インストール前の準備
本章では、OpenFrame GWをインストールする前の準備事項および確認事項について説明します。
1. システム要件
OpenFrame GWをインストールするためのハードウェアとソフトウェアの要件は以下のとおりです。
要求事項 | |
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プラットフォーム |
Linux x86 7.0以上 (32bit, 64bit) |
Linux i686 7.0以上 (32bit, 64bit) |
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ハードウェア |
20GB以上のディスク空き容量 |
8GB以上のメモリ容量 |
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データベースのJDBC |
Tibero、Oracle、MSSQLなど、JDBCを使用するデータベースのJDBCドライバー |
ソフトウェア |
Microsoft Windowsシステム |
Chrome、Edge (Web端末を使用する場合はChromeを推奨) |
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JDK 1.8 |
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OpenFrame製品群 |
OpenFrame Base 7.1、OpenFrame OSC 7.1、OpenFrame OSI 7.2、OpenFrame AIM 7.1以上 |
WAS製品群 |
JEUS 8.5 |
OpenFrame GW 7以上のバージョンは、Webアプリケーション・サーバー(WAS)上で実行される製品です。したがって、サポートするプラットフォーム情報は、OpenFrame GWが実行されるWAS(JEUS 8.5)のサポート情報に従います。 |
2. OpenFrame製品群とJEUSのインストールの確認
OpenFrame GWは、他の独立した製品から影響を受けます。OpenFrame GWを使用するには、以下の製品がインストールされている必要があります。
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JEUS 8.5
OpenFrame GWが提供するWeb端末の使用やインストール・ファイルの自動設定機能は、JEUS 7 Fix#4からサポートしています。旧バージョンを使用している場合は、スクリプトを実行して必要な設定を手動で行ってください。
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OpenFrame製品群
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OpenFrame Base 7.1以上
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3. 環境変数の設定
OpenFrame GWをインストールする前に環境変数を確認します。システムにJava 1.8以上のバージョンがインストールされており、かつJava関連の環境変数が正しく設定されている必要があります。
以下の方法で、Javaのバージョンを確認することができます。
$tmaxh9@oframe1:/data3/oframe1>java -version
openjdk version "1.8.0_322"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_322-b06)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.322-b06, mixed mode)
4. ライセンス・ポリシー
OpenFrame GWのライセンス・ポリシーは、CPUの数とホスト名でチェックします。
JEUSサーバーの起動時にライセンス・チェックが行われ、ライセンスの整合性を確認します。そのため、事前にOpenFrame GWのライセンスを取得して以下のディレクトリに格納してから、JEUSを起動する必要があります。
OpenFrame GWのインストール時に、ユーザー指定のディレクトリに自動でコピーされます。
$JEUS_HOME/domains/<domain_name>/servers/<server_name>/lib/application/ofgwconf/license