OpenFrame NDBの運用
本章では、OpenFrame NDBのデータセットの作成と削除方法および索引の管理方法について説明します。
1. データベースの作成と削除
NDBデータベースを作成するには、データベースの物理構造や索引などを定義したスキーマがシステムに登録されている必要があります。ADLスキーマ・コマンドで構成されたスキーマ・ファイルを作成した後、ndbadlgenツールを使用して登録します。
NDBツールの詳細については、 OpenFrame NDBのツール を参照してください。 |
UNIXプロンプト上で直接ツールを呼び出して、NDBを作成または作成することができます。
一般的なデータベースの作成手順は次のとおりです。

2. 索引と拡張索引の作成と削除
索引と拡張索引は、NDBでデータベースの索引として管理されます。したがって、索引と拡張索引の作成は、ndbmgrツールによって関連のデータベースが作成されるときに一緒に作成されます。
3. データベースの再編成
次は、データベースの再編成が必要な場合です。
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データの再配置
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データベース構造の変更
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データベースの移動と拡張索引の再編成
データベースのレコード構造によって再編成の手順が異なります。レコード構造には、ツリー構造とネットワーク構造があります。ツリー構造は、アンロードとリロードだけでデータの再編成が行われます。ただし、富士通AIM/DBのネットワーク構造の場合は、アンロードとリロードに加え、中間データのソート処理などの追加作業が必要です。
NDBでは、ツリー構造のアンロードとリロードだけで再編成が可能です。一般的なデータベースの再編成手順は以下のとおりです。

4. データベース・データの移動
NDBでは、ndbimportツールとndbexportツールを使用してデータベースを移動することをお勧めしています。
データベースの移動に使用されるツールの詳細については、 OpenFrame NDBのツール を参照してください。 |