OpenFrame HiDBのエラーコード

本章では、OpenFrame HiDBのエラーコードと対処方法について説明します。

1. 概要

以下は、OpenFrame HiDB(以下、HiDB)のモジュール別エラーコードの範囲とモジュールについての説明です。

エラーコード モジュール 説明

-2000

HiDB

HiDBで発生するエラーです。

-3000

IMS

HiDBを使用するために、ユーザー構成の制御ブロックを管理するIMSで発生するエラーです。

2. HiDB (-20000)

HiDBモジュールは、IBMのIMS/DBまたは日立のADM/DB製品に対応されるティーマックスソフトの階層型データベース製品です。

HiDBモジュールで発生するエラーメッセージと対処方法について説明します。

HIDB_ERR_DUPLICATE_RECORD (-20001)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Duplicate Record)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_DUPLICATE_KEY (-20002)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Duplicate Key)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_NOT_FOUND (-20003)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Not Found)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_END_OF_FILE (-20004)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(End of File)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_LENGTH_ERROR (-20005)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Length Error)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_INVALID_REQUEST (-20006)

説明

HiDBライブラリの使用エラー(Invalid Request)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_MEMORY_ALLOC (-20007)

説明

システム・メモリ割り当てに失敗した場合です。

対処方法

システム管理者にお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_INTERNAL (-20008)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Internal)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_NOT_IMPLEMENTED (-20009)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Not Implemented)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_TSAM_DEADLOCK (-20010)

説明

DL/Iの実行中にTSAMでデッドロックが発生した場合です。

対処方法

デッドロックが解除されてから再実行します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_PCB_TYPE (-20101)

説明

HiDBがサポートしていないPCBタイプを使用した場合です。

対処方法

PCBタイプがサポートされるかどうかを確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_DLI_ACCESS (-20102)

説明

HiDBがサポートしていないDLIアクセス・メソッドです。

対処方法

DL/Iアクセス・メソッドがサポートされるかどうかを確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_SYS_ACCESS (-20103)

説明

HiDBがサポートしていないシステム・アクセス・メソッドです。

対処方法

システム・アクセス・メソッドがサポートされるかどうかを確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_LCHLD_PTRS (-20104)

説明

論理子のPOINTER定義が正しくない場合です。

対処方法

DBD間の論理関係の定義に問題がないか確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_LPARNT_DBD (-20105)

説明

論理親のDBD名の定義が正しくない場合です。

対処方法

DBD間の論理関係の定義に問題がないか確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_LCHILD_DBD (-20106)

説明

論理子のDBD名の定義が正しくない場合です。

対処方法

DBD間の論理関係の定義に問題がないか確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_SOURCE_DBD (-20107)

説明

論理DBDを定義する際、ソースDBDの定義が正しくない場合です。

対処方法

DBD間の論理関係の定義に問題がないか確認します。

参考

HIDB_ERR_LPARENT_SEMANTICS (-20108)

説明

論理親の意味論的な定義が正しくない場合です。

対処方法

DBD間の論理関係の定義に問題がないか確認します。

参考

HIDB_ERR_LPAIRED_SEMANTICS (-20109)

説明

論理兄弟の意味論的な定義が正しくない場合です。

対処方法

DBD間の論理関係の定義に問題がないか確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_SEGMENT_NAME (-20201)

説明

データベースに対するセグメント名の指定が正しくない場合です。

対処方法

操作文のセグメント名を確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_SEG_SEQUENCE (-20202)

説明

データベースに対するセグメント順の指定が正しくない場合です。

対処方法

操作文のセグメント順を確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_INDEX_NAME (-20203)

説明

データベースに対する索引名の指定が正しくない場合です。

対処方法

操作文の索引名を確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_FIELD_NAME (-20204)

説明

データベースに対するフィールド名の指定が正しくない場合です。

対処方法

操作文のフィールド名を確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_DBD_NAME (-20205)

説明

データベースに対するDBD名の指定が正しくない場合です。

対処方法

操作文のDBD名を確認します。

参考

HIDB_ERR_INVALID_PCB_NAME (-20206)

説明

データベースに対するPCB名の指定が正しくない場合です。

対処方法

操作文のPCB名を確認します。

参考

HIDB_ERR_NOT_CONNECTED (-20601)

説明

HiDBライブラリの使用エラー(Not Connected)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_NO_PRIMARY_INDEX (-20604)

説明

HiDBライブラリの使用エラー(No Primary Index)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_DDNAME_NOT_FOUND (-20605)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(DDNAME Not Found)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_NO_SSA_QUALIFICATION (-20606)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(No SSA Qualification)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_INSERT_SSA_MISSING (-20607)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Insert SSA Missing)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_INDEX_KEY_LENGTH (-20608)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Index Key Length)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_SEQ_FIELD_LENGTH (-20609)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Seq Field Length)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_SSA_NOT_MATCHED (-20610)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(SSA Not Matched)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_MAX_DATASET_COUNT (-20611)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Max Dataset Count)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_INVALID_DATASET_TYPE (-20612)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Invalid Dataset Type)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_DATASET_NOT_INITIALIZED (-20613)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Dataset Not Initialized)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_INVALID_DATASET_PARAM (-20614)

説明

HiDBで使用しようとするデータセットがDBDで指定されたデータセットのレコード長、CISIZEの仕様と一致いない場合です。

対処方法

データセットのレコード長またはCISIZEを確認してください。

参考

HIDB_ERR_INVALID_PCB_KEY_LENGTH (-20615)

説明

PCBで指定されたKEYLENの値がキー・チェーンの最大長さより短く設定された場合です。

対処方法

PCBのKEYLENを確認してください。

参考

HIDB_ERR_INVALID_SEGMENT_LENGTH (-20616)

説明

DBDで指定されたセグメントの長さがデータベース・データセットのレコード長より大きく設定された場合です。

対処方法

DBDのSEGMENT文のBYTES項目に指定した値をデータベース・データセットのレコード長と等しいか小さく設定してください。このとき、データベース・アクセス・メソッドに応じてセグメント・プレフィックス領域の長さを合計する必要があります。

参考

HIDB_ERR_ALREADY_PREPARED_PSB (-20617)

説明

1つのプログラムで同じPSBを複数回メモリに割り当てた場合です。

対処方法

1つのプログラムで特定のPSBのメモリ割り当ては1回のみできるように修正します。

参考

HIDB_ERR_NOT_PREPARED_PSB (-20618)

説明

メモリに割り当てられていないPSBの割り当て解除を実行した場合です。

対処方法

メモリに割り当てられたPSBであるかどうかを確認してプログラムを修正します。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_ALLOC_ALREADY (-20701)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer Alloc Already)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_NOT_ALLOCATED (-20702)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer not Allocated)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_NOT_FOUND (-20703)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer not Found)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_DCB_TYPE (-20704)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer DCB Type)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_VSAMTYPE (-20705)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer VSAM Type)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_DEAD_LOCK (-20706)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer Dead Lock)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_REMAIN_LOCK (-20707)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer Remain Lock)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_MISSING_LOCK (-20708)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer Missing Lock)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_DIRTY_UNLOCK (-20709)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer Dirty Unlock)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_DUP_RECORD (-20710)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer Dup Record)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_BUFFER_DIRTY_LOCKED (-20711)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(Buffer Dirty Locked)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_DLI_CODE_BASE (-20900)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(DLI Code Base)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

HIDB_ERR_SSA_HIERARCHY (-20901)

説明

SSAとして指定されたパラメータが階層に合わない場合です。DL/Iステータス・コードの「AC」に該当します。

対処方法

PSBに定義された階層に合わせてSSAを指定してください。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_FUNCTION_CODE (-20902)

説明

DL/Iインターフェースに指定された関数コードが正しくない場合です。DL/Iステータス・コードの「AD」に該当します。

対処方法

DL/Iインターフェースには決められた関数コードのみ使用してください。

参考

HiDBで使用できる関数コードは、GU、GN、GNP、ISRT、REPL、DLETです。

HIDB_ERR_REQUIRE_ONE_SSA (-20903)

説明

要求を処理するには、少なくとも1つ以上のSSAが必要です。DL/Iステータス・コードの「AH」に該当します。

対処方法

必要なSSAを指定して関数を呼び出します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_OPEN_DATASET (-20904)

説明

データセットのオープンに失敗した場合です。DL/Iステータス・コードの「AI」に該当します。

対処方法

データセットがあるかどうかを確認します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_AN_INVALID_SSA (-20905)

説明

SSAとして指定された文字列が正しくない場合です。DL/Iステータス・コードの「AJ」に該当します。

対処方法

正確な構文を使用してください。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_SSA_FIELD_NAME (-20906)

説明

SSAとして指定されたフィールド名が正しくない場合です。DL/Iステータス・コードの「AK」に該当します。

対処方法

データベースのDBDをチェックし、フィールド名を確認します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_NOT_ALLOWED (-20907)

説明

データベースが許可していない要求を実行した場合です。DL/Iステータス・コードの「AM」に該当します。

対処方法

データベースが許可している要求のみ実行するようにアプリケーションを修正します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_SEQ_FLD_CHANGED (-20908)

説明

セグメントを修正するときは、順次フィールドを変更できません。DL/Iステータス・コードの「DA」に該当します。

対処方法

順次フィールドを変更しないようにアプリケーションを修正します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_SEGMENT_NOT_HELD (-20909)

説明

特定のセグメントを修正または削除する前にHOLDオプションを使用して照会する必要がある場合に発生します。DL/Iステータス・コードの「DJ」に該当します。

対処方法

修正または削除する前にHOLDオプションを指定して照会してください。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_VIOLATE_DLET_RULE (-20910)

説明

セグメントを削除する際、ルール違反が発生した場合です。DL/Iステータス・コードの「DX」に該当します。

対処方法

ルールに違反しないように業務プログラムを修正します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_END_OF_DATABASE (-20911)

説明

セグメントを順次照会する際、データベースの終わりに達した場合です。DL/Iステータス・コードの「GB」に該当します。

対処方法

データベースの終わりに達した場合のプログラム・ロジックを実行します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_SEGMENT_NOT_FOUND (-20912)

説明

指定されたSSA条件のセグメントが見つからない場合です。DL/Iステータス・コードの「GE」に該当します。

対処方法

セグメントが見つからない場合のプログラム・ロジックを実行します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_OUT_OF_PARENTAGE (-20913)

説明

順次照会を行う際、PARENTAGEを超えた場合です。DL/Iステータス・コードの「GE」に該当します。

対処方法

順次照会ロジックを終了するようにプログラムを修正します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_NO_PARENTAGE_EST (-20914)

説明

PARENTAGEを使用する要求を実行したが、PARENTAGEが設定されていない場合です。DL/Iステータス・コードの「GP」に該当します。

対処方法

PARENTAGEを設定する要求を先に実行します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_DUPLICATE_SEGMENT (-20915)

説明

セグメントを追加する際、同一キーを持つセグメントがある場合です。DL/Iステータス・コードの「II」に該当します。

対処方法

同じセグメントがある場合のプログラム・ロジックを実行します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_VIOLATE_ISRT_RULE (-20916)

説明

セグメントを挿入する際、ルール違反が発生した場合です。DL/Iステータス・コードの「IX」に該当します。

対処方法

ルールに違反しないように業務プログラムを修正します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_LOAD_DUPLICATE (-20917)

説明

データベースをロードする際、同一キーを持つセグメントが見つかった場合です。DL/Iステータス・コードの「LB」に該当します。

対処方法

ロードするデータから同じキーを持つセグメントを削除します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_LOAD_HIERARCHY (-20918)

説明

データベースのロード時にセグメントが階層順にソートされていない場合です。DL/Iステータス・コードの「LC」に該当します。

対処方法

データベースのバックアップを作成する際、階層順に抽出してバックアップを作成します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_DUP_INDEX_SEGMENT (-20919)

説明

重複を許可しない索引が適用されているセグメントに、同一キーを持つセグメントを追加した場合です。DL/Iステータス・コードの「NI」に該当します。

対処方法

業務ロジックを修正して同じキーを持つセグメントを追加しないようにプログラムを修正します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_NO_QUAL_SSA_FOR_ISRT (-20920)

説明

ISRTを呼び出す際にSSAパラメータが含まれていない場合です。DL/Iステータス・コードの「GD」に該当します。

対処方法

業務プログラムからISRTを呼び出す場合、SSAを指定したかどうかを確認して業務ロジックを修正します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_INVALID_PARM_COUNT (-20921)

説明

DL/I関数を呼び出す際に、指定されたパラメータの数が無効な場合です。たとえば、業務プログラムからCHKPを呼び出した際、4つ以上のパラメータが指定されている場合です。DL/Iステータス・コードの「AP」に該当します。

対処方法

業務プログラムからDL/Iを呼び出す場合は、指定されたパラメータの数を確認して業務ロジックを修正します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_INVALID_SEGMENT_POINTER (-20922)

説明

指定されたセグメント・ポインターが無効な場合です。セグメント・プレフィックス領域に保存されたセグメント・ポインターが正しくないセグメント・アドレスを指している場合です。DL/Iステータス・コードの「GG」に該当します。

対処方法

データベースのデータが正常にロードされたことを確認してください。

COBOLアプリケーションを介してデータ・ロードを実行する場合は、プログラムの終了時にSTOP RUNコマンドではなく、GOBACKコマンドを使用する必要があります。STOP RUNコマンドは、後処理ルーチンに復帰せずに直ちにプロセスが終了されるため、ロードしたデータがコミットされないためです。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_VARIABLE_SEGMENT_LENGTH (-20923)

説明

指定された可変長セグメントの長さが無効な場合です。セグメント・データを挿入または更新するとき、DBDのSEGMENT文で指定したセグメントの最小長または最大長の範囲を超えた値を指定した場合に発生します。DL/Iステータス・コードの「V1」に該当します。

対処方法

業務プログラムでセグメント・データを挿入または更新するときは、指定した値が適切な範囲内にあるかどうかを確認します。

参考

OpenFrame HiDB『HiDBガイド』を参照してください。

HIDB_ERR_DLI_CODE_LAST (-20999)

説明

HiDBライブラリの内部エラー(DLI Code Last)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

3. IMS (-30000)

IMSモジュールは、HiDBを使用するためにユーザー構成の制御ブロックを管理します。

IMSモジュールで発生するエラーメッセージと対処方法について説明します。

IMS_ERR_INVALID_REQUEST (-30001)

説明

IMSライブラリの使用エラー(Invalid Request)です

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_MEMORY_ALLOC (-30002)

説明

システム・メモリの割り当てに失敗した場合です。

対処方法

システム管理者にお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_INTERNAL (-30003)

説明

IMSライブラリの内部エラー(Internal)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_NOT_IMPLEMENTED (-30004)

説明

IMSライブラリの内部エラー(Not Implemented)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_INVALID_PARAM_COUNT (-30005)

説明

IMSライブラリの使用エラー(Invalid Param Count)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_DUMMY_INTERFACE (-30006)

説明

IMSライブラリの使用エラー(Dummy Interface)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_BUFFER_OVERFLOW (-30007)

説明

IMSライブラリの使用エラー(Buffer Overflow)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_CONFIGURATION (-30101)

説明

OpenFrame環境設定のimsサブジェクトの設定に問題が発生した場合です。

対処方法

OpenFrame環境設定のimsサブジェクトを確認して問題のある設定を修正します。

参考

imsサブジェクトの詳細については、OpenFrame HiDB『環境設定ガイド』を参照してください。

IMS_ERR_OPEN_DBD_FILE (-30102)

説明

DBDスクリプトを開くときに問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたファイルのパスにDBDスクリプト・ファイルがあるかどうかを確認します。

参考

IMS_ERR_PARSE_DBD_FILE (-30103)

説明

DBDスクリプトの解析中に問題が生じた場合です。

対処方法

DBDスクリプトの構文に問題がないか確認します。

参考

IMS_ERR_OPEN_PSB_FILE (-30104)

説明

PSBスクリプトを開くときに問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたファイルのパスにPSBスクリプト・ファイルがあるかどうかを確認します。

参考

IMS_ERR_PARSE_PSB_FILE (-30105)

説明

PSBスクリプトの解析中に問題が生じた場合です。

対処方法

PSBスクリプトの構文に問題がないか確認します。

参考

IMS_ERR_ACBLIB_ALLOCATE (-30106)

説明

IMSライブラリの使用エラー(ACBLIB Allocate)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_RESLIB_ALLOCATE (-30107)

説明

IMSライブラリの使用エラー(RESLIB Allocate)です。

対処方法

弊社の技術サポート・チームにお問い合わせください。

参考

IMS_ERR_ACB_NOT_FOUND (-30108)

説明

実行するプログラムで使用されるACBが定義されていない場合です。

対処方法

IMSオンライン・プログラムで使用されるPSBごとにACBを定義する必要があります。

参考

IMS_ERR_RES_NOT_FOUND (-30109)

説明

実行させるプログラムで使用されるリソースが定義されていない場合です。

対処方法

IMSオンライン・プログラムで使用されるDBDごとにリソースを定義する必要があります。

参考

IMS_ERR_RESLIB_FORMAT (-30110)

説明

リソース定義ファイルの形式に問題が生じた場合です。

対処方法

リソース定義ファイルの形式を確認して修正します。

参考

IMS_ERR_READ_DBD_FILE (-30111)

説明

DBD制御ブロックを読み込む際に問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたDBDLIBライブラリにDBD制御ブロックがあるかどうかを確認します。

参考

デフォルトのDBDLIBライブラリは、OpenFrame環境設定のimsサブジェクトに設定されます。詳細については、OpenFrame HiDB『環境設定ガイド』を参照してください。

IMS_ERR_WRITE_DBD_FILE (-30112)

説明

DBD制御ブロックを書き込む際に問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたDBDLIBライブラリに書き込み権限があるかどうかを確認します。

参考

デフォルトのDBDLIBライブラリは、OpenFrame環境設定のimsサブジェクトに設定されます。詳細については、OpenFrame HiDB『環境設定ガイド』を参照してください。

IMS_ERR_READ_PSB_FILE (-30113)

説明

PSB制御ブロックを読み込む際に問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたPSBLIBライブラリにPSB制御ブロックがあるかどうかを確認します。

参考

デフォルトのPSBLIBライブラリは、OpenFrame環境設定のimsサブジェクトに設定されます。詳細については、OpenFrame HiDB『環境設定ガイド』を参照してください。

IMS_ERR_WRITE_PSB_FILE (-30114)

説明

PSB制御ブロックを書き込む際に問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたPSBLIBライブラリに書き込み権限があるかどうかを確認します。

参考

デフォルトのPSBLIBライブラリは、OpenFrame環境設定のimsサブジェクトに設定されます。詳細については、OpenFrame HiDB『環境設定ガイド』を参照してください。

IMS_ERR_DBD_OBJECT_VER (-30121)

説明

DBD制御ブロックのバージョンが一致しない場合です。

対処方法

dbdgenプログラムを使用してDBD制御ブロックを再作成します。

参考

IMS_ERR_PSB_OBJECT_VER (-30122)

説明

PSB制御ブロックのバージョンが一致しない場合です。

対処方法

psbgenプログラムを使用してPSB制御ブロックを再作成します。

参考

IMS_ERR_MDA_OBJECT_VER (-30123)

説明

MDA制御ブロックのバージョンが一致しない場合です。

対処方法

imsdalocまたはdabgenプログラムを使用してMDA制御ブロックを再作成します。

参考

IMS_ERR_OPEN_MDA_FILE (-30131)

説明

MDAスクリプトをオープンする際に問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたファイル・パスにMDAスクリプト・ファイルがあるかどうかを確認します。

参考

IMS_ERR_PARSE_MDA_FILE (-30132)

説明

MDAスクリプトを解析中に問題が生じた場合です。

対処方法

スクリプト・ファイルの構文に問題がないか確認します。

参考

『OpenFrame ユーティリティリファレンスガイド』の「6.6. imsdaloc」を参照してください。

IMS_ERR_READ_MDA_FILE (-30133)

説明

MDA制御ブロックを読み込む際に問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたRESLIBライブラリからMDA制御ブロックを確認します。

参考

デフォルトのRESLIBライブラリは、OpenFrame環境設定のimsサブジェクトに設定されます。詳細については、OpenFrame HiDB『環境設定ガイド』を参照してください。

IMS_ERR_WRITE_MDA_FILE (-30134)

説明

MDA制御ブロックを読み込む際に問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたRESLIBライブラリに書き込み権限があるかどうかを確認します。

参考

デフォルトのRESLIBライブラリは、OpenFrame環境設定のimsサブジェクトに設定されます。詳細については、OpenFrame HiDB『環境設定ガイド』を参照してください。

IMS_ERR_OPEN_DAB_FILE (-30135)

説明

DABスクリプトをオープンするときに問題が生じた場合です。

対処方法

指定されたファイル・パスにDABスクリプト・ファイルがあるかどうかを確認します。

参考

IMS_ERR_CDLI_ALREADY_SCHEDULED (-30201)

説明

コマンド・レベルDL/IインターフェースでスケジュールされたPSBを再スケジュールしようとした場合です。

対処方法

スケジュールされたPSBを再スケジュールするコードを削除します。

参考

IMS_ERR_CDLI_NOT_SCHEDULED (-30202)

説明

コマンド・レベルDL/IインターフェースでPSBをスケジュールせずに使用した場合です。

対処方法

PSBをスケジュールするコードを追加します。

参考

IMS_ERR_CDLI_UNSUPPORTED_PCBTYPE (-30203)

説明

コマンド・レベルDL/IインターフェースでPCBタイプをサポートしない場合です。

対処方法

PCBタイプがシステムでサポートされるかどうかを確認します。

参考

IMS_ERR_CDLI_INVALID_SSA (-30204)

説明

コマンド・レベルDL/IインターフェースでSSAが正しく指定されていない場合です。

対処方法

SSAを確認します。

参考