IMSBATCHプロシージャ

本付録では、IMS/DCでBMPを使用するために提供するIMSBATCHプロシージャを、OSIで使用するための方法について説明します。

IMS/DCでBMPはDFSRRC00というユーティリティを使用して起動し、通常IMSBATCHプロシージャを使用します。OSIではIMSBATCHプロシージャを提供しませんが、IMS/DCのようにDFSRRC00というHiDBパッケージが提供するユーティリティを使用してBMPを起動します。

以下は、IMSBATCHプロシージャの例です。太字で記述されている部分がOSIでサポートするパラメータ項目です。

//      PROC MBR=TEMPNAME,PSB=,IN=,OUT=,
//           OPT=N,SPIE=0,TEST=0,DIRCA=000,
//           PRLD=,STIMER=,CKPTID=,PARDLI=,
//           CPUTIME=,NBA=,OBA=,IMSID=,AGN=,
//           SSM=,PREINIT=,RGN=56K,SOUT=A,
//           SYS2=,ALTID=,APARM=,LOCKMAX=
//*
//G     EXEC PGM=DFSRRC00,REGION=&RGN,
//           PARM=(BMP,&MBR,&PSB,&IN,&OUT,
//           &OPT&SPIE&TEST&DIRCA,&PRLD,
//           &STIMER,&CKPTID,&PARDLI,&CPUTIME,
//           &NBA,&OBA,&IMSID,&AGN,&SSM,
//            &PREINIT,&ALTID,
//             ’&APARM’,&LOCKMAX)
//STEPLIB  DD DSN=IMS.&SYS2.SDFSRESL,DISP=SHR
//         DD DSN=IMS.&SYS2.PGMLIB,DISP=SHR
//PROCLIB  DD DSN=IMS.&SYS2.PROCLIB,DISP=SHR
//SYSUDUMP DD SYSOUT=&SOUT,
//         DCB=(LRECL=121,RECFM=VBA,BLKSIZE=3129),
//         SPACE=(125,(2500,100),RLSE,,ROUND)

OSIでBMPを起動するためにDFSRRC00に提供されるPARMのうち、以下のようなパラメータをサポートします。

パラメータ 説明

MBR

アプリケーション・プログラム名を指定します。

PSB

PSB名がアプリケーション・プログラム名と異なる場合にPSB名を指定するオプション・パラメータです。

IN

入力トランザクション・コードを指定します。パラメータを省略した場合は、バッチ指向BMPとして処理されます。

OUT

出力トランザクション・コードを指定します。INパラメータが指定されている場合は無視されます。

IMSID

オペレーティング・システムで使用されるIMSシステムの識別子です。