WORKSTATION

本章では、ワークステーションの接続と終了、および状態の確認を行うコマンドの使用方法について説明します。

1. DISPLAY WS

現在、OpenFrame AIMシステムに接続しているワークステーションの状態を表示します。

  • 使用方法

    -+-DISPLAY-+-WS-+--------------------------------------------------+-
 '-D-------'    |-,WS=workstation-name-----------------------------|
                '-+----------------+--+--------------------------+-'
                  |                |  '-,PRFX=workstation-prefix-'
                  '-,MODE=-+-----+-'
                           '-ALL-'
    オペランド 説明

    WS=workstation-name

    出力するワークステーション名を入力します。

    MODE= ALL

    出力するワークステーションの範囲を指定します。

    PRFX=workstation-prefix

    出力するワークステーション名の接頭辞を指定します。

  • 出力リスト

    項目 説明

    WS NAME

    ワークステーション名です。

    CONNECT

    ワークステーションの接続情報です。

    • LOGON：ワークステーションがOpenFrame AIMにログオンしている状態

    • LOGOFF：ワークステーションがログオフしている状態

    • PATHON：ワークステーションが特定のプロシージャにPATHONしている状態

    STATE

    ワークステーションの状態です。

    • IDLE：送受信するメッセージがない状態

    • BUSY：受信された入力を処理している状態

    MQN NAME

    ワークステーションと関連付けられているMQN名です。

    PRC NAME

    ワークステーションと関連付けられているプロシージャ名です。

  • 使用例

    • 出力結果がある場合

      aimcmd -c 'DISPLAY WS,MODE=ALL'
      WS NAME     CONNECT            STATE       MQN NAME    PRC NAME
UGSSSC00    PATHON             IDLE        OIVPMQN     OIVPPROC
aimcmd: command execution done

    • 出力結果がない場合

      aimcmd -c 'DISPLAY WS,MODE=ALL,PRFX=TERM'
      WS NAME     CONNECT            STATE       MQN NAME    PRC NAME
-------- NOTHING --------
aimcmd: command execution done

2. LOGON

ワークステーションをOpenFrame AIMシステムに接続します。同コマンドは、端末でのみ入力可能です。

  • 使用方法

    -LOGON-+-AIM-+---------------------------------------+-+-
       |     '-,workstation-name-+-----------------+-' |
       |                         '-,procedure-name-'   |
       '-APPLID(AIM)-----------------------------------'
    オペランド 説明

    workstation-name

    接続する端末のワークステーション名を入力します。

    procedure-name

    ログオンと同時に指定したプロシージャへの関連付けが行われます。

  • 使用例

    LOGON AIM,OIVPTRM1,OIVPPROC

3. SLOGON

特定のワークステーションを指定してOpenFrame AIMシステムに接続します。

  • 使用方法

    -SLOGON workstation-name-+-----------------+-
                         '-,procedure-name-'
    オペランド 説明

    workstation-name

    接続する端末のワークステーション名を入力します。

    procedure-name

    ログオンと同時に指定したプロシージャへの関連付けが行われます。

  • 使用例

    aimcmd -c 'SLOGON OIVPTRM1,OIVPPROC'

4. SLOGOFF

OpenFrame AIMに接続している特定のワークステーションの接続を終了します。

  • 使用方法

    -SLOGOFF workstation-name-+------------+-
                          |      .-F-. |
                          '-,MD=-+---+-'
                                 '-E-'
    オペランド 説明

    workstation-name

    接続を終了する端末のワークステーション名を入力します。

    MD=F|E

    終了タイプを指定します。

    • F：同期化の終了（デフォルト値）

    • E：強制終了

  • 使用例

    aimcmd -c 'SLOGOFF OIVPTRM1'

5. SPATHON

OpenFrame AIMに接続されている特定のワークステーションに対してプロシージャを関連付けます。

  • 使用方法

    -SPATHON-workstation-name-,procedure-name-
    オペランド 説明

    workstation-name

    関連付ける端末のワークステーション名を指定します。

    procedure-name

    関連付けるプロシージャ名を指定します。

  • 使用例

    aimcmd -c 'SPATHON OIVPTRM1,OIVPPROC'

6. SPATHOF

OpenFrame AIMに接続されており、プロシージャが関連付けられている特定のワークステーションに対して、そのプロシージャの関連付けを解除します。

  • 使用方法

    -SPATHOF-workstation-name-
    オペランド 説明

    workstation-name

    関連付けを解除する端末のワークステーション名を指定します。

  • 使用例

    aimcmd -c 'SPATHOF OIVPTRM1'