト単位で指定します。
BLOCK
ブロックの長さをバイト単位で指定します。
VOLUME
データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:VOL)
REUSE
使用するDDが既に割り当てられている場合、解除後に再度割り当てます。
RELEASE
データセットを閉じるとき、未使用のスペースを解放します。
LABEL
ラベルのタイプを指定します。
-
SL : 標準ラベル
-
NSL : 標準外ラベル
-
NL : ラベルなし
DEFER
データセットの開くとき、磁気テープのボリュームを装置に取り付けます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DIR
区分データセット(PDS)の作成時、ディレクトリ部へのスペース割り当て量を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DUMMY
データセットがダミー・データセットであることを意味します。
cylinders
スペース割り当て量の初期値および追加値の単位がシリンダーであることを意味します。(略語: CYLINDER, CYL, CY)
tracks
スペース割り当ての初期値および追加値の単位がトラックであることを意味します。(略語:TRACK、TRA、TR、T)
POSITION
磁気テープ・ボリュームに格納されているファイルの順序番号を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ADD
磁気テープ・ボリュームにファイルを追加作成します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
RETAIN
割り当てられたデータセットの解放時に、磁気テープのボリュームを装置から取り外しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
UNLOAD
データセットを閉じるとき、磁気テープのボリュームを装置から取り外します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SPACE
新規データセットのスペース割り当てを指定します。(略語:SPA)
-
quantity: データセットの作成時、最初に割り当てるスペース量です。
-
increment: データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加する量です。
UNIT
データセットを割り当てるデバイス名をunitに指定します。
UCOUNT
データセットを割り当てるデバイスの最大数をucountに指定します。
USING
使用する属性リストの名前をattr_listに指定します。
VPOSITION
データセットが複数のボリュームにまたがっている場合、一番最初に処理するボリュームのシリアル番号を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、ASCFILE文の使用例です。
ASCFILE DSN(NEW.DATA),NEW,USING(ATTR1),VOL(VOL1)
10. ASCLP文
SYSOUTデータセットを割り当てて、プリンターへの出力情報を設定します。
-
構文
ASCLP ddname [AVBLOCK(avblock)] [BIND(LEFT|RIGHT|UPPER|LOWER)] [CHARS(cs[,...])] [CODE(code)] [COPIES(copies)] [FLASHCOUNT(flashcount)] [HOPPER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)] [GROUPVALUE(group[,...])] [LANDSCAPE(A3|A4|A5|B4|B5|LTR)] [LINEPRINTER(A4|LTR)] [LPCI(lpci)] [LZOOM(A4|A5|B4|B5|LTR)] [MODIFY(modify)] [MODTRC(modtrc)] [OGROUP(ogroup)] [OVERLAYNAME(overlayname)] [PORTRAIT(A3|A4|A5|B4|B5|LTR)] [PZOOM(A4|A5|B4|B5|LTR)] [PAGE(page)] [PGM(pgmname)] [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)] [REPEAT] [SIDE(BOTH|FRONT)] [SPACE(quantity[,increment])] [STACKER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)] [SYSOUT(outclass)] [UCS(ucs)] [USING(attr_list))]
-
オペランド
以下は、ASCLP文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 ddname
SYSOUTデータセットの出力クラスを指定します。省略できません。
AVBLOCK
ブロックの平均の長さをavblockに数字で指定します。(略語:AVB)
BIND
用紙を製本する位置を指定します。
-
LEFT : 左綴じで製本します。
-
RIGHT : 右綴じで製本します。
-
UPPER : 上綴じで製本します。
-
LOWER : 下綴じで製本します。
CHARS
文字配列テーブルと追加文字セットの識別名をcsに指定します。
CODE
用紙の書式番号をcodeに指定します。
COPIES
印刷部数をcopiesに数字で指定します。(略語:COP)
FLASHCOUNT
フォーム・オーバーレイ・パターンのコピー部数をflashcountに数字で指定します。
GROUPVALUE
ページ単位の印刷部数をgroupに数字で指定します。
HOPPER
給紙口の位置を指定します。
-
PRIME : 用紙によって給紙口1、または給紙口2を使用します。
-
PRIME1 : 給紙口1(上部の大容量の給紙口)を使用します。
-
PRIME2 : 給紙口2(下部の大容量の給紙口)を使用します。
-
SECOND : サブの給紙口を使用します。
LANDSCAPE
SYSOUTデータセットを横書きで印刷します。
-
A3 : A3サイズの用紙を使用します。
-
A4 : A4サイズの用紙を使用します。
-
A5 : A5サイズの用紙を使用します。
-
B4 : B4サイズの用紙を使用します。
-
B5 : B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。
LINEPRINTER
SYSOUTデータセットをLP(ライン・プリンター)モードで印刷します。
-
A4 : A4サイズの用紙を使用します。
-
LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。
LPCI
用紙制御イメージ識別名をlpciに指定します。
LZOOM
SYSOUTデータセットを80%に縮小して横書きで印刷します。
-
A4 : A4サイズの用紙を使用します。
-
A5 : A5サイズの用紙を使用します。
-
B4 : B4サイズの用紙を使用します。
-
B5 : B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。
MODIFY
コピー修正モジュールの識別名をmodifyに指定します。
MODTRC
修正データを印刷する際に使用するテーブル参照番号をmodtrcに指定します。
OGROUP
出力ジョブ・グループ名をogroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OG)
OVERLAYNAME
フォーム・オーバーレイ・モジュールの識別名overlaynameに指定します。
PAGE
指定されたページ数に達すると、出力が分割され、新しい出力リストになり、出力を待ちます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PGM
出力プログラム名をpgmnameに指定します。
PORTRAIT
SYSOUTデータセットを縦書きで印刷します。
-
A3 : A3サイズの用紙を使用します。
-
A4 : A4サイズの用紙を使用します。
-
A5 : A5サイズの用紙を使用します。
-
B4 : B4サイズの用紙を使用します。
-
B5 : B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。
PZOOM
SYSOUTデータセットを80%に縮小して縦書きで印刷します。
-
A4 : A4サイズの用紙を使用します。
-
A5 : A5サイズの用紙を使用します。
-
B4 : B4サイズの用紙を使用します。
-
B5 : B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR : 封筒サイズの用紙を使用します。
PRTAREA
印字不可領域の有無を指定します。
-
LIMIT : 印字不可領域を設定します。
-
NOLIMIT : 印字不可領域を設定しません。
REPEAT
印刷したリストを再印刷します。
SIDE
印刷したい用紙の面を指定します。
-
BOTH : 両面印刷を行います。
-
FRONT : 片面印刷を行います。
SPACE
新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SP)
-
quantity: データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。
-
increment: データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合は、一度に追加するスペースの量です。
STACKER
排紙口を指定します。
-
PRIME : 用紙によって排紙口1、または排紙口2を使用します。
-
PRIME1 : 排紙口1(上部の大容量の排紙口)を使用します。
-
PRIME2 : 排紙口2(下部の大容量の排紙口)を使用します。
-
SECOND : サブの排紙口を使用します。
SYSOUT
SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。
UCS
文字セットの識別名をucsに指定します。
USING
使用する属性リスト名をattr_listに指定します。
-
-
使用例
以下は、ASCLP文の使用例です。
ASCLP LIST1 USING(ATTRLIST)
11. ATTRIB文
ALLOCATE文より使用できるように、データセットの属性リストを定義します。ALLOCATE文では、ATTRIB文で定義した属性リストを、USINGオペランドを使って使用できます。(略語:ATTR)
-
構文
ATTRIB name [LRECL(lrecl)] [BLKSIZE(blksize)] [BUFL(buflen)] [BUFNO(bufno)] [DSORG(DA|DAU|PO|POU|PS|PSU)] [NCP(ncp)] [LIMCT(limct)] [DIAGNS(TRACE)] [EXPDT(expdt)] [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V)] [INPUT|OUTPUT] [RETPD(retpd)] [BUFOFF(bufoff)] [DEN(density)] [REUSE] [BFALN(F|D)] [BFTEX(S|A|R)] [EROPT(ACC|SKP|ABE)] [OPTCD(A|B|C|E|F|H|J|Q|R|T|U|W|Z[,...])] [KEYNEN(keylen)|MODE(K|AN)|TRTCH(C|E|T|ET)]
-
オペランド
以下は、ATTRIB文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 name
属性リスト名を指定します。省略できません。
DSORG
データセットの構造を指定します。(略語:DS)
-
DA:直接アクセス・データセット
-
DAU:移動不可直接アクセス・データセット
-
PO:区分編成のデータセット
-
POU:移動不可区分編成のデータセット
-
PS:物理順次のデータセット
-
PSU:移動不可物理順次のデータセット
RECFM
レコードの形式と特性を指定します。(略語:REC)
-
A:ANSI制御文字がレコードの先頭に存在
-
B:ブロック化されたレコード
-
D:D形式のレコード
-
F:固定長レコード
-
L:ライン単位のレコード
-
M:マシン制御文字がレコードの先頭に存在
-
S :スパン・レコード
-
T:トラック・オーバーフロー・レコード
-
U:長さが未指定のレコード
-
V:可変長レコード
LRECL
レコード長をlreclに数字で指定します。(略語:LR)
BLKSIZE
ブロックのサイズをblksizeに数字で指定します。(略語:BLK, BL)
BUFL
バッファーのサイズをbuflenに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
BUFNO
使用するバッファーの数をbufnoに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BUFN)
INPUT
入力処理をします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:I)
OUTPUT
出力処理をします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OU)
NCP
CHECKの実行前のREAD/WRITEの最大数をncpに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)
BFALN
バッファーの境界を合わせます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BFA)
BFTEK
バッファーの制御方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BFT)
LIMCT
検索するトラック/ブロックの数をlimctに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LI)
EROPT
データのエラーを検出する際の処理方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:ER)
DIAGNS
ジョブ領域とDCBの内容をトレースします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DI)
EXPDT
データセットの満了日をexpdtに指定します。(略語:EX)
RETPD
データセットの保存期間をretpdに指定します。(略語:RET)
OPTCD
オプション機能を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OP)
BUFOFF
ブロックの接頭語の長さをbufoffに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BUFO)
DEN
テープの記録密度をdensityに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DE)
KEYLEN
キーの長さをkeylenに数字で指定します。(略語:K)
MODE
漢字プリンターの使用モードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)
TRTCH
テープの記録方式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)
REUSE
使用するDD名が既に割り当てられている場合は解放し、再度割り当てます。(略語:REU)
-
-
使用例
以下は、ATTRIB文の使用例です。
ATTRIB DCB1 RECFM(F,B),LRECL(80),DSORG(PO)
12. CALL文
アプリケーション・プログラムや動的ライブラリを実行します。プログラムの終了コードがCALLコマンドのリターンコードとして設定されます。
-
構文
CALL dsname [parameters] [CAPS|ASIS] [TIME(second)]
-
オペランド
以下は、CALL文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
PDSメンバーとして保存されているアプリケーション・プログラムや動的ライブラリの名前をデータセット名(メンバー名)形式で指定します。省略できません。
parameters
プログラムに渡すパラメータ値を文字列で指定します。
TIME
CPU時間を制限する値をsecondに秒単位で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: T)
CAPS
パラメータの一覧を大文字に変換します。
ASIS
パラメータの一覧を大文字に変換しません。
-
使用例
以下は、CALL文の使用例です。
CALL 'SYS1.LINKLIB(JLAASSY)' '12,ALL',ASIS
13. CANCEL文
SUBMIT文などによってサブミットされたジョブをキャンセルします。
-
構文
CANCEL jobname[(jobid)]|(jobname[jobid],jobname[jobid][,...]) [PURGE|NOPURGE]
-
オペランド
以下は、SUBMIT文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 jobname
キャンセルするジョブ名を指定します。
jobid
同じ名前のジョブが同時に実行されている場合、キャンセルするジョブのIDを指定します。
PURGE
実行がキャンセルされたジョブの出力データセットを削除します。(略語: P)
NOPURGE
実行がキャンセルされたジョブの出力データセットを削除しません。(略語: N)
-
使用例
以下は、CANCEL文の使用例です。
CANCEL (D58BOBTA,D58BOBTB(JOB00051),D58BOBTC)
14. CLSTWS文
AIMに接続されている特定のワークステーションの接続を終了します。
-
構文
CLSTWS WS(ws) [MODE(FLASH|EMG)]
-
オペランド
以下は、CLSTWS文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 WS
AIMから終了するワークステーション名をwsに指定します。
MODE
終了モードを指定します。
-
FLASH : 同期化終了(デフォルト値)
-
EMG : 強制終了
-
-
使用例
以下は、CLSTWS文の使用例です。
CLSTWS WS(OIVPWS01) CLSTWS WS(OIVPWS01) MODE(EMG)
15. COMMAND文
記述したOSコマンドを実行します。
-
構文
COMMAND 'command' [,CONS=cons] [,PSW=psw] [,ID=id]
-
オペランド
以下は、COMMAND文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 command
実行するOSコマンドとそのパラメータを単一引用符で囲んだ文字列として指定します。
CONS
コンソールの論理番号を指定します。OpenFrameでは、構文エラーが発生しないように構文解析のみをサポートしています。
PSW
コマンドにパスワードを指定します。OpenFrameでは、構文エラーが発生しないように構文解析のみをサポートしています。
ID
コマンドにIDを指定します。OpenFrameでは、構文エラーが発生しないように構文解析のみをサポートしています。
-
例
以下は、COMMANDでJALTコマンドを発行する例です。
COMMAND 'JALT AIM,RESTRICT,RDB,MD=RDBII100,RCVL=(NOTUSED),DID=00,+ DBSN=FG\FNO*_R_\FNM*_DTBL'
16. COPY文
順次データセットまたは区分データセットのメンバーを他の順次データセットまたは区分データセットのメンバーにコピーします。
-
構文
COPY src_dsname dst_dsname [{BLOCK|BLKSIZE}(blksize)] [LRECL(lrecl)] [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V,space)] [NUM(src_pos,src_len)] [NUM2(dst_pos,dst_len)] [NONUM] [RENUM(start(,incr))] [CONVERT] [ASCII] [ALIAS] [ERCODE]
-
オペランド
以下は、COPY文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 src_dsname
入力データセット名を指定します。
dst_dsname
出力データセット名を指定します。
BLOCK
出力データセットのブロック長を blksizeに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:B)
BLKSIZE
出力データセットのブロック長をblksizeに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
LRECL
出力データセットのレコード長をlreclに数字で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:L)
RECFM
出力データセットのレコード形式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:REC)
NUM
入力データセットの行番号フィールドを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
src_pos:入力データセットの行番号フィールドの開始位置を指定します。
-
src_len:入力データセットの行番号フィールドの長さを指定します。
NUM2
出力データセットの行番号フィールドを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
dst_pos:出力データセットの行番号フィールドの開始位置を指定します。
-
dst_len:出力データセットの行番号フィールドの長さを指定します。
NONUM
入力データセットの行番号を表示しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NO)
RENUM
行番号の初期値と増加量を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:REN)
-
start:行番号の初期値を指定します。
-
incr:行番号の増加量を指定します。
CONVERT
各レコードの内容をラベルなしでテープに出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:C)
ASCII
各レコードの内容をラベルなしでテープに出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AS)
ALIAS
PDSのメンバーをコピーする際のエイリアスも一緒にコピーします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AL)
ERCODE
入力データセットのブロック長が出力データセットのブロック長より大きい場合、エラーコードを返します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:E)
-
-
使用例
以下は、COPY文の使用例です。
COPY TEST1(MEM1) TEST2(MEM2)
17. CPYDS文
指定したSDS、PDSデータセットをコピーします。PDSデータセットのメンバーのコピーはサポートされていません。
-
構文
CPYDS src_dsname dst_dsname [REPLACE | NOREPLACE] [FORCE | NOFORCE]
-
オペランド
以下は、CPYDS文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 src_dsname
入力データセット名を指定します。
dst_dsname
出力データセット名を指定します。
REPLACE
出力データセットがすでに存在する場合は上書きします。(略語:REP)
NOREPLACE
出力データセットがすでに存在する場合はエラーを発生させます。
FORCE
入力データセットと出力データセットの両方がPDSの場合、入力データセットにレコードがない場合は出力データセットも空のデータセットで出力されます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOFORCE
入力データセットと出力データセットの両方がPDSの場合、入力データセットにレコードがない場合はコピー処理は行われません。OOpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、CPYDSステートメントを使用して「USER01.SEQ.IFILE」データセットを「USER01.SEQ.OFILE」にコピーし、ターゲット・データセットが存在する場合は上書きするように指定する例です。
CPYDS 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE' REPLACE
18. CPYFILE文
指定したSDS、PDS(区分データセット)をコピーします。PDSメンバーのコピーはサポートされません。
-
構文
CPYFILE src_dsname dst_dsname [REPLACE|NOREPLACE] [ALIAS|NOALIAS] [INSFIELD(pos len)|NOINSFIELD] [OUTSFIELD(pos len)|NOOUTSFIELD] [TRUNCATE|NOTRUNCATE] [MPASSWORD(mpassword)] [INFPASSWORD(infpassword)] [OUTFPASSWORD(outfpassword)] [INVOLUME(volser)] [OUTVOLUME(volser)] [MOVE]
-
オペランド
以下は、CPYFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 src_dsname
入力データセット名を指定します。
dst_dsname
出力データセット名を指定します。
MPASSWORD
GEMファイル・メンバーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MP)
INFPASSWORD
入力データセットーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:INF)
OUTFPASSWORD
出力データセットーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OUTF)
INVOLUME
入力データセットが含まれているボリュームのシリアル番号を指定します。カタログに入力データセットが存在しない場合にのみ有効です。(略語:INV)
OUTVOLUME
出力データセットが含まれているボリュームのシリアル番号を指定します。カタログに出力データセットが存在しない場合にのみ有効です。(略語:OUTV)
MOVE
データセットを移動させます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MO)
NOREPLACE
出力データセットがすでに存在する場合はエラーが発生します。(略語:NOR)
REPLACE
出力データセットがすでに存在する場合は上書きします。(略語:REP, R)
NOALIAS
メンバー名が指定された場合、エイリアスはコピーしません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOA)
ALIAS
メンバー名が指定された場合、エイリアスもコピーします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:A)
INSFIELD(pos len)
入力データセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文 エラーのみチェックします。(略語:I)
-
pos:入力データセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
len:入力データセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOINSFIELD
入力データセットの行番号が存在しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOI)
OUTSFIELD(pos len)
出力データセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)
-
pos:出力データセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
len:出力データセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOOUTSFIELD
出力データセットの行番号が存在しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOO)
TRUNCATE
出力データセットのレコード長に合わせてレコード長を調整します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TR)
NOTRUNCATE
入力データセットのレコード長が出力データセットのレコード長より大きい場合はエラーが発生します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOT)
-
-
使用例
以下は、CPYFILE文の使用例です。
CPYFILE 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE' REPLACE
19. CPYTAP文
テープ・ボリューム間の複製を行います。
-
構文
CPYTAP [REP] [ADD] [IVOLUME(volser)] [INL] [OVOLUME(volser)] [ONL] [IUNIT(unit)] [OUNIT(unit)] [DEN(density)] [COMPRESS] [BYPASS]
項目 説明 volser
ボリュームのシリアル番号です。
unit
テープ装置の装置名またはモデル名です。
density
出力テープボリュームの記録密度です。
-
オペランド
以下は、CPYTAP文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 REP
入力テープ・ボリュームのファイルを出力テープ・ボリュームの先頭ファイルに上書きします。
ADD
入力テープ・ボリュームのファイルを出力テープ・ボリュームの末尾に追加します。
IVOLUME
入力テープ・ボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。
INL
ラベルのない入力テープ・ボリュームです。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OVOLUME
出力テープ・ボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。
ONL
ラベルのない出力テープ・ボリュームです。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IUNIT
入力テープ装置名またはモデル名をunitに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OUNIT
出力テープ装置名またはモデル名をunitに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DEN
出力テープ・ボリュームの記録密度をdensityに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
COMPRESS
出力テープ・ボリュームを圧縮します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
BYPASS
出力テープ・ボリュームの先頭ファイルの有効期限をチェックしません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、CPYTAP文の使用例です。
CPYTAP REP IVOLUME(VOL1) OVOLUME(VOL2) IUNIT(UNIT1) OUNIT(UNIT2)
20. CRTDS文
データセットを作成します。
-
構文
CRTDS dsname [VOLUME(volser)] [SPACE(quantity [increment])] [MEMBER(n)] [FORMAT(FIXED|VARIABLE|UNDEFINED)] [CONTROL(ANSI|MACHINE)] [LRECL(lrecl)] [BLKSIZE(blksize)] [LIKE(dsname)]
-
オペランド
以下は、CRTDS文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
新しく作成するデータセット名を指定します。
VOLUME
データセットを作成するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。
SPACE
新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SP)
-
quantity:データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。
-
increment:データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。
MEMBER
このオペランドを指定すると、作成するデータセットがPDSであることを明示します。dsnameにPDSとメンバーを明示すると、このオペランドは無視されます。
FORMAT
レコード形式を指定します。
-
FIXED:固定長レコード
-
VARIABLE:可変長レコード
-
UNDEFINED:長さが未指定のレコード
CONTROL
制御文字を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
LRECL
最大レコード長をlreclに指定します。
BLKSIZE
ブロック・サイズをblksizeに指定します。
LIKE
dsnameで指定されたデータセットの属性に基づいて新しいデータセットを作成します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、CRTDS文を使用してFB 80バイトの「USER001.SEQ.FILE」というデータセットをボリューム「VOL01」に作成する例です。
CRTDS 'USER001.SEQ.FILE' VOL(VOL01) FORMAT(FIXED) LRECL(80)
21. CRTFILE文
データセットを作成するか、カタログに登録します。
-
構文
CRTFILE dsname [VOLUME(volser)] [SEQUENTIAL|PARTITIONED(n)] [SPACE(quantity(,increment))] [FORMAT(FIXED|VARIABLE|UNDEFINED)] [RLENGTH(rlength)] [BLENGTH(blength)] [BLOCKS|TRACKS|CYLINDERS] [LIKE(dsname)] [CATALOG] [CONTROL(ANSI|MACHINE|FACOM)] [DFORMAT(SHORT|LONG)]
-
オペランド
以下は、CRTFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
新しく作成するデータセット名を指定します。
VOLUME
データセットがあるボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:VOL、V)
SPACE
新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SP)
-
quantity:データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。
-
increment:データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。
FORMAT
レコード形式を指定します。(略語:F)
-
FIXED :固定長レコード
-
VARIABLE :可変長レコード
-
UNDEFINED :長さが未指定のレコード
RLENGTH
最大レコード長をrlengthに指定します。(略語:RL、R)
BLENGTH
ブロックの長さをblengthに指定します。(略語:BLE)
LIKE
dsnameに指定されたデータセットの属性に従ってファイルを作成します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:L)
CATALOG
データセットをカタログに登録します。(略語:CAT、CA)
SEQUENTIAL
順次データセットを作成するように指定します。(略語:SEQ、SE)
PARTITIONED
nが0より大きい場合、区分データセットを作成するように指定します。(略語:P)
BLOCKS
スペースの割り当て量の初期値および追加値の単位がブロックであることを意味します。(略語:BLO)
TRACKS
スペースの割り当て量の初期値および追加値の単位がトラックであることを意味します。(略語:TR)
CYLINDERS
スペースの割り当て量の初期値および追加値の単位がシリンダーであることを意味します。(略語:CY)
CONTROL
制御文字を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします. (略語:CO)
DFORMAT
区分データセットのディレクトリ形式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)
-
-
使用例
以下は、CRTFILE文の使用例です。
CRTFILE 'USER001.SEQ.FILE' VOL(VOL01) CA
22. CRTJOBS文
特定のイベントの発生とジョブの開始を連携して予約します。
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構文
CRTJOBS JOBNAME(jobname) DSNAME(dsname) [TIME(HH.MM)] [DATE(date)] [WEEK(week)] [MESSAGE('message')] [SYSTEM(event)] [ENDJOBNAME(jobname[,...])] [MSGID(msgid[,...])] [DATASET(dsname[,...])] [KEEP|ONCE]
-
オペランド
以下は、CRTJOBS文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 JOBNAME
開始するジョブ名をjobnameに指定します。(略語: JOBN)
DSNAME
開始するジョブが格納されているPDS名をdsnameに指定します。(略語: DSN)
TIME
指定した時刻にジョブを開始します。HH.MM形式で指定します。
DATE
dataに指定した日時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
WEEK
weekに指定した曜日にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MESSAGE
messageに指定したメッセージの出力時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SYSTEM
eventに指定したシステム・イベントの発生時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ENDJOBNAME
jobnameで指定したジョブの終了時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MSGID
msgidに指定された識別番号を持つメッセージの出力時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DATASET
dsnameで指定されたデータセットの作成時にジョブを開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
KEEP
イベントが発生しても予約を維持します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ONCE
イベントが発生したら予約を解除します。
-
使用例
以下は、CRTJOBS文の使用例です。
CRTJOBS JOBN(JOB01) DSN('SYS1.JCLLIB') TIME(18.00) ONCE
23. CTLWTR文
出力中または一時停止状態のライターを操作します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
構文
CTLWTR name [FREEZE] [HALT(halt)] [HOLD] [CONTINUE] [PAGE(page)] [KEY(key)] [BACKFILE] [SKIPFILE] [BACKJOB] [SKIPJOB] [TESTPRINT(testprint)] [PAPERCUT(YES|NO)] [FORM(str str str)] [CHARACTERS(characters)] [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}] [SIDE(side)]
項目 説明 name
nameに操作するライター名を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
HALT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
BACKFILE
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKF)
SKIPFILE
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SKIP)
BACKJOB
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKJ)
SKIPJOB
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SKIPJ)
24. CVTFPD文
フロッピーディスクのファイルを一般的なボリュームにコピーするか、その逆を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
構文
CVTFPD parameters
25. CVTTAP文
テープ・ボリュームのファイルを一般的なボリュームにコピーするか、その逆を行います。
-
構文
CVTTAP [MTDSNAME(dsname)] [DSNAME(dsname)] [ODSNAME(dsname)] [IUNIT(unit)] [OUNIT(unit)] [IVOLUME(volser)] [INL] [OVOLUME(volser)] [ONL] [IRECFM(recfm)] [IRECL(lrecl)] [IBLKSIZE(blksize)] [OBLKSIZE(blksize)] [POSITION(n)] [ORETPD(n)] [ADD] [RETAIN] [DDNAME(ddname)] [SYSPRINT(outclass)|PRINT(dsname)|NOPRINT]
-
オペランド
以下は、CVTTAP文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 MTDSNAME
テープ・ボリュームに含まれている入力ファイル名をdsnameに指定します。
DSNAME
アクセス・ボリュームに含まれている入力ファイル名をdsnameに指定します。
ODSNAME
出力ファイル名をdsnameに指定します。
IUNIT
入力ファイルが含まれているテープ・ボリュームの装置名またはモデル名をunitに指定します。
OUNIT
出力ファイルが含まれているテープ・ボリュームの装置名またはモデル名をunitに指定します。
IVOLUME
入力ファイルが含まれているテープ・ボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。
INL
入力ファイルが含まれているテープ・ボリュームがラベルのない形式です。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OVOLUME
出力ファイルが含まれているテープ・ボリュームのシリアル番号を指定します。
ONL
出力ファイルが含まれているテープ・ボリュームがラベルのない形式です。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IRECFM
入力ファイルのレコード形式をrecfmに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IRECL
入力ファイルのレコード長をlreclに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IBLKSIZE
入力ファイルのブロック長をblksizeに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OBLKSIZE
出力ファイルのブロック長をblksizeに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
POSITION
テープ・ボリューム内ファイルの順序番号を数字nで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ORETPD
出力ファイルの保存期間を数字nで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ADD
出力ファイルがテープ・ボリュームに含まれている場合、テープ・ボリュームにすでに存在しているファイルの後ろに追加します。指定しない場合は、テープ・ボリュームの先頭に追加します。
RETAIN
処理の終了時にテープ・ボリュームの自動分離を迂回します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DDNAME
DD名をddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SYSPRINT
メッセージの出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PRINT
メッセージを出力するファイルをddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOPRINT
メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、CVTTAP文の使用例です。
CVTTAP MTDSNAME('A.MT') IUNIT(U1) ODSNAME('A.OUT')
26. DELETE文
順次データセットや区分データセットのメンバーをカタログから削除します。(略語:DEL)
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構文
DELETE dsname|(dsname,dsname[,...]) [CATALOG(catname)] [FILE(ddname)] [PURGE|NOPURGE] [ERASE|NOERASE] [SCRATCH|NOSCRATCH] [FORCE|NOFORCE] [WITHSECURITY|WITHOUTSECURITY] [PATH|ALTERNATEINDEX|CLUSTER|PAGESPACE|NONVSAM|ALIAS|GENERATIONDATAGROUP|SPACE|USERCATALOG]
-
オペランド
以下は、DELETE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
データセットまたはファイルの名前を指定します。
CATALOG
削除する項目が登録されているカタログ名をcatnameに指定します。(略語:CAT)
FILE
削除する項目を含むボリュームのDD名をddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PURGE
保存期間が残っていても削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PU)
NOPURGE
保存期間が残っている場合は削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NPRG)
ERASE
クラスターを削除する際にデータ・コンポーネントを0x00に設定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:ERAS)
NOERASE
クラスターを削除する際にデータ・コンポーネントを0x00に設定しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NERAS)
SCRATCH
カタログを解放する際にボリューム・スペースも削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOSCRATCH
カタログを解放する際にボリューム・スペースは削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NSCR)
FORCE
VSAMデータ・スペースに項目があっても強制的に削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:FRC)
NOFORCE
VSAMデータ・スペースに項目がある場合は削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NFRC)
WITHSECURITY
NOSCRATCHが指定されている場合、TRUST安全情報を削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:WSEC)
WITHOUTSECURITY
NOSCRATCHが指定されている場合、TRUST安全情報を削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:WOSEC)
PATH
補助索引のアクセス・パスを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ALTERNATEINDEX
補助索引のクラスターおよび構成要素を削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AIX)
CLUSTER
クラスターおよび構成要素を削除します。(略語:CL)
PAGESPACE
ページ・スペースのクラスターおよび構成要素を削除します。(略語:PGSPC)
NONVSAM
非VSAMのデータセットを削除します。(略語:NVSAM)
ALIAS
エイリアスを削除します。
GENERATIONDATA GROUP
世代別データ・グループを削除します。(略語:GDG)
SPACE
VSAMデータ・スペースを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SPC)
USERCATALOG
ユーザー・カタログを削除します。(略語:UCAT)
-
使用例
以下は、DELETE文の使用例です。
DELETE (DS1,DS2)
27. DFNFATR文
ASCFILE文とASCLP文で使用されるデータセットの属性リストを定義します。DFNFATR文で定義した属性リストは、ASCFILE文とASCLP文でUSINGオペランドを利用して使用できます。
-
構文
DFNFATR name [BLKSIZE(blksize)] [RECFM(A|B|F|M|U|V)] [LRECL(lrecl)] [DSORG(PO|PS)] [EXPDT(expdt)] [RETPD(n)] [BUFNO(n)] [BFALN(D|F)] [KEYLEN(keylen)] [PTCODE(ptcode)] [OPTCD({J|M|U|X}[,...])] [EROPT(ACC|SKP|ABE)]
-
オペランド
以下は、DFNFATR文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 name
属性リストの名前を指定します。
BLKSIZE
ブロックのサイズを指定します。
RECFM
レコードの形式と特性を指定します。
-
A : ANSI制御文字がレコードの先頭にある
-
B : ブロック化されたレコード
-
F : 固定長レコード
-
M : マシン制御文字がレコードの先頭にある
-
U : 長さが未指定のレコード
-
V : 可変長レコード
LRECL
レコード長を指定します。
DSORG
データセットの構造を指定します。
-
PO : 区分編成のデータセット
-
PS : 物理順次のデータセット
EXPDT
データセットの満了日をexpdtに指定します。
RETPD
データセットの保存期限を数字nで指定します。
BUFNO
使用するバッファーの数を数字nで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
BFALN
バッファーの境界合わせをします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
KEYLEN
キーの長さをkeylenに指定します。
PTCODE
紙テープの識別名をptcodeに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OPTCD
オプション機能を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
EROPT
データ・エラー検出時の処理方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、DFNFATR文の使用例です。
DFNFATR DCB1 RECFM(F),LRECL(80),DSORG(PS)
28. DFNWTR文
ライターを定義します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
構文
DFNWTR name [UNIT(unit[,...])] [ASSORTWTR(assortwtr)] [OVERLAY(n)] [GRAPH] [IMAGE] [COLOR] [FEEDER] [PAPERCUT(YES|NO)] [EXTENSION(extension)] [SPOOL] [FORM(str str str)] [CHARACTERS(characters)] [APPDEVICE] [BOTHMODE(bothmode)] [SERVER(server)] [TERMOVERLAY(termoverlay)] [CUNIT(cunit)] [PAGELEN(n)] [MARGIN(n n)] [FFEED(str str str)] [SETUPMSG(YES|NO)] [PRINT(str str str)] [SETUPSW(setupsw)] [OUTPUT(str str str)] [LDWTR(YES|NO)] [JOB(jobname1 jobname2 jobname3)] [OLIMIT(n)] [SLIMIT(n)] [SEPARATOR({TOPEND|TOP|END|NO|*} [SIGN|NOSIGN])] [SYSLIST(syslist)] [TESTPRINT(testprint)] [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}] [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)] [BIND(bind {{w x y}|/})] [SIDE(side)] [HOPPER(hopper)] [STACKER(stacker)] [OFFSET(offset)] [SHOPPER(shopper)] [BINDHOLE(bindhole)] [MODE(str str str)] [PPCODE(KANA|ASCII|ENGLISH)] [ECHARACTER(echaracter)] [EFROM(str str)] [FONT(n)] [JOURNAL(YES|NO)] [CANCELKEY(cancelkey)] [PAKEY1(pakey1)] [PAKEY2(pakey2)] [RETRY(str str)] [DEVICECHECK(PAUSE|STOP)] [DATACHECK({PAUSE|CONT|*} {PARA|DYNLOAD|NODYNLOAD})] [RUCHAIN(ruchain)] [DOCUMENTS(n)] [DLOGMODE(dlogmode)] [COMPATI(compati)] [SYNC(sync)] [DISPLAY(YES|NO)] [FILEADD]
項目 説明 name
定義するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
UNIT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:U)
OUTPUT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OUT)
29. DISPLAY文
データセットの状態を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)
-
構文
DISPLAY [JOBS=jobname] [DATASET,{DSNAME=dsname|JOBNAME=jobname|WAIT}]
-
オペランド
以下は、DISPLAY文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 JOBS
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:J)
DATASET
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DS)
DSNAME
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DSN)
JOBNAME
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:J)
WAIT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:W)
30. DLTDS文
データセットまたはデータセットのメンバーを削除します。削除するデータセットが存在しない場合は、エラーコードとして4を返します。
-
構文
DLTDS dsname
項目 説明 dsname
データセット名を指定します。PDSのメンバーを削除するときは、メンバー名を括弧で囲んで指定します。
-
使用例
以下は、DLTDS文の使用例です。
DLTDS 'A.PDS(MEMBER1)'
31. DLTFILE文
データセットまたはデータセットのメンバーをカタログから削除します。
-
構文
DLTFILE dsname [ALIAS] [NOALIAS] [CATALOG] [MPASSWORD(password)] [VOLUME(volser)]
-
オペランド
以下は、DLTFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
データセット名を指定します。PDSのメンバーを削除する場合は、メンバー名を括弧で囲んで指定します。
ALIAS
指定したメンバーのエイリアスも削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:A)
NOALIAS
指定したメンバーのみ削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)
CATALOG
カタログ情報のみ削除します。(略語:C)
MPASSWORD
GEMファイル・メンバーのパスワードをpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)
VOLUME
データセットが含まれているボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:V)
-
使用例
以下は、DLTFILE文の使用例です。
DLTFILE 'USER001.SEQ.FILE'
32. DLTFPD文
フロッピーディスクのファイルを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
構文
DLTFPD [FPDDSNAME(dsname)] [UNIT(unit)] [VOLUME(volser)] [VPASSWORD(password)] [PROTECT(BYPASS|WRITE|EXPDT)] [NOFEED]
-
オペランド
以下は、DLTFPD文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 FPDDSNAME
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
UNIT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
VOLUME
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
VPASSWORD
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PROTECT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOFEED
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
33. DLTJOB文
実行中のジョブを停止し、実行待ちのジョブはキャンセルします。また、JOBQから該当するジョブを削除します。
-
構文
DLTJOB jobname [JOBCODE(code)] [USER(userid)] [CLASS(outclass)] [OGROUP(ogroup)] [JGROUP(jgroup)] [IN|EXEC|OUT] [STEP|NOSTEP]
-
オペランド
以下は、DLTJOB文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 jobname
指定したジョブ名を持つジョブをJOBQから削除します。アスタリスク(*)を使用した場合は、ジョブ名に関係なくJOBQから削除します。
JOBCODE
codeに指定されたジョブ・コードを持つジョブをJOBQから削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
USER
useridに指定されたユーザーが所有するジョブをJOBQから削除します。アスタリスク(*)を使用した場合は、ジョブの所有権に関係なくJOBQから削除します。
CLASS
outclassに指定された出力クラスに含まれているジョブをJOBQから削除します。
OGROUP
ogroupに指定された出力ジョブ・グループに含まれているジョブをJOBQから削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
JGROUP
jgroupに指定されたジョブ・グループに含まれているジョブをJOBQから削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IN
実行待ちのジョブのみ削除します。
EXEC
実行中のジョブのみ削除します。
OUT
出力待ちのジョブのみ削除します。
STEP
現在のジョブ・ステップのみ削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOSTEP
ジョブ全体を削除します。
-
使用例
以下は、DLTJOB文の使用例です。
DLTJOB JOBA USER(USER01) EXEC
34. DLTWTR文
停止状態のライターを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
構文
DLTWTR name
項目 説明 name
nameに削除するライター名を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
35. DROP文
監視中の特定のイベントへの監視を解除します。
-
構文
DROP [MESSAGE('outmsg')] [READYJOBNAME(jobname[,...])] [ENDJOBNAME(jobname[,...])] [MSGID(msgid[,...])] [SYSTEM(event[,...])] [USEREVENT(event[,...])] [DATASET(dsname[,...])] [MOUNT(volser[,...])] [SYSOUT(outclass[,...])]
-
オペランド
以下は、DROP文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 MESSAGE
outmsgに指定された特定のメッセージの出力を監視している場合、その監視を解除します。
READYJOBNAME
jobnameで指定された特定のジョブが開始されるのを監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ENDJOBNAME
jobnameで指定された特定のジョブが終了するのを監視している場合に、その監視を解除します。
MSGID
msgidに指定された特定の識別番号を持つメッセージの出力を監視している場合、その監視を解除します。
SYSTEM
eventで指定された特定のシステム・イベントの発生を監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
USEREVENT
eventで指定された特定のユーザー・イベントの発生を監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DATASET
dsnameで指定された特定のデータセットの作成を監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MOUNT
volserで指定された特定のボリュームがマウントされるのを監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SYSOUT
出力クラスがoutclassに指定された特定のジョブの出力終了を監視している場合、その監視を解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、DROP文の使用例です。
DROP ENDJOBNAME(JOBA JOBB)
36. DSN文
新しいDSN(DB2 Command Processor)セッションを開始します。
DSN文の詳細については、OpenFrame Batch『ユーティリティリファレンスガイド』の「IKJEFT01」のコマンドの設定を参照してください。 |
37. EVENT文
特定のイベントへの監視を開始します。イベントの発生履歴は内部に保存されます。STACKオペランドを指定すると、イベントの発生履歴を保存しておくことができます。
監視は、EVENTコマンドを実行したIKJEFT(KEQEFT)プログラムが終了されるまで有効であり、イベントが発生するまで待機しません。ジョブが終了される前に指定したイベントが発生した場合は、内部でその履歴を更新するだけで別の動作は行いません。同じイベントに対してはWAIT文を使用してそのイベントが発生するまで待機することができます。
-
構文
EVENT [MESSAGE('outmsg')] [READYJOBNAME(jobname[,...])] [ENDJOBNAME(jobname[,...])] [MSGID(msgid[,...])] [SYSTEM(event[,...])] [USEREVENT(event[,...])] [DATASET(dsname[,...])] [MOUNT(volser[,...])] [SYSOUT(outclass[,...])] [STACK(YES|NO)]
-
オペランド
以下は、EVENT文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 MESSAGE
outmsgに指定されたメッセージの出力を監視します。
READYJOBNAME
jobnameに指定されたジョブの開始を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ENDJOBNAME
jobnameに指定された特定のジョブの終了を監視します。(略語:END)
MSGID
msgidに指定された識別番号を持つメッセージの出力を監視します。
SYSTEM
eventに指定された特定のシステム・イベントの発生を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
USEREVENT
eventに指定されたユーザー・イベントの発生を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DATASET
dsnameに指定されたデータセットの作成を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MOUNT
volserに指定されたボリュームのマウントを監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SYSOUT
出力クラスがoutclassに指定された特定のジョブの出力終了を監視します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
STACK
イベントが発生した場合、イベントの発生履歴を処理する方法を指定します。
-
YES : イベントが発生するたびに発生履歴を保存します。
-
NO : イベントが発生したら、そのイベントへの監視を解除します。
-
-
使用例
以下は、EVENT文の使用例です。
EVENT ENDJOBNAME(JOBA JOBB) STACK(YES)
38. EXCCL文
コマンド・プロシージャを呼び出します。
-
構文
EXCCL member [FILE(pdsname)] [PARAM(params)] [JOBNAME(jobname)] [ACCOUNT(account)] [REGION(region)] [TIME(m[,s])] [SPOOLPRTY(out_prty)] [EXECPRTY(exec_prty)] [JOBGROUP(jgroup)] [DATE(YY-MM-DD)] [OGROUP(ogroup)] [CAPS|ASIS] [DIRECT|INDIRECT] [MSGCLASS(outclass)|NOMSGCLASS] [SLANG(ENGLISH|JAPANESE)]
-
オペランド
以下は、EXCCL文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 member
PDSのメンバーとして保存されているコマンド・プロシージャの名前を指定します。
FILE
コマンド・プロシージャが保存されているPDS名をpdsnameに指定します。(略語:F)
PARAM
コマンド・プロシージャ内にPROC文で定義されている記号パラメータに渡す文字列をparamsに指定します。(略語:P)
JOBNAME
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブ名をjobnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ACCOUNT
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のアカウント名をaccountに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
REGION
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のメモリ使用量をregionに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:RE)
TIME
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブの終了時間をm(分)、s(秒)で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SPOOLPRTY
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブの出力優先順位をout_prtyに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
EXECPRTY
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブの実行優先順位をexec_prtyに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
JOBGROUP
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合のジョブ・グループ名をjgroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DATE
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合、アプリケーション・ プログラムのリストをプリンターで出力するYY(年)-MM(月)-DD(日)形式の日付を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OGROUP
出力ジョブ・グループ名をogroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
CAPS
パラメータ・リストを大文字に変換します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ASIS
パラメータ・リストを大文字に変換しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DIRECT
コマンド・プロシージャを直接実行します。
INDIRECT
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行します。(略語:IND、I)
バッチ・ジョブが正常にサブミットされると、「TSO0211M JOB STACKED — {ジョブ名} --」という通知メッセージをコンソールに表示します。
MSGCLASS
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合の出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOMSGCLASS
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合の出力クラスを指定しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SLANG
コマンド・プロシージャをバッチ環境で実行する場合の出力メッセージの言語を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、EXCCL文の使用例です。
EXCCL EX1 FILE('SYS1.PROCLIB') PARAM('''ABC''')
39. EXCEFI文
PSAMマップを使用して画面処理を行います。画面の入力フィールドから入力値を受け取り、その値はCLISTで処理されます。
-
構文
EXCEFI parameters
EXCEFIでは、以下のメイン・パラメータを使用して画面処理を行います。
EXCEFI [INIT|OPEN|PUT|WRITE|READ|GET|CLOSE|END] {parameters}
項目 説明 INIT
画面処理のための環境および変数を初期化します。
OPEN
初期化された値で画面処理を行います。
PUT
CLISTで宣言された値を指定された変数に割り当てます。
WRITE
指定された画面と変数を出力フィールドに出力します。
READ
画面を介して入力フィールドに入力された値を読み込みます。
GET
入力された値をCLISTの指定変数に割り当てます。
CLOSE
画面処理を終了します。
END
画面処理のための環境および変数をメモリからクリアします。
-
オペランド
以下は、EXCEFI文の各パラメータの使用法とオペランドについての説明です。
-
INIT
EXCEFI INIT [MESSAGE(var_name)] [DIRECT|NODIRECT] [MENU(ddname)]
以下は、オペランドについての説明です。
オペランド 説明 MESSAGE
メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)
DIRECT | NODIRECT
-
DIRECT :画面の出力機能が呼び出された時点で画面を出力します。
-
NODIRECT :画面の入力機能が呼び出される時点まで画面を出力しません。
省略可能であり、OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MENU
出力するマップファイルが割り当てられたDD名をddnameに指定します。省略可能です。
-
-
OPEN
EXCEFI OPEN ddname MESSAGE(var_name)
以下は、オペランドについての説明です。
オペランド 説明 ddname
出力するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。
MESSAGE
メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)
-
PUT
EXCEFI PUT ddname menu_name [MESSAGE(var_name)] [VAR(var_name[,...])]
以下は、オペランドについての説明です。
オペランド 説明 ddname
出力するマップファイルが割り当てらたDD名を指定します。
menu_name
出力するマップファイル名を指定します。
MESSAGE
メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)
VAR
画面の入出力フィールドの変数名をvar_nameに指定します。
-
WRITE
EXCEFI WRITE ddname menu_name MESSAGE(var_name)
以下は、オペランドについての説明です。
オペランド 説明 ddname
出力するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。
menu_name
出力するマップファイル名を指定します。
MESSAGE
メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。 OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)
-
READ
EXCEFI READ ddname menu_name [AID] [MESSAGE(var_name)]
以下は、オペランドについての説明です。
オペランド 説明 ddname
出力するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。
menu_name
出力するマップファイル名を指定します。
AID
ファンクションキー入力を処理します。
MESSAGE
メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)
-
GET
EXCEFI GET ddname menu_name [MESSAGE(var_name)] [VAR(var_name[,...])]
以下は、オペランドについての説明です。
オペランド 説明 ddname
出力するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。
menu_name
出力するマップファイル名を指定します。
MESSAGE
メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)
VAR
画面で入力された値を返す変数名をvar_nameに指定します。
-
CLOSE
EXCEFI CLOSE ddname MESSAGE(var_name)
以下は、オペランドについての説明です。
オペランド 説明 ddname
終了するマップファイルが割り当てられたDD名を指定します。
MESSAGE
メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)
-
END
EXCEFI END MESSAGE(var_name)
以下は、オペランドについての説明です。
オペランド 説明 MESSAGE
メッセージの戻り値をvar_name変数に保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M、ME、MES)
-
-
使用例
以下は、EXCEFIステートメントの使用例です。
EXCEFI INIT MESSAGE(INM) DIRECT MENU(FGIFMT) EXCEFI OPEN FGIFMT MESSAGE(INM) EXCEFI PUT FGIFMT TMENU M(INM) VAR(NINUSI,KENSYU) EXCEFI WRITE FGIFMT TMENU M(INM) EXCEFI READ FGIFMT TMENU AID M(INM) EXCEFI GET FGIFMT TMENU M(INM) VAR(NINUSI,KENSYU) EXCEFI CLOSE FGIFMT MESSAGE(INM) EXCEFI END MESSAGE(INM)
40. EXCEFW文
PSAMマップを使用して画面処理行います。入力値はPSAMマップに返され、その入力値に応じて他のマップを出力するか、CLISTを実行するか、あるいはCOBOLプログラムなどを実行します。
-
構文
EXCEFW dsname ['parameter'] [PED(ped_name)] [APG(apg_name)] [DID(dir_id)] [DIRECT|NODIRECT] [LOG|APLTEST] [COMP|NOCOMP] [DISP|NODISP] [TRACE|NOTRACE] [RDBII] [SEARCH]
-
オペランド
以下は、EXCEFW文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
画面に表示するPSAMマップ名を指定します。
parameter
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PED
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
APG
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DID
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DIRECT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NODIRECT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
LOG
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
APLTEST
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
COMP
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOCOMP
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DISP
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NODISP
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
TRACE
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOTRACE
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
RDBII
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SEARCH
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、EXCEFW文の使用例です。
EXCEFW GCMENU
41. EXCPGM文
アプリケーション・プログラムや動的ライブラリを実行します。プログラムの終了コードがEXCPGMコマンドのリターンコードとして設定されます。
-
構文
EXECPGM member ['parameter[,...]'] [FILE(pdsname)] [CAPS|ASIS]
-
オペランド
以下は、EXCPGM文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 member
PDSメンバーとして保管されているアプリケーションまたは動的ライブラリ名を指定します。
parameter
プログラムに渡すパラメータ値を指定します。
FILE
外部プログラムが格納されているPDS名をpdsnameに指定します。(略語:F)
CAPS
パラメータ・リストを大文字に変換します。
ASIS
パラメータ・リストを大文字に変換しません。
-
使用例
以下は、EXCPGM文の使用例です。
EXCPGM JLAASSY '12,ALL' FILE(SYS1.LINKLIB) ASIS
42. EXCSCMD文
指定したOSコマンドを実行します。
-
構文
EXCSCMD 'command' [SYNCH(YES|NO|READY)] [MSGSELECT(YES|NO)] [CHECK|NOCHECK]
-
オペランド
以下は、EXCSCMD文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 command
実行するosコマンドとコマンドのパラメータを一重引用符で囲まれた文字列で指定します。
SYNCH
コマンド実行モードを設定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
NO : コマンドを非同期モードで実行します。(デフォルト値)
-
YES : コマンドを同期モードで実行します。
-
READY : コマンドを同期モードで実行します。
MSGSELECT
コマンド・プロセッサーの出力メッセージをコンソールに出力するかどうかを設定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
NO : コマンド・プロセッサーの出力メッセージをコンソールに出力します。(デフォルト値)
-
YES : コマンド・プロセッサーの出力メッセージを端末に出力します。
CHECK|NOCHECK
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、EXCSCMDを使用してJALTコマンドを発行する例です。
EXCSCMD 'JALT AIM,RESTRICT,RDB,MD=RDBII100,RCVL=(NOTUSED),DID=00,+ DBSN=FG\FNO*_R_\FNM*_DTBL' NOCHECK
43. EXEC文
コマンド・プロシージャを呼び出します。(略語:EX)
-
構文
EXEC dsname ['patameters'] [LIST] [NOLIST] [PROMPT] [NOPROMPT] [ASIS] [CAPS]
-
オペランド
以下は、EXEC文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
実行するコマンド・プロシージャ名を指定します。
parameters
コマンド・プロシージャ内にPROC文で定義されている記号パラメータを入れる文字列を指定します。
NOLIST
コマンドを表示しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOL)
LIST
コマンドを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:L)
NOPROMPT
端末プロンプトを使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOP)
PROMPT
端末プロンプトを使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:P)
-
使用例
以下は、EXEC文の使用例です。
EXEC 'TSO1.EX1.CLIST' 'ABC'
44. FEXPORT文
FEXPORT文の実行プロセスは以下のとおりです。
-
fexportを実行します。fexportはアプリケーション・プログラムまたはシェルスクリプトであり、パラメータと一緒に実行されます。
fexport [現在接続されている端末名] [一時ファイル名] [パラメータファイル名] [順番]
fexportによって作成される一時ファイル名の形式です。
FEXPORT_[現在接続されている端末名][データセット名][現在の時刻]
-
一時ファイルの内容をデータセットに記録します。
-
構文
FEXPORT dsname [REPLACE|ADD] [USING(using_filename section_id OPERATE|NOOPERATE)] [PLIST(plist_parameters(,...))] [DMLOG [(NEW|OLD|REP|ADD|n)]] [TLIMIT(n)]
-
オペランド
以下は、FEXPORT文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
データセット名を指定します。
REPLACE
既存のデータセットを一時ファイルのデータで置き換えます。(略語:R、REP)
ADD
一時ファイルのデータを既存のデータセットに追加します。(略語:A)
USING
パラメータ・ファイル名と順番を指定します。オペランドが指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのDEFAULT_FEXPORT_PLFキーのVALUE項目を参照します。(略語:U)
-
using_filename:fexportの3番目のパラメータです。ファイルのパスは、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのPLF_DIRECTORYキーのVALUE項目を参照します。
-
section_id:fexportの4番目のパラメータです。
-
OPERATE:パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)
-
NOOPERATE:パラメータ・ファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)
PLIST
USINGを指定していない場合は、PLISTを使用してパラメータを直接指定することができます。PLISTパラメータには、USINGで指定したファイルに記述されるパラメータをコンマで区切って指定します。
-
FN :ファイル名を指定します。
-
FF :ファイル形式を指定します。テキスト形式の場合は「T」、バイナリ形式の場合は「B」を指定します。
-
RF :レコード・タイプを指定します。FBタイプの場合は「F」、VBタイプの場合は「V」を指定します。
-
RL :レコード長を指定します。
-
TS :TSC(Tab Stop Change)値を指定します。0から20までの整数で指定します。
-
KO :SOSIデータかどうかを指定します。SOSIデータの場合は「Y」、そうでない場合は「N」を指定します。
DMLOG
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)
TLIMIT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)
フォアグラウンド・モードで画面を介してコマンドを実行したとき、USINGとPLISTのいずれも指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、MAPセクションのFEXPORT_MAPキーのVALUE項目に定義されたマップを画面に表示し、ユーザーからの値の入力を要求します。
-
-
使用例
以下は、FEXPORT文の使用例です。
FEXPORT MY.DATA ADD USING(PARMLIST 1)
45. FIMPORT文
FIMPORT文の実行プロセスは以下のとおりです。
-
データセットの内容を一時ファイルに記録します。一時ファイル名は以下の形式で保存されます。
FIMPORT_[現在接続されている端末名][データセット名][現在の時刻]
-
fimportを実行します。fimportはアプリケーション・プログラムまたはシェルスクリプトであり、以下のようなパラメータと一緒に実行されます。
fimport [現在接続されている端末名] [一時ファイル名] [パラメータファイル名] [順番]
-
構文
FIMPORT dsname [USING(using_filename section_id OPERATE|NOOPERATE)] [PLIST(plist_parameters(,...))] [DMLOG [(NEW|OLD|REP|ADD|n)]] [TLIMIT(n)]
-
オペランド
以下は、FIMPORT文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
データセット名を指定します。
USING
パラメータ・ファイル名と順番などを指定します。オペランドが指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのDEFAULT_FIMPORT_PLFキーのVALUE項目を参照します。(略語:U)
-
using_filename: fimportの3番目のパラメータです。ファイルのパスは、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのPLF_DIRECTORYキーのVALUE項目を参照します。
-
section_id: fimportの4番目のパラメータです。
-
OPERATE: パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)
-
NOOPERATE: パラメータファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)
PLIST
USINGを指定していない場合は、PLISTを使用してパラメータを直接指定することができます。PLISTパラメータには、USINGで指定したファイルに記述されるパラメータをコンマで区切って指定します。
-
FN:ファイル名を指定します。
-
FF:ファイル形式を指定します。テキスト形式の場合は「T」、バイナリ形式の場合は「B」を指定します。
-
RF:レコード・タイプを指定します。 FBタイプの場合は「F」、VBタイプの場合は「V」を指定します。
-
RL:レコード長を指定します。
-
TS:TSC(Tab Stop Change)値を指定します。0から20までの整数で指定します。
-
KO:SOSIデータかどうかを指定します。SOSIデータの場合は「Y」、そうでない場合は「N」を指定します。
OPERATE
パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)
NOOPERATE
パラメータ・ファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)
DMLOG
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)
TLIMIT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)
フォアグラウンド・モードで画面を介してコマンドを実行したとき、USINGとPLISTのいずれも指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、MAPセクションのFIMPORT_MAPキーのVALUE項目に定義されたマップを画面に表示し、ユーザーからの値の入力を要求します。
-
-
使用例
以下は、FIMPORT文の使用例です。
FIMPORT MY.DATA USING(PARMLIST 1)
46. FREE文
ALLOCATE文とATTRIB文によって割り当てられたデータセットを解放します。
-
構文
FREE [DSNAME|DATASET(dsname[,...])] [DDNAME|FILE(ddname[,...])] [ATTRLIST(listname[,...])] [ALL] [HOLD|NOHOLD] [DEST(station_id)] [SYSOUT(outclass)] [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE]
-
オペランド
以下は、FREE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 DSNAME
dsnameに指定された名前のデータセットを解放します。(略語:DS)
DATASET
dsnameに指定された名前のデータセットを解放します。(略語:DA)
DDNAME
ddnameに指定されたDD名のデータセットを解放します。(略語:DDN、DD)
FILE
ddnameに指定されたDD名のデータセットを解放します。(略語:FI、F)
ATTRLIST
ATTRIBコマンドによってlistnameとして定義された属性リストを削除します。(略語:ATTR、AT、A)
ALL
割り当てられたデータセットをすべて解放します。(略語:AL)
HOLD
SYSOUTデータセットを出力保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:H)
NOHOLD
SYSOUTデータセットを出力保留状態にしません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)
DEST
SYSOUTデータセットの出力先をstation_idに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DES)
SYSOUT
SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:S)
CATALOG
データセットをカタログに追加します。カタログを参照してデータセットを割り当てた場合、再度カタログに追加します。(略語:C)
UNCATALOG
データセットを保存しますが、カタログからは削除します。(略語:U)
KEEP
データセットを保存します。(略語:K)
DELETE
データセットを削除します。(略語:DEL)
-
使用例
以下は、FREE文の使用例です。
FREE DA(FILE1.ASM)
47. FREFILE文
ASCFILE文やDFNFATR文などによって割り当てられたデータセットを解放します。
-
構文
FREFILE [DSNAME(dsname[,...])] [DDNAME(ddname[,...])] [ATTRLIST(listname[,...])] [ALL] [SYSOUT(outclass)] [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE]
-
オペランド
以下は、FREFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 DDNAME
ddnameに指定されたDD名のデータセットを解放します。(略語:DDN)
DSNAME
dsnameに指定された名前のデータセットを解放します。
ATTRLIST
DFNFATRコマンドによってlistnameとして定義された属性リストを解放します。
ALL
割り当てられたデータセットをすべて解放します。
SYSOUT
SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassとして指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
CATALOG
データセットをカタログします。カタログを参照してデータセットを割り当てた場合は、再カタログします。
UNCATALOG
データセットを保存しますが、カタログからカタログ情報を削除します。
KEEP
データセットを保存します。
DELETE
データセットを削除します。
-
使用例
以下は、FREFILE文の使用例です。
FREFILE DDNAME(INDD)
48. FTP文
ホストの間でファイルを送受信します。
-
構文
FTP HOST(host) [ATTRDS(dsname)] [data_prompt] ftp_subcommands END
項目 説明 host
ファイルを転送するためのリモート・ホスト名を指定します。(略語:H)
dsname
リモート・ホストごとに登録された属性データセット名を指定します。(略語:A)
data_prompt
コマンド文を実行する前に表示する確認のためのプロンプト・データが記述されます。
-
syntax : DATA PROMPT user passwd ENDDATA
FTP文は、以下のサブコマンドで構成されます。
CD cd_subcommands | SEND send_subcommands | RECV recv_subcommands
サブコマンド 説明 CD
リモート・ホストの作業ディレクトリを変更します。
SEND
リモート・ホストにファイルを転送します。
RECV
リモート・ホストからファイルを受信します。
-
48.1. CDサブコマンド
FTPのCDサブコマンドは、リモート・ホストの作業ディレクトリを変更します。
-
構文
CD directory
項目 説明 directory
変更するリモート・ホストの作業ディレクトリを指定します。
-
使用例
以下は、FTP文のCDサブコマンドの使用例です。
FTP A('SYS.TISP.ATTR') H(localhost) CD /home6/data/recv SEND NOADD IN('NDBHEN4J.CHK') OUT(JSB.FTP.TEST) SYN TYPE(BINARY) END
48.2. SENDサブコマンド
FTPのSENDサブコマンドは、リモート・ホストにファイルを転送します。
-
構文
SEND [ADD|NOADD] [CNVT(YES|NO)] [DISP(OLD|SHR)] [EROPT(CONTINUE|STOP)] [IN('infile')] [OUT(outfile)] [PADDING(ASCII|EBCDIC|NULL|NON)] [SYN|ASY] [TYPE(BINARY|TEXT)] [EXTCNVT(JTSJS|JTSJSK|SJSTJ|NONE)]
-
オペランド
以下は、FTP文のSENDサブコマンドのオペランドについての説明です。
オペランド 説明 ADD | NOADD
-
ADD : リモート・ホストの既存データの後にデータを追加する拡張モードに指定します。(略語:AD)
-
NOADD : リモート・ホストの既存データを削除して受信したデータを保存する置換モードに指定します。(略語:NOA)
CNVT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DISP
転送するデータセットの割り当て方法を指定します。(略語:D)
-
OLD : 他のジョブと共有できないように割り当てます。(exclusive)
-
SHR : 他のジョブと共有できるように割り当てます。(shared)
EROPT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IN
ファイルを転送するホストのデータセット名を単一引用符で囲んで指定します。(略語:I)
OUT
ファイルを受信するリモート・ホストのファイル名を指定します。(略語:O)
PADDING
FBタイプのデータセットを転送する際、パディング機能を使用するかどうかと、削除するパディング文字を指定します。(略語:P)
-
ASCII : パディング文字をASCIIコードのスペース(X'20')で指定します。
-
EBCDIC : パディング文字をEBCDICコードのスペース(X'40')で指定します。
-
NULL : パディング文字としてNULL(X'00')を指定します。
-
NON : パディング機能を使用しません。
-
TYPE(TEXT)の場合にのみ有効であり、TYPE(BINARY)の場合は動作しません。
SYN | ASY
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
TYPE
転送モードのタイプを指定します。(略語:T)
-
BINARY : バイナリ・タイプの転送モード
-
TEXT : テキスト・タイプの転送モード
EXTCNVT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、FTP文のSENDサブコマンドの使用例です。
FTP A('SYS.TISP.ATTR') H(localhost) SEND NOADD IN('NDBHEN4J.CHK') OUT(JSB.FTP.TEST) TYPE(BINARY) END
48.3. RECVサブコマンド
FTPのRECVサブコマンドは、リモート・ホストからファイルを受信します。
-
構文
RECV [ADD|NOADD] [BLKSIZE(blksize)] [CNVT(YES|NO)] [CRLF(DEL|PASS)] [EROPT(CONTINUE|STOP)] [IN(infile)] [OUT('outfile')] [LRECL(lrecl)] [PADDING(ASCII|EBCDIC|NULL|NON)] [RECFM(recfm)] [SPACE(quantity(,increment)) BLOCK|TRACKS|CYLINDERS] [SYN|ASY] [TYPE(BINARY|TEXT)] [UNIT(unit)] [VOLUME(volser)] [EXTCNVT(JSTJS|JSTJSK|SJSTJ|NONE)]
-
オペランド
以下は、FTPのRECVサブコマンドのオペランドについての説明です。
オペランド 説明 ADD | NOADD
-
ADD : リモート・ホストの既存データの後にデータを追加する拡張モードに指定します。(略語:AD)
-
NOADD : リモート・ホストの既存データを削除して受信したデータを保存する置換モードに指定します。(略語:NOA)
BLKSIZE
新しく保存するデータセットのブロック・サイズを指定します。(略語:BLK)
CNVT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
CRLF
TEXTモードで転送する場合、レコードの最後のCRおよびLFをデータセットに保存するかどうかを指定します。(略語:CR)
-
CRLF=DEL : CRおよびLFをデータセットに保存しません。(デフォルト値)
-
CRLF=PASS : CRおよびLFをデータセットに保存します。
EROPT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IN
ファイルを転送するリモート・ホストのファイル名を指定します。
OUT
ファイルを受信するホストのデータセット名を単一引用符で囲んで指定します。(略語:O)
LRECL
新しく保存するデータセットのレコード長を指定します。(略語:L)
PADDING
FBタイプのデータセットを転送する際、パディング機能を使用するかどうかと、削除するパディング文字を指定します。(略語:P)
-
ASCII : パディング文字をASCIIコードのスペース(X'20')で指定します。
-
EBCDIC : パディング文字をEBCDICコードのスペース(X'40')で指定します。
-
NULL : パディング文字としてNULL(X'00')を指定します。
-
NON : パディング機能を使用しません。
-
TYPE(TEXT)の場合にのみ有効であり、TYPE(BINARY)の場合は動作しません。
RECFM
新しく保存するデータセットのレコード形式を指定します。
SPACE
新しく保存するデータセットのスペース量を指定します。
BLOCK | TRACKS | CYLINDERS
SPACEオペランドの単位を指定します。
-
BLOCK : SPACEとして指定された値がブロック数であることを示します。XSPの場合、1から32760までの10進数で指定します。
-
TRACKS : SPACEとして指定された値がトラック数であることを示します。
-
CYLINDERS : SPACEとして指定された値がシリンダー数であることを示します。
SYN | ASY
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
TYPE
転送モードのタイプを指定します。(略語:T)
-
BINARY : バイナリ・タイプの転送モード
-
TEXT : テキスト・タイプの転送モード
UNIT
データセットがカタログに登録されていない場合にデータセットが存在するデバイスのグループ名を指定します。
VOLUME
データセットがカタログに登録されていない場合にデータセットが存在するボリュームのシリアル番号を指定します。
EXTCNVT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、FTP文のRECVサブコマンドの使用例です。
FTP A('SYS.TISP.ATTR') H(localhost) RECV NOADD CNVT(NO) IN(JSB.FTP.TEST) OUT('SIGI.FTPTEST') SPACE(150,1) TRACKS RECFM(FB) BLKSIZE(1000) LRECL(1840) UNIT(SYSDA) VOLUME(100000) TYPE(TEXT) END
49. INANET文
指定したワークステーションを無効にします。
-
構文
INANET ID(id) [OPT(N|I|F)]
-
オペランド
以下は、INANET文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 ID
無効にするワークステーションをidに指定します。
OPT
無効にする方法を指定します。OpenFrameでは、Fへの動作のみ対応しており、それ以外は構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、INANET文の使用例です。
INANET ID(OIVPWS01) INANET ID(OIVPWS01) OPT(F)
50. INFWTR文
ライターの処理状況とDFNWTRまたはALTWTRコマンドによって指定された属性を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
構文
INFWTR name|* [ACTIVE] [VIEW(n [n])]
項目 説明 name
表示するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
52. INTTAP文
テープ・ボリュームを初期化します。
-
構文
INTTAP [VOLUME(volser)] [NL] [UNIT(unit))] [DEN(density)] [COMPRESS] [AUTOMNT] [OWNER(name)] [ERASE]
-
オペランド
以下は、INTTAP文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 VOLUME
初期化するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。
NL
ラベルのない形式で初期化します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
UNIT
テープ装置名をunitに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DEN
初期化するボリュームの記録密度を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
COMPRESS
圧縮メディア・フォーマットを行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
AUTOMNT
テープ・ボリュームを初期化した後、テープをマウント状態にしておきます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OWNER
ボリューム・ラベルの所有者をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ERASE
初期化の前にボリューム全体を削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
使用例
以下は、INTTAPの使用例です。
INTTAP VOLUME(VOL1)
53. LIBRARY文
ジョブ・ライブラリとして使用するライブラリ・データセット(PDS)を登録または解除します。(略語:LIB)
-
構文
LIBRARY libname|(libname,libname[,...]) [ADD(TOP|BOTTOM)] [DELETE] [LIST] [PUSH] [POP]
-
オペランド
以下は、LIBRARY文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 libname
ライブラリ名をlibnameに指定します。複数の名前を指定する場合は、括弧で囲みます。
ADD
ジョブ・ライブラリのデータセットを追加します。ADDとDELETEオペランドが省略された場合は、既に登録されているデータセットをすべて解放した後、ジョブ・ライブラリにデータセットを登録します。(略語:A)
TOP
ジョブ・ライブラリの先頭にデータセットを追加します。TOPとBOTTOMを省略した場合は、TOPが指定されたように動作します。(略語:T)
BOTTOM
ジョブ・ライブラリの末尾にデータセットを追加します。(略語:B)
DELETE
ジョブ・ライブラリからデータセットを解放します。(略語:D)
LIST
現在有効なジョブ・ライブラリのデータセットを表示します。
PUSH
ジョブ・ライブラリの先頭にデータセットを追加します。(略語:PU)
POP
ジョブ・ライブラリからデータセットを解放します。(略語:PO)
-
使用例
以下は、LIBRARY文の使用例です。
LIBRARY (LIB1.LOAD,LIB2.LOAD)
54. LISTCAT文
カタログに定義されている項目の名前と関連情報を出力します。(略語:LISTC)
-
構文
LISTCAT [CATALOG(catname)] [OUTFILE(dsname)] [ENTRIES|DSNAME|DATASET(dsname(,...))] [LEVEL(n)] [CREATION(n)] [EXPIRATION(n)] [NOTUSABLE] [CLUSTER] [DATA] [INDEX] [ALIAS] [SPACE] [NONVSAM] [USERCATALOG] [GENERATIONDATAGROUP] [PAGESPACE] [ALTERNATEINDEX] [PATH] [ALL] [NAME] [HISTORY] [VOLUME] [ALLOCATION] [FILE(ddname)] [SUMMARY]
-
オペランド
以下は、LISTCAT文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 CATALOG
表示する項目が登録されているカタログをcatnameに指定します。(略語:CAT)
OUTFILE
出力データセットをdsnameに指定します。(略語:OFILE)
ENTRIES
表示する項目名を指定します。(略語:ENT)
DSNAME
表示する項目名を指定します。(略語:DS)
DATASET
表示する項目名をdsnameに指定します。
LEVEL
表示する項目名のレベルを数字nで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LVL)
CREATION
指定された日付より前に作成した項目を数字nで表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:CREAT)
EXPIRATION
指定日が過ぎて有効期限に達している項目を数字nで表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:EXPIR)
NOTUSABLE
使用できない項目を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NUS)
CLUSTER
クラスターを表示します。(略語:CL)
DATA
データの構成要素を表示します。
INDEX
索引の構成要素を表示します。(略語:IX)
ALIAS
エイリアスを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SPACE
カタログに定義されているデータ・スペースを含むボリューム項目を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SPC)
NONVSAM
非VSAMのデータセットを表示します。(略語:NVSAM)
USERCATALOG
ユーザー・カタログを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:UCAT)
GENERATIONDATA GROUP
世代別データ・グループを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:GDG)
PAGESPACE
ページ・スペースを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PGSPC)
ALTERNATEINDEX
代替索引クラスターを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AIX)
PATH
パスを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ALL
すべての情報を表示します。
NAME
項目名を表示します。
HISTORY
項目名、所有者の識別名、作成日、満了日を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HIST)
VOLUME
項目名、項目のタイプ、割り当てられた装置のタイプ、ボリュームのシリアル番号を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:VOL)
ALLOCATION
ボリューム情報および割り当てに関する情報を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:ALLOC)
FILE
ボリュームを定義したDD名をddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SUMMARY
データセット名、タイプ、日付などを表示します。(略語:SUM)
-
使用例
以下は、LISTCAT文の使用例です。
LISTCAT CATALOG('SYS1.MASTER.ICFCAT'),ENTRIES('SYS1.JCLLIB')
55. LOGOFF文
TSOセッションを終了します。
-
構文
LOGOFF [DISCONNECT|HOLD]
-
オペランド
以下は、LOGOFF文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 DISCONNECT
接続を切断します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: D)
HOLD
接続を維持します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: H)
-
使用例
以下は、LOGOFF文の使用例です。
LOGOFF
56. LPALLOC文
SYSOUTデータセットを割り当て、プリンターへの出力情報を設定します。
-
構文
LPALLOC ddname [BIND(LEFT|RIGHT|UPPER|LOWER)] [BURST|NOBURST] [USING(attr_list)] [CHARS(cs[,...])] [CODE(code)] [COPIES(copies)] [DEST(dest)] [FCB(fcb)] [FLASHCOUNT(flashcount)] [GROUPVALUE(group[,...])] [HOLD|NOHOLD] [HOPPER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)] [LANDSCAPE(A3|A4|A5|B4|B5|LTR)] [LAYOUT(1|2|4|8)] [LINEPRINTER(A4|B4|LTR)] [LZOOM(A4|A5|B4|B5|LTR)] [MODIFY(modify)] [MODTRC(modtrc)] [ORIGINAL(A0|A1|A2|A3|A4|A5|B1|B2|B3|B4|B5|LP|LTR)] [OGROUP(ogroup)] [OUTLIM(outlim)] [OVERLAYNAME(overlayname)] [PGM(pgmname)] [PORTRAIN(A3|A4|A5|B4|B5|LTR)] [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)] [PRTYPE(LP|PP)] [PZOOM(A4|A5|B4|B5|LTR)] [REUSE] [SIDE(BOTH|FRONT)] [STACKER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)] [SYSOUT(outclass)] [UCS(ucs)]
-
オペランド
以下は、LPALLOC文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 ddname
SYSOUTデータセットのDD名を指定します。
REUSE
データセットがすでに割り当てられている場合、解放後に再度割り当てます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:REU, R)
SYSOUT
SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。(略語:SY)
USING
使用する属性リスト名をattr_listに指定します。(略語:US)
CODE
用紙の書式番号をcodeに指定します。(略語:COD)
FCB
用紙制御するイメージの識別名をfcbに指定します。(略語:FC)
COPIES
コピー回数をcopiesに指定します。(略語:COP)
UCS
文字セットの識別名をucsに指定します。(略語:UC)
PGM
出力プログラム名をpgmnameに指定します。(略語:P)
OVERLAYNAME
フォーム・オーバーレイ・モジュールの識別名をoverlaynameに指定します。(略語:OV)
FLASHCOUNT
フォーム・オーバーレイ・パターンのコピー部数をflashcountに指定します。(略語:FL)
OUTLIM
出力する論理レコード数の上限値をoutlimに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OU)
DEST
SYSOUTデータセットの出力先をdestに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)
HOLD
データセットの解放時にそのデータセットを出力保留キューに登録します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:H)
NOHOLD
データセットの解放時にそのデータセットを出力保留キューに登録しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOH)
BURST
印刷済みの出力用紙をBTSに入れます。(略語:BU)
NOBURST
印刷済みの出力用紙をCFSに入れます。(略語:NOB)
MODIFY
修正されたコピー・モジュールの識別名をmodifyに指定します。(略語:MODI)
MODTRC
修正されたデータを印刷する際に使用するテーブルの参照番号をmodtrcに指定します。(略語:MODT)
CHARS
文字配列テーブルと追加文字セットの識別名をcsに指定します。(略語:CH)
GROUPVALUE
ページ単位のコピー回数をgroupに指定します。(略語:G)
LANDSCAPE
SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、横書式モードで印刷します。(略語:LA)
-
A3:A3サイズの用紙を使用します。
-
A4:A4サイズの用紙を使用します。
-
A5:A5サイズの用紙を使用します。
-
B4:B4サイズの用紙を使用します。
-
B5:B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)
LINEPRINTER
SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、LP(ライン・プリンター)モードで印刷します。(略語:LI)
-
A4:A4サイズの用紙を使用します。(略語:A)
-
B4:B4サイズの用紙を使用します。(略語:B)
-
LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)
PORTRAIT
SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、縦書式モードで印刷します。(略語:PO)
-
A3:A3サイズの用紙を使用します。
-
A4:A4サイズの用紙を使用します。
-
A5:A5サイズの用紙を使用します。
-
B4:B4サイズの用紙を使用します。
-
B5:B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)
LZOOM
SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、横書式モードで80%に縮小して印刷します。(略語:LZ)
-
A4:A4サイズの用紙を使用します。
-
A5:A5サイズの用紙を使用します。
-
B4:B4サイズの用紙を使用します。
-
B5:B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)
PZOOM
SYSOUTデータセットに対し、OPR(オフィス・プリンター)の属性のうち、縦書式モードで80%に縮小して印刷します。(略語:PZ)
-
A4:A4サイズの用紙を使用します。
-
A5:A5サイズの用紙を使用します。
-
B4:B4サイズの用紙を使用します。
-
B5:B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR:封筒サイズの用紙を使用します。(略語:L)
ORIGINAL
プログラムに設計済みの出力帳票のサイズを指定します。(略語:OR)
-
A0:A0サイズに設計された出力帳票です。
-
A1:A1サイズに設計された出力帳票です。
-
A2:A2サイズに設計された出力帳票です。
-
A3:A3サイズに設計された出力帳票です。
-
A4:A4サイズに設計された出力帳票です。
-
A5:A5サイズに設計された出力帳票です。
-
B1:B1サイズに設計された出力帳票です。
-
B2:B2サイズに設計された出力帳票です。
-
B3:B3サイズに設計された出力帳票です。
-
B4:B4サイズに設計された出力帳票です。
-
B5:B5サイズに設計された出力帳票です。
-
LP:ライン・プリンターのサイズに設計された出力帳票です。
-
LTR:封筒サイズに設計された出力帳票です。
LAYOUT
用紙1枚に配置される出力スライドのページ数を指定します。(略語:LAY)
-
1:用紙1枚に出力スライド1ページを配置します。
-
2:用紙1枚に出力スライド2ページを配置します。
-
4:用紙1枚に出力スライド4ページを配置します。
-
8:用紙1枚に出力スライド8ページを配置します。
BIND
用紙を製本する位置を指定します。(略語:BI)
-
LEFT:左綴じで製本します。(略語:LE)
-
RIGHT:右綴じで製本します。(略語:R)
-
UPPER:上綴じで製本します。(略語:U)
-
LOWER:下綴じで製本します。(略語:LO)
SIDE
印刷したい用紙の面を指定します。(略語:SI)
-
BOTH:両面印刷を行います。(略語:B)
-
FRONT:片面印刷を行います。(略語:F)
PRTAREA
印字不可領域の有無を指定します。(略語:PR)
-
LIMIT:印字不可領域を設定します。(略語:L)
-
NOLIMIT:印字不可領域を設定しません。(略語:N)
HOPPER
給紙口の位置を指定します。(略語:HOP)
-
PRIME:用紙によって給紙口1、または給紙口2を使用します。
-
PRIME1:給紙口1(上部の大容量の給紙口)を使用します。
-
PRIME2:給紙口2(下部の大容量の給紙口)を使用します。
-
SECOND:サブの給紙口を使用します。(略語:S)
STACKER
排紙口を指定します。(略語:ST)
-
PRIME:用紙によって排紙口1、または排紙口2を使用します。
-
PRIME1:排紙口1(上部の大容量の排紙口)を使用します。
-
PRIME2:排紙口2(下部の大容量の排紙口)を使用します。
-
SECOND:サブの排紙口を使用します。(略語:S)
PRTYPE
出力データのレコード書式を指定します。(略語:PRTY)
-
LP:ライン・プリンター装置のデータレコードを出力します。(略語:L)
-
PP:ページ・プリンター装置のデータレコードを出力します。(略語:P)
OGROUP
出力ジョブ・グループ名をogroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OG)
-
-
使用例
以下は、LPALLOC文の使用例です。
LPALLOC LIST1 USING(ATTRLIST)
57. LSTDS文
データセットの内容を出力します。
-
構文
LSTDS dsname[(member)] [SYSPRINT(outclass)|PDDNAME(ddname)] [RNUMBER(start [end])] [EBCDIC | HEXADECIMAL]
-
オペランド
以下は、LSTDS文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
出力するデータセット名を指定します。
member
出力するPDSメンバー名を指定します。
SYSPRINT
データセットの内容をスプールに出力します。(略語:SY)
PDDNAME
データセットの内容をddnameとして指定されたデータセットに出力します。(略語:P)
RNUMBER
指定された相対行番号範囲のみを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:R)
-
start: 指定された行から出力します。
-
end: 指定された行まで出力します。
EBCDIC
データセットの内容をそのまま出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:E)
HEXADECIMAL
データセットの内容を16進数で出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HE)
-
-
使用例
以下は、LSTDS文を使用してPDS 'USER01.PAR.FILE’のメンバー 'MEMBER1’の内容をSYSOUT出力クラスのAに出力する例です。
LSTDS 'USER01.PAR.FILE(MEMBER1)' SY(A)
58. LSTFILE文
データセットの内容または属性を出力します。
-
構文
LSTFILE dsname|(dsname,dsname[,...]) [DATA|ATTRIBUTE] [LEVEL(level)] [SFIELD(pos len)] [LCOUNT(lcount)] [CCOUNT(ccount)] [FPASSWORD(fpassword)] [MPASSWORD(mpassword)] [HOLD] [SYSPRINT(sysprint)|PDDNAME(pddname)] [TITLE('title')|NTITLE('ntitle')|NOTITLE] [VOLUME(volser)] [EBCDIC|HEXADECIMAL] [RNUMBER(r_start [r_end])|ANUMBER(a_start [a_end])] [NFIELD(NO|ABSOLUTE|RELATIVE)] [TRUNCATE|NOTRUNCATE]
-
オペランド
以下は、LSTFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dsname
指定したデータセットの内容または属性を出力します。PDSのメンバーを指定する場合は、PDS名の後ろにメンバー名を括弧で囲んで指定します。
メンバー名を「+」と指定した場合は、PDS内のすべてのメンバーの内容または属性を出力します。
DATA
データセットの内容を出力します。(略語:D)
ATTRIBUTE
PDSデータセット・メンバーの属性を出力します。出力される属性は、メンバー名、メンバーの更新日、最終更新時刻です。(略語:ATまたはATT)
LEVEL
GEMファイルのメンバー・レベルをlevelに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LE)
SFIELD
絶対行番号が指定された場合は、出力するデータセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SF)
-
pos: 絶対行番号が指定された場合、出力するデータセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 *len: 絶対行番号が指定された場合、出力するデータセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
LCOUNT
1ページに出力される行数をlcountに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LC)
CCOUNT
1行に出力される桁数をccountに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:C)
FPASSWORD
データセットのパスワードをfpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:F)
MPASSWORD
GEMファイルのメンバー・パスワードをmpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)
HOLD
SYSPRINTオペランドがある場合は、出力を保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HO)
SYSPRINT
データセットの内容または属性をスプールに出力します。(略語:SY)
PDDNAME
データセットの内容または属性をddnameに指定されたデータセットに出力します。(略語:P)
TITLE
出力リストの各ページの上部にtitleで指定されたタイトルを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TI)
NTITLE
出力リストの各ページの上部にntitleで指定された日本語のタイトルを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NT)
NOTITLE
出力リストの各ページの上部にタイトルを表示しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOTI)
VOLUME
データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:V)
EBCDIC
データセットの内容をそのまま出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:E)
HEXADECIMAL
データセットの内容を16進数で出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HE)
RNUMBER
指定された相対行番号の範囲のみを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:R)
-
r_start: 指定された相対行番号から出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
r_end: 指定された相対行番号まで出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ANUMBER
指定された絶対行番号の範囲のみを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AN)
-
a_start: 指定された絶対行番号から出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
a_end: 指定された絶対行番号まで出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NFIELD
出力リストの左端に行番号を出力するかどうかを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NF)
NOTRUNCATE
行を切り詰めません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOTR)
TRUNCATE
行を切り詰めます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TR)
-
-
使用例
以下は、LSTFILE文を使用してPDS 'USER01.PAR.FILE’のメンバー 'MEMBER1’の内容をSYSOUT出力クラスのAに出力する例です。
LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(MEMBER1)' SY(A)
以下は、LSTFILE文を使用してPDS 'USER01.PAR.FILE’のメンバー全体の内容をDD(FD)名 'WORK02’のデータセットに出力する例です。
LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(+)' P(WORK01)
以下は、LSTFILE文のオペランドとしてATTRIBUTEを指定し、'USER01.PAR.FILE’PDSのすべてのメンバーの名前、最終更新日時をDD(FD)名「WORK02」のデータセットとして出力する例です。
LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(+)' ATTRIBUTE PDDNAME(WORK02)
ATTRIBUTEオペランドを使用してメンバー・リストの属性を出力するとき、メンバー名のprefixに「lib」が記述されているか、postfixに「.so」が記述されているメンバーがある場合は、メンバー名からそのprefixとpostfixを除いて出力します。 |
60. MRGDS文
ソート済みの複数のデータセットを1つのデータセットにマージするか、特定のレコードを選択するなどの操作を行い、その結果を出力データセットに保存します。
-
構文
MRGDS [IDSNAME('dsname1' 'dsname2' [... 'dsname8'])] [IDDNAME(ddname1 ddname2 [... ddname8])] [ODSNAME('dsname')] [ODDNAME(ddname)] [OVOLUME(volser)] [REGION(region)] [MERGE('MERGE operands')] [RECORD('RECORD operands')] [INCLUDE('INCLUDE operands')] [OMIT('OMIT operands')] [OUTREC('OUTREC operands')] [SUM('SUM operands')] [ALTSEQ('ALTSEQ operands')] [AVBLOCK(avblock)] [SPACE(quantity [increment])] [PRINT(dsname)|NOPRINT|SYSPRINT(outclass)] [JEF|NOJEF]
-
オペランド
以下は、MRGDS文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 IDSNAME
入力データセット名を指定します。8個まで指定できます。(略語:IDSN)
IDDNAME
入力データセットのDD名を指定します。8個まで指定できます。(略語:IDDN, IDD)
ODSNAME
出力データセット名をdsnameに指定します。(略語:ODSN)
ODDNAME
出力データセットのDD名をddnameに指定します。(略語:ODDN, ODD)
OVOLUME
出力データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:OVOL)
REGION
ソートに使用されるメモリ容量をリージョンに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MERGE
MERGE文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
RECORD
RECORD文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
INCLUDE
INCLUDE文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
OMIT
OMIT文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
OUTREC
OUTREC文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
SUM
SUM文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
ALTSEQ
ALTSEQ文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
AVBLOCK
出力データセットのブロック平均長をavblockに指定します。(略語:AVB)
SPACE
新規データセットのスペースを割り当てます。
-
quantity: データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。
-
increment: データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。
PRINT
メッセージを出力するデータセットを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SYSPRINT
メッセージ出力クラスをoutclassに指定します。
NOPRINT
メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
JEF
漢字ソート機能を使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOJEF
漢字ソート機能を使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、MRGDS文を使用してINPUT1とINPUT2をマージし、レコードの12バイトから4バイト分の領域をZD形式で逆順に並べ替え、その結果をOUTPUTに出力する例です。
MRGDS * IDDN(INPUT1 INPUT2) ODDN(OUTPUT) MERGE('FIELDS=(12,4,ZD,D)')
63. PANEL文
PSAMマップを使用して画面処理を行います。
-
構文
PANEL mapname [CURSOR(var_name(,LOW|HIGH))] [PRIMARY|NOPRIMARY]
-
オペランド
以下は、PANEL文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 mapname
画面に出力するマップファイル名を指定します。
CURSOR
画面に出力されるカーソルの位置に対応するフィールドの変数名と属性を指定します。
-
var_name : カーソルを出力するフィールドの変数名を指定します。
-
LOW : 画面の明るさを暗くします。指定がない場合のデフォルト値です。
-
HIGH : 画面の明るさを明るくします。
PRIMARY
画面表示中にRETURNキーが入力されても画面を表示し続けます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOPRIMARY
画面表示中にRETURNキーが入力されると、画面表示をせずに終了します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、PANEL文の使用例です
PANEL GHBM0010 CURSOR(SN,LOW)
64. PAUSE文
Web端末にメッセージを出力し、応答を受け取ります。バッチ・モードの場合は、メッセージをコンソールに出力し、OpenFrame Managerやtconmgrなどでそのメッセージを確認および応答することができます。
-
構文
PAUSE 'message' var_name
項目 説明 message
Web端末またはコンソールに送信するメッセージを指定します。
var_name
Web端末またはコンソールから応答した値を保存する変数名を指定します。
-
使用例
以下は、PAUSE文を使用して画面に「INSERT OK」というメッセージを出力し、ANS変数で応答を受け取る例です。
PAUSE 'INSERT OK' ANS
65. PROFILE文
各ユーザーの端末運用に関する属性を設定します。(略語:PROF)
-
構文
PROFILE [CHAR(char)|NOCHAR] [CPROF[(dsname)]] [INTERCOM|NOINTERCOM] [LIBRARY(libname[,...])|NOLIBRARY] [LINE(line)|NOLINE] [LIST] [MODE|NOMODE] [MSGID|NOMSGID] [PAUSE|NOPAUSE] [PREFIX(prefix)|NOPREFIX] [PROC|NOPROC] [PROMPT|NOPROMPT] [RECOVER|NORECOVER] [SLANG(slang)] [TLANG(tlang)] [WTPMSG|NOWTPMSG]
-
オペランド
以下は、PROFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 CHAR
文字削除キーをcharに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:C)
NOCHAR
文字削除キーを解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOC)
CPROF
コマンド・プロファイル・データセットをdsnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:CP)
INTERCOM
他の端末からのメッセージを受信します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:I)
NOINTERCOM
他の端末からのメッセージの受信を拒否します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOI)
LIBRARY
拡張ライブラリを使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIB)
NOLIBRARY
拡張ライブラリを使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOLIB)
LINE
行削除キーを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIN)
NOLINE
行削除キーを解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOLIN)
LIST
ユーザー・プロファイルの設定情報を端末に表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIS)
MSGID
メッセージIDを含むメッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MS)
NOMSGID
メッセージIDなしでメッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOMS)
MODE
モードの変更に関係なくモード・メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MO)
NOMODE
モードの変更時にモード・メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOMO)
PAUSE
詳細メッセージを表示するかどうか尋ねられます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PA)
NOPAUSE
詳細メッセージを表示するかどうか尋ねられません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOPA)
PREFIX
データセット名に付ける接頭語を指定します。(略語:PRE)
NOPREFIX
データセット名に接頭語を付けません。(略語:NOPRE)
PROC
コマンド・プロシージャがあるデータセットをライブラリに割り当てます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOPROC
コマンド・プロシージャがあるデータセットをライブラリに割り当てません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PROMPT
パラメータが正しくない場合、ユーザーに通知します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PROM)
NOPROMPT
パラメータが正しくない場合もユーザーに通知しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOPROM)
RECOVER
EDITコマンドのチェックポイントのリカバリ機能を使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:R)
NORECOVER
EDITコマンドのチェックポイントのリカバリ機能を使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOR)
SLANG
SYSOUT出力メッセージの言語をslangに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SL)
TLANG
端末出力メッセージの言語をtlangに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TL)
WTPMSG
WTOマクロのルートコード11のメッセージを端末に出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:W)
NOWTPMSG
WTOマクロのルートコード11のメッセージを端末に出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOW)
-
使用例
以下は、PROFILE文の使用例です。
PROFILE NOPREFIX
66. PRTFILE文
データセットの内容をプリンターに出力します。
-
構文
PRTFILE FILE(dsname)|DDNAME(ddname) [ADDRESS('addr_1'[,'addr_2',...])] [BIND({UPPER|LOWER|LEFT|RIGHT}[bind_w bind_x bind_y])] [CHARSET(cs(,...))] [COLUMN(c_from:c_to,...)] [COMPRESS(MR4|MH)] [COPIES(copies)] [EXTRA] [FORM(form)] [HOPPER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)] [IMAGEDENSITY(STANDARD)] [KEEP(SUPPRESS|NOSUPPRESS)|NOKEEP(CUT|FREE)] [LAYOUT(1|2|4|8)] [LINE(l_from:l_to)] [MANUAL] [MARGIN(m_top(m_bottom))] [MSG|NOMSG] [NETWORK(TELEPHONE|{GROUP(group)})] [NOCONVERT] [NOTE('note')] [ORGN(A0|A1|A2|A3|A4|A5|B1|B2|B3|B4|B5|LP|LTR)] [OVCOPIES(ovcopies)] [OVERLAY(overlay)] [PAGELEN(p_lines(p_lpi))] [PCOLUMN(pc_from:pc_to(,...))] [PLINE(pl_from:pl_to(,...))] [PRINTMODE(PORT|LAND|LP|ZOOM|LZOOM|PZOOM)] [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)] [REQNAME(reqname)] [SEPARATOR(TOPEND|TOP|END|NO)] [SHEETSIZE(A3|A4|A5|A6|B4|B5|LTR)] [SIDE(FRONT|BOTH)] [SKIP(skip)] [STACKER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)] [TERMINAL(terminal)] [STANDARD|HEX|CHAR|VECTOR]
-
オペランド
以下は、PRTFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 FILE
出力するデータセット名をdsnameに指定します。(略語:F)
DDNAME
出力するデータセットのDD名をddnameに指定します。
ADDRESS
プリンターのネットワーク・アドレスとCFCIII記憶装置名を’addr_1'[,'addr_2',…などの文字列で指定します。合計60バイトまで記述できます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
BIND
製本の方向と幅および出力基本位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
bind_w:製本幅を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
bind_x:出力基本位置のX方向を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
bind_y :出力基本位置のY方向を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
CHARSET
UCS、文字セット、追加文字セット、文字配列テーブルなどの識別名をcsに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
COLUMN
出力する列の範囲をc_from〜c_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:COL)
COMPRESS
CFCIII装置からファックス装置に送信するデータの圧縮方式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
COPIES
コピー回数を1から255の符号なし整数でcopiesに指定します。OpenFrameでは、255を指定すると1とみなします。(略称:COP)
EXTRA
20MB以上のデータを処理します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
FORM
紙送り制御コードを1から4バイトの文字列でformに指定します。(略称:FO)
HOPPER
給紙口を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
IMAGEDENSITY
CFCIIIの保有ピクセルの密度を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
KEEP
データが指定された出力桁数を超えると、次の行に出力されます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOKEEP
データが指定した出力桁数を超えても、次の行に出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
LAYOUT
縮小して出力する場合、用紙1枚にレイアウトするスライド数を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
LINE
出力する行の範囲をl_from ~ l_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MANUAL
手動で給紙します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MARGIN
上下余白を、それぞれm_topとm_bottomに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MSG
出力開始と終了メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOMSG
出力開始と終了メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NETWORK
CFCIII装置が使用する回線の種類TELEPHONEまたはGROUPで指定し、GROUPの場合は回線グループ番号をgroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOCONVERT
無効な文字を空白に変換しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOTE
noteに指定されたコメントを区切り文字に加えて出力します。
ORGN
縮小出力を行う場合、縮小前の用紙サイズを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OVCOPIES
フォーム・オーバーレイの出力回数をovcopiesに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
OVERLAY
フォーム・オーバーレイの識別名をoverlayに指定します。
PAGELEN
1ページ当たりの最大行数とLPIを、それぞれp_linesとp_lpiに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PA)
PCOLUMN
データ出力先の列の範囲をpl_from ~ pl_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PLINE
データ出力先の行の範囲を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PRINTMODE
印刷モードを指定します。
-
PORT:縦書きで印刷します。
-
LAND:横書きで印刷します。
-
LP:LP縮小印刷モードで印刷します。
-
ZOOM:横書きで80%縮小して印刷します。
-
LZOOM:横書きで80%縮小して印刷します。
-
PZOOM:縦書きで80%縮小して印刷します。
PRTAREA
印字不可領域の有無を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
REQNAME
出力要求の識別名をreqnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
STACKER
排紙口を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SEPARATOR
区切り文字の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SHEETSIZE
用紙サイズを指定します。
-
A3:A3サイズの用紙を使用します。
-
A4:A4サイズの用紙を使用します。
-
A5:A5サイズの用紙を使用します。
-
A6:A6サイズの用紙を使用します。
-
B4:B4サイズの用紙を使用します。
-
B5:B5サイズの用紙を使用します。
-
LTR:封筒サイズの用紙を使用します。
SIDE
印刷したい用紙の面を指定します。
-
FRONT:片面印刷を行います。
-
BOTH:両面印刷を行います。
SKIP
行間隔をskipに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
TERMINAL
プリンター装置に対応する記憶装置名をterminalに指定します。(略語:T)
OpenFrame環境設定のtsoサブジェクトのTERM_CLASSセクションを参照して、このオペランドに対応する出力クラスが決定されます。
STANDARD
入力データを変換しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
HEX
入力データを16進データに変換して出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
CHAR
出力可能な文字サイズを増やします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
VECTOR
32KB以上のベクタデータを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
-
-
使用例
以下は、PRTFILE文の使用例です。
PRTFILE FILE('USER01.SEQ.FILE') TERMINAL(WTR1)
69. RNMDS文
データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。
-
構文
RNMDS src_dsname dst_dsname
-
オペランド
以下は、RNMDS文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 src_dsname
名前を変更するデータセットの既存の名前を指定します。
dst_dsname
変更する新しいデータセット名を指定します。新しいメンバー名を指定した場合、新しいデータセット名は既存のデータセット名と同じである必要があります。
-
使用例
以下は、RNMDS文の使用例です。
RNMDS 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE'
70. RNMFILE文
データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。
-
構文
RNMFILE src_dsname dst_dsname [MPASSWORD(mpassword)] [VOLUME(volser)] [ALIAS|NOALIAS]
-
オペランド
以下は、RNMFILE文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 src_dsname
入力データセット名を指定します。PDSのメンバー名を変更する場合は、PDS名の後ろにメンバー名を括弧で囲んで指定します。
dst_dsname
出力データセット名を指定します。
MPASSWORD
GEMファイルのメンバーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)
VOLUME
データセットが含まれているボリュームのシリアル番号を指定します。データセットがカタログにない場合にのみ有効です。(略語:V)
ALIAS
PDSのメンバーにエイリアスを追加します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:A)
NOALIAS
データセットまたはPDSのメンバー名を変更します。(略語:N)
-
使用例
以下は、RNMFILEの使用例です。
RNMFILE 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE' VOLUME(VOL1)
71. RUN文
DSNのサブコマンドとしてユーザー・アプリケーションを実行します。
RUN文の詳細については、OpenFrame Batch『ユーティリティリファレンスガイド』の「IKJEFT01」のコマンドの設定を参照してください。 |
72. SEND文
システムのコンソールにメッセージを送信します。OpenFrame Managerやtconmgrなどでそのメッセージを確認することができます。(略語:SE)
-
構文
SEND 'message'
項目 説明 message
コンソールに送信するメッセージを指定します。
-
使用例
以下は、SEND文の使用例です。
SEND 'TEST MESSAGE'
73. SNDTMSG文
アプリケーション・プログラムまたはAIMに接続されている特定のワークステーションにメッセージを送信します。
-
構文
SNDTMSG {WS(ws)|ACTWS|APL(apl)} MSG('message') [MODE(EMG|URG)]
-
オペランド
以下は、SNDTMSG文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 WS
AIMに接続されているメッセージを送信するワークステーションをwsに指定します。
ACTWS
AIMに接続されているすべてのワークステーションにメッセージを送信するときに指定します。
APL
メッセージを送信するアプリケーション・プログラムをaplに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MSG
送信するメッセージを一重引用符で囲んでmessageに指定します。
MODE
メッセージのタイプを指定します。
-
EMG : 強制メッセージ(デフォルト値)
-
URG : 緊急メッセージ
-
-
使用例
以下は、SNDTMSG文の使用例です。
SNDTMSG WS(OIVPWS01) MSG('TESTMSG_001') SNDTMSG WS(OIVPWS01) MODE(URG) MSG('TESTMSG_002') SNDTMSG ACTWS MSG('TESTMSG_003') SNDTMSG ACTWS MODE(EMG) MSG('TESTMSG_004')
74. SRTDS文
入力データセットを並び替えするか、特定のレコードを選択するなどのジョブを実行し、その結果を出力データセットに保存します。
-
構文
SRTDS * [IDSNAME('idsname')] [IDDNAME(iddname)] [ODSNAME('odsname')] [ODDNAME(oddname)] [OVOLUME(ovolume)] [REGION(region)] [SORT('SORT operands')] [RECORD('RECORD operands')] [INCLUDE('INCLUDE operands')] [OMIT('OMIT operands')] [OUTREC('OUTREC operands')] [SUM('SUM operands')] [ALTSEQ('ALTSEQ operands')] [AVBLOCK(avblock)] [SPACE('quantity(,increment)')] [PRINT(dsname)|SYSPRINT(outclass)|NOPRINT]
-
オペランド
以下は、SRTDS文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 IDSNAME
入力データセット名をidsnameに指定します。(略語:IDSN)
IDDNAME
入力データセットのDD名をiddnameに指定します。(略語:IDDN、IDD)
ODSNAME
出力データセット名をodsnameに指定します。(略語:ODSN)
ODDNAME
出力データセットのDD名をoddnameに指定します。(略語:ODDN、ODD)
OVOLUME
出力データセットが含まれているボリュームのシリアル番号をovolumeに指定します。(略語:OVOL)
REGION
並べ替えに使われるメモリ容量をregionに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SORT
SORT文のオペランドを指定します。 詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
RECORD
RECORD文のオペランドを指定します。 詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
INCLUDE
INCLUDE文のオペランドを指定します。 詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
OMIT
OMIT文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
OUTREC
OUTREC文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
SUM
SUM文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
ALTSEQ
ALTSEQ文のオペランドを指定します。詳細については、OpenFrame Batch『SORTユーティリティリファレンスガイド』を参照してください。
AVBLOCK
出力データセットが含まれているブロックの平均の長さをavblockに指定します。(略語:AVB)
SPACE
新規データセットのスペースを割り当てます。(略語:SPA)
-
quantity: データセットの作成時、最初に割り当てるスペースの量です。
-
increment: データセットの作成中にスペースが不足して追加する必要がある場合、一度に追加するスペースの量です。
PRINT
メッセージを出力するデータセットをdsnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SYSPRINT
メッセージの出力クラスをoutclassに指定します。
NOPRINT
メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
JEF
漢字の並べ替え機能を使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
NOJEF
漢字の並べ替え機能を使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
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使用例
以下は、SRTDS文を使用してINPUTをレコードの12バイトから4バイト分の領域をZD形式で逆順に並べ替え、その結果をOUTPUTに出力する例です。
SRTDS * IDDN(INPUT) ODDN(OUTPUT) SORT('FIELDS=(12,4,ZD,D)')
75. STPWTR文
出力中、ジョブ待ち、一時停止状態のライターを停止します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
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構文
STPWTR name [CANCEL] [SAVE [QUICK] [TOPJOB]] [PAGE([+|-]n)] [KEY(key key_from)] [BACKFILE] [SKIPFILE] [BACKJOB]
項目 説明 name
停止するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
CANCEL
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SAVE
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
QUICK
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
TOPJOB
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
PAGE
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
KEY
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
BACKFILE
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKJ)
SKIPFILE
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
BACKJOB
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKJ)
76. STRWTR文
停止状態のライターを起動します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
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構文
STRWTR name [JOB(jobname1 jobname2 jobname3)] [FORM(form1 form2 form3)] [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}] [CHARACTERS] [SEPARATOR({TOPEND|TOP|END|NO|*} [SIGN|NOSIGN])] [TESTPRINT(n)] [DEVICECHECK(PAUSE|STOP)] [DATACHECK({PAUSE|CONT|*} {PARA|DYNLOAD|NODYNLOAD})] [VOL(volser)]
項目 説明 name
起動するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
JOB
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
FORM
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
CHARACTERS
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SEPARATOR
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SEPA)
TESTPRINT
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DEVICECHECK
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DATACHECK
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
VOL
OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
77. SUBMIT文
バッチ・ジョブをTJESシステムにサブミットします (略語:SUB)。TJESシステムについては、OpenFrame Batch『TJESガイド』を参照してください。
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構文
SUBMIT dsname|(dsname,...) [NOTIFY|NONOTIFY] [RUN|NORUN]
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オペランド
以下は、SUBMIT文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 dataset
実行するJCLデータセット名を指定します。数の名前を指定する場合は、括弧で囲んで指定します。
NOTIFY
ジョブの終了を端末に通知します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: NOT)
NONOTIFY
ジョブの終了を端末に通知しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: NON)
RUN
ジョブの実行を保留しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: R)
NORUN
ジョブの実行を保留します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: NOR)
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使用例
以下は、SUBMIT文の使用例です。
SUBMIT 'SYS1.JCLLIB(SORT01)'
78. VERIFY文
VSAMデータセットのカタログ情報を更新します。(略語:VFY)
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構文
VERIFY DATASET(dsname)|FILE(ddname)
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オペランド
以下は、VERIFY文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 DATASET
クラスターまたは構成要素の名前をdsnamneに指定します。(略語: DS)
FILE
クラスターまたは構成要素のDD名をddnameに指定します。(略語: F)
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使用例
以下は、VERIFY文の使用例です。
VERIFY FILE(IN)
79. WAIT文
EVENT文によって監視されているイベントに対してWAIT文を実行する場合、監視の開始点を基準にして監視対象のイベントが発生するまで待機します。
WAIT文で指定したイベントがEVENT文によって監視されていない場合、現在の時点を基準にして監視対象のイベントが発生するまで待機します。すなわち、WAIT文の直前にEVENT文が指定されたかのように動作します。この場合、EVENT文にSTACK(NO)が指定されたのと同様に動作します。
WAIT文は、イベントの発生履歴(スタックで実装されている)を照会します。イベントを登録するとき、STACK(YES)が指定されていると、スタックから項目を取り出します。また、STACK(NO)に指定されている場合は、スタック項目の照会のみ行います。
WAIT文でスタックの項目を取り出したり照会したりすると、イベントの情報が制御変数(例: &SYS#EVENT)に保存されます。制御変数については、コマンド・プロシージャを参照してください。
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構文
WAIT [TIME(hh.mm)] [DATE(date)] [WEEK(week)] [INTERVAL(second[S]|minuteM)] [MESSAGE('message')] [DSPMESSAGE('dspmessage')] [READYJOBNAME(readyjobname(,...))] [ENDJOBNAME(endjobname(,...))] [MSGID(msgid(,...))] [SYSTEM(event(,...))] [USEREVENT(userevent(,...))] [DATASET(dsname(,...))] [MOUNT(mount(,...))] [ONDEVICE(ondevice(,...))] [SYSOUT(outclass(,...))]
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オペランド
以下は、WAIT文のオペランドについての説明です。
オペランド 説明 TIME
指定した時刻まで待機します。hh.mm形式で指定します。
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hh : 24時間形式で時間を2桁で指定します。(0~24)
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mm : 分を2桁で指定します。(0~59)
DATE
指定日まで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
WEEK
weekに指定された曜日まで待機します。
INTERVAL
指定した期間の間待機します。
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second : 指定した期間の間待機します。秒単位であり、数字の後に「S」を付けます。
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minute : 指定した期間の間待機します。分単位であり、数字の後に「M」を付けます。
MESSAGE
messageに指定されたメッセージが出力されるまで待ちます。
DSPMESSAGE
イベント待機状態画面に表示するメッセージをdspmessageに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
READYJOBNAME
readyjobnameに指定されたジョブが開始されるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ENDJOBNAME
endjobnameに指定されたジョブが終了されるまで待機します。(略語:END)
MSGID
msgidに指定された識別番号を持つメッセージが出力されるまで待機します。
SYSTEM
eventに指定されたシステム・イベントが発生するまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
USEREVENT
usereventに指定されたユーザー・イベントが発生するまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
DATASET
dsnameに指定されたデータセットが作成されるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
MOUNT
mountに指定されたボリュームがマウントされるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
ONDEVICE
ondeviceに指定されたフロッピーディスク装置が準備されるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
SYSOUT
outclassに指定されたジョブの出力が終了されるまで待機します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。
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使用例
以下は、WAIT文の使用例です。 MSGID、WEEK、INTERVALのいずれかを満たす条件が発生するまで待機します。コマンドの発行時点が水曜日であると仮定し、MSGIDが出力されなかった場合は、5秒後に待機を終了します。
WAIT MSGID(XDX1000I) WEEK(THU) INTERVAL(5S)