USER ABEND

アプリケーションでABENDを呼び出す機能です。

アプリケーションの実行中にABENDを呼び出すと、バッチ業務ではプロセスが即終了し、オンライン業務ではユーザー画面にABENDが発生したというメッセージが出力されます。オンライン業務でのABENDは最大発生回数を指定することができ、DISPLAY ACPコマンドで現在まで発生したABEND回数を確認できます。

  1. ABENDの最大発生回数の設定方法については、OpenFrame AIM『リソースガイド』の「MQN(Presentation File)」を参照してください。

  2. AIMコマンドの詳細については、OpenFrame AIM『コマンドリファレンスガイド』の「DISPLAY ACP」を参照してください。

以下は、USER ABENDを呼び出すAPIです。

int OFUSRABN(int *abendcode)

アプリケーション内でABENDを呼び出すためには、以下のように使用します。

WORKING-STORAGE SECTION.
01 ABEND-CODE-VAR PIC S9(9) COMP-5
...
PROCEDURE DIVISION.
CALL 'OFUSRABN' USING BY REFERENCE ABEND-CODE-VAR
END-CALL.

オンライン業務では、ユーザーがABENDを呼び出すときに送信するABENDコードはUSING BY REFERENCEで指定し、送信するABENDコード値に応じて端末に出力するメッセージを指定することができます。

ABENDコードとメッセージの登録については、OpenFrame AIM『ツールリファレンスガイド』の「aimabegen」を参照してください。