TSOコマンド

本章では、TSOのコマンドの使用方法について説明します。

1. 概要

以下は、TSOコマンドの一覧です。

TSOコマンド 説明

ACTNET文

指定したワークステーションを有効にします。

AIMALLOC文

PEDおよびPEDで定義したリソースを割り当てると同時に、APGの結合を実施します。

AIMFREE文

PEDおよびリソースの割り当てを解放し、APGとの結合も解放します。

ALLOCATE文

プログラムの実行に必要なデータセットを割り当てます。

ATTRIB文

データセットの属性を定義します。

CALL文

外部プログラムを実行します。

CANCEL文

実行されたジョブをキャンセルします。

COPY文

データセットをコピーします。

CPYFILE文

データセットまたはデータセットのメンバーをコピーします。

CRTFILE文

データセットを作成するか、あるいはカタログに登録します。

DELETE文

順次データセットまたは区分データセットのメンバーをカタログから削除します。

DISPLAY文

データセットの状態を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

DLTFILE文

データセットまたはデータセットのメンバーを削除し、データセットをカタログから削除します。

DSN文

新しいDSN(DB2 Command Processor)セッションを開始します。

EXEC文

コマンド・プロシージャを呼び出します。

FEXPORT文

fexportを実行します。

FIMPORT文

fimportを実行します。

FREE文

ALLOCATE文やATTRIB文などによって割り当てられたデータセットを解放します。

INANET文

指定したワークステーションを無効にします。

LIBRARY文

ジョブ・ライブラリにデータセットを登録および解放します。

LISTCAT文

カタログに定義されている項目の名前と関連情報を出力します。

LOGOFF文

TSOセッションを終了します。

LSTFILE文

データセットの内容や属性を端末またはプリンターに出力します。

LSTVOL文

ボリューム情報とボリューム内のファイル情報を出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

OUTPUT文

出力を制御します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

PANEL文

PSAMマップを通じて画面処理を行います。

PRINTOFF文

SYSOUT用のデータセットを割り当てて、データセットの内容をプリンターに出力します。

PROFILE文

各ユーザーの端末運用に関する属性を設定します。

PRTFILE文

データセットの内容をプリンターに出力します。

PUTOVL文

データセットからフォーム・オーバーレイ・パターンを取得します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

RELEASE文

実行保留状態のジョブの処理を再開します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

RENAME文

データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。

RNMFILE文

データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。

RUN文

DSNのサブコマンドであり、ユーザー・アプリケーションを実行します。

SEND文

システムのコンソールにメッセージを送信します。

STPWTR文

出力中、ジョブ待ち、一時停止状態のライターを停止します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

STRWTR文

停止状態のライターを起動します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

SUBMIT文

バッチ・ジョブをTJESシステムにサブミットします。

VERIFY文

VSAMデータセットのカタログ情報を更新します。

2. ACTNET文

指定したワークステーションを有効にします。

  • 構文

    ACTNET ID(id)
           [SCOPE(ALL|ONLY|U)]
           [LOAD(YES|NO|U)]
  • オペランド

    以下は、ACTNET文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    ID

    有効にするワークステーションのIDを32バイトの文字列で指定します。

    SCOPE

    有効にするワークステーションのスコープを指定します。OpenFrameではALLへの動作のみ対応しており、それ以外は構文エラーのみチェックします。

    LOAD

    有効にするワークステーションのロード条件を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、ACTNET文の使用例です。

    ACTNET ID(OIVPWS01)
    ACTNET ID(OIVPWS01) SCOPE(ALL)

3. AIMALLOC文

PEDとPEDで定義したリソース(データベース、拡張インデックス・データセットなど)を割り当てると同時に、それらをAPGと結合します。

  • 構文

    AIMALLOC PED(ped_name) APG(apg_name) [DID(dir_id)]
  • オペランド

    以下は、AIMALLOC文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    PED

    割り当てるPED名をped_nameに指定します。

    APG

    結合するAPG名をapg_nameに指定します。

    DID

    PEDが登録されているAIMディレクトリのIDをdir_idに指定します。

  • 使用例

    以下は、TSOジョブにPED1を割り当てながらAPG1を結合する例です。

    AIMALLOC PED(PED1) APG(APG1)

4. AIMFREE文

AIMALLOCコマンドで割り当てられたPEDおよび関連リソースを解放し、APGとの結合を解放します。

  • 構文

    AIMFREE [PED(ped_name)]
  • オペランド

    以下は、AIMFREE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    PED

    解放するPED名をped_nameに指定します。

  • 使用例

    AIMFREEコマンドを使用し、割り当てられているPED1を解放する例です。

    AIMFREE PED(PED1)

5. ALLOCATE文

プログラムの実行に必要なデータセットを動的に割り当てます。各種のオペランドを使ってデータセットの属性を指定することもできます。(略語:ALLOC)

  • 構文

    ALLOCATE {DATASET|DSNAME}(*|dsname[,...])
             {DDNAME|FILE}(ddname)
             [DSORG(DA|DAU|PO|POU|PS|PSU)]
             [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V[,...])]
             [LRECL(record_length)]
             [NEW|OLD|SHR|MOD|RENEW|SYSOUT(outclass)]
             [BLKSIZE(blksize)|CYLINDERS|TRACKS]
             [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE]
             [INPUT|OUTPUT]
             [VOLUME(volser[,...])]
             [SPACE(quantity[,increment])]
             [UNIT(unit)]
             [USING(attr_list)]
             [DEST(destination)]
             [DIR(dir_blocks)]
             [DUMMY]
             [HOLD]
             [RELEASE]
             [REUSE]
             [ROUND]
             [VESQ(volser)]
             [WRITER(writer)]
  • オペランド

    다음은 ALLOCATE文의 オペランド에 대한 説明이다.

    オペランド 説明

    DATASET

    データセット名またはファイル名をdsnameに指定します。(略語:DA)

    DSNAME

    データセット名またはファイル名をdsnameに指定します。(略語:DSN、DS)

    DDNAME

    データセットのDD名またはファイルのFD名をddnameに指定します。(略語:DDN、DD)

    FILE

    データセットのDD名またはファイルのFD名をddnameに指定します。(略語:FI、F)

    DSORG

    データセットの構造を指定します。

    • DA :直接アクセス・データセット

    • DAU :移動不可直接アクセス・データセット

    • PO :区分編成のデータセット

    • POU :移動不可区分編成のデータセット

    • PS :物理順次のデータセット

    • PSU :移動不可物理順次のデータセット

    RECFM

    レコードの形式と特性を指定します。

    • A :ANSI制御文字がレコードの先頭に存在

    • B :ブロック化されたレコード

    • D :D形式のレコード

    • F :固定長レコード

    • L :ライン単位のレコード

    • M :マシン制御文字がレコードの先頭に存在

    • S :スパン・レコード

    • T :トラック・オーバーフロー・レコード(TSOで指定は可能ですが、その特性はサポートされていません)

    • U :長さ未指定のレコード

    • V :可変長レコード

    LRECL

    レコード長をrecord_lengthに指定します。

    NEW

    新しいデータセットを生成します。(略語:NE)

    OLD

    既存のデータセットを読み取ります。

    SHR

    既に存在するデータセットであり、他のユーザーによる同時使用を許可します。(略語:SH)

    MOD

    既存のデータセットを拡張(追加の書き込み)します。

    RENEW

    既存のデータセットを削除して新たに作成します。(略語:REN)

    SYSOUT

    SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SY)

    BLKSIZE

    ブロック長をblksizeにバイト単位で指定します。(略語:BLK、BL)

    CYLINDERS

    スペース割り当ての初期値および追加値の単位がシリンダーであることを示します。(略語:CYLINDER、CYL、CY)

    TRACKS

    スペース割り当ての初期値および追加値の単位がトラックであることを示します。(略語:TRACK、TRA、TR、T)

    CATALOG

    データセットをカタログに追加します。(略語:CAT、CA)

    UNCATALOG

    データセットをカタログから解放します。

    KEEP

    ジョブの終了後、データセットを保存します。

    DELETE

    ジョブ完了後、データセットを削除します。(略語:DEL)

    INPUT

    入力処理を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OUTPUT

    出力処理を行います。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    VOLUME

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:VOL、VO)

    SPACE

    新規データセットのスペース割り当て量を指定します。(略語:SP)

    • quantity:データセットを作成する際に最初に割り当てる領域の量です。

    • increment:データセットの作成中に領域が不足した場合に、一度に追加割り当てされる領域の量です。

    UNIT

    データセットを割り当てるデバイス名をunitに指定します。

    USING

    使用する属性リスト名をattr_listに指定します。(略語:US)

    DEST

    SYSOUTデータセットの出力先をdestinationに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DIR

    区分データセット(PDS)を作成する際、ディレクトリ領域のスペース割り当て量をdir_blocksに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DUMMY

    対象のデータセットがDUMMYデータセットであることを示します。(略語:DU)

    HOLD

    SYSOUTデータセットを出力保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    RELEASE

    データセットをクローズするときに未使用スペースを解放します。

    REUSE

    使用しようとするDD名がすでに割り当てられている場合は、解放してから再割り当てします。(略語:REU)

    すでに割り当てられているDDのディスポジション・ステータスがOLDで、新たに割り当てるDDのディスポジション・ステータスがSHRの場合は、REUSEオペランドを使用できません。

    この場合は、まずFREEコマンドを実行し、その後に再度ALLOCATEコマンドを実行する必要があります。

    ROUND

    データセットの初期割り当ておよび追加割り当て時に、シリンダ単位でスペースを割り当てます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:RO)

    VSEQ

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:VSE)

    WRITER

    エクスターナル・ライターの名前をwriterに保存します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、ALLOCATE文の使用例です。

    ALLOC DSN(NEW.DATA),NEW,USING(ATTR1),VOL(VOL1)

6. ATTRIB文

ALLOCATE文より使用できるように、データセットの属性リストを定義します。ALLOCATE文では、ATTRIB文で定義した属性リストを、USINGオペランドを使って使用できます。(略語:ATTR)

  • 構文

    ATTRIB name
           [LRECL(lrecl)]
           [BLKSIZE(blksize)]
           [BUFL(buflen)]
           [BUFNO(bufno)]
           [DSORG(DA|DAU|PO|POU|PS|PSU)]
           [NCP(ncp)]
           [LIMCT(limct)]
           [DIAGNS(TRACE)]
           [EXPDT(expdt)]
           [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V)]
           [INPUT|OUTPUT]
           [RETPD(retpd)]
           [BUFOFF(bufoff)]
           [DEN(density)]
           [REUSE]
           [BFALN(F|D)]
           [BFTEX(S|A|R)]
           [EROPT(ACC|SKP|ABE)]
           [OPTCD(A|B|C|E|F|H|J|Q|R|T|U|W|Z[,...])]
           [KEYNEN(keylen)|MODE(K|AN)|TRTCH(C|E|T|ET)]
  • オペランド

    以下は、ATTRIB文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    name

    属性リスト名を指定します。省略できません。

    DSORG

    データセットの構造を指定します。(略語:DS)

    • DA : 直接アクセス・データセット

    • DAU : 移動不可直接アクセス・データセット

    • PO : 区分編成のデータセット

    • POU : 移動不可区分編成のデータセット

    • PS : 物理順次のデータセット

    • PSU : 移動不可物理順次のデータセット

    RECFM

    レコードの形式と特性を指定します。(略語:REC)

    • A : ANSI制御文字がレコードの先頭に存在

    • B : ブロック化されたレコード

    • D : D形式のレコード

    • F : 固定長レコード

    • L : ライン単位のレコード

    • M : マシン制御文字がレコードの先頭に存在

    • S :スパン・レコード

    • T : トラック・オーバーフロー・レコード

    • U : 長さが未指定のレコード

    • V : 可変長レコード

    LRECL

    レコード長をlreclに数値で指定します。(略語: LR)

    BLKSIZE

    ブロックのサイズをblksizeに数値で指定します。(略語: BLK, BL)

    BUFL

    バッファーのサイズをbuflenに数値で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BUFNO

    使用するバッファーの数をbufnoに数値で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: BUFN)

    INPUT

    入力処理をします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: I)

    OUTPUT

    出力処理をします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: OU)

    NCP

    CHECKの実行前のREAD/WRITEの最大数をncpに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: N)

    BFALN

    バッファーの境界を合わせます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: BFA)

    BFTEK

    バッファーの制御方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: BFT)

    LIMCT

    検索するトラック/ブロックの数をlimctに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: LI)

    EROPT

    データのエラーを検出する際の処理方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: ER)

    DIAGNS

    ジョブ領域とDCBの内容をトレースします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: DI)

    EXPDT

    データセットの満了日をexpdtに指定します。(略語: EX)

    RETPD

    データセットの保存期間をretpdに指定します。(略語: RET)

    OPTCD

    オプション機能を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: OP)

    BUFOFF

    ブロックの接頭語の長さをbufoffに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: BUFO)

    DEN

    テープの記録密度をdensityに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: DE)

    KEYLEN

    キーの長さをkeylenに数値で指定します。(略語: K)

    MODE

    漢字プリンターの使用モードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: M)

    TRTCH

    テープの記録方式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語: T)

    REUSE

    使用するDD名が既に割り当てられている場合は解放し、再度割り当てます。(略語: REU)

  • 使用例

    以下は、ATTRIB文の使用例です。

    ATTRIB DCB1 RECFM(F,B),LRECL(80),DSORG(PO)

7. CALL文

アプリケーション・プログラムや動的ライブラリを実行します。プログラムの終了コードがCALLコマンドのリターンコードに設定されます。

  • 構文

    CALL dsname [parameters]
         [CAPS|ASIS]
         [TIME(second)]
  • オペランド

    以下は、CALL文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    PDSメンバーとして保存されているアプリケーションや動的ライブラリの名前を、データセット名(メンバー名)の形式で記述します。省略できません。

    parameters

    プログラムに渡すパラメータの値を文字列で指定します。

    TIME

    CPU時間を制限する値をsecondに秒単位で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)

    CAPS

    パラメータ・リストを大文字に変換します。

    ASIS

    パラメータ・リストを大文字に変換しません。

  • 使用例

    以下は、CALL文の使用例です。

    CALL 'SYS1.LINKLIB(JLAASSY)' '12,ALL',ASIS

8. CANCEL文

SUBMIT文などによってサブミットされたジョブをキャンセルします。

  • 構文

    CANCEL jobname[(jobid)]|(jobname[jobid],jobname[jobid][,...])
           [PURGE|NOPURGE]
  • オペランド

    以下は、SUBMIT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    jobname

    キャンセルするジョブ名を指定します。

    jobid

    同じ名前のジョブが同時に実行されている場合、キャンセルするジョブのIDを指定します。

    PURGE

    実行がキャンセルされたジョブの出力データセットを削除します。(略語:P)

    NOPURGE

    実行がキャンセルされたジョブの出力データセットを削除しません。(略語:N)

  • 使用例

    以下は、CANCEL文の使用例です。

    CANCEL (D58BOBTA,D58BOBTB(JOB00051),D58BOBTC)

9. COPY文

順次データセットまたは区分データセットのメンバーを他の順次データセットまたは区分データセットのメンバーにコピーします。

  • 構文

    COPY src_dsname dst_dsname
         [{BLOCK|BLKSIZE}(blksize)]
         [LRECL(lrecl)]
         [RECFM(A|B|D|F|L|M|S|T|U|V,space)]
         [NUM(src_pos,src_len)]
         [NUM2(dst_pos,dst_len)]
         [NONUM]
         [RENUM(start(,incr))]
         [CONVERT]
         [ASCII]
         [ALIAS]
         [ERCODE]
  • オペランド

    다음은 COPY文의 オペランド에 대한 説明이다.

    オペランド 説明

    src_dsname

    入力データセット名を指定します。

    dst_dsname

    出力データセット名を指定します。

    BLOCK

    出力データセットのブロック長をblksizeに数値で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:B)

    BLKSIZE

    出力データセットのブロック長をblksizeに数値で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LRECL

    出力データセットのレコード長をlreclに数値で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:L)

    RECFM

    出力データセットのレコード形式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:REC)

    NUM

    入力データセットの行番号フィールドを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • src_pos:入力データセットの行番号フィールドの開始位置です。

    • src_len:入力データセットの行番号フィールドの長さです。

    NUM2

    出力データセットの行番号フィールドを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • dst_pos:出力データセットの行番号フィールドの開始位置です。

    • dst_len:出力データセットの行番号フィールドの長さです

    NONUM

    入力データセットの行番号を表示しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:NO)

    RENUM

    行番号の初期値と増分を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:REN)

    • start:行番号の初期値です。

    • incr:行番号の増分です。

    CONVERT

    各レコードの内容をラベルなしでテープに出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:C)

    ASCII

    各レコードの内容をラベルなしでテープに出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:AS)

    ALIAS

    PDSのメンバーをコピーする際のエイリアスも一緒にコピーします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:AL)

    ERCODE

    入力データセットのブロック長が出力データセットのブロック長より大きい場合、エラーコードを返します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:E)

  • 使用例

    以下は、COPY文の使用例です。

    COPY TEST1(MEM1) TEST2(MEM2)

10. CPYFILE文

指定したSDS、PDSデータセットをコピーします。PDSデータセットのメンバーのコピーはサポートされていません。

  • 構文

    CPYFILE src_dsname dst_dsname
            [REPLACE|NOREPLACE]
            [ALIAS|NOALIAS]
            [INSFIELD(pos len)|NOINSFIELD]
            [OUTSFIELD(pos len)|NOOUTSFIELD]
            [TRUNCATE|NOTRUNCATE]
            [MPASSWORD(mpassword)]
            [INFPASSWORD(infpassword)]
            [OUTFPASSWORD(outfpassword)]
            [INVOLUME(volser)]
            [OUTVOLUME(volser)]
            [MOVE]
  • オペランド

    以下は、CPYFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    src_dsname

    入力データセット名を指定します。

    dst_dsname

    出力データセット名を指定します。

    MPASSWORD

    GEMファイル・メンバーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MP)

    INFPASSWORD

    入力データセットーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:INF)

    OUTFPASSWORD

    出力データセットーにアクセスするためのパスワードを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:OUTF)

    INVOLUME

    入力データセットが含まれているボリュームのシリアル番号を指定します。カタログに入力データセットが存在しない場合にのみ有効です。(略語:INV)

    OUTVOLUME

    出力データセットが含まれているボリュームのシリアル番号を指定します。カタログに出力データセットが存在しない場合にのみ有効です。(略語:OUTV)

    MOVE

    データセットを移動します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MO)

    NOREPLACE

    出力データセッドが存在する場合はエラーが発生します。(略語:NOR)

    REPLACE

    出力データセッドが存在する場合は上書きします。(略語:REP, R)

    NOALIAS

    メンバー名が指定された場合、エイリアスはコピーしません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOA)

    ALIAS

    メンバー名が指定された場合、エイリアスもコピーします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:A)

    INSFIELD(pos len)

    入力データセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:I)

    • pos:入力データセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • len:入力データセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOINSFIELD

    入力データセットの行番号が存在しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOI)

    OUTSFIELD(pos len)

    出力データセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)

    • pos:出力データセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • len:出力データセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOOUTSFIELD

    出力データセットの行番号が存在しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOO)

    TRUNCATE

    出力データセットのレコード長に合わせてレコード長を調整します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TR)

    NOTRUNCATE

    入力データセットのレコード長が出力データセットのレコード長より大きい場合はエラーが発生します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOT)

  • 使用例

    以下は、CPYFILE文の使用例です。

    CPYFILE 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE' REPLACE

11. CRTFILE文

データセットを作成するか、あるいはカタログに登録します。

  • 構文

    CRTFILE dsname
            [VOLUME(volser)]
            [SEQUENTIAL|PARTITIONED(n)]
            [SPACE(quantity(,increment))]
            [FORMAT(FIXED|VARIABLE|UNDEFINED)]
            [RLENGTH(rlength)]
            [BLENGTH(blength)]
            [BLOCKS|TRACKS|CYLINDERS]
            [LIKE(dsname)]
            [CATALOG]
            [CONTROL(ANSI|MACHINE|FACOM)]
            [DFORMAT(SHORT|LONG)]
  • オペランド

    以下は、CRTFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    新規作成するデータセット名を指定します。

    VOLUME

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:VOL, V)

    SPACE

    新規データセットのスペース割り当て量を指定します。(略語:SP)

    • quantity:データセットを作成するときに最初に割り当てるスペースの量です。

    • increment:データセットの作成中にスペースが不足した場合に、一度に追加する量です。

    FORMAT

    レコード形式を指定します。(略語:F)

    • FIXED:固定長のレコード

    • VARIABLE:可変長のレコード

    • UNDEFINED:長さが指定されていないレコード

    RLENGTH

    最大レコード長をrlengthに指定します。(略語:RL, R)

    BLENGTH

    ブロック長をblengthに指定します。(略語:BLE)

    LIKE

    dsnameに指定されたデータセットの属性に従ってファイルを作成します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:L)

    CATALOG

    データセットをカタログに登録します。(略語:CAT, CA)

    SEQUENTIAL

    順次データセットを作成するように指定します。(略語:SEQ, SE)

    PARTITIONED

    nが0より大きい場合、区分データセットを作成することを指定します。(略語:P)

    BLOCKS

    スペース割り当て量の初期値および追加値の単位がブロックであることを示します。(略語:BLO)

    TRACKS

    スペース割り当て量の初期値および追加値の単位がトラックであることを示します。(略語:TR)

    CYLINDERS

    スペース割り当て量の初期値および追加値の単位がシリンダであることを示します。(略語:CY)

    CONTROL

    制御文字を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:CO)

    DFORMAT

    区分データセットのディレクトリ形式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

  • 使用例

    以下は、CRTFILE文の使用例です。

    CRTFILE 'USER001.SEQ.FILE' VOL(VOL01) CA

12. DELETE文

順次データセットや区分データセットのメンバーをカタログから削除します。(略語:DEL)

  • 構文

    DELETE dsname|(dsname,dsname[,...])
           [CATALOG(catname)]
           [FILE(ddname)]
           [PURGE|NOPURGE]
           [ERASE|NOERASE]
           [SCRATCH|NOSCRATCH]
           [FORCE|NOFORCE]
           [WITHSECURITY|WITHOUTSECURITY]
           [PATH|ALTERNATEINDEX|CLUSTER|PAGESPACE|NONVSAM|ALIAS|GENERATIONDATAGROUP|SPACE|USERCATALOG]
  • オペランド

    以下は、DELETE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    データセットまたはファイルの名前を指定します。

    CATALOG

    削除する項目が登録されているカタログ名をcatnameに指定します。(略語:CAT)

    FILE

    削除する項目を含むボリュームのDD名をddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PURGE

    保存期間が残っていても削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PU)

    NOPURGE

    保存期間が残っている場合は削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NPRG)

    ERASE

    クラスターを削除する際にデータ・コンポーネントを0x00に設定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:ERAS)

    NOERASE

    クラスターを削除する際にデータ・コンポーネントを0x00に設定しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NERAS)

    SCRATCH

    カタログを解放する際にボリューム・スペースも削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOSCRATCH

    カタログを解放する際にボリューム・スペースは削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NSCR)

    FORCE

    VSAMデータ・スペースに項目があっても強制的に削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:FRC)

    NOFORCE

    VSAMデータ・スペースに項目がある場合は削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NFRC)

    WITHSECURITY

    NOSCRATCHが指定されている場合、TRUST安全情報を削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:WSEC)

    WITHOUTSECURITY

    NOSCRATCHが指定されている場合、TRUST安全情報を削除しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:WOSEC)

    PATH

    補助索引のアクセス・パスを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ALTERNATEINDEX

    補助索引のクラスターおよび構成要素を削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AIX)

    CLUSTER

    クラスターおよび構成要素を削除します。(略語:CL)

    PAGESPACE

    ページ・スペースのクラスターおよび構成要素を削除します。(略語:PGSPC)

    NONVSAM

    非VSAMのデータセットを削除します。(略語:NVSAM)

    ALIAS

    エイリアスを削除します。

    GENERATIONDATAGROUP

    世代別データ・グループを削除します。(略語:GDG)

    SPACE

    VSAMデータ・スペースを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SPC)

    USERCATALOG

    ユーザー・カタログを削除します。(略語:UCAT)

  • 使用例

    以下は、DELETE文の使用例です。

    DELETE (DS1,DS2)

13. DISPLAY文

データセットの状態を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

  • 構文

    DISPLAY [JOBS=jobname]
            [DATASET,{DSNAME=dsname|JOBNAME=jobname|WAIT}]
  • オペランド

    以下は、DISPLAY文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    JOBS

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:J)

    DATASET

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DS)

    DSNAME

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DSN)

    JOBNAME

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:J)

    WAIT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:W)

14. DLTFILE文

データセットあるいはデータセットのメンバーを削除したり、データセットをカタログから削除します。

  • 構文

    DLTFILE dsname
            [ALIAS]
            [NOALIAS]
            [CATALOG]
            [MPASSWORD(password)]
            [VOLUME(volser)]
  • オペランド

    以下は、DLTFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    データセット名を指定します。PDSのメンバーを削除する場合は、括弧内にメンバー名を指定します。

    ALIAS

    指定したメンバーのエイリアスも削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:A)

    NOALIAS

    指定されたメンバーのみを削除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:N)

    CATALOG

    カタログ情報のみを削除します。(略語:C)

    MPASSWORD

    GEMファイル・メンバーのパスワードをpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)

    VOLUME

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。(略語:V)

  • 使用例

    以下は、DLTFILE文の使用例です。

    DLTFILE 'USER001.SEQ.FILE'

15. DSN文

新しいDSN(DB2 Command Processor)セッションを開始します。

DSN文についての詳細は、OpenFrame Batch『ユーティリティリファレンスガイド』の「KEQEFT01」のコマンドの設定を参照してください。

16. EXEC文

コマンド・プロシージャを呼び出します。(略語:EX)

  • 構文

    EXEC dsname
         ['patameters']
         [LIST]
         [NOLIST]
         [PROMPT]
         [NOPROMPT]
         [ASIS]
         [CAPS]
  • オペランド

    以下は、EXEC文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    実行するコマンド・プロシージャの名前を指定します。

    parameters

    コマンド・プロシージャ内でPROC文によって定義されている記号パラメーターに渡す文字列を指定します。

    NOLIST

    コマンドを表示しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOL)

    LIST

    コマンドを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:L)

    NOPROMPT

    端末プロンプトを使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOP)

    PROMPT

    端末プロンプトを使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:P)

  • 使用例

    以下は、EXEC文の使用例です。

    EXEC 'TSO1.EX1.CLIST' 'ABC'

17. FEXPORT文

以下は、FEXPORT文の実行プロセスです。

  1. fexportを実行します。fexportはアプリケーション・プログラムまたはシェルスクリプトであり、以下のようなパラメータと一緒に実行されます。

    fexport [現在接続されている端末名] [一時ファイル名] [パラメータ・ファイル名] [順番]

    fexportによって作成される一時ファイル名は以下の形式で保存されます。

    FEXPORT_[現在接続されている端末名][データセット名][現在時刻]
  2. 一時ファイルの内容をデータセットに記録します。

  • 構文

    FEXPORT dsname
            [REPLACE|ADD]
            [USING(using_filename section_id OPERATE|NOOPERATE)]
            [PLIST(plist_parameters(,...))]
            [DMLOG [(NEW|OLD|REP|ADD|n)]]
            [TLIMIT(n)]
  • オペランド

    以下は、FEXPORT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    データセット名を指定します。

    REPLACE

    既存のデータセットを一時ファイルの内容で置き換えます。(略語:R、REP)

    ADD

    一時ファイルの内容を既存のデータセットに追加します。(略語:A)

    USING

    パラメータ・ファイル名や順番などを指定します。オペランドが指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのDEFAULT_FEXPORT_PLFキーのVALUE項目を参照します。(略語:U)

    • using_filename:fexportの3番目のパラメータです。ファイルのパスは、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのPLF_DIRECTORYキーのVALUE項目を参照します。

    • section_id:fexportの4番目のパラメータです。

    • OPERATE:パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)

    • NOOPERATE:パラメータ・ファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    PLIST

    USINGが指定されていない場合、PLISTを使ってパラメータを直接指定できます。PLISTパラメータにはUSINGで指定したファイルに記述されるパラメータを記述し、カンマで区切ります。

    • FN:ファイル名を指定します。

    • FF:ファイル形式を指定します。テキスト形式の場合は「T」、バイナリ形式の場合「B」を指定します。

    • RF:レコード・タイプを指定します。FBタイプの場合は「F」、VBタイプの場合は「V」を指定します。

    • RL:レコード長を指定します。

    • TS:TSC(Tab Stop Change)の値を指定します。0~20の整数で記述します。

    • KO:データがSOSIかどうかを指定します。SOSIデータの場合は「Y」、そうでない場合は「N」を指定します。

    DMLOG

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

    TLIMIT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)

    foregroundモードで画面を通じてコマンドを実行した際に、USINGやPLISTのいずれも指定されていない場合、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、MAPセクションのFEXPORT_MAPキーのVALUE項目に定義されたマップを画面に表示し、ユーザーから直接値の入力を受けます。

  • 使用例

    以下は、FEXPORT文の使用例です。

    FEXPORT MY.DATA ADD USING(PARMLIST 1)

18. FIMPORT文

以下は、FIMPORT文の実行プロセスです。

  1. データセットの内容を一時ファイルに記録します。一時ファイル名は以下の形式で保存されます。

    FIMPORT_[現在接続されている端末名]_[データセット名]_[現在時刻]
  2. fimportを実行します。fimportはアプリケーション・プログラムまたはシェルスクリプトであり、以下のようなパラメータと一緒に実行されます。

    fimport [現在接続されている端末名] [一時ファイル名] [パラメータ・ファイル名] [順番]
  • 構文

    FIMPORT dsname
            [USING(using_filename section_id OPERATE|NOOPERATE)]
            [PLIST(plist_parameters(,...))]
            [DMLOG [(NEW|OLD|REP|ADD|n)]]
            [TLIMIT(n)]
  • オペランド

    以下は、FIMPORT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    データセット名を指定します。

    USING

    パラメータ・ファイル名や順番などを指定します。オペランドが指定されていない場合は、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのDEFAULT_FIMPORT_PLFキーのVALUE項目を参照します。(略語:U)

    • using_filename:fimportの3番目のパラメータです。ファイルのパスは、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、COMMONセクションのPLF_DIRECTORYキーのVALUE項目を参照します。

    • section_id:fimportの4番目のパラメータです。

    • OPERATE:パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)

    • NOOPERATE:パラメータ・ファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    PLIST

    USINGが指定されていない場合、PLISTを使ってパラメータを直接指定できます。PLISTパラメータにはUSINGで指定したファイルに記述されるパラメータを記述し、カンマで区切ります。

    • FN:ファイル名を指定します。

    • FF:ファイル形式を指定します。テキスト形式の場合は「T」、バイナリ形式の場合「B」を指定します。

    • RF:レコード・タイプを指定します。FBタイプの場合は「F」、VBタイプの場合は「V」を指定します。

    • RL:レコード長を指定します。

    • TS:TSC(Tab Stop Change)の値を指定します。0~20の整数で記述します。

    • KO:データがSOSIかどうかを指定します。SOSIデータの場合は「Y」、そうでない場合は「N」を指定します。

    OPERATE

    パラメータ・ファイルを変更します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:O)

    NOOPERATE

    パラメータ・ファイルを変更しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    DMLOG

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

    TLIMIT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:T)

    foregroundモードで画面を通じてコマンドを実行した際に、USINGやPLISTのいずれも指定されていない場合、OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、MAPセクションのFIMPORT_MAPキーのVALUE項目に定義されたマップを画面に表示し、ユーザーから直接値の入力を受けます。

  • 使用例

    以下は、FIMPORT文の使用例です。

    FIMPORT MY.DATA USING(PARMLIST 1)

19. FREE文

ALLOCATE文とATTRIB文などで割り当てられたデータセットを解放します。

  • 構文

    FREE [DSNAME|DATASET(dsname[,...])]
         [DDNAME|FILE(ddname[,...])]
         [ATTRLIST(listname[,...])]
         [ALL]
         [HOLD|NOHOLD]
         [DEST(station_id)]
         [SYSOUT(outclass)]
         [CATALOG|UNCATALOG|KEEP|DELETE]
  • オペランド

    以下は、FREE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DSNAME

    dsnameで指定された名前を持つデータセットを解放します。(略語:DS)

    DATASET

    dsnameで指定された名前を持つデータセットを解放します。(略語:DA)

    DDNAME

    ddnameで指定されたDD名を持つデータセットを解放します。(略語:DDN、DD)

    FILE

    ddnameで指定されたDD名を持つデータセットを解放します。(略語:FI、F)

    ATTRLIST

    ATTRIBコマンドによってlistnameで定義された属性リストを削除します。(略語:ATTR、AT、A)

    ALL

    割り当てられたデータセットをすべて解放します。(略語:AL)

    HOLD

    SYSOUTデータセットを出力保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:H)

    NOHOLD

    SYSOUTデータセットを出力保留状態にしません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:N)

    DEST

    SYSOUTデータセットの出力先をstation_idに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DES)

    SYSOUT

    SYSOUTデータセットの出力クラスをoutclassに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:S)

    CATALOG

    データセットをカタログします。カタログを参照してデータセットを割り当てた場合は再カタログします。(略語:C)

    UNCATALOG

    データセットは保持しますが、カタログからカタログ情報を削除します。(略語:U)

    KEEP

    データセットは保持します。(略語:K)

    DELETE

    データセットを削除します。(略語:DEL)

  • 使用例

    以下は、FREE文の使用例です。

    FREE DA(FILE1.ASM)

20. INANET文

指定したワークステーションを無効にします。

  • 構文

    INANET ID(id) [OPT(N|I|F)]
  • オペランド

    以下は、INANET文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    ID

    無効にするワークステーションをidに指定します。

    OPT

    無効にする方法を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、INANET文の使用例です。

    INANET ID(OIVPWS01)
    INANET ID(OIVPWS01) OPT(F)

21. LIBRARY文

ジョブ・ライブラリで使用するライブラリ・データセット(PDS)を登録または解放します。(略語:LIB)

  • 構文

    LIBRARY libname|(libname,libname[,...])
            [ADD(TOP|BOTTOM)]
            [DELETE]
            [LIST]
            [PUSH]
            [POP]
  • オペランド

    以下は、LIBRARY文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    libname

    ライブラリ名をlibnameに指定します。複数の名前を指定する場合は、括弧で囲んで記述します。

    ADD

    ジョブ・ライブラリのデータセットを追加します。

    ADDとDELETEオペランドが省略された場合は、すでに登録されているデータセットをすべて解放した後、ジョブ・ライブラリにデータセットを登録します。(略語:A)

    TOP

    ジョブ・ライブラリの先頭にデータセットを追加します。TOPとBOTTOMを省略した場合は、TOPが指定されたように動作します。(略語:T)

    BOTTOM

    ジョブ・ライブラリの末尾にデータセットを追加します。(略語:B)

    DELETE

    ジョブ・ライブラリからデータセットを解放します。(略語:D)

    LIST

    現在有効なジョブ・ライブラリのデータセットを表示します。

    PUSH

    ジョブ・ライブラリの先頭にデータセットを追加します。(略語:PU)

    POP

    ジョブ・ライブラリからデータセットを解放します。(略語:PO)

  • 使用例

    以下は、LIBRARY文の使用例です。

    LIBRARY (LIB1.LOAD,LIB2.LOAD)

22. LISTCAT文

カタログに定義されている項目の名前と関連情報を出力します。(略語:LISTC)

  • 構文

    LISTCAT [CATALOG(catname)]
            [OUTFILE(dsname)]
            [ENTRIES|DSNAME|DATASET(dsname(,...))]
            [LEVEL(n)]
            [CREATION(n)]
            [EXPIRATION(n)]
            [NOTUSABLE]
            [CLUSTER]
            [DATA]
            [INDEX]
            [ALIAS]
            [SPACE]
            [NONVSAM]
            [USERCATALOG]
            [GENERATIONDATAGROUP]
            [PAGESPACE]
            [ALTERNATEINDEX]
            [PATH]
            [ALL]
            [NAME]
            [HISTORY]
            [VOLUME]
            [ALLOCATION]
            [FILE(ddname)]
            [SUMMARY]
  • オペランド

    以下は、LISTCAT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    CATALOG

    表示する項目が登録されているカタログをcatnameに指定します。(略語:CAT)

    OUTFILE

    出力データセットをdsnameに指定します。(略語:OFILE)

    ENTRIES

    表示する項目名を指定します。(略語:ENT)

    DSNAME

    表示する項目名を指定します。(略語:DS)

    DATASET

    表示する項目名をdsnameに指定します。

    LEVEL

    表示する項目名のレベルを数値(n)で指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LVL)

    CREATION

    指定された日付より前に作成した項目を数値(n)で表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:CREAT)

    EXPIRATION

    指定日が過ぎて有効期限に達している項目を数値(n)で表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:EXPIR)

    NOTUSABLE

    使用できない項目を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NUS)

    CLUSTER

    クラスターを表示します。(略語:CL)

    DATA

    データの構成要素を表示します。

    INDEX

    索引の構成要素を表示します。(略語:IX)

    ALIAS

    エイリアスを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SPACE

    カタログに定義されているデータ・スペースを含むボリューム項目を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SPC)

    NONVSAM

    非VSAMのデータセットを表示します。(略語:NVSAM)

    USERCATALOG

    ユーザー・カタログを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:UCAT)

    GENERATIONDATAGROUP

    世代別データ・グループを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:GDG)

    PAGESPACE

    ページ・スペースを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PGSPC)

    ALTERNATEINDEX

    代替索引クラスターを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AIX)

    PATH

    パスを表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ALL

    すべての情報を表示します。

    NAME

    項目名を表示します。

    HISTORY

    項目名、所有者の識別名、作成日、満了日を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HIST)

    VOLUME

    項目名、項目のタイプ、割り当てられた装置のタイプ、ボリュームのシリアル番号を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:VOL)

    ALLOCATION

    ボリューム情報および割り当てに関する情報を表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:ALLOC)

    FILE

    ボリュームを定義したDD名をddnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SUMMARY

    データセット名、タイプ、日付などを表示します。(略語:SUM)

  • 使用例

    以下は、LISTCAT文の使用例です。

    LISTCAT CATALOG('SYS1.MASTER.ICFCAT'),ENTRIES('SYS1.JCLLIB')

23. LOGOFF文

TSOセッションを終了します。

  • 構文

    LOGOFF [DISCONNECT|HOLD]
  • オペランド

    以下は、LOGOFF文オペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DISCONNECT

    接続を切断します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:D)

    HOLD

    接続を維持します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:H)

  • 使用例

    以下は、LOGOFF文の使用例です。

    LOGOFF

24. LSTFILE文

データセットの内容または属性を出力します。

  • 構文

    LSTFILE dsname|(dsname,dsname[,...])
            [DATA|ATTRIBUTE]
            [LEVEL(level)]
            [SFIELD(pos len)]
            [LCOUNT(lcount)]
            [CCOUNT(ccount)]
            [FPASSWORD(fpassword)]
            [MPASSWORD(mpassword)]
            [HOLD]
            [SYSPRINT(sysprint)|PDDNAME(pddname)]
            [TITLE('title')|NTITLE('ntitle')|NOTITLE]
            [VOLUME(volser)]
            [EBCDIC|HEXADECIMAL]
            [RNUMBER(r_start [r_end])|ANUMBER(a_start [a_end])]
            [NFIELD(NO|ABSOLUTE|RELATIVE)]
            [TRUNCATE|NOTRUNCATE]
  • オペランド

    以下は、LSTFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    指定したデータセットの内容または属性を出力します。PDSのメンバーを指定する場合は、PDS名の後ろにメンバー名を括弧で囲んで指定します。

    メンバー名を「+」と記述した場合は、PDS内のすべての内容または属性を出力します。

    DATA

    データセットの内容を出力します。(略語:D)

    ATTRIBUTE

    PDSデータセット・メンバーの属性を出力します。出力される属性は、メンバー名、メンバーの更新日、最終更新時刻です。(略語:ATまたはATT)

    LEVEL

    GEMファイルのメンバーレベルをlevelに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LE)

    SFIELD

    絶対行番号が指定されている場合、出力するデータセットの行番号の位置と長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SF)

    • pos:絶対行番号が指定されている場合、出力するデータセットの行番号の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • len:絶対行番号が指定されている場合、出力するデータセットの行番号の長さを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LCOUNT

    1ページに出力される行数をlcountに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LC)

    CCOUNT

    1行に出力される桁数をccountに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:C)

    FPASSWORD

    データセットのパスワードをfpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:F)

    MPASSWORD

    GEMファイルのメンバーパスワードをmpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:M)

    HOLD

    SYSPRINTオペランドがある場合は、出力を保留状態にします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HO)

    SYSPRINT

    データセットの内容または属性をスプールに出力します。(略語:SY)

    PDDNAME

    データセットの内容または属性をddnameで指定されたデータセットに出力します。(略語:P)

    TITLE

    出力リストの各ページの上部にtitleで指定されたタイトルを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TI)

    NTITLE

    力リストの各ページの上部にntitleで指定された日本語のタイトルを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NT)

    NOTITLE

    出力リストの各ページの上部にタイトルを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOTI)

    VOLUME

    データセットが存在するボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:V)

    EBCDIC

    データセットの内容をそのまま出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:E)

    HEXADECIMAL

    データセットの内容を16進数で出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:HE)

    RNUMBER

    指定された相対行番号範囲のみを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:R)

    • r_start:指定された相対行番号から出力を開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • r_end:指定された相対行番号まで出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    ANUMBER

    指定された絶対行番号範囲のみを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:AN)

    • a_start:指定された絶対行番号から出力を開始します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • a_end:指定された絶対行番号まで出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NFIELD

    出力リストの左端に行番号を出力するかどうかを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NF)

    NOTRUNCATE

    CCOUNTの値に従って行を折りたたみます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOTR)

    TRUNCATE

    行を折りたたみません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TR)

  • 使用例

    以下は、LSTFILE文を使用して、PDS「USER01.PAR.FILE」のメンバー「MEMBER1」の内容をSYSOUT出力クラスAで出力する例です。

    LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(MEMBER1)' SY(A)

    以下は、LSTFILE文を使用して、PDS「USER01.PAR.FILE」のメンバー全体の内容をDD(FD)名「WORK02」のデータセットに出力する例です。

    LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(+)' P(WORK01)

    以下は、LSTFILE文のオペランドにATTRIBUTEを指定して、「USER01.PAR.FILE」PDSのすべてのメンバー名、最終更新日および時刻をDD(FD)名「WORK02」のデータセットに出力する例です。

    LSTFILE 'USER01.PAR.FILE(+)' ATTRIBUTE PDDNAME(WORK02)

ATTRIBUTEオペランドを使用してメンバー・リストの属性を出力する際、メンバー名のプレフィックスに「lib」が付いているか、またはポストフィックスに「.so」が付いているメンバーがある場合は、メンバー名からそれらのプレフィックスおよびポストフィックスを除外して出力します。

25. LSTVOL文

ボリューム情報とボリューム内のファイル情報を出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    LISTVOL parameters

26. OUTPUT文

出力を制御します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    OUTPUT parameters

27. PANEL文

PSAMマップを使って画面を処理します。

  • 構文

    PANEL mapname
          [CURSOR(var_name(,LOW|HIGH))]
          [PRIMARY|NOPRIMARY]
  • オペランド

    以下は、PANEL文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    mapname

    画面に出力するマップ・ファイル名を指定します。

    CURSOR

    画面に出力されるカーソルの位置に対応するフィールドの変数名と属性を指定します。

    • var_name:カーソルを表示するフィールドの変数名を指定します。

    • LOW:画面の明るさを暗く指定します。指定値がなければ、デフォルト値が使われます。

    • HIGH:画面の明るさを明るく指定します。

    PRIMARY

    画面表示中にRETURNキーが入力されても、画面表示を継続します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOPRIMARY

    画面表示中にRETURNキーが入力されると、画面表示をせずに終了します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、PANEL文の使用例です。

    PANEL GHBM0010 CURSOR(SN,LOW)

28. PRINTOFF文

SYSOUTデータセットを割り当てて、出力するデータセットの内容をSYSOUTデータセットにコピーし、プリンターに印刷します。出力するデータセットがあらかじめ割り当てられていない場合は、直接割り当てます。(略語:PRINTO、PO)

  • 構文

    PRINTOFF [{dsname [DDNAME|FILE(ddname)]}|{DDNAME|FILE(ddname)}]
             [ASA]
             [BURST|NOBURST]
             [CHARS(charset-name(,...))]
             [CLASS(class)]
             [COPIES(copies)]
             [DEST(destination)]
             [FCB(fcb)]
             [FLASH(flash-name)]
             [FORMS(form)]
             [HEADING|NOHEADING]
             [HOLD|NOHOLD]
             [LINELENGTH(linelength)]
             [LIST|NOLIST]
             [NOMESSAGES]
             [PAGELENGTH(pagelength)]
             [PRINT|NOPRINT]
             [PROG(pgmname)]
             [{TRAIN|UCS}(image)]
             [UDKFONT(font-name)]
             [UNIT(unit-name)]
             [VOLUME(volser)]
             [CAPS|ASIS|FOLD|NOFOLD]
             [NOCC|SINGLESPACE|DOUBLESPACE]

    dsnameとDDNAME(FILE)のいずれか1つは必ず指定する必要があります。両方を指定する場合は、必ずdsnameを先に指定してください。DDNAME(FILE)のみ指定する場合は、該当のDDが割り当てられている必要があり、DDNAME(FILE)とdsnameの両方を指定する場合は、すでに割り当てられているDDのdsnameと同じであるかを確認します。

  • オペランド

    以下は、PRINTOFF文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    出力するデータセット名を指定します。

    DDNAME

    データセットのDD名またはファイルのFD名をddnameに指定します。

    FILE

    データセットのDD名またはファイルのFD名をddnameに指定します。(略語:F)

    ASA

    データセットの各レコードの先頭バイトにASA制御文字を出力する場合に指定します。

    BURST

    連続したフォームで出力しない場合に指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOBURST

    連続したフォームで出力する場合に指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CHARS

    出力時に使用する文字セット名をcharset-nameに指定します。

    CLASS

    SYSOUTデータセットの出力クラスをclassに指定します。

    COPIES

    コピー回数をcopiesに指定します。

    DEST

    SYSOUTデータセットの出力先をdestinationに指定します。

    FCB

    出力時に使用するフォーム制御バッファをfcbに指定します。

    FLASH

    フォームフラッシュオーバーレイの名前をflash-nameに指定します。

    FORMS

    出力時に使用するフォームをformに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    HEADING

    データセット名を含むタイトルを一緒に出力するときに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOHEADING

    タイトルを一緒に出力しないときに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    HOLD

    データセッの解放時に出力保留キューに登録します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOHOLD

    データセットの解放時に出力保留キューに登録しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LINELENGTH

    出力する行の文字数をlinelengthに指定します。(略語:LL)

    LIST

    データセットを出力する際、別途作成された処理済みメンバー名の一覧も一緒に出力するときに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOLIST

    別途メンバー名一覧を作成しないときに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOMESSAGES

    エラー以外のメッセージを出力しないように設定するときに指定します。(略語:NOMSGS)

    PAGELENGTH

    出力するページの行数をpagelengthに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PL)

    PRINT

    メンバー名を出力するときに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOPRINT

    メンバー名を出力しないときに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PROG

    出力を処理するエクスターナル・ライターの名前をpgmnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    TRAIN

    出力時に使用するイメージ名をimageに指定します。

    UCS

    出力時に使用するイメージ名をimageに指定します。

    UDKFONT

    SYSOUTデータセットを出力するときに使用するフォント名をfont-nameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    UNIT

    データセットを割り当てるデバイスをunit-nameに指定します。VOLUMEが指定されている場合のみ有効で、指定されていない場合は無視されます。

    VOLUME

    データセットがあるボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。

    CAPS

    大文字に変換して出力するときに指定します。

    ASIS

    大文字に変換せずに出力するときに指定します。

    FOLD

    大文字に変換して出力するときに指定します。CAPSと同義語です。

    NOFOLD

    大文字に変換せずに出力するときに指定します。ASISと同義語です。

    NOCC

    単一間隔で出力するときに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SINGLESPACE

    単一間隔で出力するときに指定します。NOCCと同義語です。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SS)

    DOUBLESPACE

    二重間隔で出力するときに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:DS)

  • 使用例

    以下は、すでに割り当て済みのTEST.SDS.PRINTOデータセットを出力クラスAで印刷するPRINTOFF文の使用例です。

    ALLOC FI(TESTDS) DA('TEST.SDS.PRINTO') SHR KEEP
    PRINTOFF 'TEST.SDS.PRINTO' CLASS(A)
    FREE FI(TESTDS)

    以下は、TEST.SDS.PRINTOデータセットを直接割り当てて、出力クラスAで印刷するPRINTOFF文の使用例です。コマンドが実行されたら、割り当てられたデータセットの解放も行われます。上記例と動作は同じです。

    PRINTOFF 'TEST.SDS.PRINTO' CLASS(A)

29. PROFILE文

各ユーザーの端末運用に関する属性を設定します。(略語:PROF)

  • 構文

    PROFILE [CHAR(char)|NOCHAR]
            [CPROF[(dsname)]]
            [INTERCOM|NOINTERCOM]
            [LIBRARY(libname[,...])|NOLIBRARY]
            [LINE(line)|NOLINE]
            [LIST]
            [MODE|NOMODE]
            [MSGID|NOMSGID]
            [PAUSE|NOPAUSE]
            [PREFIX(prefix)|NOPREFIX]
            [PROC|NOPROC]
            [PROMPT|NOPROMPT]
            [RECOVER|NORECOVER]
            [SLANG(slang)]
            [TLANG(tlang)]
            [WTPMSG|NOWTPMSG]
  • オペランド

    以下は、PROFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    CHAR

    文字の削除キーをcharに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:C)

    NOCHAR

    文字の削除キーを解放します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOC)

    CPROF

    コマンド・プロファイル・データセットをdsnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:CP)

    INTERCOM

    他の端末からのメッセージを受信します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:I)

    NOINTERCOM

    他の端末からのメッセージの受信を拒否します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOI)

    LIBRARY

    拡張ライブラリを使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIB)

    NOLIBRARY

    拡張ライブラリを使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOLIB)

    LINE

    行削除キーを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIN)

    NOLINE

    行削除キーを解除します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOLIN)

    LIST

    ユーザー・プロファイルの設定情報を端末に表示します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:LIS)

    MSGID

    メッセージIDを含んでメッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MS)

    NOMSGID

    メッセージIDを含まずにメッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOMS)

    MODE

    モードの変更に関係なくモード・メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:MO)

    NOMODE

    モードを変更する際にモード・メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOMO)

    PAUSE

    詳細メッセージの表示を行うかどうかを尋ねます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PA)

    NOPAUSE

    詳細メッセージの表示を行うかどうかを尋ねません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOPA)

    PREFIX

    データセット名に付ける接頭語をprefixに指定します。(略語:PRE)

    NOPREFIX

    データセット名に接頭語を付けません。(略語:NOPRE)

    PROC

    コマンド・プロシージャが含まれているデータセットをライブラリに割り当てます。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOPROC

    コマンド・プロシージャが含まれているデータセットをライブラリに割り当てません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PROMPT

    パラメーターが誤っている場合は、ユーザーに通知します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PROM)

    NOPROMPT

    パラメーターが誤っている場合でも、ユーザーに通知しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOPROM)

    RECOVER

    EDITコマンドのチェックポイント復旧機能を使用します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:R)

    NORECOVER

    EDITコマンドのチェックポイント復旧機能を使用しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOR)

    SLANG

    SYSOUT出力メッセージの言語をslangに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SL)

    TLANG

    端末出力メッセージの言語をtlangに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:TL)

    WTPMSG

    WTOのROUTEコード11のメッセージを端末に出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:W)

    NOWTPMSG

    WTOのROUTEコード11のメッセージを端末に出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:NOW)

  • 使用例

    以下は、PROFILE文の使用例です。

    PROFILE NOPREFIX

30. PRTFILE文

データセットの内容をプリンターに出力します。

  • 構文

    PRTFILE FILE(dsname)|DDNAME(ddname)
            [ADDRESS('addr_1'[,'addr_2',...])]
            [BIND({UPPER|LOWER|LEFT|RIGHT}[bind_w bind_x bind_y])]
            [CHARSET(cs(,...))]
            [COLUMN(c_from:c_to,...)]
            [COMPRESS(MR4|MH)]
            [COPIES(copies)]
            [EXTRA]
            [FORM(form)]
            [HOPPER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)]
            [IMAGEDENSITY(STANDARD)]
            [KEEP(SUPPRESS|NOSUPPRESS)|NOKEEP(CUT|FREE)]
            [LAYOUT(1|2|4|8)]
            [LINE(l_from:l_to)]
            [MANUAL]
            [MARGIN(m_top (m_bottom))]
            [MSG|NOMSG]
            [NETWORK(TELEPHONE|{GROUP(group)})]
            [NOCONVERT]
            [NOTE('note')]
            [ORGN(A0|A1|A2|A3|A4|A5|B1|B2|B3|B4|B5|LP|LTR)]
            [OVCOPIES(ovcopies)]
            [OVERLAY(overlay)]
            [PAGELEN(p_lines (p_lpi))]
            [PCOLUMN(pc_from:pc_to(,...))]
            [PLINE(pl_from:pl_to(,...))]
            [PRINTMODE(PORT|LAND|LP|ZOOM|LZOOM|PZOOM)]
            [PRTAREA(LIMIT|NOLIMIT)]
            [REQNAME(reqname)]
            [SEPARATOR(TOPEND|TOP|END|NO)]
            [SHEETSIZE(A3|A4|A5|A6|B4|B5|LTR)]
            [SIDE(FRONT|BOTH)]
            [SKIP(skip)]
            [STACKER(PRIME|PRIME1|PRIME2|SECOND)]
            [TERMINAL(terminal)]
            [STANDARD|HEX|CHAR|VECTOR]
  • オペランド

    以下は、PRTFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    FILE

    出力するデータセット名をdsnameに指定します。(略語:F)

    DDNAME

    出力するデータセットのDD名をddnameに指定します。

    ADDRESS

    プリンターのネットワーク・アドレスおよびCFCIII記録装置名を’addr_1','addr_2',…​などの文字列で指定します。合計60バイトまで記述可能です。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BIND

    製本の方向と幅および出力の基本位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • bind_w:製本の幅を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • bind_x:出力の基準位置のX方向を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    • bind_y :出力の基準位置のY方向を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CHARSET

    UCS、文字セット、追加文字セット、文字配列テーブルなどの識別名をcsに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    COLUMN

    出力する列の範囲をc_from ~ c_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:COL)

    COMPRESS

    CFCIII装置からファックス装置に送信するデータの圧縮方式を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    COPIES

    コピー回数を1~255の符号なし整数でcopiesに指定します。OpenFrameでは255を指定した場合、1として扱います。(略語:COP)

    EXTRA

    20MB以上のデータを処理します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    FORM

    用紙搬送制御コードを1から4バイトの文字列でformに指定します。(略語:FO)

    HOPPER

    給紙口を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    IMAGEDENSITY

    CFCIIIの保有ピクセルの密度を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    KEEP

    データが指定した出力桁数を超えた場合、超過部分を次の行に出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOKEEP

    データが指定した出力桁数を超えても、超過部分を次の行に出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LAYOUT

    縮小出力を行う場合、用紙1ページに何枚の帳票を配置するかを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    LINE

    出力する行の範囲をl_from~l_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MANUAL

    手動で給紙します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MARGIN

    上余白と下余白をそれぞれm_toとm_bottomに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    MSG

    出力開始メッセージと出力終了メッセージを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOMSG

    出力開始メッセージと出力終了メッセージを出力しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NETWORK

    CFCIII装置が使用する回線の種類をTELEPHONEまたはGROUPで指定し、GROUPの場合は回線グループ番号をgroupに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOCONVERT

    無効な文字を空白に変換しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    NOTE

    noteに指定された注釈を区切り文字に付加して出力します。

    ORGN

    縮小出力を行う場合、縮小前の用紙サイズを指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OVCOPIES

    フォームオーバーレイの出力回数を ovcopies に指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    OVERLAY

    フォームオーバーレイの識別名を overlay に指定します。

    PAGELEN

    1ページあたりの最大行数とLPIをそれぞれp_linesとp_lpiに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:PA)

    PCOLUMN

    データ出力先の列範囲をpl_from~pl_toで指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PLINE

    データ出力先の行範囲を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PRINTMODE

    印刷モードを指定します。

    • PORT:縦書きで印刷します。

    • LAND:横書きで印刷します。

    • LP:LP縮小印刷モードで印刷します。

    • ZOOM:横書きで80%縮小して印刷します。

    • LZOOM:横書きで80%縮小して印刷します。

    • PZOOM:縦書きで80%縮小して印刷します。

    PRTAREA

    出力禁止領域での動作を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    REQNAME

    出力要求識別名をreqnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    STACKER

    用紙排出口を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SEPARATOR

    区切り文字の位置を指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SHEETSIZE

    用紙サイズを指定します。

    • A3:A3サイズの用紙を使用します。

    • A4:A4サイズの用紙を使用します。

    • A5:A5サイズの用紙を使用します。

    • A6:A6サイズの用紙を使用します。

    • B4:B4サイズの用紙を使用します。

    • B5:B5サイズの用紙を使用します。

    • LTR:封筒サイズの用紙を使用します。

    SIDE

    両面印刷の有無を指定します。

    • FRONT:用紙の片面に出力します。

    • BOTH:用紙の両面に出力します。

    SKIP

    行間隔をskipに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    TERMINAL

    プリンター装置に対応する記録装置名をterminalに指定します。(略語:T)

    OpenFrame環境設定のtsoサブジェクト、TERM_CLASSセクションを参照して本オペランドに対応する出力クラスが決まります。

    STANDARD

    入力データを変換しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    HEX

    入力データを16進数データに変換して出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CHAR

    出力可能な文字サイズを大きくします。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    VECTOR

    32KB以上のベクターデータを出力します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、PRTFILE文の使用例です。

    PRTFILE FILE('USER01.SEQ.FILE') TERMINAL(WTR1)

31. PUTOVL文

データセットからフォーム・オーバーレイ・パターンを取得します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    PUTOVL parameters

32. RELEASE文

実行保留状態のジョブの処理を再開します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:REL)

  • 構文

    RELEASE parameters

33. RENAME文

データセット名またはPDSのメンバー名を変更します。(略語:REN)

  • 構文

    RENAME src_dsname dst_dsname [ALIAS]
  • オペランド

    以下は、RENAMEのオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    src_dsname

    名前を変更するデータセットの既存の名前を指定します。

    dst_dsname

    名前が変更されるデータセットの新しい名前を指定します。

    ALIAS

    PDSのメンバーにエイリアスを追加します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 使用例

    以下は、RENAMEの使用例です。

    RENAME 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE'

34. RNMFILE文

データセット名あるいはPDSのメンバー名を変更します。

  • 構文

    RNMFILE src_dsname dst_dsname
            [MPASSWORD(mpassword)]
            [VOLUME(volser)]
            [ALIAS|NOALIAS]
  • オペランド

    以下は、RNMFILE文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    src_dsname

    入力データセット名を指定します。PDSのメンバー名を変更する場合は、PDS名の後ろにメンバー名を括弧で囲んで指定します。

    dst_dsname

    出力データセット名を指定します。

    MPASSWORD

    GEMファイルのメンバーにアクセスするためのパスワードをmpasswordに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:M)

    VOLUME

    データセットが含まれているボリュームのシリアル番号をvolserに指定します。データセットがカタログに存在しない場合のみ有効です。(略語:V)

    ALIAS

    PDSのメンバーにエイリアスを追加します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:A)

    NOALIAS

    データセットまたはPDSのメンバー名を変更します。(略語:N)

  • 使用例

    以下は、RNMFILEの使用例です。

    RNMFILE 'USER01.SEQ.IFILE' 'USER01.SEQ.OFILE' VOLUME(VOL1)

35. RUN文

DSNのサブコマンドであり、ユーザー・アプリケーションを実行します。

RUN文についての詳細は、OpenFrame Batch『ユーティリティリファレンスガイド』の「KEQEFT01」のコマンドの設定を参照してください。

36. SEND文

システムのコンソールにメッセージを送信します。OpenFrame Managerやtconmgrなどで該当のメッセージを確認できます。(略語:SE)

  • 構文

    SEND 'message'
    項目 説明

    message

    コンソールに送信するメッセージを指定します。

  • 使用例

    以下は、SENDの使用例です。

    SEND 'TEST MESSAGE'

37. STPWTR文

出力中に、ジョブ待機状態または一時停止状態のライターを停止します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    STPWTR name
           [CANCEL]
           [SAVE [QUICK] [TOPJOB]]
           [PAGE([+|-]n)]
           [KEY(key key_from)]
           [BACKFILE]
           [SKIPFILE]
           [BACKJOB]
    項目 説明

    name

    停止するライター名をnameに指定します。 OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CANCEL

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SAVE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    QUICK

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    TOPJOB

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    PAGE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    KEY

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BACKFILE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKJ)

    SKIPFILE

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    BACKJOB

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:BACKJ)

38. STRWTR文

停止状態のライターを起動します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

  • 構文

    STRWTR name
           [JOB(jobname1 jobname2 jobname3)]
           [FORM(form1 form2 form3)]
           [{A3|A4|A5|B4|B5|LTR} {PORT|LAND|ZOOM|LZOOM|PZOOM|LP}]
           [CHARACTERS]
           [SEPARATOR({TOPEND|TOP|END|NO|*} [SIGN|NOSIGN])]
           [TESTPRINT(n)]
           [DEVICECHECK(PAUSE|STOP)]
           [DATACHECK({PAUSE|CONT|*} {PARA|DYNLOAD|NODYNLOAD})]
           [VOL(volser)]
    項目 説明

    name

    起動するライター名をnameに指定します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    JOB

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    FORM

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    CHARACTERS

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    SEPARATOR

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。(略語:SEPA)

    TESTPRINT

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DEVICECHECK

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    DATACHECK

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

    VOL

    OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。

39. SUBMIT文

バッチ・ジョブをTJESシステムにサブミットします。(略語:SUB)

TJESシステムについては、OpenFrame Batch『TJESガイド』を参照してください。

  • 構文

    SUBMIT dsname|(dsname,...)
           [NOTIFY|NONOTIFY]
           [RUN|NORUN]
  • オペランド

    以下は、SUBMIT文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    dsname

    実行するJCLデータセット名を指定します。複数指定する場合は、括弧で囲んで記述します。

    NOTIFY

    ジョブの終了を端末に通知します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:NOT)

    NONOTIFY

    ジョブの終了を端末に通知しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:NON)

    RUN

    ジョブの実行を保留しません。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:R)

    NORUN

    ジョブの実行を保留します。OpenFrameでは構文エラーのみチェックします。 (略語:NOR)

  • 使用例

    以下は、SUBMIT文の使用例です。

    SUBMIT 'SYS1.JCLLIB(SORT01)'

40. VERIFY文

VSAMデータセットのカタログ情報を更新します。(略語:VFY)

  • 構文

    VERIFY DATASET(dsname)|FILE(ddname)
  • オペランド

    以下は、VERIFY文のオペランドについての説明です。

    オペランド 説明

    DATASET

    クラスターあるいは構成要素の名前をdsnameに指定します。(略語:DS)

    FILE

    クラスターあるいは構成要素のDD名をddnameに指定します。(略語:F)

  • 使用例

    以下は、VERIFY文の使用例です。

    VERIFY FILE(IN)